「きっかけ(CUE)」

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『10周年』

2009年05月07日 | 諸々・various


来島海峡大橋(くるしまかいきょう おおはし)は愛媛県今治市 瀬戸内海の来島海峡を跨いで大島と四国を結ぶ長大橋で
来島海峡第一大橋 来島海峡第二大橋 来島海峡第三大橋の総称 本州四国連絡橋の尾道・今治ルートを構成する橋の一つ

3つの長大橋梁により構成された世界初の3連吊り橋であり全長は4105mである
中央が西瀬戸自動車道(しまなみ海道)で北側に自転車歩行者道 南側にバイク道を併設している 夜間はライトアップされる

本州と四国を結ぶ 本州四国連絡橋 
その3つの中で 最後に尾道(広島)~今治(愛媛)を結ぶ しまなみ海道が開通し 早や10周年となりました

開通当初は何十kmって 大渋滞もおこしましたが その後はすっかり通行量も落ち込みます
何故なら 普通運賃をキロ数で 換算すると日本の高速道で一番高額になるから…これでは 利用者増は見込めません

ところが 今年になり麻生首相の景気回復策により まさかまさかの ETC利用で休日1日=1000円に
写真では分かり難いと思いますが 本線の車まったく動いてません=つまり開通当初以来の大渋滞なのですよ 皮肉なものですね

あと 橋がつながり これまで住民の足だった渡船がかなり廃止され ETCがさらに拍車をかけました 
その現状に市民団体が署名集め
「 船が減便・廃止されてる今 これからの生活道路として重要なのだから 平日などでももっと安くして」って市長に嘆願しましたが
これ以上の行政の支援を加えた引き下げは難しいようです

僕はこの採算を度外視した尾道~今治ルートの 必要性には否定的でした 瀬戸内海は穏やかだから渡船が出ないほど荒れることも少ないしね 
でも これだけのもの造って 爆破して破壊するなんて出来ませんから 
なんとか観光ルートとして 繁栄してほしいものです ではまた