カンスの背の上で

たまには火を吹け! カンス! ほれほれ!
              (ボッ!) 

Cat-Walk

2007-12-03 23:54:06 | 竜の学校


 Cat-Walk

 小生の好きな単語である。

    舞台や客席の上にある細い点検用の通路のこと。 

 演劇の世界にいたこともある小生にとっては

    お馴染みの用語であり お馴染みの場所でもある。

 

 登ったことがある人は あんまり多くないでしょう。

 慣れていないと もの凄く おっかない場所でもあるのだが…

 昇ると なんだか ウキウキしちゃうのである。

 

    舞台の ぜぇぇぇぇ~んぶが 見えちゃうのである。

       舞台も 舞台裏も 客席も…

       役者さんも 裏方さんも お客さんも…

    何もかもが ぜぇぇぇ~んぶ 見えちゃうのである。

 

 きっと 人間界を見ている神様は こんな気持ちなんだろう。

 

 あぁぁぁぁ あんなとこで ジタバタしている奴がいるよ。

 おぉぉぉ  こっちでは 盛り上がってるよ。

 うぅぅぅぅ  こら!そこ! そんなに泣くなってば。

      なんて… 神様は Cat-Walk から

      我々を きっと ニヤニヤしながら 見ているのである。

 

       

      舞台の Cat Walk から 下を覗いていると…

      妙に 下の役者さんたちが 小さく見える。

      「そんなに ジタバタしたって しゃ~ないじゃん。」

             なんて 勝手に 悟ってしまうことがある。

      大声で 役者を怒鳴りつけている…

             ブタカン(舞台監督)さんを…

      「ケッ! 小者がぁ~ 何を偉そうに!」なんて

              鎧袖一触しちゃったりするのである。

 

        

       下界の生活に いささか疲れたので

       ちょっと 高みに登りたいような気がする夜です。

       幻のCat Walk を よいしょ&よいしょと 登って

       神様の横で 人間界を 眺めていたいような気がします。

      

       君の頭の上に… Cat Walk があったら便利なのに。

            ないんだんぁ~ これが…(コンチクショウメ)

 

       高みに登る方法を

       今度 ダニエル・ジャクソン博士に 伺うことにしよう。

       彼なら きっと 教えてくれるだろう。

 

       あれ? 高みの存在は 

           下界の人に干渉できないんだっけ?

           ありゃりゃ? それは ちと つまらんねぇ~

 

       こんなことを 考えているようじゃ

       高みの存在には いつまでもたっても なれないね。

                          ははは。(ため息)

 

          

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相談に来るときは。

2007-12-03 19:13:33 | 竜の学校


 誰かが 僕のところに 相談に来るときは

 相談者の心の中では…

 すでに80%の確率で 結論が出ている。

 

      それを 「ウンウン」と言って 聞いてあげるのが

      僕の仕事なのである。

      それで 良いと 僕は 思う。

      みんな もう… 大人だもん。

           そうじゃないかね?

 

  当然 20%の確率で 頭の中が 真っ白な方も登場するが…

  この時だって 僕は 何かをアドバイスするわけではない。

     

      「んで?」を連発しながら ニコニコ笑っていれば

      そのうち 勝手に 起承転結できるのじゃな。

      それで 十分だと思う。うん。

      だって みんな もう 大人だもん。

 

  本当に 苦悩している方は 僕の前に現れない。

  そっちの方が よっぽど 心配だが…

  穴にもぐった 熊さんを 無理やり 娑婆に 引っ張り出すのは

  どうも 苦手なんである。

      心配ではあるが…

      そのうち ひょっこり 穴から 顔を出すだろ? と…

      のんびり構えることに 最近はしているのだ。

      

  結局 僕は 何にもしていない。

  若い頃は 無力感や焦燥感もあったけど  

     今は 「こんなもんじゃろ?」と 思ってる。

 

  10年前の生徒は こう言った

    「センセを廊下で見かけると 無意味に緊張しちゃうの。」と…

  今の生徒は こう言う。

    「センセを見ると なんだか 安心できるの。」

  ははは。それだけ 年齢を重ねたのかもな。

  

  考えてみれば 今の生徒は 我が子同然の年齢である。

       いつのまにやら 「バリバリ鬼軍曹」が…

       「ちょっと小言の多いパパ状態」になってる。(苦笑)

  もう10年もすれば 孫同然の連中が 高校生になるのか…

       そうだな…そんときは

       良き…お爺ちゃんに 僕はなりたいね。

 

 

  今日は 時代を先取りして

  お爺ちゃんのお仕事を沢山しました。

  「はい。はい。呼んだかね? 何か用かね?」ってな具合です。

 

                 雪…沢山 降っています。

                 思いっきり 北国してます。

                 明日は 朝から 雪かきかね?

 

 

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