YUMMY KIWIFRUIT CAFE

ニュージーランド移住の主婦が文化の違いに奮闘しながら伝える日々の出来事や食生活。

角煮のおやきに温か九州のだご汁

2005-10-20 | cooking

昨夜は旦那の会社のパーティーで遅くなり、しかも写真も撮れませんでした。というか、周りのお偉いさんがいっぱいいる中、なかなかそんな勇気持とうと思う方が難しいもので、、、、。でも、さすが高級なレストランだけあり、出てくるものはかなりの質と技の高さ、、、、。これからの私の料理の研究のためにもと、一生懸命味わいながら食べました。そんな私が食べたものは名前は長すぎだったので覚えることは断念しましたが、なにやらパルメザン入りのシューケースの中に生のトロとアボカドを混ぜたものが入ってる、とってもおもしろい一品でした。それについてきたクリーム状のソースが美味しく、一生懸命この味を覚えよう、覚えようと頑張ったのはいいものの、2杯のワインはいい感じに私の舌を鈍くさせてくれました(いや~ついついおいしくて、、、)そして、メインは白魚のムニエルのようなものを頼みました。(やっぱり、名前が覚えれない、、、酒のせい?)またこれが美味しくて、お腹一杯になりながらも平らげてしまいました。でも、さすがにデザートを頼む時にはお腹も妊婦のようになっていたので、旦那と半分することに。(でも食べてるし、、、)頼んだのはくるみのタルトにピーナッツアイスが添えてあるもの。このデザートはちょっと私には甘すぎで、ほとんど旦那が食べておりました。

いろんな人のいろんな経験話や、勉強になる話など、すごく充実した時間をすごせました。でも、旦那曰く、次の日の仕事(つまり今日)、皆さんやっぱり、二日酔いやら、疲れなどで死んでいたようですほどほどが一番、、、、。

すっかり昨日の話で長くなってしまいました。、ま、私が言いたかったことはなれない高級レストランでの食事も楽しかったと言うことです。(簡潔すぎ、、、)そして、こちらが今日作った角煮入りのお焼きです。やっぱり、こってりした洋食の後にはどうもこういう日本らしい食べ物が恋しくなるようです。そして早速つくったお焼きは大成功。そば粉が無いので、ライ麦粉を入れて見たらこれがまたまた正解。

中身はこんな感じ。この写真を撮っている間中、旦那のお腹はぐ~ぐ~と食を欲するハーモニーを休む事無く奏でておりました。撮ってる間中、悲しそうに見守る旦那の顔は何だかお預けをされてる犬のよう。飼い犬にかまれそうにならないか心配しながらやっと撮影終了。香ばしい香りと、角煮の濃厚な具がとっても美味しくて、旦那ぱくぱくといつの間にか3個もたべ、飽きずに明日のランチにも持っていくと宣言しておりました。(というか私の分は、、、、?

こちらは、九州の郷土料理だご汁です。小麦粉と水と塩を耳たぶぐらいの硬さに丸めて、それをちぎりながらスープに入れて出来上がるものは、何とも持ち持ちとした触感の、ある意味すごく食べ応えがあるスープです。

これが、小麦粉で作った団子です。そんなぷりぷりした触感がまたまた食欲を誘い、これまた白味噌のスープに合う!!今回は鶏肉をしょうが、青葱と一緒に弱火でじっくり煮てたっぷりダシをとり、そこに野菜を投入。野菜が煮えたら少し白味噌を加え、そこで小麦粉で作った団子をちぎりながら入れます。最後にはお味噌とかつおだし、醤油で味を見ながら好みの味付けにしていきます。

この九州の郷土料理の一つ、実は母から学んだもの、、といっても手とり足とり習った覚えがないんですけど、母の味は体が覚えております。そんな母は九州生まれの九州育ち。よく寒い日にはこんな温かいスープを作って待っていてくれました。母はよくこれにささがきごぼうを入れて、豚肉のダシで作ってくれたのですが、もちろんここNZには、ごぼうなんてものはほしくても手に入りません。だから今夜は鶏肉と野菜で作りましたが、これがなかなか鶏肉からいいダシがとれ、野菜もこのダシを吸ってとってもおいしい。今日のような久しぶりに雨の降る寒い日なんかにはもってこいのスープじゃないかな、、。何だか母の有り難味を感じた今日この頃

明日は女友達4人で飲みに行く事に。いや~楽しみだな。。

母の味にはまだまだ追いつかない私に今日もこのポチッを、、。

 と