ランチの話しは後にすることにして、
14時から参観の桂離宮へ。
参観料は以前は修学院離宮と同じく無料でしたが、
現在は千円となっています。
さて、この日の14時からの部は2組に分かれて
各10人ほど。
少人数でとても見学しやすいです。

14時になりましたので、出発です。
桂離宮の総面積は約6万9千㎡。
修学院離宮が周囲の山林や水田を含めて54万5千㎡ありましたから
狭く感じます。
桂離宮は八条宮家により宮家の別荘として創建されたもの。
回遊式庭園と数奇屋風の純日本風建築物とで構成。
日本の美がつまった場所なのです。
複雑に入り組む池、土橋・板橋・石橋、茶室に書院
灯籠や手水鉢、飛び石、入江に洲浜、築山、山里とこの空間に
日本の美がぎっしり。
また四季を通して楽しめるようになっています。
京都御所、京都大宮御所、京都仙洞御所、修学院離宮とともに
皇室用財産として宮内庁の管轄です。
まずは、御幸門から

御幸道へ。
午後からの陽射しが道を銀色に照らします。

「霰こぼし」といわれる丸い小石を敷き詰めて
水はけよく工夫されています。
また奥行きを出すため通路の幅も手前と奥では変えてあるそうです。
そして、茶室松琴亭の待合いの外腰掛。

腰掛の前の蘇鉄が冬に備えて藁で雪囲いの作業中。

「行の延段」は、自然石と切り石がミックスされたもので、
色々な石畳みも魅力的です。


池の向こうに見えてきたお茶室。

洲浜と天橋立をイメージ。


お茶室の松琴亭、
桂離宮で最も格の高い茅葺入母屋造りの茶室です。


この青と白の市松模様の襖は今見てもモダンだわぁ。


茶室側から見た池。

水面の光がゆらゆら反射してるのも素敵。


そこから次は橋を渡って、


賞花亭へ。

苑内で最も高い位置にあります。

「峠の茶屋」を意識されていて
コの字に腰掛けるだけの畳式の茶屋という感じ。
そして園林堂へ。


持仏堂で、歴代の宮家の位牌が安置されていましたが、
現在は安置されているものはなく建物だけが残っています。


振り返って見た園林堂、景色に溶け込んでいます。

次に笑意軒へ。
田舎屋風の茶室。


6つの丸い下地窓はそれぞれ下地の組合せを変えているとか。
広々と見せる配慮のされた内部。



それから書院群の方へ。
現在は書院群は復旧工事中でした。


よって月見台も撤去されていて、
最後に月波楼へ。

池辺に建つ茶亭、
月を見るのによい位置にありますが、
池も緑も額縁のように切り取られて見えますね。


この時間は逆光で市松模様が綺麗に見えるのですよ!
と案内係の人が教えて下さいました~。

少し拡大して。。。

ホントだ、美しいですね


これにて、小一時間の参観終了。
見応えがありました。
また季節を変えて参観したいと思い、
クニパが行きたいと言うので
もう来年の予約を済ませています
秋も良かったけれど、冬景色を見に行く予定。
それと実はちょっと確認したいことがあったのだけれど、
新御殿と楽器の間にあって、次回も見学不可だわ。
確認したかったこととは、
実は家で昔から使っていた箸置きがあって、
母親が買ってくれたもので、
それが桂離宮の図案だと私は知らず、
松江の足立美術館に行った時に
初めて桂離宮の釘隠しと襖引手と知りました。
それで桂離宮で本物のその釘隠しと引手を探そう!と。
これです↓(メルカリより拝借)

今家に残っているのは水仙のみ。
この水仙は釘隠しで新御殿にあるらしい。
唯一見つけたのはこれ!

笑意軒にありましたよ!
他の3つは新御殿と楽器の間にあるので
工事は来年11月までなので次回も見るのは無理~、残念
最後にマンホールデザインも宮内庁の「宮」入りをGet。

よく歩いた日で、23,407歩でした
次にランチとお茶休憩の記事に続きます
ご訪問ありがとうございます
14時から参観の桂離宮へ。
参観料は以前は修学院離宮と同じく無料でしたが、
現在は千円となっています。
さて、この日の14時からの部は2組に分かれて
各10人ほど。
少人数でとても見学しやすいです。

14時になりましたので、出発です。
桂離宮の総面積は約6万9千㎡。
修学院離宮が周囲の山林や水田を含めて54万5千㎡ありましたから
狭く感じます。
桂離宮は八条宮家により宮家の別荘として創建されたもの。
回遊式庭園と数奇屋風の純日本風建築物とで構成。
日本の美がつまった場所なのです。
複雑に入り組む池、土橋・板橋・石橋、茶室に書院
灯籠や手水鉢、飛び石、入江に洲浜、築山、山里とこの空間に
日本の美がぎっしり。
また四季を通して楽しめるようになっています。
京都御所、京都大宮御所、京都仙洞御所、修学院離宮とともに
皇室用財産として宮内庁の管轄です。
まずは、御幸門から

御幸道へ。
午後からの陽射しが道を銀色に照らします。

「霰こぼし」といわれる丸い小石を敷き詰めて
水はけよく工夫されています。
また奥行きを出すため通路の幅も手前と奥では変えてあるそうです。
そして、茶室松琴亭の待合いの外腰掛。

腰掛の前の蘇鉄が冬に備えて藁で雪囲いの作業中。

「行の延段」は、自然石と切り石がミックスされたもので、
色々な石畳みも魅力的です。


池の向こうに見えてきたお茶室。

洲浜と天橋立をイメージ。


お茶室の松琴亭、
桂離宮で最も格の高い茅葺入母屋造りの茶室です。


この青と白の市松模様の襖は今見てもモダンだわぁ。


茶室側から見た池。

水面の光がゆらゆら反射してるのも素敵。


そこから次は橋を渡って、


賞花亭へ。

苑内で最も高い位置にあります。

「峠の茶屋」を意識されていて
コの字に腰掛けるだけの畳式の茶屋という感じ。
そして園林堂へ。


持仏堂で、歴代の宮家の位牌が安置されていましたが、
現在は安置されているものはなく建物だけが残っています。


振り返って見た園林堂、景色に溶け込んでいます。

次に笑意軒へ。
田舎屋風の茶室。


6つの丸い下地窓はそれぞれ下地の組合せを変えているとか。
広々と見せる配慮のされた内部。



それから書院群の方へ。
現在は書院群は復旧工事中でした。


よって月見台も撤去されていて、
最後に月波楼へ。

池辺に建つ茶亭、
月を見るのによい位置にありますが、
池も緑も額縁のように切り取られて見えますね。


この時間は逆光で市松模様が綺麗に見えるのですよ!
と案内係の人が教えて下さいました~。

少し拡大して。。。

ホントだ、美しいですね



これにて、小一時間の参観終了。
見応えがありました。
また季節を変えて参観したいと思い、
クニパが行きたいと言うので
もう来年の予約を済ませています

秋も良かったけれど、冬景色を見に行く予定。
それと実はちょっと確認したいことがあったのだけれど、
新御殿と楽器の間にあって、次回も見学不可だわ。
確認したかったこととは、
実は家で昔から使っていた箸置きがあって、
母親が買ってくれたもので、
それが桂離宮の図案だと私は知らず、
松江の足立美術館に行った時に
初めて桂離宮の釘隠しと襖引手と知りました。
それで桂離宮で本物のその釘隠しと引手を探そう!と。
これです↓(メルカリより拝借)

今家に残っているのは水仙のみ。
この水仙は釘隠しで新御殿にあるらしい。
唯一見つけたのはこれ!

笑意軒にありましたよ!
他の3つは新御殿と楽器の間にあるので
工事は来年11月までなので次回も見るのは無理~、残念

最後にマンホールデザインも宮内庁の「宮」入りをGet。

よく歩いた日で、23,407歩でした

次にランチとお茶休憩の記事に続きます

