『こころげそう』畠中 恵/光文社文庫
「しゃばけ」シリーズでお馴染みの畠中恵さんの時代小説。
妖怪ファンタジーばかり書いてる作家さんかと思いきや、こんな恋物語も書かれていたのですね。
タイトルのこころげそう(心化粧)とは、口には言わないが内心恋い焦がれることだそう。
岡っ引きの元で働く下っ引きの宇多と、その幼馴染の男女9人の捕り物/ミステリーをまじえた恋愛物語。
ハッピーエンドではないけど、清々しさが残る一冊でした。
20歳前後の恋愛って。。。あ~どんだけ昔話になったことやら・笑
『独女日記』藤堂志津子/幻冬舎(2011年10月)
おひとりさま(61歳)+愛犬(1歳)で暮すってこういうこと!
トードー先生、”老い”を飾らず自己観察。しみじみ笑える爽快エッセイ。~帯より~
「独女(ドクジョ)」って声に出して読むと「毒女」を連想してしまってドキッ・笑
自分にも遅からずいずれやってくる60代。
60代ってこんな感じ。。。って、もう大分心身の老いがよ~く解る年齢になってきておりますが。
それにしても散歩ぎらいな犬がいるとは初めて知りました(笑)
パート2も出たところでそっちもまた借りて読も。
『巣立ち』『狐狸の恋』~お鳥見女房~諸田玲子/新潮文庫
『幽霊の涙』~お鳥見女房~ 諸田玲子/新潮社
お鳥見女房人気シリーズの第4・5・6弾、一気読み~♪
第5弾あたりでちょっと話が単調になりかけたものの第6弾ではまたハラハラうるうる。。。
時代小説版ホームドラマ、最新作の出るのが待ち遠しい。
『「また会いたい」と思われる人の38のルール』吉原珠央/幻冬舎(2009年10月)
・人生はたった1秒の反応で決まる
・思ったことをそのまましゃべるな
・表情の印象は5ミリで変わる
・ほめられたら、第一声は「ありがとう」
・人には「笑い」よりも「感動」を与えよう
・カチンときたら「ゆるゆる作戦」
・ドン引きされる余計な一言は使うな
等など、こういう場合の切替し方に「なるほど!」と想像以上に参考になった一冊。
12月発売の新刊は”44のルール”って少し増えてますね・・・でも読んでみようかな。