


という例の出だしで始まりました。
そして芥川さんの「ハードボイルドGメン75、熱い心を・・・」のナレーションと共に、
滑走路をGメンたちがゆっくりと颯爽と歩いてきます。
「おおお~っ、丹波さん若い、カッコイイ」

まず見たのは105話、「香港ーマカオ警察ギャング」

銀行強盗があったが、どうやら警察内部に犯罪に関わっていた人間がいたという話。
若林豪さん扮する捜査一課の立花警部補が、犯人逃亡中に妻子を車で引き殺され、
Gメンとは別に強引に単独捜査する。
犯罪の黒幕に香港マフィアがいて、義理の弟の外事課の刑事も加担しているということで
立花警部補は香港、マカオへ。
妹が夫(義理の弟)に会いにマカオにきているところへ立花警部がいきなり現れ、
いきなりビンタの嵐

バイオレンスである。
妹が夫(義理の弟)とビクトリアピークでひそかに会う。
おおーっ!ピークトラム

あっ、ピークの斜面に高層マンションが。
ま、まさか30年前にすでにあったのか!

いや話がそれました。
妹夫婦はいきなり、立花の前で撃ち殺される。
おおーっ、Gメンもいるのになんと無防備

そしていよいよ香港マフィアの本拠地に乗り込む立花とGメンたち。
そしてマフィアの親分を確保。
そのとき、警察内の首謀者(キャプテンウルトラの人)がダッーと逃げ出した。
立花警部補はなんのためらいもなく、ダッーンと射殺
おいおい、いくら犯罪者でも無抵抗な人間のそれも背中を撃つか

それにここは日本じゃないぞ、と思いつつ・・・ハードボイルド。
まあ時代の違いでの感覚の違いはあれど、面白かったです。
なんといってもエネルギーが今の軽いTVドラマとは違います。
それに俳優が皆かっこいいです。
丹波さんも夏木夕介も。なんといっても若林豪!
日本人というよりスペイン人かポルトガル人のような濃い顔。
しぶい、しぶすぎる


今の30から40代くらいでこんなスーツがビシッと似合うカッコイイ俳優はいないでしょう。
香港の30年前の町並みを見るつもりだったのですが、
ドラマの面白さにひきこまれました。
Gメン最高です
