虹色雑談

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ガブリンチョ!獣電戦隊キョウリュウジャー!!

2013-01-27 22:08:07 | ヒーロー

 本日1月27日、東京ドームシティのプリズムホールにて開催された、2月17日より放映開始のスーパー戦隊シリーズ第37作目「獣電戦隊キョウリュウジャー」のプレミアム発表会に行って参りました。去年同様、弟の仕事の都合で日曜になりました。

 会場内には現在公開中の映画「特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー」に合わせ、ゴーカイジャーとゴーバスターズ、合計11人の立ち人形がありました。バンダイのコーナーでは例年にならい、キョウリュウジャーの関連玩具の展示がありました。2008年のゴーオンジャー以降、スーパー戦隊シリーズには様々な玩具と連動するキーアイテムが存在していました(炎神ソウル、秘伝ディスク、ゴセイカード、レンジャーキー)が、昨年のゴーバスターズにはそのようなキーアイテムがなく、さらに合体ユニット数の激減等もあり、一昨年のゴーカイジャーより相当売上的に苦戦しました(ある程度売上低下は予想されてましたが結果が予想以上)。その反省を活かしてか、今回のキョウリュウジャーではキーアイテムが復活、その名もズバリ「獣電池」!!名前の通り電池型のアイテムで、武器であり変身アイテムでもある変身銃ガブリボルバーを始め、それと合体する剣・ガブリカリバー、ロボであるキョウリュウジンの合体ユニット・獣電竜等、様々な玩具と連動します。獣電池は電池である以上、設定においても、基地であるスピリットベース、各戦士のベルトの獣電モバックルで「充電=ブレイブイン」します。今回プレミア発表会の前売り券を購入した人は、入場時にポスターと一緒に、会場限定の獣電池が貰えました(例年はダイスオーカード)。玩具としての獣電池自体には、炎神ソウルのような音声ギミックなどは搭載されていませんが、恐竜の頭部にあたる箇所にボタンがあり、これを押すことで内部のイラストプレートが回転、別の絵が出現する仕組みです。これで劇中のブレイブイン(満タン)状態とチャージ(空っぽ)状態を再現、さらに両端には突起のようなものがあるので、おそらくこの突起の配列や組み合わせで玩具が認識するのでしょう。レンジャーキーより小さいのでかさばりません。変身アイテム・ガブリボルバーは先述の通り、武器も兼ねる銃型。ビート&スタッグバスターや仮面ライダーディエンドも銃で変身し、変身アイテムが武器も兼ねましたが、デフォルトメンバーで本格的な武器も兼ねる変身アイテムは戦隊では早々にありません。全獣電池対応だそうなので、様々な音声ギミックが楽しめます。
 ロボの方はキョウリュウジンの展示及び変形体験が出来るコーナーがありました。口の中に獣電池を入れることで音声ギミックがなる仕組みですが、デフォルトはレッドのガブティラ(ティラノサウルス)、ブルーのステゴッチ(ステゴサウルス)、ピンクのドリケラ(トリケラトプス)の3体で、ブラックのパラサガン(パラサウロロフス)、グリーンのザクトル(ラプトル)は換装合体仕様です。しかも普通なら頭部や機首側が腕先や足先になるのに反して、頭部がコネクト側になります。これは「カミツキ合体」という仕様で、コネクトさせることでサンバのリズム音声がなり、しかも合体パターンによってその音声もかわるとのこと。かみついて合体するという斬新な発想に驚きです。やはりバスターマシンシリーズの合体が難しかったこともあり、胴体に腕が合体するという、至極単純なパターンになりましたが、それを補うために、パターンによってドッキング音声が異なるという仕様になったと考えられます。あと、今年も例年同様、スーパー戦隊カードバトル「ダイスオーDX」の体験コーナーも用意されてましたが、今年から「ガブリンチョ」仕様に進化、ゲーム筐体のこれまでハンドルだった部分が、ガブリボルバーに変更され、カードだけでなく、各種獣電池との併用も出来るという、毎年キーアイテムに沿って更新されるガンバライドのような形になりました。

 さて、本日の目玉イベントであるプレミアム発表会ですが、早めにチケットを取ったこともあり、中程の席を確保出来ました。公演前に毎度おなじみ宣伝ムービーが流れ、ゴーバスターズのVシネマの特報も流れました(このVシネマにゴーバスターズの超全集が付属します)。
 そしていよいよスタート。毎度のように、やはり開始早々は敵の襲来です。敵組織は「デーボス軍団」、舞台に出てきたのは戦闘員ゾーリ魔と、氷河期をモチーフにしたデーボモンスター(怪人)。そこにまず現れたのはレッドこと桐生ダイゴ、その後遅れて4人も登場しました。どうやら彼ら曰く「集まりの悪い」チームらしいです。5人揃ったところで、変身→バトルという例年通りの流れですが、変身が見物です。かけ声は「キョウリュウチェンジ!!」。変身用獣電池をガブリボルバー(変身前は右大腿部のバンド付ホルスターに入れてます)にセット、すると「ガブリンチョ!」の音声の後、各自パートナー獣電竜の名前が陽気にけたたましく鳴り響き、サンバのリズムが鳴って5人がサンバのステップ(ここで会場内大爆笑)、変身完了です。
 変身後の名乗りはゴセイジャー以来、名前の前に特定名乗り口上を入れるパターンが復活しました。「牙の勇者!キョウリュウレッド!!」「弾丸の勇者!キョウリュウブラック!!」「鎧の勇者!キョウリュウブルー!!」「斬撃の勇者!キョウリュウグリーン!!」「角の勇者!キョウリュウピンク!!」、この順に名乗ります。聞いてわかるように、今回はイエローがいません。イエローが欠けるのはジャッカー電撃隊(1977年)、バトルフィーバーJ(1979年、コサックの橙を強引に黄に解釈すれば除外)、電撃戦隊チェンジマン(1985年)の3度で、それ以降は赤、青に並ぶ基本色として必ず存在してましたが、ここにきて4度目の欠員、なのでキョウリュウジャーの色の組み合わせは戦隊史上初です。各自の名乗りが終わると、「史上最強のブレイブ!獣電戦隊!キョウリュウジャー!!」のかけ声です。ショートショー終了後はモニターに見所予告ムービーが流れました。ナレーションはガブリボルバーを始めとするアイテム類の音声も担当する、千葉 繁氏。「うる星やつら」のメガネのようなギャグキャラから「Yes!プリキュア5GoGo!」の館長のような、ギャグ一切なしのシリアスキャラまで幅広くこなせるベテラン声優で、かの「北斗の拳」でもハイテンションなナレーションを担当してました。とにかく紹介ナレーションが聞いてて思わず笑ってしまうほどハイテンション過ぎです(笑)。遥か太古に恐竜を滅ぼした、他生物を根絶やしにする暗黒種デーボス。組織名でもある首領デーボスは封印されたままの状態で、彼の復活及び、地球生物の根絶やしを目的とする凶悪な軍団です。ゴーバスターズでは着ぐるみ幹部はいませんでしたが、今回は全員着ぐるみ幹部。主・デーボスの代弁者である暗黒神官カオスを筆頭に、喜怒哀楽を司る4人の幹部(喜びの戦騎キャンデリラ、怒りの戦騎ドゴルド、哀しみの戦騎アイガロン、楽しみの密偵ラッキューロ)で構成されています。そしてキョウリュウジャーを導く鳥の顔を持つ賢神トリンは、長らくデーボスの動向を見張っていました。デーボス軍が本格活動を開始したことにより、獣電竜が自らのパートナーとなる勇者を選びます(自分に勝った者をパートナーとして認めるらしいです)。5人ともそれぞれに家族があり、深い過去も抱えていたりもします。トリン曰く、長い歴史上、キョウリュウジャーが5人も揃ったのはこれが初めてらしく、史上最強のブレイブ(=勇敢)を、目撃せよとのこと。キョウリュウジャーを演じる俳優方は、役柄同様個性派揃いです。ブラックことイアンは女好きという(結城 凱を思い出しますな)設定から、演じる斎藤秀翼くんも、会場の女性方から挨拶、ブルーことノブハルは無精ヒゲを生やした最年長でオヤジギャグをかますキャラということで、演じる金城大和くんもオヤジギャグをかましてくれました(笑)。
 

 そして恒例、ゴーバスターズの役者たちも駆けつけたのですが、今日はビートバスター・陣マサト役の松本寛也さんが体調不良で残念ながら欠席、ヒロム、リュウジ、ヨーコのメイン3人での登板となりました(ちょっと残念…)。リュウジ役の馬場くんは、「誰かさんの先輩みたいに風邪ひかないように注意しようね!」とコメントしていたので、おそらく風邪にやられたのでしょう。各自の挨拶は勿論ヒロム役の鈴木くんからスタートしたわけですが、コメント終了時にダイゴ役の竜星 涼くんが「ニワトリ!」と叫んで、鈴木くんがヒロムのようにのけぞり会場内爆笑。1年間頑張ってきた3人から、新戦隊の5人へと激励を贈り、新レッドである竜星くんから鈴木くんへの花束贈呈もありました。ちなみに花束渡す際、「高かったよ!」と竜星くんが言ったので、ここでも爆笑。

 そして最後は番組の顔とも言うべき主題歌ライブ。唄うは今回がデビューソングとなる、鎌田章吾さん(「カマショー」と呼んで下さいとのこと)。主題歌タイトルは「VAMOLA!キョウリュウジャー」。「バモラ」とはポルトガル語で「行くぜ!!」の意味らしく、まさにキョウリュウジャーにピッタリな単語です(ガブリボルバーの必殺技音声にもあります)。今回もサビ部分の振り付けの仕方を会場の皆さんに教えてくれました。「ガブリンチョ!」の部分で腕で前の獲物をガブリッとやって引っ込める動作、「メッチャムーチョ!」の部分で、先ほどの腕で額の汗をぬぐうような動作、歌詞の部分の「ファイヤー!」は会場のみんなで一緒に、最後の「ブレイブイン!」で片腕を大きく天に掲げるのがポイントです。とにかく陽気かつ元気の出るパワフルな曲です。EDはスーパー戦隊ではお馴染みである高取ヒデアキさんが唄う「みんな集まれ!キョウリュウジャー」で、楽しいダンスミュージックです。主題歌CDの発売は放送開始日の約1ヶ月後である3月13日発売予定、完全生産限定の初回版にはコロムビア特製獣電池と、キョウリュウジャーの身長計が付属しています。

 昨年新たな要素を多く含めたゴーバスターズでしたが、ストーリーが難解すぎた反省から、「明るく楽しい」サンバのテイストを徹底して盛り込んでの登場となるキョウリュウジャー。恐竜モチーフはこれが三度目となりますが、過去2作品とも全く異なる陽気なテイストで挑む本作。しかも恐竜モチーフだから獣電竜はCGかと思いきや、ムービーを見る限りガブティラに関しては重厚感溢れる着ぐるみで表現されており、合体シーンもCGではなくミニチュアを使用しています。「ばかばかしいまでに強い、明るい、楽しい」をコンセプトにしたキョウリュウジャーは、2月17日より放送開始です。

 我がサイトは、スーパー戦隊シリーズを応援しています。



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