虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

なのは映画第二弾

2012-07-14 22:54:01 | リリカルなのは、DOG DAYS

 2004年10月に始まったアニメ「魔法少女リリカルなのは」。詳しいシリーズ誕生経緯は、「リリカルなのは、DOG DAYS」カテゴリーで検索、2006年7月2日の記事「リリカルなのはの魅力」に記しているので、そちらを参照して頂くとして、3度のTVアニメ化、その後を描いた2種類の漫画シリーズ、ゲームなどの発売、「なのは残酷地獄」の異名も持つコミケのなのはブースの人気ぶり等、プリキュアと同じ年に誕生し、現在も続く超人気シリーズが「リリカルなのは」です。
 そして2010年1月には、最初のTVシリーズを完全新規作画により描いた「NANOHAThe MOVIE 1st」が公開されました。TVシリーズ13話分を上映時間2時間10分に収めるため、カット出来る部分はカット、さらにTVシリーズで足りなかった部分を補うなどのアレンジを加えながらも、本筋は原典であるTVシリーズをなぞっています(但しTVでは主になのはちゃんの主観で描かれていたものが、映画ではフェイトちゃんの主観で描かれており、リニスも登場していました)。
 あれから2年、2012年7月14日本日、TVシリーズ第二弾「魔法少女リリカルなのはA's」を原典にした「NANOHA the MOVIE 2nd A's」が公開されました。上映時間は前回よりさらに長い2時間40分!!「A's」は新キャラとして八神はやてと4人の守護騎士が登場、アクションシーンにより磨きがかかるなど、シリーズ中でも人気が高く、後にPSPゲームの盤石にもなっています。ここから先はネタバレも含むので、まだ見ていない方は読まないで下さい。

 はやてちゃんが闇の書(本来の名は夜天の魔導書)のマスターとなる導入部はTV版と同じ。しかしその後少しがTV版と異なっています。前回の事件の裁判等の諸問題を片付けたフェイトちゃんがなのはちゃんと再会するシーンは、TV版だとなのはちゃんがヴィータのファーストストライクを受けた後になっていますが、今回はヴィータと接触する前に2人の感動の再会、そしてフェイトちゃんの転入などが描かれてました。リンディ提督の地球滞在も、TV版だと闇の書事件捜索のための拠点としてで、フェイトちゃんの移住、転入などはそれに準ずるものになってましたが、今回は保護観察の責任者として、フェイトちゃんの地球への移住の付き添い、彼女が地球の風俗、習慣になじむまでの長期休暇という形になっています。この大きなアレンジは、フェイトちゃんの身の回りの出来事は、言ってみれば前回の延長線上のこと。辛い思いをしてきたフェイトちゃんが徐々に幸せの階段を昇っているんだということを、映画の早い段階で片付けたかったのでしょう。その理由は、今回の映画の主軸が「八神はやてとその家族に該当する者たち」であるため、八神家の物語をきちんと描く上で、前回の映画の主軸だったなのフェイ2人の友情を早めに切り上げ、テーマを八神家一点に集約させる方法を選んだのだと思います。以前闇の書事件で命を落としたクロノくんのお父さんのことも、ほんの僅かに説明する程度で済ませ、TV版ではやてちゃんに秘密で援助をしていたグレアム提督とリーゼ姉妹の登場を今回完全に切ったのも、八神家が映画の完全な主軸として機能したことに一役かっています。なのはシリーズは、シリーズが進むごとにキャラ数が増えていく特徴がありますが、それ故に細かい描写が出来ないキャラも多いのです。ましてや闇の書はグレアム提督にとっても、クロノくんたちハラウオン家にとっても忌むべきもの、尺の限られている映画に投入すれば、グレアム、ハラウオン、八神の御三家を巻き込んだ大騒動になる(それ以上に話がややこしくなる)可能性もあったため、グレアム提督らの登場を見送り、ハラウオン家の亡き家族のことを深く掘り下げることを避け、敢えて全ての問題を八神家単体で済ませる形にするという、前回以上に大幅なアレンジであるものの、これは上手いアレンジだと思いました。現に中盤以降は八神家がメインとなって物語が動いていました。
 終盤シーンであるはやてちゃんとリインフォースの別れのシーン、これはTV本編でもあった涙なしには見られない代物。しかし今回はもう一段用意されていました。事件後、なのはちゃんとフェイトちゃんが、はやてちゃんの家に行くシーンがあり、2人に「泣きたい時は泣いていい」「今ははやてちゃんが守りたいあの4人は(管理局に事情聴取のため)いないから」と言われ、なのはちゃんの胸で、大きな声で泣き出すはやてちゃんのシーン。リインを失った悲しみを抑え込む必要なんてないんだ、と2人に諭されて、今まで溜め込んでいたものを一気に出すかのように泣き崩れるはやてちゃんの姿にもう涙腺決壊です…。このアレンジはあざといぐらいに上手いです!!TV版にはなかったこの一連のシーン、実はコミカライズされています。その逆輸入をしてくるとは、考えもしなかったです。
 ラストシーンは二年後(TV版では六年後でした)、新たに作られたリインII(後に我々がよく認知している方の小型サイズ)が、これまでの出来事を蒼天の書を読みながら語っていた(実は導入部にも、語り手が話し始めるかのように、登場していました)シーンがありました。主人公であるなのはちゃん、前回の映画で主観キャラとして活躍したフェイトちゃんは今回物語を影から支えつつ、最たる主軸をはやてちゃんとリイン、そして騎士4人の絆に持ってきたことで、テーマ性を分散させることなく、「大切な人との絆」一本に的を絞った上手いアレンジをかけた映画だったと言えるでしょう。何度か見て、はやてちゃん視点、リイン視点、4騎士視点で映画を見てみると、また違った発見があるかも知れません。

 さてさて、TVシリーズ第三弾は「魔法少女リリカルなのはStrikerS」ですが、あれを映画にするにはキャラが多すぎます。なので今後なのは映画を公開する際は、我々が映像で知り得なかった物語をやってもらいたいです。例としてはスバルとティアナの2人に的を絞り、2人の訓練生時代の話を描くとか、あるいは漫画シリーズとして展開しているヴィヴィオ主役の「なのはVivid」、トーマ主役の「なのはForce」の映画化もいいかも知れません。

 しかし劇場グッズ、もの凄い行列なだけでなく、予想していた通りヴィータののろいうさぎのマスコット、ぬいぐるみ共に完売していました。せめてどんなものだったかサンプル品だけでも見たかったです。

 我がサイトはリリカルなのはを応援しています。


コミケ復帰1日目

2011-12-29 23:32:33 | リリカルなのは、DOG DAYS

 今日は冬のコミケ1日目です。昨年は夏コミ前に転職活動を余儀なくされたため、2010年の夏、冬、今年の夏の3回は参加を見送ったコミケ、今回仕事が決まって、まだ経済立て直しが出来てない状態で参加するのは無理だろうと思い、見送ろうと思っていたのですが、なのはブースで、来年夏に公開予定の「魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 2nd A's」のドラマCD付前売り券が2種類発売されるという情報を手に入れました。1stの時のドラマCD付前売りも2種類購入してそのドラマCDはきちんとあるので、今回のも逃すわけにはいかないと考え、急遽参加することを決めました。しかし、コミケから離れて随分時間が経ってしまっていたため、夜中の3時半起床が無理でした。結局8時過ぎに出かけました。まぁ、今回はあくまでドラマCD付前売り券を2種類手に入れることが最大目的なので、他のグッズは手に入れられればOK程度、慌てる必要はないと考えました。
 10時を越えた辺りからようやく僕らの列が動き始め、何度か足止めを食らいながらも進む、2年ぶりの感覚です。しかし今回は例年以上の人混み、一旦会場に入ってから階段下のなのはProjectの列最後尾に並ぶという事態に(それまでは普通に列最後尾を探せばよかったのですが)。その後幾度も迂回を続け、再び階段を上がる頃には、ベルカ式パーカーとヴィータのTシャツ、さらにDOG DAYSのゆっきー(ユキカゼ)の抱き枕カバーが完売状態になりました。まぁ、絶対ヴィータのTシャツは瞬殺だろうと思ってました(笑)。ゆっきーが手に入らなかったのは残念ですが(あっても抱き枕じゃxイxリプxイが出来ない)、エクレの抱き枕カバーは残ってたのでそちらを購入、結果、目当てのドラマCD付前売り券も2種類購入出来て、3万以内で収めることが出来ました。この時点で既に15時30分過ぎ、やはりなのはブースには1日潰す覚悟がなければ並ぶ資格はないのでしょうが、僕が最後に参加した2009年の冬でももっと手早く捌いてたのに、今回のスタッフは少々購入者の捌き方が上手でなかったように思えます。今年の夏は不参加だったそうなので、嵐の前の静けさだったのでしょう。ましてやDOG DAYSと抱き合わせでしたし、例年以上の「なのは残酷地獄」を味わいました…。
 ゆっきーの資金は音泉ブースでクドと静流のセットを買うのに使いました。あとは見てまわって、可能な限り出費を抑えましたが、電撃屋のブースに、「ロウきゅーぶ!」のひなたちゃんの超ギリギリなほぼ等身大マイクロファイバータオル、そして「シーキューブ」のフィアの抱き枕カバーが!!これは欲しい!!でも本日分完売…。明日はこちらの列に並ぶことになりそうです。
 そういえば、ホビージャパンのブースで「ぴくせるまりたん」のファンブックとワッペンを購入して、ショッパー袋も貰ったのに、帰宅後確認してみるとまりたんの本がない!!販売員の人入れ忘れたな!?明日、この話もしに行きます。穏便に、通じればいいのですが…。


昨日はコミケ1日目、明日は3日目

2009-12-30 20:48:50 | リリカルなのは、DOG DAYS

 昨日は冬のコミケ1日目でした。毎度のことながら、1日目は企業ブースです。毎度と同じく、夜中の3時半に起床、蒲田の始発電車に乗って有楽町駅まで行き、タクシーで会場に行きました。5時ちょっと前には列に並ぶことが出来ましたが、何せ寒い!!!カイロや防寒着が役に立たないぐらいに寒い!!!特に待っている間DSやっていたことで指がモロに風を受けて寒かったです。9時30分を越えた辺りから列が動き始め、なのはProjectの列最後尾を目指しましたが、今回は何といつかの時同様、階段下の駐車場を大きく一周するぐらいの列が!!!映画公開直前ということもあって、やはり夏コミ時の予想通り、参加者数は激増していました。最近は列の捌き方が上手くなってきているので、スイスイ進んでいきましたが、残念ながらなのはちゃん、フェイトちゃん、ヴィヴィオちゃんの岩盤浴シーツのみ完売してしまいました。今回ヴィヴィオちゃんが関与していたのはこのシーツだけですが、ヴィヴィオちゃん、すっごい人気者ですね。その他のものは何とか買えました。

 なのはの列をクリアし、その足で直行したのはオーバーフローのブース。夏コミ時に逃してしまった心ちゃんの激エロシーツが若干数再販されると聞いていたので、急いだのですが、やはりなのはにかけた時間が長すぎたことから今回も完売、思わず「ガッデム!!!」の一言が口から漏れました・・・。その他色々企業ブースをまわりましたが、今回はちょっと使いすぎたかなぁ・・・。今日は一日中休んで、明日の準備をしました。ホントに大変なのは明日です。


コミケ1日目

2009-08-14 23:51:52 | リリカルなのは、DOG DAYS

 今日は夏のコミケ1日目です。毎度のことながら、1日目は企業ブースです。冬コミ初日同様、今回も夜中の3時半に起床、4時には蒲田駅を目指し、家を出ました。家の建て替え工事中のため、現在住んでいる場所は池上、東矢口より多少歩く距離が増えるので間に合うか心配でしたが、何とか蒲田の始発電車に乗ることに成功しました。昨年までのリサーチでりんかい線の始発が1時間先になることはわかっており、大井町であっても大崎であってもこの1時間の壁はどうしようもないので、今回は思い切って有楽町駅まで行き、そこからタクシーで会場に行くことにしました。移動料金は約3千円程度、多少高めではありますが、最早時間を金で買うのと同じ感覚で、やむないと判断しました。そのため前回より1時間早い5時には会場に到着、5時10分には列に並ぶに至りました。これでも車組や徹夜組には叶わないのですがね。やがて9時30分を越えた辺りからようやく僕らの列が動き始め、冬同様何度か足止めを食らい、10時30分にようやく目当てであるなのはProjectの列最後尾に並びました。始発とさして変わらないかなと思いましたが、逆に考えれば始発を考えれば冬コミ時よりさらに後ろになっていた可能性もあります。それだけに参加者数が激増しているのでしょう。今回のなのはブースも冬のようにスイスイ進み、2時間後の12時30分には売り場に到着しました。今回も外で6回前後、中で2回程度の蛇行を繰り返す長蛇の列でしたが、冬コミ時同様売り場付近で購入希望チェックリストを配っていることが、売り場でスムーズに販売員が手渡して会計を行うことが出来ている、なのはブース、きちんと学習はしているようです。
 なのはの人気は留まるところを知らず、映画は来年の1月23日公開に決まり、さらにそれに合わせて、PSPにて初のゲーム化も決まっています。なのはファンは今なお爆発的に数が増え続けています。今年の冬コミのなのはブースは映画公開直前ということで、前々から予想している、恐ろしい程の超人数化が予想されます。

 なのはの列をクリアし、企業ブースをまわれました。今回も本当に欲しいものかどうかとしっかりと吟味しつつ、こみあげる欲望を押さえつつ、何とか出費を可能な限り抑えました。結果は、僕にしては頑張った方かなぁ・・・と。悔しいのは、オーバーフローのブースで売られていた心ちゃんの激エロシーツが僕の一人前で完売してしまったこと・・・。こればかりは転売屋の出現を期待して一週間後あたりにK-BOOKSとかまんだらげをリサーチするしかないですね。目的の一般ブースもを1カ所だけだったので、久々に明日は休めそうです。


コミケ1日目

2008-12-28 21:39:10 | リリカルなのは、DOG DAYS

 今日は冬のコミケ1日目です。夏同様1日目は企業ブースです。夏コミ初日同様、今回も夜中の3時半に起床、4時には蒲田駅を目指し、家を出ました。蒲田までは多少時間がかかるものの、そんなに遠くはないのでまだ暗い道を進みながら、蒲田の始発電車に乗ることに成功しました。りんかい線の始発が1時間先になることは夏コミの時にわかっていること、そして現段階でこれ以上の手だてが思いつかないことを考慮し、今回は毎度乗っている大井町駅ではなく、品川経由で大崎まで行きました。無論始発は1時間先の5時40分です。何故ここまで来たかというと、まだ人も少ないこの時間、大崎始発の列車なら確実に座れるからです。夏コミ時の大井町駅に到着した始発列車が既にすし詰め状態だったことから、下手をすると始発を見送るハメになるし、よしんば乗れたとしてもすし詰め状態に苦しむことになります。なので少しでも余裕のある方法を取ろうと思い、大崎から乗る方法を選びました。最もこれをやったところで既に国際展示場に到着している車組や徹夜組、さらには豊洲や新木場から来る組には叶わないのですがね。駅についてからはもはや歩いているというより、周りの人間たちに流されているような状態で動き、6時10分前後には列に並ぶに至りました。やがて9時40分を越えた辺りからようやく僕らの列が動き始め、夏同様何度か足止めを食らい、10時45分にようやく目当てであるなのはProjectの列最後尾に並びました。夏コミ時は2時間45分経っても、微動だにしなかったヒドさだったのですが、今回は嘘のようにスイスイ進みました。そして売り場に到着したのは何と歴代最短の2時間後、12時45分でした。毎度毎度列がまるでもって動かないことで悪評の高いなのはブース、並んでいた人数は明らかに前回を上回っています。何故今回はこんなにスムーズに行けたのか。その理由は、売り場付近で渡された購入希望のチェックリスト。これに予め欲しい品のチェックを入れることで、売り場でスムーズに販売員が手渡して会計を行うことが出来ていたのです。毎度毎度人数が増え続けるにも関わらず客の捌き方が悪化していたなのはブース、ここにきてようやく大改善されました。以後もこの調子で客を捌いてほしいものです。

 なのはの人気は未だ衰えずヒートアップを続けており、なのはに魅了されたファンの数が爆発的に増え、来年には映画化も決定しています。いつ頃の公開かは現時点ではまだ不明ですが、仮に夏コミに重なる時期に公開するとなると、来年の夏コミのなのはブースは恐ろしい程の人数(新規ファンも出てくるでしょう)で今まで以上のカオス化が予想されます。否、もはやそれはカオス(混沌)どころではありませんな。イプスの言葉を借りるのなら、地獄や深淵を意味する「アビス」化することは目に見えています。来年は、果たして生き残れるか・・・。

 なのはの列をクリアし、企業ブースをまわれました。今回も本当に欲しいものかどうかとしっかりと吟味しつつ、こみあげる欲望を押さえつつ、何とか出費を可能な限り抑えようとしたのですが、ちょっと使いすぎたかなぁ・・・。明日は一般ブースを数カ所程度まわります(ことに目当てなのは東方のアニメDVDを販売するサークルです)。


コミケ1日目

2008-08-15 23:53:41 | リリカルなのは、DOG DAYS

 今日は夏のコミケ1日目です。1日目は企業ブースです。冬コミの時、東急とJRの始発の違いに大きな誤算を見出したため、今日は夜中の3時半に起床、4時には蒲田駅を目指し、家を出ました。蒲田までは多少時間がかかるものの、そんなに遠くはないのでまだ暗い道を進みながら、蒲田の始発電車に乗ることに成功しました。しかしここでさらなる誤算が!!りんかい線のホームに行ってみると、人数はまだそれほどではなかったのですが、なんと始発電車が来るのが1時間も後の5時43分!!駅のホームで列を作り、そこで1時間近く鎮座するハメになりました。そして始発電車が約3分遅れで到着、6時には国際展示場駅に到着し、6時10分には列に並ぶに至りました。その横にはさらに早く来たと思しき人間がもの凄い数で並んでいました・・・。やはり1時間のロスは痛すぎですね。でも今の僕にはこれ以外にいい方法が思いつかなかったので、仕方ないと言えば仕方ないです。やがて9時45分頃になり、ようやく僕らの列が動き始め、結局その後何度か足止めを食らい、10時半にはようやく目当てであるなのはProjectの列最後尾に並びましたが、昨年の夏コミや冬コミ以上にヒドイ・・・。2時間45分経っても、全くもって列が動かないのです(前に進まない、列移動もなし)。聞くところによると、僕が並んでいたのは8列目で、その前にはあと7列待ちかまえており、しかも1列につき500人近い人数が存在、しかも並んで2時間45分経ったその時になっても、まだ1列目が裁ききれていない、そして限定品の約3分の1が完売状態という、もはや不手際、段取り不足などという言葉では片づけ切れないほどのヒドさです。このまま並び続けてもまた昨年のように日干しになるのがオチなので、僕は今回初めて、なのはグッズを見限ることにしました。ネット各所で「白い悪魔」の異名を欲しいままにしているなのはちゃん、もはや白い悪魔どころか、「灼熱の悪魔」にも思えました。
 昨年も書いた通り、「リリカルなのは」の企業ブースがこのような段取りや手際の悪さを見せているのは毎度のことですが、回を重ねるごとにその対応は依然改善の見込みがなく、むしろ改悪の一途を辿っているようにしか思えません。否、むしろなのは人気がいまだにヒートアップを続けているため、なのはに魅了されたファンの数が爆発的に増え、もはやスタッフでは捌ききれないほどに膨張してしまったのかも知れません。TVシリーズは昨年既に終了、DVDも全巻発売&レンタルされていますが、来年なんと、なのはの映画化が決定しているのです。既にMegamiマガジンでも記事が載っていますが、なのはちゃんとフェイトちゃんの出会いの物語を、TVシリーズとは違った切り口で描く映画で、二人のバリアジャケットのデザインも随所が変更されています。しかも、Zガンダムやシャナの映画ですら、一部TVの映像を流用していたというのに、なんとTVシリーズの再編集ではなく、映像は全て新たに描き起こすという、かつてない力の入れようです。UHFアニメの映画化はシャナに続いて2番目ですが、映画館でなのはちゃんが、フェイトちゃんが、ドラゴンボール顔負けのガチバトルや大火力バトルを披露する「魔法少女リリカルなのはThe MOVIE 1st」、2009年公開予定です。

 なのはの列を離脱し、別の列に参入、あとはなんとか企業ブースをまわれました。とはいえ、本番は3日目である上、現在部屋の整理中ということもあるので、本当に欲しいものかどうかとしっかりと吟味しつつ、こみあげる欲望を押さえつつ、何とか出費を可能な限り抑えることに成功、15時半には会場を後にしました。なのはを切ってしまったのは実に不本意ですが、近年体力がめっぽう落ちてしまっているので、健康面も考えての苦渋の決断でした・・・。明日は一般ブースを10カ所程度まわります(目当てのサークルのうち、明日になっているものが10カ所程度あったので)。


コミケ1日目は大惨敗

2007-08-17 19:37:21 | リリカルなのは、DOG DAYS

 今日は夏のコミケ1日目です。僕は本番は3日目で、ここ最近は3日目は時間的に一般ブースしか行けないので、1日目ないし2日目に企業ブースやコスプレ広場に行くようにしています。そんなわけで今日は朝から会場前の長蛇の列に並びました。そして約数時間、ようやく企業ブースの列のエリアに行くことが出来、真っ先に「魔法少女リリカルなのはStrikerS」の限定グッズを手に入れるべく、なのはProjectの列最後尾に並びましたが、なかなか前に進みません。昨年の冬は約6時間近く並んで商品を全て手に入れましたが、今回は・・・。その時点で嫌な予感がしてました。そして見事にその嫌な予感は的中、建物の中に入るもう少しのところで17時をまわり、閉店に・・・。しかも先に購入した方々の話を聞くと、中に入っても大きく迂回するような形で列が続いていたとのこと。購入出来ず、怒鳴る方や文句を言う方も大勢いました。幸い整理券を手に入れたので、明日売り場にそれを持っていけば最優先で購入が出来るとのことなので、炎天下の中9時間以上並んだことはとりあえず無駄にはならなかったようです。そんなわけで1日目の今日は、なのはの行列のため9時間近く並んで何も購入出来ず、他の企業ブースにも行けず、コスプレ広場も行けずと、完膚無き大惨敗に終わりました・・・。

 「リリカルなのは」の企業ブースがこのような段取りや手際の悪さを見せたのは今回に限ったことではありません。知っての通り「魔法少女リリカルなのは」は、魔法をファンタジーではなく超絶科学と解釈した作風により、萌えと燃えが見事に融合したハイブリッドアニメとして有名です。なのはを知らない人がなのはの作風見たらおそらく驚くことでしょう。なにせ「魔法少女」とタイトルにありながらその実、ドラゴンボールばりのガチバトルや火力にものを言わせたような戦闘描写の嵐なわけです。その傍らドラマ面を丁寧に描くことも忘れない、近年のアニメの中では一際話題に昇る作品です。その人気の凄まじさは2005年冬のコミケでの限定グッズ販売において出来た長蛇の列が物語ってます。あいにく僕はその時はやてちゃんのマグカップしか買えませんでした。そしてネットでも有名になったのが、昨年の夏コミにおける、なのはブースのカオス化事件。この時販売された限定グッズは冬コミ時の約3倍近い物量が用意されたにも関わらず、1日目の昼過ぎには限定CD以外が完売するという恐るべき事態が発生しました。この時スタッフが予め購入制限を設けていなかったことにより、おそらく転売目的に大量購入するファンの暴挙を許してしまい、このような事態に陥ったとされています。聞く話によれば、1日目にその限定CDを1人で300枚も購入した者もいたらしいです。このスタッフの応対や手際の悪さに批判が集まり、これを受け先着3千人に来店証明書を配り、後日公式サイトが指定する通販要領に従えば手に入るという救済措置がとられました。事実僕もこの救済措置により、この時の限定グッズを全て手に入れることが出来ました。さすがにこれが教訓になったのか、昨年の冬コミ時には、限定グッズは一人一点までという購入制限が設けられ、これによって6時間近く並んでもきちんと購入出来ました。しかし今回も購入制限はあるものの、クリアしなければならないもう一つの欠点がクリアされていませんでした。それはレジの数。先に購入した方の話によれば、これだけの大行列にも関わらず、たった4~5つしかレジがなく、しかもその手際はかなり悪かったとのことです。企業ブースの最大手である「TYPE-MOON」はかなり手慣れたレジ対応でしかもレジ数も多いです。今やなのはブースはTYPE-MOONに次ぐ大人気ブースにも関わらず、いまだにこれが改善されていません。

 「リリカルなのは」の人気がどれほど凄まじいものかを改めて体感した今日。僕の前には、いくつにも蛇行、分割された列が存在し、どんなに少なく見積もっても2千人近い人間が僕の前にいたと考えられます。現在最新作の「魔法少女リリカルなのはStrikerS」が放映中ということもあり、前回以上にファンがつめかけたのでしょう。日に日に人気が膨張しているなのは、おそらくあと数年は人気は衰えないと考えられます(むしろさらに増大!?)。果たして今回の手際の悪さを受け、スタッフが冬コミでどのような改善をするのか・・・。


リリカルなのはの魅力

2006-07-02 19:08:58 | リリカルなのは、DOG DAYS

 本日、「魔法少女リリカルなのは」オンリーイベント「リリカルマジカル」に行ってきました。時間の都合上最後までいることは出来ませんでしたが、結構楽しかったです。11月にまた別のなのはイベントがあるので、今度は最後までいたいと思います。

 「魔法少女リリカルなのは」は、元々は「とらいあんぐるハート3(以下とらハ3)」という作品に出てくる高町なのはというキャラを主役にした、いわゆるスピンオフ作品です(正確な原作はとらハ3のアクセサリー集・リリカルおもちゃ箱内のミニシナリオ)。これまでも、「天地無用!」から「魔法少女プリティサミー」が、「エクセル・サーガ」から「ぷにぷに☆ぽえみぃ」が、「The Soul Taker~魂狩~」から「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」がスピンオフ
してきましたが、なのはもその流れのものです。2004年10月にアニメ化されましたが、その際に原作シナリオを担当した都築真紀氏本人が全ての脚本を担当しました。
 上記3作品と同じように、スピンオフ作品ではありますが、設定やストーリー、キャラたちの織りなす人間ドラマ等、その作りは極めて丁寧で、ここ近年のアニメの中ではかなりの
秀作と言える作品となっています。限られた話数の中で、色んな要素を下手に投入せず、なのはとフェイトの出会い、対立、激突、和解を上手に描写、結果メインテーマをこの2人の友情とし、最後まで描ききったことが勝因と言えるでしょう。これによって高い人気を得たなのはは、続編A'sも製作されました。また、このアニメのもう一つのポイントは戦闘描写です。初期の間は、よくある変身ヒロインものの作風でしたが、フェイトが登場した辺り
から戦闘描写に力が入り、一部では「魔法少女の名を被った熱血バトルアニメ」と言われるようになりました。続編A'sではその戦闘描写にさらに磨きがかかり、同時期に始まった同じ戦闘描写をウリにする「灼眼のシャナ」や「BLOOD+」よりも戦闘描写が優れているという評価もあったほどです。しかしその一方で、前作からの一部のファンからは、戦闘がインフレ化しているという意見もありました(火力にものを言わせたような戦闘描写が目立つという意見から、その一因はベルカ式カートリッジシステムだと思われます)。
 放送終了から半年近くが経過していますが、今なお絶大な人気を誇り、Megamiマガジンでは常にポスターなどの付録がいまだについてきています。DVDも全巻発売&レンタル中なので、まだ未見の方は是非とも見てみましょう。

 本サイトでは、なのはA's開始時になのは関連ページをプレオープンしましたが、結局中途半端な状態なままサイトは仮閉鎖しました。サイト再公開時には、さらに充実したページになるよう、現在鋭意調整中です。

 しかしまぁ、この作品に出てくる少女たちは本当に可愛いです。やっぱ一番は主役たるなのはちゃんでしょう♪あの可愛さは犯罪レベルですよ(笑)。しかもすっごいいい子!あんなにいい子だからこそ、フェイトちゃんの心を開けたんでしょう。フェイトちゃんはなのはちゃんとは対極に位置するカンジの子。初期はほとんど無表情だったのが、最後は笑顔がすっごく可愛い子に!無印最終話でなのはちゃんの名前を呼ぶシーンは、何度見ても
涙が出てくるほど素敵です。A'sでは色んな表情を見せるようになって魅力も大幅アップ!もう素敵すぎです。はやてちゃんはA'sから参戦した子ですが、おっとりのんびりな喋り方や、相手を思いやる気持ちなど、前2人に負けないほどの魅力を揃えています。最終戦で
なのはちゃんたちと共闘する展開は燃えまくりです!なのはちゃんのお友達、アリサちゃんとすずかちゃんは魔法少女ではないため出番こそ少ないものの、その少ない出番で大きく活躍しており、彼女らのファンもまた多いです。

 我がサイトはリリカルなのはを強く応援します。