1ヶ月半ぶりのブログです。諸事情によりしばらくサイト関連から離れていましたが、活動を少しずつ再開しようと思っています。
さて、夏の新番組が一通り揃ったのでレポを書こうと思います。
・「鉄子の旅」
ファミリー劇場にて放映。6月末頃から開始された、事実上夏の新番組第一弾。物語は売れない女性漫画家が鉄道オタクに半ば無理矢理駅巡りの旅に連れ回され、その旅行内容をマンガにするというものですが、実はこれ作者の実体験がもとになっている、ノンフィクション作品だったりします。故に作中に登場する鉄道オタク・横見浩彦も実在の人物で、日本全国のJR、私鉄の全線・全駅を完全踏破したという、自他ともに認める鉄中の鉄です。興味がある方は氏のHPがあるのでご覧になってみましょう。さて、そんなわけで第1旅(この作品では「第xx話」ではなく、「第xx旅」と表記します)は、千葉県のJR久留里線全駅下車の旅。都会の列車でないため1時間前後の待ち時間がありますが、なるほど一方向だけでなく、一旦数駅戻ってまた数駅進むという手段がありましたか。これは思いつきませんでした。ダイヤの駆使は鉄道ファンの方々にとっては当然のことかも知れませんが、僕にとっては新たな発見です(笑)。これは電車に乗る楽しみ方の新たな発見が出来そうで面白い作品です。
・「ななついろ★ドロップス」
シャナやハルヒでお馴染み、いとうのいじ先生デザインの正当派魔法少女アニメ。突然羊のぬいぐるみ・ユキちゃんになってしまった石蕗くん。元に戻るには星のしずくを七つ集める必要があり、星のしずくの採集者・ステラスピニアとして選ばれた同級生の少女・秋姫すももと共に星のしずくを集めるという内容。魔法少女ものの概念や常識を大きく覆した「リリカルなのは」の影響で、「魔法少女」=「火力が命」という方程式が頭の中でできあがっていたので、その中で正当派魔法少女ものの登場ということで、ちょうどいい息抜きです(笑)。それにしても、すももちゃんは可愛いなぁ~♪あんなに健気な子、滅多にいないです。ああいう献身的な娘、大好きです♪すももちゃんの親友で友達思いの撫子ちゃん(通称:ナコちゃん)や、星のしずく集めのライバルであるもののどこか憎めないノナちゃんなど、可愛い女の子がよりどりみどりです♪
・「ケンコー全裸系水泳部ウミショー」
少年マガジンで連載中の健康系お色気マンガがアニメ化。原作の持ち味をほぼ忠実にアニメ化しているため、もうステキなお色気アニメになっています♪沖縄から父と共にイカダ型の家に乗ってやってきた蜷川あむろが海猫商業高校(通称:ウミショー)の水泳部に入り、癖のある仲間たちとの部活ライフを送る内容。あむろは水着を着て泳ぐより全裸で泳ぐ方が好きという野性的な女の子、その笑顔と天真爛漫さはまさに夏の太陽のようでステキ過ぎです。他の女子部員もツブ揃い♪対して男子部員はマネージャーである沖浦くん以外は変人揃い(笑)。部長なんか変態の極みです(笑)。しかしまぁ今更ながらに、こういった青春時代も送りたかったなぁ・・・。
・「スクールデイズ」
キター!!恋愛ゲーム界を震撼させた伝説の作品!バグだらけで約273MBもの巨大修正パッチ(パッチ配布回数は計11回!!)と、プレイヤーの予想を右斜めどころか大きく不意打ちさせる壮絶なバッドエンドで話題をかっさらったあのスクールデイズがついにアニメ化!!普通に見ていると、主人公・伊藤 誠と2人のヒロイン・桂 言葉(ことのは)と西園寺世界の三角関係に見えますが、ネットで大きな話題になっているバッドエンドがどうなっているのか調べてみました。それで思わず驚愕しました。よくこんな恐ろしい作品をアニメ化できたな・・・と。エンディングは30種類前後で、その中でバッドエンドはたった3つ、それがここまで大きな話題になったのはそのバッドエンドの内容です。ここでは詳しくは言いませんが、あえて言うなら、あの「君が望む永遠」を遥かに凌駕する悲劇、我々の想像を絶する恐ろしい結末と言っておきましょう。さらに言えば、もしアニメ版がこのまま3つのバッドエンドのどれかに進むとなれば、誠、言葉、世界のいずれかが・・・という最悪の事態に・・・!!そんな悲劇の決定版になってほしくはありませんが、アニメ版では既に雲行きが怪しい状態に・・・(ガクガクブルブル・・・)。まぁ、どんなラストになるかは置いておいて、2人のメインヒロイン、言葉と世界は全く正反対の女の子。大人しく引っ込み思案な言葉、明るいムードメーカーである世界、どこにでもいる少女たちが、もしバッドエンドに進むと・・・。怖すぎてこれ以上は言えません・・・。神よ、願わくば彼女らには悲劇の道を歩ませないで下さい・・・。
・「スカイガールズ」
「おとぎ銃士赤ずきん」「セイント・オクトーバー」でお馴染みコナミが送る最新作。赤ずきん同様、昨年OVAが出ていますが、まだそちらは見ていません。時は2071年、謎の機械生命体ワームの出現で人類は滅亡の危機に瀕し、74年に大量破壊兵器でワーム殲滅に成功するも世界の大半が水没、人類も半分以下に減り、さらにそれまで軍の戦闘要員だった20~30代の男性の9割近くを失うという大打撃を受けたという世界設定。物語はその10年後、まずはお約束である主人公3人・桜野音羽、園宮可憐、一条瑛花の現状と出会いからスタートします。音羽は小さな島の剣術道場の孫、可憐は16歳で大学院に通う秀才、そして瑛花は第1話時点で唯一の軍人と、出自も性格も価値観も全く異なる3人が、新型飛行外骨格・ソニックダイバーを駆る部隊に集結します。こういったつり合わないようなメンバーが対立しながら互いを認めあっていくという展開は好きです。僕がこの展開を好むのは、子供の頃見たジェットマンの影響が強く、最近ではライダーやウルトラシリーズでも同様に、複数人の対立や和解という群像劇が展開されています。ことにこの作品での注目は元一般人である音羽、可憐と始めから軍人の瑛花の関係。特に前向きで何でも気合いで乗り切る音羽と軍人故にプライドが高く影で努力も忘れない瑛花の、群像劇でお約束となっている正反対の2人の対立劇、果たしてこれからどう描かれていくのかが楽しみです。
とりあえず今日はここまでです。続きはなるべく今月中にでも。