虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

秋の新番組1

2007-11-19 22:43:15 | アニメ・コミック・ゲーム

 久しぶりのブログは秋の新番組のレポです。一通り揃ったので書いていきますね。

・「スケッチブック~full color's~」
 美術部のゆる~り、のほほんとした日常を描く4コマが原作です。主人公・梶原 空ちゃんは小さな幸せを見つけるのが得意で、その時の何とも幸せそうな表情がすっごく可愛いです。彼女の所属する美術部は一癖ある連中揃い。空ちゃんといつも一緒にいる2人、麻生夏美ちゃんは変なパペットを持ち歩き、鳥飼葉月ちゃんは比較的常識人ですが、とある銀行のマスコットの猫がお気に入り。先輩方も癖者揃いで、中でも突拍子もないことを無表情で行う空閑小蔭と、歩く生物図鑑・栗原 渚は特にお気に入りです。またこの作品は、町中にいる猫たちにもスポットライトが当てられているのも特徴で、特に第5話では猫たちの会話を中心に物語が進んでいます。まったりとした作風なのでこれもまた癒し系アニメです。目まぐるしい展開のアニメに疲れた方にオススメです。

・「魔法先生ネギま!(ドラマ版)」
 あのネギまがついに実写化です。始まる前からネットで大々的な議論を巻き起こした、ある意味今期最大の問題作。開始前、ファンからは批判が相次いだものの、原作者は好意的に受け取っていたようです。31人の生徒の役者たちは早い段階から公表されていましたが、肝心のネギ役が誰なのかはギリギリまで伏せられていました。何せネギは10歳の男の子、それが31人の女子中学生の担任でしかも結構ムフフ♪な展開もあるので、一体どんな子役が選ばれるのか期待と不安がありました。結果、なんと13歳の女の子の役者が選ばれその意外なキャスティングに誰もが驚きました。さてその個性的なクラスメートたちですが、イメージを近づけるため髪型も可能な限り似せており(茶々丸だけ髪が本来の色というのも少しどうかと思いますが)、第2話では各生徒の特徴を画面に見せる構成になっていますが、逆にこれをやるために第2話はかなりグダグダな内容になってしまってます。それ以外の話は今のところ原作の日常劇をベースにした話が続いていますがネギま最大の見所として、魔法バトルがあります。過去2度のアニメ化でもエヴァとの戦いは必ずやっていますし、今回も1クール目終了付近で戦うと思います。果たして実写で魔法バトルをどのように表現するのか、今から楽しみです。

・「CLANNAD」
 Kanon、AIRでおなじみKeyの作品のアニメ。過去2作品のTVシリーズと同じ京アニで作られているだけあって、ハイクオリティな作画でキャラが可愛く活躍しています。原作はKey作品の中でも屈指の作品でかなり複雑な物語です。その作品を半年という限られた枠内でどのように納めるかが課題ですが、前2作品の実績がある京アニならやってくれると思います。スカイガールズと時間がブッキングするのでビデオ録画、DVDは購入決定済です。キャラの中ではことみちゃんがお気に入りなので、彼女のシナリオが楽しみです。

・「灼眼のシャナ2」
 あのシャナが帰ってきた!!2005年に放映され、さらに今年春には映画も公開されたシャナがついに第2シリーズ放送開始です。前作はTVKを始め、UHF各局で放映されてましたが、今回はMBS発TBS系で放映です。1話と2話は、ゲーム版に登場した戯睡郷メアが登場、3話以降は頂の座ヘカテーと瓜二つの少女登場と、今回も美少女や剣劇は健在です。そしてシャナと一美の悠二を巡る恋の戦いもヒートアップ!!今回は悠二の中にある零時迷子の秘められた謎とそれにまつわる話も描かれるとのことなので、今回の第2期でどこまで描かれるのかが見物です。

・「ULTRASEVEN X」
 メビウス終了から半年のブランクを経て、ウルトラシリーズ最新作にして、ウルトラセブン40周年記念作。その名もウルトラセブンX!!これまでのセブンとは全く異なる世界観、設定で挑む野心作で、深夜枠での放送ということでネクサス以来のダーク路線です。ネクサスは大人向けのストーリーで子供も取り込もうとしたためそれが仇となる残念な結果になりましたが、今回は純粋に大人向けです。記憶を失った青年ジンが目覚めたどこか不可思議な世界を舞台に繰り広げられる侵略者との戦いを描いています。夜のシーンが多く、また一気に謎に踏み込まない流れのため、序盤はかなりもどかしいカンジですが、物語もいよいよ佳境に入りかけているので、そろそろこの世界の謎も解き明かされると思います。

・「しゅごキャラ!」
 ローゼンメイデンでおなじみ、PEACH-PIT原作のアニメで、PEACH-PIT作品では初めての少女漫画原作です。なりたい自分=こころの卵、そこから生まれるしゅごキャラという設定が非常に興味深い概念だと思います。ローゼンメイデンでも翠星石と蒼星石が関わる心の樹の概念がありましたし、こういった心の例えが同じ原作でも異なる概念というのは、作品が違うからと言っても面白い表現だと思います。それにしてもこの作品で玩具が出るとは思っていませんでした。かみかりでも関連玩具が出なかったのに・・・。現代の子供たちって、なかなか本当の自分をさらけ出したりとか、なりたい自分を口にしたりしない風潮があると思うので、あむちゃんはまさに今の子供たちの姿を投影しているような子だと思います。そんな彼女がなりたい自分として3人のしゅごキャラと出会い、様々な問題に立ち向かう。子供なら誰しもぶつかる心の問題を、少しファンタジックなカンジで描いたのがこの作品だと思います。未見の方は是非一度ご覧あれ。

 今回はここまでにします。次回はまた近いうちに。