8月30日、毎年の恒例として、池袋サンシャインシティ文化会館で行われているウルトラマンフェスティバル'09に行って参りました。今年は少々ゴタゴタしていたので終了ギリギリのこの日になってしまいました(この日を逃したらもう行けなかった・・・)。毎度毎度このイベントは凝った展示や演出があるので、楽しみです。今年のテーマはロボットと夢ということで、昨年の「宇宙から見た地球」同様興味深い展示模様でした。入口にはアクリル板越しに回転する歯車のオブジェ、ロボット怪獣の代表たるキングジョーの半身の中身の巨大イラストがあり、展示場の顔たる入口はテーマが如実に表現されています。
最初のところにはロボットの歴史が書かれたボードが展示されており、ロボットという言葉が生まれるずっと以前、ギリシャ神話のタロスにまで遡る人造人間の概念が説明されています。展示ボードが一通り終わると、ウルトラシリーズ初のロボット怪獣ガラモンの体内構造が覗ける展示物があります。他にもメビウスキラーなどの体内構造が覗けました。
毎度好評の人形劇「ウルトラP」は今回はふれあい広場ではなく、専用のエリアがあり、そこで上演されました。セブンガーのパペットがステンレス(らしきもの)で作られていて、SD人形劇でありながらかなり出来がよかったです(もしメビウスでセブンガーがマケット怪獣として登場していれば、今の造形技術でかなり素晴らしいものになったのではないかと思います。それに同じ1分間の活動制限でも、以前の再出現まで50時間という超欠陥がメテオールなら1時間、これこそ超革新的改善だ!!)。セブンガーの弟分として登場した可愛いロボット・ウルトラマンロボッチが子供たちに人気でした。
さて、ウルトラPエリアを含む模型展示コーナーを抜けると毎度お馴染みプレイエリア、そしてその奥にはふれあい広場がある、ここまでは毎度お馴染みなのですが、今回は会場限定オリジナルアイスが食べられるエリアが用意されていました。種類はゾフィー、セブン、エース、タロウ、マックス、メビウスの6種類。さすがに6種類全部食べたらこの日放送されたプリキュアのタルトのような目にあうので、セブンとメビウスを頂きました(エースはチョコてんこ盛りでインパクトがあったのですが、さすがにあれだけチョコだらけだと胸焼けしそう・・・)。
ヒーローショー、今回はにせウルトラ戦士や闇のウルトラ戦士など、悪のウルトラ戦士が敵になっており、それに対応する本物戦士たちが出演しています。今回のショーにも、一昨年のジオルゴン&エンディール星人、昨年のザラボン&ガロウラー(今回は彼らの出演はなし)同様、てれびくんとテレビマガジンで子供たちからデザインを一般公募したオリジナルのロボット怪獣が登場しました。てれびくんからは要塞ロボット・ビームミサイルキング、テレビマガジンからは生体破壊メカ・クラッシュライザー。今回もまた子供の描いたデザインをほぼ忠実に形にしており、前者は子供が描いた元デザインが展示されていましたが、大きな画用紙に誇らしげに描いている上に名前もデザインもいかにも子供らしくて良いカンジ、後者はテレマガの専用台紙の専用枠内に収めるという大きな制約があるにも関わらずコンパクトにまとまったカンジで子供ながらに素晴らしいと感じました。今回はにせウルトラマンとなったザラブ星人がエンペラ星人を復活させようと、他のにせ戦士や闇の戦士を使って暗躍します。最終的にエンペラ星人(頭部以外はアーマードダークネス)は復活しますが、突如現れた謎の敵にいともあっさりと倒されてしまいます。この謎の敵こそ、今年12月の映画に登場するウルトラマンベリアル!!この恐るべき敵の前にウルトラ戦士たち、レイモンとゴモラもピンチに陥りますが、突如見たこともない謎の戦士によって光の力を与えられ立ち上がります。この謎の戦士、鎧を装着していますが、これが新たなウルトラ戦士でしょうか?ウワサでは12月の映画でも出るらしいので、その正体は12月までお預けでしょう。結局ベリアルを倒すには至らず、レイモンはその気配を追って一人去っていきます。これも去年同様映画に繋げる話ですね。
今年のウルトラマンフェスティバルも例年に負けない大盛り上がりでした。販売コーナーでは、12月発売のDSゲーム「怪獣バスターズ」の体験版があったのでプレイしてきました。このゲーム、ウルトラマンVS怪獣という今までのありきたりなゲームではなく、何と人間VS怪獣という、防衛チーム側の人間として巨大な怪獣に武器で立ち向かうという新感覚のゲームです。レッドキング撃滅が体験版での任務でしたが、周囲にもスフランなどの小型怪獣のトラップが多くあり、油断したらあっさりやられました(泣)。最終日ギリギリでしたが何とか行けてよかったです。12月の映画、そしてメビウスに続く新たなウルトラマン、我がサイトはウルトラシリーズを応援しています。