虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

懐かしのアニメを語る

2015-07-03 19:21:00 | アニメ・コミック・ゲーム
 皆さんは「出撃!マシンロボレスキュー」というアニメをご存じでしょうか。2003年1月8日から翌年1月3日までテレビ東京の水曜夕方6時枠で放映されていたロボットアニメです。マシンロボ自体は、バンダイが80年代に販売展開していた変形合体玩具が元祖であり、80年代には葦プロダクション製作の「マシンロボ クロノスの逆襲」「マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ」が放映されています、しかしマシンロボレスキュー(以下MRR)は、それらとは繋がりを持たない新作キッズ向けアニメとしてサンライズが製作していました。事実僕は昭和期のマシンロボを見たことはありませんが、十分に楽しむことが出来ました。

 本作はキャラ部分をデジタルセル、マシンロボ部分はCGで描かれています。この傾向は2001年に放映された「電脳冒険記ウェブダイバー」(製作は別会社)が先駆でしたが、そちらはまだ手探り感が強く、肝心のロボCGがチープに見えてしまう感が否めませんでした(それでも玩具コンセプトを見事活かしていました)。僅か2年弱でCGのロボが活き活きと動き、違和感なく溶け込むまでになっただけに、当時のデジタルアニメ技術の凄さを感じたものです。
 物語を簡単に説明すると、才能を持った子供に就職権があるという近未来世界観で、10代前半の少年少女たちがマシンロボという意志を持ったビークル変形ロボとパートナーを組んで災害に立ち向かうMRRの戦いを描いています。その災害救助を妨害する謎の組織デザスターの送り込む敵ロボと毎回戦いつつ、災害救助も描くという濃厚で充実したエピソードがフォーマットとなっており、毎回見応えある話が見られました。少年らの持った才能の中で特に目立ったのは、主人公・大空太陽のサバイバルナチュラルという才、災害や事故等で苦しむ人々の命の叫びを聞くと、髪が逆立つ演出が入り、当時マガジンで連載中の「ゴッドハンド輝」を思い浮かべてしまった方が多いと思います。他にも消防の天才や空間認識能力等、他者に負けず劣らずの能力を持った子供たちがいますが、それらに慢心せず日々の努力を物語の中で描いています(太陽は一時自身の能力に慢心したこと、仲間の努力がそれを追い抜いたことをロボたちに指摘され、努力の大切さを学ぶというエピソードがあります)。
 この作品で注目すべきは、少年と意志を持ったロボの交流、十数名の少年少女が力を合わせて困難に立ち向かうという2つの設定基盤。これを聞いてピンと来た人は多くいると思います。そう、前者は勇者シリーズ、後者はエルドランシリーズのフォーマットとして使われた設定です(ことにエルドランシリーズは本作の時間枠でかつて放映されていた)。まさに両シリーズのハイブリッドとも言うべき作品で、当時見ていた子供だけでなく、かつての2シリーズを見て育った世代からの人気も本作を大きく支えていました。ロボの合体形式はコアロボを中心に4体のサポートロボが四肢になるという形式に統一(エクス合体)されていますが、むしろこれを描くことで状況に応じての代替合体も劇中行うという、21世紀のスーパー戦隊が取り入れ始めた武装換装合体の可能性を別方向に追求したと言えます。エピソードは少年、少女たちがメインになることから、教育的にも優れた秀作揃いです。先述した太陽の才を仲間の努力が追い抜いたことからの、努力の大切さに気づく話等、子供向けでありながらも、というより、子供に向けて作っていることに重きを置いての話作りで、社会に必要な考え方を嫌みなく丁寧に描いているのが印象的でした。その面ではまさにキッズアニメの王道を見事描いたと言えます。

 あれから10年強、エルドランシリーズがBD-BOX化されている中、その流れの1つを汲む本作もBD化されてくれることを切に願っています。エルドランシリーズや勇者シリーズ同様、MRRも現代の子供たちに見て貰いたい一作なのです。

エルドラン同窓会

2014-07-03 18:18:33 | アニメ・コミック・ゲーム
 ブログ書くのももう半年弱ぶりになりますね。5月の連休にはプリキュア目的で大阪に日帰りで行って来たりもしました。そんなこんなな日々を過ごしてもう6月も終わり、最後に書いたブログの話題で書いたハピネスチャージプリキュアももう20話越え…、そのあたりの話はまた今度書くとして、今回は久しぶりにブログを記します。

 去る6月28日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて、「エルドラン同窓会」というオールナイト上映イベントがあり、行って来ました。オールナイトイベント参加は初めてです。このイベントは、来たる7月30日に「絶対無敵ライジンオー」のBD-BOXが発売されることを記念し、開催されたものです。来ている人たちも大体20代後半~30代以上の方が多かったです。リアル世代やその後継縁者とかならそれくらいの年代ですね。
 ここで知らない方のために簡単に説明します。1991年から3年間、俗に「エルドランシリーズ」と呼ばれるロボットアニメシリーズがありました。「絶対無敵ライジンオー(1991年)」「元気爆発ガンバルガー(1992年)」「熱血最強ゴウザウラー(1993年)」と、水曜夜6時のテレビ東京系での放映、作品ごとに異なる作風がありますが、いずれも光の戦士エルドラン(声:島田 敏)からロボットを託された少年たちが、力を合わせて悪と戦うという内容です。大きな魅力は、学校や街など、我々が見慣れた場所がメカニカルな基地に、ロボの発進場所等に変形するという描写、そして何より子供たちそれぞれにドラマがあるというところです。 一作目であるライジンオーは、エルドランからライジンオーを託された陽昇学園5年3組の18人が、「地球防衛組」として五次元からの侵略者ジャーク帝国と戦うという活躍が描かれるわけですが、18人全員に名前、性格等の細かい設定が与えられています。実際ライジンオーに搭乗するのは、日向 仁(声:松本梨香)、月城飛鳥(声:岩坪理江)、星山吼児(声:まるたまり)の3名で、残りは司令室となった教室でバックアップを行います。この手の作品だと実際戦場に向かう者とその周囲数名の者だけにスポットが当たるわけですが、防衛組は18人全員いなければならないという図式になっており、司令官の白鳥マリア(声:吉田古南美)や頭脳格の小島 勉(声:島田 敏)等、役割によってスポットに若干の差があるものの、クラスメートのほぼ全員にスポットエピソードがありました。それを丁寧に描くことで、メイン視聴者の子供は勿論、かつて子供だった年長ファンからも支持を得たわけです。その魅力は語っても語り尽くせないほどですね。

 今回のイベントでは、22時開始で約1時間ほど、当時のキャスト、監督が登壇し、思い出を語るトークショー、その後ガンバルガーとゴウザウラーの1話のHDリマスターを上映、その後は7月発売のライジンオーの傑作エピソードをHDリマスターでいち早く見られ、途中3回の休憩を入れて明け方5時までの上映会という流れでした。トークショーに登壇したのは、ライジンオーで日向 仁を演じた松本梨香さん、ガンバルガーで霧隠虎太郎を演じた折笠 愛さん、ゴウザウラーで峯崎拳一を演じた高乃 麗さん(このお三方は各作品の主人公役)、全作品でエルドランや主要クラスメートを演じた島田 敏氏、そしてシリーズの監督である川瀬敏文氏の5名です。高乃さんは掃除の際見つけたゴウザウラーのTシャツをこの日のために着てきたそうです。各作品の思い出話や意外な裏話(特に主役お三方は必殺技を決めた直後に、「絶対無敵!!ライジンオー!!!」等、ロボット名を勝ちどきとしてあげるため、絶叫でマイクを何本も壊した等w)等が聞けました。本シリーズはクラスメートだけでも人数が多く、この上先生や親、敵幹部等も入れればかなりのキャラ数になるのですが、監督の話によれば、やはり予算の都合もあるため、声優陣は複数の役が出来る方々を集めているとのこと、今回は今回は他にやっていた役についての話もあり、同じ場面に自分が担当する複数キャラが出た時の大変さ等も聞けました。その中で特に印象に残った話は島田氏の最近の体験談。数ヶ月前に自転車をパクられた島田氏は、交番に捜索願いを出しました。その時いたお巡りさんは20代くらいの方だったそうで、島田氏が書いた書類の職業欄に「自由業」と書いてあったので、「もう少し詳しく…」と聞いてきたとのこと、そこで島田氏が「俳優、声優」であると語ったところ、ペンを止めてしばしの沈黙の後、「……エルドランシリーズに出ていた方ですか…?」と聞いてきたそうです。既に20年以上の時が経った作品群ですが、当時の子供やファンもそれだけ年を重ねています。何年経っても忘れない…、街中の一警察官が当時見ていた子供だったことに、島田氏だけでなく、トークを聞いていた我々も驚きと感動を隠せませんでした。
 そしてサプライズゲストとしてオセッカイザーも登場、その完璧なスーツに会場内大爆笑でした。ちなみにオセッカイザーというのは、36話に登場したヒーロー邪悪獣で、「おせっかいな正義の味方は迷惑」という言葉で誕生(邪悪獣は人間の「迷惑」という言葉に反応し、それと同じ迷惑な怪物として誕生する)、爽やかな笑いとナイスリアクション、そして人助けすると引き換えに多大な損害を与える(例えば子供と犬が車に轢かれそうになると周囲の民家を巻き添えに車をぶっ壊す、小火が起きると建物ごと壊して消火等)おせっかい善行ぶりで、最も人気な邪悪獣です。折笠さんと高乃さんは自分の作品ではないからオセッカイザーを知らなかったようで、その格好に複雑そうな様子でしたw。そんなオセッカイザーが持ってきたのはもぎりが切ったチケット半券が入った箱。これをゲスト5名に引かせて、当たった席の方に色紙等素敵なプレゼントという抽選会です。色紙はイベントのために描き下ろされたもの、どれも素敵なものでしたが、その中で僕が最も気に入ったのが、吼児くんと梢ちゃん(4話に登場した山の少女)の色紙、ナイスなカップリングで素敵過ぎる!!まぁ残念ながら当たりませんでした…。
 その後はガンバルガー、ゴウザウラーの第1話のHDリマスターバージョン、ライジンオーの傑作エピソードのHDリマスターバージョンの上映が続くわけですが、ライジンオー本編に入る前に、一目でわかるDVDとBDの違いというわけで、OPと合体シーンの比較ムービーが流れました。前者は同じ画面を中央で分ける(画面中央を境に右がDVD、左がBDの映像といったカンジ)、後者は同じ映像が左右それぞれに流れるといったタイプでした。とにかくまずですね、青の発色が格段に違うのですよ。背景の空は勿論、剣王や獣王のボディなんかがマジで凄い!!剣王なんかこんなに鮮やかな青だったっけかと思うぐらいです!!これが進化した映像技術か…。54インチの4Kテレビを最近手に入れた松本さんはトークショーで、「やっぱBDは4Kで見なきゃ!!」とやたら4Kテレビを宣伝してましたw。そんな金現状ありませんよ…。まさか23年も前の、セル画とフィルム制作の作品がこれほど美しい発色になって映画の大スクリーンに映し出されるとは…。これだけでもこの上映会に来た価値は十分にあるというものです。

 個性溢れる少年少女たちの活き活きした活劇ロボットアニメシリーズ、エルドランシリーズ。その色あせない物語が格段に進歩した映像技術で蘇ります。10代~20代前半の方々で知らない方々も、この機会に是非一度ご覧になってみることをオススメします。これらは全て子供たち、かつて子供だった人たちに、共感して頂けると思います。今の子供たちにも彼らの思いを伝えたい…、未来永劫伝えていければと思います。そんなわけで、第一作目「絶対無敵ライジンオー」のBDーBOXは7月30日発売、二作目「元気爆発ガンバルガー」のBD-BOXは12月発売、三作目「熱血最強ゴウザウラー」のBD-BOXは、来年発売の予定となっています。DVD-BOXシリーズの時同様、三作品分のBD-BOXの全巻連動購入特典もあります。さぁみんな、予約ショップやサイトへ発進!!

 我がサイトは未来に伝えたい少年少女たちの物語を応援しています。


今期はロリが豊作♪

2011-07-26 00:50:36 | アニメ・コミック・ゲーム

 夏の新番組もだいぶ出揃ってきましたが、今期はいつにも増して「ロリ要素」が豊作で嬉しい限りです。そんなわけで久しぶりにレビュー!!

☆「ロウきゅーぶ!」
 究極のロリコンアニメ、ここに爆誕!!智花ちゃん、まほまほ、紗季ちゃん、アイリーン、ひなたちゃん、みんな可愛い!!!智花ちゃんの守ってやりたい感もレベル高いのですが、何よりひなたちゃんの保護欲という保護欲をかっさらう可愛さはレッドゾーン!!!ロリコンとしては絶対ブルーレイで全巻欲しいところです。
☆「異国迷路のクロワーゼ」
 湯音ちゃん可愛い!!!湯音ちゃんから発せられる守ってやりたいオーラが半端ないです!!膝の上に乗っけて頭をなでなでしたい♪それ以上に、この作品は見ていて癒されます。最近イライラすることが多くなっているので、そんなことも忘れさせてくれるほど、湯音ちゃんの可愛さは癒しになります・・・。
☆「ゆるゆり」
 純粋なロリではないけど、キャラがみんな可愛い!!あかりちゃんの不憫さが目も当てられない(笑)。かつてここまで不憫な扱いを受けた主人公ヒロインがいたでしょうか?主役は間違いなく京子ちゃんですな。何かこの子見てると「苺ましまろ」のみっちゃんを思い出します。このアニメは中身がないと各地で批判されてますが、今の僕にはこういう頭からっぽにして見られるアニメの方がいいです。つーかこのアニメはバカで大好きです。
☆「神様ドォルズ」
 詩緒ちゃん、可愛い!!!実際はシリアス分も多い作風なのですが、そんな作品の清涼剤として機能してくれるのが我らが詩緒ちゃん!!公式サイトには専用ページ「UTAO MANIAX」もあって、スタッフにも愛されているのがわかります。次回予告のククリとセットの手踊り人形もいい味出してます(3話予告でククリがコナミコマンドで動いていた事実にビックリ(笑))。
☆「うさぎドロップ」
 りんちゃん、可愛い!!!僕もこんな可愛い娘を引き取って育てたいです。りんちゃんの何気ない「おかわりちょーだい」のアピールが転げ回るほど可愛かったです♪原作は最近完結したらしく、10年の物語の集大成っぽいです。TVはどこまでやるのでしょう?あと、「そのまま放っておくと、大変なことになりますよ・・・」でお馴染みの健康系番組が苦手というのも意外で面白かったです。
☆「THE IDOLM@STER」
 一部ロリ分が入っております(笑)。07年にはロボットアニメとして放送されたあのアイマスが、ついに正しい形でアニメ化されました(笑)。まぁあちらのアイマスも好きなのですが。キャラたちがグオングオン動いてくれるので、見ていて飽きません。デコっ娘だったあちらの伊織ちゃんもイイ味だしてましたが、こちらの伊織ちゃんはマジ可愛いの一言です。何よりやよいちゃんの「うっうー!」がアニメで聞けたことに大満足!!でもこれをブルーレイないしDVDで揃えるとなると恐ろしい金額になるんですよね。全巻揃えるためにも早く再就職せねば・・・!!
☆「まよチキ!」
 ロリとはちょっと違うけど、面白かったです。スバル役の井口裕香さんはインデックスの声とかで有名(「ロウきゅーぶ!」でもまほまほを演じてます)だったので、あんな男っぽい声が出せることにまず驚きました。2話での「メェ~・・・」は反則過ぎ!!思わず転げ回りました(笑)。身体測定でのシーンもドキドキもの、周囲にはホモに見えるけど実はホモじゃない・・・。そんなギャップにゾクゾクしちゃってたまらない作品です♪
☆「バカとテストと召喚獣にっ!」
 相変わらずのバカどもの挽歌。3話で明久と葉月ちゃんのファーストコンタクトが見られてよかったです。葉月ちゃん可愛い!!!ほっぺにちゅっ♪なんて可愛いなぁ~、いいなぁ~!!!現段階ではまだ召喚戦争のシーンが少ないので少々物足りないカンジです。キャラのラブコメもいいけど、そちらもよろしくお願いしますよ、スタッフさん。
☆「神様のメモ帳」
 アリス可愛い!!!この娘になら罵られたい!助手募集中?仕事探してるからすぐにでも引き受けちゃいますよ!!こっちもデータ検索が得意ですが、アリスの助手だと外回りですね。アリスは独特の言い回しが興味深くて、その辺にゾクゾクしちゃいました。ぬいぐるみと一緒でないと寝られないという女の子らしさも可愛らしくてキュート!!
☆「猫神やおよろず」
 繭様可愛い!!!いや、確かに可愛いけど上記までの「可愛い」とは別ベクトル・・・、そう、でじこ可愛い!!!と同じ方向性で惚れました。だって繭様の表情って、でじこみたいにコロコロ変わるんですよ、可愛いというより面白いと言った方が適切ですよ(スタッフにでじこに関わった桜井弘明氏が入っているためですね)。この作品もまったりと見られるので、頭が疲れた時にはオススメですね。

 以上、駆け足かつこれまでとは違ったアプローチでレビューをしました。「ウルトラマン列伝」は事実上の再編集、再放送なので作品に対してこれといった感想はありませんが、今の僕の生きる支えとして、OP冒頭部のゼロの言葉「どんなに苦しい時でも、決して忘れてはいけない・・・キラめく未来は、君の瞳の中にあるんだ!!」を胸に頑張っています。
 「R-15」と「いつか天魔の黒ウサギ」はパンチラやエロを期待してたのに規制だらけでもうガッカリ、ウンザリ・・・。この2作品はDVD待ちですね。


春新番レポ1

2010-04-09 14:42:27 | アニメ・コミック・ゲーム

 昨年秋と今年の冬は忙しくて見送ってしまった新番レポ、今回もまだ見ていないものがあるのですが、とりあえず見た作品から順番にレビューしていこうと思います。

・「HEROMAN」
 「スパイダーマン」や「X-MEN」などで有名な、アメリカの著名な漫画家・スタン・リー氏が原案、それを元に、「ソウル・イーター」などを手がけたボンズがアニメの王道たるヒーローものを、新たなテイストで作り上げた、全く新しいヒーローアニメです。現在アニメのコミカライズ版が月刊少年ガンガンにて連載されています。舞台はアメリカ西海岸の街、まさにアメリカの住宅街ということで、開放的な風景が印象的です。ジョーイは働きながらスクールに通う健気な少年で好感が持てる主人公です。金持ちのボンボンのドラ息子たちが、高そうなロボットのオモチャが車に轢かれて壊れた時、「またパパに新しいの買って貰おう」とか言い出した時は、さすがに張り倒したくなりましたよ(怒)。ジョーイは壊れたロボットを拾い、修理を施し、ヒーローマンという名前を与えましたが、なんと数日後の雷雨の夜、落雷で命が宿り、2m強まで巨大化します。ヒーローマンは言葉は喋らず、脚部も太い、アメコミ風な姿のロボットですが、その力はまさに超人というにふさわしいもの。第1話では交通事故に巻き込まれたジョーイの友人・リナの救助を行いましたが、第2話からは宇宙からの侵略者・ゴゴール率いるスクラッグとの戦いが始まります。ヒーローマンという「力」を手にしたことから、平凡な日常から危険な非日常へと足を踏み入れることを余儀なくされたジョーイのこれからの成長に期待です。

・「B型H系」
 ヤングジャンプ連載の漫画が原作ですが、なんか強烈なアニメが始まったぁぁぁ!!!主人公・山田は高校入学を機に処女を捨て、Hトモ100人を目指すため奮闘するという、あらすじだけでも凄いのに、風呂場で自分のアソコを鏡で見てそのグロさにおののく姿、しかもその声を田村ゆかりさんがやってるなど、もう突っ込みたいところ満載(笑)。いいですねぇ、こういうエロエロネタだけど18禁じゃない、ギリギリ寸止めなカンジ。山田の最初のターゲットにされた小須田くん、あそこで逃げ出すなら一生童貞になっちゃうです(人のこと言えないのですが・・・)。笑ったのは山田のエロ神様。人の性欲を司る二頭身キャラですが、演じているのは宍戸留美さん。エロ神様のネタは面白いから、同人誌でも何らかの形で採用したいですね。

・「会長はメイド様!」
 こんなタイトルですが、原作は少女漫画です(笑)。星華高校は共学化して時間が浅いため、まだ女子の数か少ない上、元男子校という性質上男子たちはだらしない、自分勝手、掃除なんかも女子に押しつけという、まさに女子たちは肩身の狭い思いを強いられています。封建時代の名残かよ・・・。そんな校風を変えるべく、初の女子生徒会長となった鮎川美咲は、その強気(もっと言うと高圧的)な態度で男子たちに物怖じもせず立ち向かいます。でもそんな彼女にも大きな秘密が・・・。家が貧乏なため、待遇のいいメイド喫茶でバイトしている(工事現場でも働いていたが体が持たなかったとのこと)ので、これが知られれば大変なことに。そして恐れてた事態発生、モテるのに女を振りまくっている変人イケメン、碓氷拓海にメイド姿を見られてしまったぁぁ!!ヘコむ姿は、桜井弘明監督お得意の描写で、かつてのでじこを思い浮かべました。でも第1話にして大体の要素らしきものを消化してしまったような気がします。これからの話がどうなるのか、不安と期待があります・・・。

・「カメンライダー・ドラゴンナイト」
 平成ライダーシリーズ第三作目平である「仮面ライダー龍騎」がアメリカでリメイクされ、ついに日本に再上陸を果たしました。昨年10月から東映チャンネルの方で先行放映されてましたが、ついに地上波でも放映です。一部細かい違いはあるものの、ミラーワールドやカードデッキ、ライダーバトル制など、基本的な設定は原作たる龍騎とほぼ同じで、戦闘シーンの映像はパワーレンジャー同様、日本版の流用と当地で新撮されたものが併用されています。そして本作最大の見所は、吹き替え声優の大半が、過去の平成ライダーシリーズに出演した俳優、声優で固められていることで、ことにウイングナイト(日本でいうナイト)に変身するレンの吹き替えを、日本版でもナイトこと秋山 蓮を演じた松田悟志が担当するなど、随所にニヤリと出来る配役がなされています。大胆なリメイクを施した龍騎の勇姿を、再びその目に焼き付けたいと思います。

・「ひめチェン!おとぎちっくアイドル リルぷりっ」
 日曜の9時に始まったアニメ。原作はデータカードダスゲームで、おとぎの国消滅の危機を回避すべく、リトル・プリンセス=リルぷりの力を授かった3人の小学生の物語です。3人は普段は可愛らしい女子小学生ですが、変身すると15~6歳程度に一定時間成長します。なんかミンキーモモとぴえろ系魔法少女と赤ずきんを混ぜ合わせたカンジのハイブリッド感があるのですが、主役3人の声がデータガードダスゲーム版と異なり、ハロプロ関連の女優さん(14~5歳くらい)が演じているので、演技力に多少難があります。ネットではこれが賛否両論を巻き起こしており、これを棒と取るか、子供らしくて初々しいと取るかで、本作を楽しめるかが決まる、まさに第1話にして視聴者を振るいにかけてます(汗)。僕は後者なので、演技面もこれから上達していくと信じてます。

・「けいおん!!」
 今更深く語る必要もないであろう、けいおん!の第二シリーズです(!マークが一つ増えたのは「ハヤテのごとく!!」と同じ)。基本的に前作と同じ作風ですが、オープニングが曲、ムービー共にものすごいテンポの良いカンジに仕上がっていたので驚きました。あの絵コンテ切った人天才だ!!さて、我らが軽音部は前作からの5人体制ですが、4月からのスタート、あずにゃんは2年に、唯ちゃんたち初期4人組は3年に進級しました。問題なのは部員集め、このままだと唯ちゃんたちが卒業したらあずにゃん1人になってしまうので死活問題です。四苦八苦するものの、まだ1年間あるから当分はこの5人のままでいいという結論に。しゅごキャラ!でもガーディアンの序列問題があったので(あむちゃんたちが卒業するとややちゃんだけになってしまうが、最終的にりっかちゃんが正式メンバーに昇格)、やはり後継者探しというのはどこの世界でも重大問題ですね。なお、DVDとブルーレイは各3話収録で全9巻という情報が入っているので、2クールあるのだと思います。前作は1年半強を1クールで描くハイテンポでしたが、今回はさらにまったりとした学園ライフが描かれるかも知れません。

 残りは視聴次第書いていこうと思います。


夏の新番組レポ

2009-07-28 23:59:41 | アニメ・コミック・ゲーム

 さて、夏の新番組レポをやっていこうと思います。

・「うみものがたり~あなたがいてくれたコト~」
 夏新番組では一足早く6月終わり頃よりスタート。パチスロで有名な「うみものがたり」が原作ですが、あの絵柄をそのままアニメにするのはさすがに難があったか、キャラデザインは可愛らしくアレンジされています。物語もアニメ独自の設定なので、アイマス・ゼノみたいに、原作からキャラのみを拝借したパターンと言えるでしょう。海底に落ちた指輪の持ち主を探しに、空(陸上)に向かったマリンちゃんとウリンちゃん。しかし指輪を捨てた宮守夏音ちゃんはもの凄い負のオーラを出しまくりな少女。夏音ちゃんとマリン、ウリン姉妹の出会いから物語が動き出します。今後の展開は、ウリンちゃんが誤って封印を解いてしまった闇の魔物・セドナと戦うため、マリンちゃんが海の巫女、夏音ちゃんが空の巫女となって闇を打ち消す、という魔法巫女ファンタジーものな内容ですね。それにしても、マリンちゃんたちの水着姿がすっごく可愛い♪特にウリンちゃんなんかツルペタな胸が見事に強調されてるからもう最高デス!!でもウリンちゃんが自分だけ巫女に選ばれなかったことで少々落ち込み気味。このままじゃ終盤付近でセドナにつけ込まれそう・・・?

・「大正野球娘。」
 はいからな大正時代を舞台に、女学校の生徒たちが野球をすべく仲間を集め、練習試合に向けて特訓していく物語。冒頭で小梅ちゃんが歌っていた東京を紹介する歌が素敵過ぎ(笑)。今ならもっと色々名所が増えてるから歌詞が増えますね。そんな小梅ちゃんに野球をしようと言い出したのはクラスメートの小笠原晶子。彼女は社交パーティで女性の社会進出に批判的な意見を聞いたことで、男子のスポーツである野球をして男子チームに勝とうと思い、野球チーム発足を思い立ちました。現代なら女性の社会進出は当然のようになっていますが、当時はまだ女性の社会進出は珍しかったため、こういう男尊女卑な意見も散見されていたのでしょう。しかしいざ野球をするとしても仲間が集まらない、道具が揃わないなど課題は山積み。しかしそんな2人のもとへ一人、また一人と協力者が集まり始めます。ようやく形になり、いざ練習試合を挑んだものの、やはり立ち上げたばかりかつ、おしとやかさを厳しく教育されている女学生たちと、常に練習を続けている血の気の多い男子チームでは戦力差がありすぎて初めての試合は惨敗。メンバーそれぞれに複雑な思いがある中、ついに覚悟を決めて本格的に練習を開始、今後の展開から目が離せません。

・「エレメントハンター」
 日韓共同製作のNHK新作アニメです。2クールものが多い中、今年頭に4クール作品のエリンが投入されたNHKですが、本作も3クール予定という変則期間です(まぁかつてのナディアも3クールでしたが)。時は遥か未来、地球から次々と元素が消失、これにより地盤沈下などの大災害が連続して発生(生物を含めた地球上の物体は様々な元素の集合体なので元素が一つ消えるだけで大変なことになるのです)、人類の数も激減しました。消えた元素はネガアースという別次元にあるもう一つの地球に流れ込んでおり、これを回収する任務を負ったのが、13歳以下の子供3人のみで編成された(ネガアースに行けるのが脳や思考の柔軟な子供だけなため)エレメントハンター。通常エレメントハンターは衛星軌道上のコロニーにて厳しい訓練を受けた者から選抜されるのですが、主人公のレン、キアラ、ホミの3人はふとしたことから古城に見せかけたカー博士のラボに入り、コロニーの正規部隊とは別のエレメントハンターに任命されました(カー博士曰く、コロニーのやり方では元素回収は出来ても根源である元素消失までは止められないため、真の意味で地球を救えるとのこと)。素人同然のため現場で正規部隊と衝突もするレンたちのこれからの活躍が楽しみです。元素回収方法はネガアースに出現するQEXという怪獣からポジ元素を回収すること。ここで化学の知識を持っていると、どういう対処法を取ればいいか視聴者側にも予測出来るので楽しめます(僕は電気工学の関係上高校では物理をやっていたので化学はほとんどわかりません・・・)。EDも元素記号の覚え方を歌っている耳に残る曲で楽しいです。

・「懺・さよなら絶望先生」
 もはや説明も不要な絶望先生のTVシリーズ第三弾。相変わらずやっていることは同じですが、社会や事象のあらゆる不備、盲点などに突っ込み、絶望し、ヘンテコな改善策を考えるなど、糸色リズム全開です。つーかこれ以上レポのしようがない!絶望した!!適当なレポも作れない自分に絶望した!!!

・「うみねこのなく頃に」
 「ひぐらしのなく頃に」で大ブレイクした竜騎士07氏原作の最新作がアニメ化。ひぐらし同様、いくつものエピソード、世界観で異なる展開、視点を見せつつ、実は全て一本の線で繋がるサスペンスホラーですが、今回は正解率1%と言われたひぐらし以上に凶悪。「推理は可能か不可能か?」をキャッチコピーにしているように、原作者は読み手にそもそも解かせる気がないというある意味最悪なサスペンスです(笑)。舞台は六軒島。ここで大富豪・右代宮家の親族会議が行われる中、一族に多大な富をもたらした魔女ベアトリーチェの隠し黄金の謎を巡る惨劇が発生します。人間業とは思えぬ超常的な犯行、これを「人間犯人説」を前提に推理するか、それとも「魔女の仕業」だと認めるか。後者の場合物語を見ている側は原作者、並びに魔女に屈したことになります。あなたは人間犯人説前提での「推理」が出来ますか?そんな挑戦的な作品です。なおひぐらしでも凄惨なシーンなどは放映時かなりぼかしていましたが、今回はなんと(差別的、侮辱的な意味での)放送禁止用語まで飛び交う(所々にピー音が!!)という事態に。あからさまにDVD買え、な内容ですね(笑)。

・「かなめも」
 まんがタイムきららMAXで連載中の石見翔子原作の4コマ漫画がアニメ化です。祖母を亡くし、身よりがいなくなった少女・中町かなは、ひょんなことから風新新聞の専売所で住み込みで働くことになりました。しかしこの新聞屋、所長代理が小学2年にしてシビアなリアリスト、ガチ百合カップルにロリコン酒豪、比較的常識人だけどお金好きと、一癖も二癖もある個性的な面々ばかり。かなちゃんも最初思わず引いてしまったくらいの奇人変人の集落です(笑)。でもかなちゃんの健気さは思わず抱きしめたくなるほどの可愛さ!!あ~もう可愛いなぁ!!可愛いと言えばかなちゃんのクラスメートで風新新聞のライバル新聞の少女・みかちゃんも「ハヤテのごとく!!」のナギと「とらドラ」の大河を足して2で割ったカンジで超可愛いです!!かなちゃんの健気な活躍を見守ってあげたい方にオススメです。

・「GA 芸術科アートデザインクラス」
 まんがタイムきららCaratにて連載中のきゆづきさとこ原作の4コマ漫画が満を持してのアニメ化です。監督はデ・ジ・キャラットなどでお馴染み、桜井弘明氏なので、話のテンポはどちらかと言えば意外と早めです。ちなみにGAとは作中では芸術科Aクラス(Aクラスは美術、Bクラスは音楽)の略称になっており、タイトルにある芸術科アートデザインクラスの略ではないのでちょっとややこしいですね(笑)。わかっているとは思いますが、決して某エンジェルたちとは無関係です(笑)。歴代メガネキャラの中でも極めて大きな丸メガネが特徴的なキサラギちゃんをメインに個性的な5人の少女が織りなす学園コメディですが、美術に関する雑学を毎回わかりやすくレクチャーしてくれるので、ちょっとした美術教育番組にも見えます。EDは曲は同じですが、歌い手と歌詞、アレンジが毎回キャラごとに異なるので、これも毎回の楽しみの一つです。

・「宙のまにまに」
 アフタヌーンで連載されている柏原麻実原作の天文部青春コメディ漫画のアニメ化です。かつて住んでいた街に戻ってきた主人公・大八木朔が、幼い頃振り回されたが故にトラウマになっていた幼なじみ・みーちゃんこと明野美星と再会したことから、彼の平穏で始まるハズだった高校生活は騒がしい毎日へと変貌します。美星ちゃんも幼い頃は勿論今も別に悪気があるわけではなく、ただ純粋に朔と一緒にいたかっただけなので、その辺の事情を知った朔は、美星との再会を受け入れることに(とは言っても振り回される毎日には変わりなし)。でも朔ちゃんよ、こんな純心で明るい幼なじみが慕ってくれるんだから、君は将来安泰だよ(笑)?なおOP、EDのスタッフ、キャストクレジットには、名前の後に星座の紋章が描かれている上、作中でも軽く星座のレクチャーもあるので、星に興味がある方にオススメです。また、監督はスクールランブルや銀魂でお馴染み高松信司氏なので、提供テロップの左右にその回や次回のハイライト解説文が縦書きで表示されます。

 以上、夏の新番組レポでした。ライダーイラストで忙しい中、何とか7月中に書けてよかったです。


今更ながら春の新番組レポ

2009-06-15 22:38:01 | アニメ・コミック・ゲーム

 もはや遅すぎるのが定番になりつつあるダメな新番レポ・・・。いくら4~5月に引っ越し、その後の整理やイベント準備などで手がつけられなかったとはいえ、これじゃああまりに他のサイトに遅れを取りすぎですね・・・。とりあえず、引っ越し作業の都合上、この4月に手をつけたのは5つだけなので、超特急でレビューしていきます。

・「けいおん!」
 まんがタイムきららで連載中の4コマ漫画が原作です。廃部寸前だった高校の軽音部に入った4人の少女たちがゼロから音楽活動を始めていく、まったりとした作風のアニメです。メンバーは「軽音部」と聞いて軽い音楽(カスタネット程度の簡単なもの)だと思って入部した天然ほわわんな少女・平沢 唯(ギター担当。愛器は「ぎー太」と名付けるほど可愛がってるが技術はまだまだ発展途上)、文芸部に入ろうとしたが幼なじみの律に無理矢理軽音部に入れられた恥ずかしがり屋で怖がり屋の秋山 澪(ベース担当)、澪と共に軽音部に入り、部長にもなったが大雑把な性格で部の申請書類提出などを忘れる田井中律(愛称はりっちゃん。指をちまちまさせる楽器が苦手ということでドラム担当)、部室にいつも高級な茶菓子を提供するおっとり屋なお嬢様・琴吹 紬(愛称はむぎちゃん。キーボード担当)の4人で、2年進級時には後輩に中野 梓(愛称はあずにゃん。唯以上の技量を持つギター担当者)が加わり、5人体制になりました。こんな個性豊かな部員たちによる、まったりとした部活ライフを描いたアニメです。

・「ハヤテのごとく!!」
 今更深く語る必要もないであろう、ハヤテのごとく!の第二シリーズです(!マークが一つ増えたのは「新選組!!」になぞらえたのか?)。今回は深夜枠での放映で、基本的に前作と同じ作風ですが、歩の髪の色が前作ではグレーに近かったのがディープブルーになっていたり、ナギの髪の色もレモンイエローより少し濃いカンジになったりと、若干の色彩変更が見受けられる程度です。また、この第二期に先駆けてOVAが発売されており、前作には登場しなかった3キャラが登場、そのうち一人、ソニア・シャフルナーズは第二期開始早々に登場しました(やはりかなりのクセキャラ)。また、現在放映されているまでで、ヒロイン人気ナンバー1のヒナギクの描写にかなりのウェイトが置かれています(EDも担当、さすがは人気ナンバー1キャラ)。

・「トミカヒーローレスキューファイアー」
 昨年予想以上の大人気を見せた「トミカヒーローレスキューフォース」。なんとその人気に乗り、シリーズ第二弾の登場です!!制作はレスキューフォースを担当した松竹にかわり、かつて「電撃!!ストラダ5」という特撮作品も制作していた日活が担当していますが、世界観はレスキューフォースと共有しており、ネオテーラ壊滅後、突如北極より出現した謎の古代種族ジャカエンが引き起こす「超火災」なる災害に対処すべく、火災対策に特化した新たなチーム、レスキューファイアーが世界消防庁により結成されました。今回は3人体制で、より消防士に近いスタイルのデザインになっているのが特徴です。さらにはレスキューフォースと世界観を共有し、なおかつレスキューフォースと同じ世界消防庁所属ということもあり、レスキューフォースのビークルが登場したりと、嬉しい描写も多いです。レスキューポリスシリーズみたいに、中盤辺りで先輩チームであるレスキューフォースとの共演があることを楽しみにしています。

・「ジュエルペット」
 4年間続いた「おねがいマイメロディ」シリーズにかわり、サンリオがセガトイズと共同で開発、投入した新キャラ、それがジュエルペットです。魔法の国ジュエルランドの年に一度の大掃除の日、ジュエルペットたちは掃除の間ジュエルチャームという宝石に変化して保管されるのですが、事故によりジュエルチャームが人間界に散らばってしまいます。海岸で遊んでいたため唯一難を逃れたウサギのジュエルペット・ルビーは、人間界に散らばった仲間たちの回収を命じられ、紅玉りんこという少女と出会い、彼女や彼女の友人らと協力し、行方不明の仲間たちを探すドタバタコメディ、というのが大まかなあらすじです。このルビー、マイメロと同じウサギですが、演じている斎藤彩夏さんの可愛らしい声と演技力が見事にマッチし、マイメロ以上に可愛いです!!なるほど、これが新感覚の萌えか・・・(笑)。ちなみにいつも騒動を起こす怪盗ハーブ団の背後にダイアナという黒猫のジュエルペットがいますが、こちらはおジャ魔女シリーズの瀬川おんぷ役で知られる宍戸留美さんが演じています。可愛いのにもの凄くダークで怖いキャラ、ナージャのローズマリーを思いだしますね(怖いけど猫である分ローズマリーよりはマシ)。なおジュエルペットは設定上33匹存在するのですが、現在毎回必ず1匹ずつ回収されているので、全52話予定をどういう風に配分するのか興味深いです。

・「咲-Saki-」
 ヤングガンガンで連載中の麻雀漫画が満を持してのアニメ化です。スカートの下「はいてない」を強調する究極のギリギリズムが魅力的な作品で、ある意味ありがちなパンチラよりよほどエロチックです(笑)。ドジッ娘だけど麻雀に関しては超人的な勘と運を持つつるぺた少女・宮永 咲と、運に頼らない完全理論派の超実力を持つ巨乳少女・原村 和、全く打ち方の異なるこの2人を主軸に、麻雀に関しては無名校だった清澄高校麻雀部の全国大会を目指し、様々な学校の麻雀部と団体戦(咲の入部で部員不足が解消され参加可能になる)を挑んでいくという内容です。僕は麻雀のルールがまるでわからない(「ヒカルの碁」を見ても囲碁のルールがあまりよくわからなかった)ので、個性的なキャラたち(中でもタコス大好きの優希がツボ)のドラマを楽しんでいます。

 以上、いつも以上に駆け足でお送りした春の新番組レポでした。夏のレポは7月中に書けるようにしたいです。


冬の新番組

2009-02-28 23:37:22 | アニメ・コミック・ゲーム

 そういえば、2月も既に最終日、ブログもかれこれ1ヶ月近く放置し、何かを忘れていると思っていたら、冬の新番組レポでした。もはやクライマックスも近い作品も多いと思うので超駆け足で追っていきたいと思います。毎度毎度この新番レポは遅くなりがちで申し訳なく思います。下記の他にも「まりあほりっく」やら「明日のよいち」等、いくつか録画しているのですが、まだ見ていないので今回は見たものだけを書いていこうと思います。色々と申し訳ありません。

・「WHITE ALBUM」
 「To Heart」でお馴染みLeafが1998年に発表した作品が、約10年の時を経てのアニメ化です。原作ゲームは「To Heart」と「こみっくパーティ」の間に発表されており、この両作品は共に二度もアニメ化され、近年では「うたわれるもの」の大ヒットも記憶に新しく、そして4月からは「ティアーズトゥティアラ」のアニメ化もあり、Leaf作品アニメは人気作や近年の作品が原作になることが多かったのですが、ここに来て10年前の作品が満を持してのアニメ化です。原作はやったことはないのですが人物描写がシリーズ随一と評判もあり、結構人気があったと聞き及んでいます。本作はヒロインがアイドル歌手、それによる心のすれ違い、三角関係などが重要ポイントになっており、今回のアニメ化に際して、時代設定を1986年にするなど、設定にいくつかの変更が見られます。1986年といえば「仮面ライダーキバ」の過去編の時代になったことでも記憶に新しく、その時代は携帯電話なんて便利な連絡手段などなく、さらにキバにおいて次狼やマスターがおニャンコクラブに異常に熱をあげていたことから、アイドルがいかに遠く、神格的な存在だった時代だったということが伺えます。そういった観点では、神格的存在であるアイドル、その彼氏、携帯がない故の連絡の不便さ、それによるすれ違いなどを強調するのに、この上ない時代設定だと言えます。それにしても、主人公の冬弥、君望の鳴海孝之やスクイズの伊藤 誠に代表されるヘタレ主人公の元祖とは聞き及んでいましたが、まさにその通り、否想像以上です。おかげで話がもの凄くドロドロ気味です(笑)。どう決着をつけるのか、この手の物語では非常に興味深いものです。

・「みなみけ・おかえり」
 今更深く語る必要もないであろう、みなみけシリーズの第三シリーズです。本作は第二シリーズと同じアスリードが制作していますが、絵のカンジは第一シリーズに近くなっているため、第一シリーズと第二シリーズのハイブリッドというカンジですね。内容自体はもはや書くまでもないので省きますが、今回は構成がかなり珍しい型式になっています。アバンタイトルから入り提供テロップ、CMを挟んでAパート、その後にオープニングといった変わった型式を取っています。

・「宇宙をかける少女」
 サンライズオリジナルの美少女SFアニメです。かなり早い段階からアニメ雑誌で告知がされており、この冬最大の注目作かつ期待作として登場しました。舞台はタイトルが示すように宇宙、スペースコロニーに住む少女が、意思を持ったコロニーと出会ってしまったことで、厄介ごとに巻き込まれるというのが大まかな流れですが、この喋るコロニーことレオパルドがウザいぐらいにいい味を出している名キャラです(笑)。まだまだ謎な部分が多いですが、サンライズには舞-HiMEシリーズ等で培ったノウハウもありますし、それをふんだんに生かしてほしいですね。それにしても、イモちゃんがラブリ~♪一家に一人欲しい~~♪♪

・「獣の奏者エリン」
 NHKアニメの最新作で、最近2クール作品が多い中で珍しく1年シリーズの予定になっています。本作は伝記的なイメージが強く、竜に似た戦う獣「闘蛇」が重要ポイントとなっています。闘蛇は戦場で兵士たちの馬代わりとなり敵を蹴散らす獰猛な生物です。物語はその闘蛇を育てることを生業とする、戦とは無縁の山中の村・アケ村から始まり、ここに住む少女・エリンと闘蛇を巡る物語となります。エリンは闘蛇の医術士である母・ソヨンと生活しており、いつか母のような立派な闘蛇の医者になりたいと考えています。しかしそんな彼女の前に次々と立ちはだかる人と闘蛇の関係と運命、受け入れざるを得ない現実など幾多もの困難と葛藤。本作はエリンの成長に重点が置かれている一方で、人と獣の関係という、我々人類の長い歴史の中で永遠の課題にもなっている点にも焦点が当てられている非常に興味深い作品です。

・「仮面ライダーディケイド」
 クウガから続く平成ライダーシリーズもついに10作品目に突入!!平成の10号ライダーの誕生です。キャッチコピーにある「10年?早ぇよ!」はまさにその通り(笑)。この作品は10作目を記念しての一大イベントが用意されています。それはこのブログでも散々言ってきた、データカードダスゲーム・ガンバライドとの連動、そしてこれまで作品ごとに独立した世界観だったクウガ~キバの歴代平成ライダーが一同に揃うという超お祭り作品です。とはいえ、オリジナルの役者さんは既にメジャーになった方も多いため、歴代ライダーの世界を巡る内容ではあるものの、その世界観は本放送時のオリジナル設定とは異なる、いわばディケイド版世界観にリメイクされています。今回の主人公・門矢 士は、何やら訳ありな存在、そして鳴滝なる謎の男が全ての世界のライダーに、ディケイドが悪魔だとふれこんでいることから、行く先々でライダーと激突、さらには鳴滝がディケイド抹殺のために呼び寄せるライバルライダーなども登場するなど、ガンバライドとの連動企画とはいえ、ライダーバトルが主軸に置かれています。最も、龍騎時代同様きちんと理由があるバトルなのですんなり受け入れられました。この辺は脚本の會川 昇氏の手腕によりますね。ここまで毎週ワクワクするのは久しぶりかも知れません。既に回る世界の順番は決まっているため予定調和と言えばそれまでかも知れませんが、旅の果てにディケイドを待つものは果たして・・・!?

・「フレッシュプリキュア!」
 昨年、この時間枠最長の4年シリーズを誇ったおジャ魔女の壁を越えたプリキュアシリーズも、ついにセーラームーンの5年の壁すら越え、6年目に突入しました!!本作は大好評を博した前作までのyes!プリキュア5シリーズからまたもキャラや世界観を一新、新たなスタートを切る四代目プリキュアが誕生しました。毎年人数が増えてきた中で、今回は3人チームと、三代目の半分の人数になりました。しかしシンボルマークが四葉のクローバーであるため、4人目のプリキュアがいずれ登場することは明白で、それも楽しみの一つであります。敵は管理国家ラビリンス、一応歴代敵組織のように世界制覇のため特定物(無限メモリー・インフィニティ)を手に入れるのが目的ですが、プリズムストーンやローズパクトみたいに強奪しようと思えば手に入る代物ではなく、人々を襲ってその嘆き、悲しみなどの負の感情を不幸のゲージに溜め、満タンにする条件があるため、敵の行動理念が人々を不幸にするための襲撃になるという、これまでの敵組織とは一線を画しています。一般怪物も、ザケンナー、ウザイナー、コワイナー、ホシイナーと「ナー」が続いた中「ナケワメーケ」というこれまた斬新なネーミングで来て、プリキュア5周年という節目を越えて様々な面で大転身を遂げています。3月20日には歴代プリキュアとの夢の共演を果たす映画「プリキュアオールスターズDX」が公開されます。さらなる高みを目指すプリキュアシリーズの最新作、これから大いに期待です。

・「侍戦隊シンケンジャー」
 スーパー戦隊シリーズ最新作!!33番目の戦隊はシリーズ初となる侍モチーフとなる、21世紀のサムライソルジャーです!!漢字に込められた意味を力に変えるモヂカラ、筆を描くように変身、漢字型のゴーグル、着物や袴をイメージしたスーツなど、ありとあらゆる点で和風ヒーローの意匠が取り入れられています。また、前作ゴーオンジャーのレッドが切り込み隊長タイプのリーダーだったのに対して、今回のレッドは冷静沈着、クールな青年という、熱血系レッドが多い近年稀に見るタイプのリーダーです。しかしずっと一人で戦ってきたため仲間をまだまだ信頼していない節が強く、さらに集まった仲間たちもかなりの癖者揃い、チームワーク育成に少々時間のかかる戦隊になりそうです。また、本作の特筆すべき点は、ゴーオンジャーまで三十数年間ずっと伝統として続けられてきたフィルム撮影とオールアフレコという撮影方法を廃し、それまでの16mmフィルムにかわり特殊なビデオカメラで撮影、そしてこれまで撮影では声を拾わず、オールアフレコだった方法にかわり、平成ライダーや一般ドラマ同様、台詞も撮影時に同時録音となりました(勿論変身後や声を取りづらいところなどはアフレコです)。来年は2010年、二桁目が0の年は今年でラストです。2000年代最後の戦隊が花咲かす、驚異のチャンバラバトルにこれから大いに期待です。

 以上、超駆け足で2009年冬の新番組をレポしてきました。気付けばもう3月、春までもうすぐですね。


秋の新番組3

2008-12-10 23:19:07 | アニメ・コミック・ゲーム

 気付けばもう12月も10日。最終話寸前のアニメも多いですが、とにかくまだレポを書いてない秋新番の残り全てを一気に書き上げます。

・「ケメコデラックス!」
 月刊コミック電撃大王で連載されている超スラップスティックラブコメのアニメ化です。オープニングからしてお祭り騒ぎでやりたい放題のこのアニメ、内容もとにかくぶっ飛んでいます(笑)。ある日主人公・小林三平太の前に現れたのは、ケメコという超ブサイクな少女。その寸胴な体型に似合わず高い戦闘能力を誇る彼女は、自らを三平太の嫁と自称、そして彼を狙う謎のロボットたちをその超絶戦闘能力で蹴散らします。戦いだけでなく、日常においてもケメコのハチャメチャぶりが凄まじくて笑いが止まりません。逢坂大河にしろ、上下山虎子にしろ、片桐優姫にしろ、ナギにしろ、そしてこのケメコにしろ、今期は性格がハチャメチャなヒロインが多すぎて大変なことになっています(笑)。でも実はケメコの正体はロボット(というよりパワードスーツ)、その中身はエムエムという引っ込み思案な超絶美少女が入っています。何でこんな内気で可愛い少女がケメコに乗った途端に性格が豹変してやりたい放題なのでしょう・・・(笑)。最近よく見かける「仮面付けると性格変わる」タイプでしょうな。エムエムの声は絶チルの紫穂やかんなぎのナギでお馴染み戸松 遥さんですが、ケメコの声は斎藤千和さんで、これまで演じたことのないような超絶暴走演技を披露してくれています。なお、5話ではケメコが40年くらい前にヒットした名曲「ケメコの歌」を披露しています。僕の父もこの歌が好きだったらしいのですが、レコードやテープが家に残っていないとのこと、今後サントラで斎藤千和さんのカバーフルバージョンが入ることを密かに期待しています。

・「とある魔術の禁書目録(インデックス)」
 電撃文庫にて刊行中の大人気ライトノベルが原作で、既に17巻もシリーズが続いている、「灼眼のシャナ」と並ぶ電撃文庫の看板作品がついに満を持してのアニメ化!!コミック版は月刊少年ガンガンにて連載されている原作小説のコミカライズ版と、月刊コミック電撃大王にて連載されている、本作の人気キャラ・御坂美琴を主人公にした外伝「とある科学の超電磁砲(レールガン)」がダブル連載中です。アニメ製作はJ.C.STAFF、音楽はI'veと、大ヒット作シャナで培われたノウハウをフルに生かしています。本作はありとあらゆるSF概念を取り入れており、主人公・上条当麻が住む、超能力を代表に先端科学で満たされた学園都市と、インデックスが逃げてきた、聖書や錬金術など魔術で満たされたオカルトな世界という、従来の作品ならば決して交わることのない世界観をあえてミックスしたハイブリッド作品で、超科学側の世界にいた当麻が、オカルト側の世界を知ったことで様々な事件に巻き込まれていくというのが、おおまかな内容です。魔術バトルシーンは迫力のある描写も多く、さすがはシャナのノウハウを応用しただけあります。当麻は学園都市内ではレベル0の烙印を押されるほどの劣等生ですが、その理由は彼の右腕に宿った、それが異能の力であれば神様の奇跡や幸運すら消してしまう幻想殺し(イマジンブレイカー)によるものです。方やインデックスは特に魔法を使えるわけではないのですが、一度読んだ書物の一字一句を絶対忘れない完全記憶能力を持つため、その脳内に10万3千冊分の魔術書の内容が蓄積されており、そのため彼女を狙う者も多いです。しかし、この能力故彼女は悲しい宿命を背負っています。そんなインデックスと出会った当麻、異能の力を消す少年と異能の知識を詰め込んだ少女、二人の今後の関係にも注目したいところです。

・「機動戦士ガンダム00」
 今年3月に前半25話を終えたガンダム00の後半、即ち続編です。話数ナンバーは#01から始まるもののタイトル等は特に変えていません。物語は前半最終話より4年後、多くの思惑や犠牲を伴いながらのソレスタルビーイングと国連軍との最終決戦を経て、世界は一つになり、平和に見えていましたが、その平和の裏で、独立治安維持部隊・アロウズの、「治安維持」の名を借りた「弾圧」という暴虐がありました。あの戦い以降、一つにまとまり再生しつつある世界の平和は、彼らの暴力によって支えられています。それはソレスタルビーイングが目指した世界とは大きくかけ離れた歪んだ世界、この再び歪み始めた世界を正すべく、新たな4機のガンダムを伴って、刹那を始め、4人のガンダムマイスターが再び結集しました。このセカンドシーズンが各メディアで情報解禁された時、刹那は勿論、死んだハズのロックオンや生死不明となったアレルヤなどの成長した姿が掲載されていましたが、ことにロックオンは一体何をどうやって生きていたのか凄く気になっていました。しかし実際今回のロックオンはかつてのロックオンではなく、二代目です。以前のロックオンの本名は「ニール・ディランディ」ですが、今回は彼の双子の弟「ライル・ディランディ」がロックオン・ストラトスの名を受け継ぎました。実際ファーストシーズンを見直して見るとロックオンが墓参りをしているシーンで彼と瓜二つの青年が離れた場所にいたりと、彼が双子だったという伏線は実はあったのですね。さて、肝心の新たなガンダムたちですが、基本的に前回使用していた機体デザインをよりスタイリッシュかつ機能的になったデザインになっていますが、中でもエクシアの後継機であり、番組タイトルにもなっているダブルオーガンダムは、それまで背面に搭載されていたGNドライブを両肩に装備したことで、よりスマートで格好いいデザインとなっています。再び歪んだ世界、複雑に絡み合う人間関係、いよいよこの戦いの終盤へと向かっていく物語は、どんな終末を迎えるのでしょうか・・・。

・「今日の5の2」
 「みなみけ」でお馴染み桜場コハル先生が、みなみけより前に連載、OVAにもなった作品で、スタッフとキャストを変えて今回TVアニメ化となりました。主人公・佐藤リョータとクラスメートの男の子や女の子との小学校生活を描いた、「みなみけ」同様ほのぼの日常劇です。リョータは何故か毎度毎度エッチなアクシデントに巻き込まれるという、これまた超羨ましい少年です。しかし声優変更は別にいいとして、何でお色気シーンの規制が厳しいテレビ東京系にしますか・・・(悲)。OVA版は原作のコンセプトを忠実に再現して、パンチラなどの小学生のお色気シーンも満載で大好評だったので、今回のテレビ版は賛否両論を巻き起こしています。みなみけでも採用されている時折見せるリアル顔、今回はOVA版より通常の表情がかなりソフトなカンジになっているため、リアル顔とのギャップが結構凄くて、ある意味こわいです(笑)。なお、この作品の後番組には、「みなみけ」の第三シリーズが控えています。

・「まかでみ・WAっしょい!」
 ファミ通文庫で人気のライトノベルが原作(原作のタイトルは「まじしゃんず・あかでみぃ」)のアニメ化で、9月まで放映された「狂乱家族日記」に続く、ファミ通文庫10周年企画第二弾です。主人公・羽瀬川拓人は従姉妹の鈴穂と共に、異世界にある魔法使いたちの学園・マジシャンズ・アカデミィに通っています。この学園、オタク中のオタク・榮太郎やよく首が取れる寒河江教授、ケモノ耳に熱烈な思いを持ち熱く語るシュタイン教授など、とにかく奇人変人ばかり。「あかね色に染まる坂」の項でも述べましたが、こういう奇人変人が集まる学園コメディは大好きです。しかもギャグのテンションが異常過ぎ(笑)。拓人は召喚試験の最中、何をどうやったのか、魔力値10万以上、神格値5千、そして神か魔か属性も不明と言うケモノ耳美少女を召喚してしまいました。まるで仔猫のように無邪気な少女を見て、拓人はかつて飼っていた猫・タナロットの名前を口にしたことで、それが契約の儀になってしまい、少女はタナロットという名を得て拓人に懐き、学園側は彼女の身元確認が取れるまで召喚主である拓人と同居するように命じます。このタナロットちゃん、とにかくすっごく可愛いです!!その無邪気さと明るさ、そしてエンディングのラストで見せる満面の笑顔に、もう胸がきゅぅ♪ってなってしまいます♪そんなタナロットちゃんを演じるは、プリキュア5で春日野うららを演じている伊瀬茉莉也さんです。しかもタナロットちゃんが拓人と同居することになって気が気でなくなった鈴穂も同居。鈴穂は普段は内気で喋ることが出来ず筆談を用いていますが、リボンを外すと「鈴果」という攻撃的な別人格になり(髪色も栗色から水色に変化)、周囲の魔力すら吸い取ることからアカデミィでは「ミッドナイトブルー・ヴァンパイア」と恐れられています。そしてこの二人の拓人争奪戦に杖が神格化した美少女・ファルチェも加わり、もうどこまで羨ましいんだ拓人!!今期は突然少女と同棲することになる少年が多すぎて、羨ましさ大爆発です(苦笑)。

・「カオス;ヘッド」
 「デモンベイン」や「ブラスレイター」などで有名なニトロプラスのゲームが原作のアニメ。今や人々の生活に欠かせないものとなっているインターネット、そこに潜む「恐怖」をクローズアップした、少々ホラー色の強い作品です。主人公は「三次元に興味はない」と言い切る引きこもり寸前の高校生・西條拓巳で、舞台は渋谷です。そこで起きている「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解かつ猟奇的な連続事件に巻き込まれたことで、妄想と現実が複雑に絡み合う、「ひぐらしのなく頃に」とは別ベクトルのサスペンスホラーです。監督は「サクラ大戦」や「おとぎ銃士赤ずきん」でお馴染みの石山タカ明氏、キャラデザは「ハッピー☆レッスン」や「双恋」でお馴染みのささきむつみ氏、そして脚本とシリーズ構成には、「仮面ライダーキバ」を始め、電王を除く平成ライダーシリーズの脚本を数多く手がけた井上敏樹氏と、豪勢なスタッフが揃っています。ことに癖の強いキャラを得意とする井上氏の脚本が、拓巳の妄想癖などの陰の部分を描く上で凄く生きています。

 以上、駆け足で2008年秋の新番組をレポしてきました。気付けばもう12月、今年もあと僅かですね。


秋の新番組2

2008-12-06 23:47:48 | アニメ・コミック・ゲーム

 もう12月で、いくつかのアニメは終盤に向けクライマックスを迎える頃ですね。なので今回と次回に分けて超特急でレポっていきます。

・「テイルズ・オブ・ジ・アビス」
 大人気を誇るロングセラーRPGゲーム・テイルズシリーズの一作品がTVアニメ化。テイルズシリーズはよく耳にしていたのですが、シリーズが多いこともあって、どれから手をつければいいのかわからず、ゲームの方には手を出していなかったので、今回のアニメをきっかけにテイルズに触れてみようと思って見ました。その後テイルズシリーズの歴史を調べると、1995年にシリーズ第一弾がスーパーファミコンで出ていたのですね(「テイルズオブファンタジア」、98年にPS版で、2003年にGBA版でリメイク、そして2006年にPSPでフルボイス版が出ています)。今回アニメ化されたこの「テイルズ・オブ・アビス」は2005年にPS2で発売されたテイルズシリーズ10周年記念作だとのことです。テイルズシリーズ全体を大まかに見通して見ると、剣と魔法の世界を基調とした世界観で、主人公が様々な仲間たちと出会い、世界を巻き込む大事件へと首を突っ込んでいくというのが基本フォーマットのようです。本作の主人公・ルークも、とある事情で少年時代の記憶を失っているという生い立ちを持ち、ヒロインである女剣士・ティアと出会ったことで突如見知らぬ土地へと飛ばされてしまい、その途中で導師イオンやミュウ、ジェイドやアニスといった仲間達と出会い、戦いに巻き込まれるという、上記の基本フォーマットに乗っ取った出だしでした。どうやらアニメ版は原作ゲームとは違った視点で描いているとのことなので、これを機にテイルズシリーズのゲームの方にも触れてみたいと思います。各作品の詳細はこれから調べていきますが、作品同士の世界観が繋がっていないのであれば、最新作のDS版から触れて見るのもいいかも知れません。

・「あかね色に染まる坂」
 feng原作の恋愛アドベンチャーゲームのTVアニメ化です。なんと、アニメ業界に数々の伝説を残した超怪作「School Days」のスタッフが再結集しているとのことで、またも悲劇が起きないかちょっと心配な作品です(笑)。物語は主人公・長瀬準一が街で男たちに絡まれていた少女を助けたところから始まります。ちなみにこの準一、とある事情でかつて「ジェノキラー」と呼ばれ恐れられていたため、少女に絡んだ男たちは逃げていきました。翌日登校してみると、なんとその助けた少女・片桐優姫が転校してきます。彼女は最初こそおしとやかで清楚なイメージのお嬢様だったのですが、とある経緯で準一が彼女にキスをしたことにより(経緯は説明が長くなるので公式ページ等で確認を)短気な本性を現し、しかも彼女は準一の許嫁として彼の家に嫌々ながら同居するという、何とも羨ましいくらいにベタな展開を見せてくれます。優姫はとにかくツンデレのテンプレートを地で行く、まさにツンデレ萌え♪の方は悶絶しそうなくらい可愛い子です。そんな優姫を演じるは、「とらドラ!」の大河同様、ツンデレキャラを演じれば右に出る者無しの釘宮理恵さん!!なお優姫の他にもヒロインは数名出てきますが、彼女と双璧を為すもう一人のメインヒロインが、準一の妹である長瀬 湊です。この子も良く出来た子で、お嫁さんに欲しい度ナンバー1を地で行く可愛い子ですが、少々兄に対して兄妹愛を越えた感情を抱いている素振りも見せてくれます。こんな可愛い少女2人と同居とは、準一羨ましい!!ちなみにその他の学園側のヒロインの中でも一押しはやっぱり白石なごみです。左目が髪の毛で隠れる鬼太郎ヘアの子で、いわゆる電波系な不思議ちゃんですがその存在感は他のヒロインを圧倒するほどで、ファンの間では彼女が一番人気が高いようです。うん、いいですね♪こういう奇人変人が集まる学園ラブコメは大好きです。

・「鉄のラインバレル」
チャンピオンREDにて好評連載中、あの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の安彦良和先生や「ファイブスター物語」の永野 護先生から推薦を貰ったことでも話題になったリアル系バトルアクションロボットマンガのTVアニメ化です。いじめられっ子だった中学生の少年・早瀬浩一がある日突然、巨大ロボットという「力」を手にしてしまったことで性格が一変してしまいます。それ以前にも浩一は、自分にはいつか隠された力が目覚めると思っていた節があり、悪く言えば中二病的なカンジだったのですが、ここで「力」を手にしてしまったからさぁ大変、手にした巨大ロボ・ラインバレルに乗り、襲い来る謎の敵ロボット軍と戦うのですが、その戦い方はあまりに独善的かつ周囲の被害を考えない乱暴そのもの。勝利したらしたらで「今日の正義完了!」と、一体幼い頃何を見てどんな正義を学んだのかが凄く気になる電波っぷりを見せてくれます。しかしやがて、多くの人との出会いを通して「力」の使い方や「正義」の意味などで葛藤していくことになります。ラインバレルと一緒にやってきた少女・城崎絵美がメインヒロインですが、この作品は勿論ヒロインたちも充実しています。でもそれ以上に次回予告の度に発せられる「あなた、最低です!」がこの作品の名文句になっている気がします。

・「しゅごキャラ!どきっ」
 大人気の「しゅごキャラ!」が何と2年目に突入決定!!基本的な内容は同じですが、スタッフの一部が一新されているとのことです。新番組扱いですが、話数はそのまま前作からの通し番号になっているため、単にタイトルが変わっただけの印象も強いですね。最初の2話はこれまでの総集編的なカンジで(52話があむちゃんたちガーディアン視点から、53話がイクトや歌唄ちゃんなどイースター関係者たちの視点からの回想でした)、物語自体は3話目(54話)からスタート。今回は新キャラとしてイースター側にルル・ド・モルセールというアニメオリジナルキャラが登場。ルルはフランス貴族出身の有名シェフの父と、日本人で女優の母を持つハーフで、その高貴な出で立ちと高飛車な性格とは裏腹に感情が高ぶると名古屋弁が出る面白さを持つ少女で、しゅごキャラのナナもそのゴージャスな女性貴族っぽい姿とは裏腹にコテコテの名古屋弁を話す面白キャラです(笑)。今回は彼女らが暗躍し、自分の夢に迷いを持つ子供にジュエリーを渡してこころのたまごを抜き出し、「謎たま」という不思議なたまごに変貌させ、さらにその子供をキャラ持ちでないにも関わらずキャラなりさせ、その夢を歪んだ形で叶えさせます。それをあむちゃんたちガーディアンが阻止するのが今回の基本フォーマットとなっていますが、歌唄ちゃんのライブ活動のためにあむちゃんたちが奮闘したり、持ち主が行方不明になってしまったしゅごキャラを、しゅごキャラ総出で探したりなどのエピソードもあるため、この辺はプリキュアなどのバトルヒロインものとの棲み分けが出来てると言っていいでしょう。今後気になるのはバイオリンをイースターに奪われてしまったイクトの動向ですね・・・。

・「かんなぎ」
 コミックREXにて連載中のほのぼの伝奇コミックが原作です。あの名作「らき☆すた」の第1~4話を監督したものの、「その域に達してない」という理由で降板させられた山本 寛氏が「その域に達した」のかついに監督として復帰、「初監督作品」と言ってたらしいので「らき☆すた」初期4話は黒歴史?脚本は「かみちゅ!」でお馴染み倉田英之氏、まさに神様ネタをやるにふさわしい、この秋最大の話題作です。主人公・御厨 仁が御神木から作った木彫りの精霊像が、突如自らを神様だと言う女の子・ナギになってしまうのが導入部ですが、よくありそうな「空から女の子が降ってくる」「モニターから女の子が出てくる」を通り越した、「御神木で作った木彫り像が女の子になった」という素敵ネタ、全国からナギ様目当てで御神木が斬り倒される事件とかがあったら大変なことに(笑)!?ナギはケガレ退治の使命を持っているものの、元となった御神木が既に斬り倒されているため(彼女はこれを「バラバラ殺神事件」と称して怒ってました)、仁の力を借りなければケガレを祓うことが出来ません。そんな形で仁とナギは同居することに。くぅ~!こんな可愛い神様の女の子と同居だなんて羨ましい!!ナギは仁の前ではもの凄い傍若無人ぶりを見せますが、仁以外には猫を被ったような態度で接するという、面白い二面性を持っています。この二人のやりとりだけでも面白いのですが、仁の友人たちも一癖、二癖のある連中ばかり、さらにナギと仲の悪い妹・ざんげちゃんとのやりとりなど、とにかく同じ倉田氏が手がける神様日常劇「かみちゅ!」とは別ベクトルな面白さがある作品です。ちなみにオープニングは最近流行っているダンスムービーです。山本監督が得意とする分野で、「涼宮ハルヒ」や「らき☆すた」で確立されたとも言われています。オープニングは本編とは関係のない、ナギのアイドルサクセスストーリー的なムービーになっていて面白い上、主題歌がとてもノリがいいカンジです。

 今回はこれまで!!予想以上に長くなってしまったので、残りは次回簡潔に!!


秋の新番組1

2008-11-29 00:44:25 | アニメ・コミック・ゲーム

 大変遅くなりましたが、秋の新番組のレポです。何を今更なカンジですが、簡潔に大急ぎで書いていきます。

・「とらドラ!」
 ライトノベルが原作の学園ドタバタラブコメです。性格も考え方も至って普通だがその人相の悪さから周囲からいらぬ誤解を受け恐れられる高校生・高須竜児と143.6㎝という小学生みたいにちっちゃく可愛いにも関わらず凶暴な性格を持ち、「手乗りタイガー」と恐れられる少女・逢坂大河。二人の奇妙な出会いから物語が始まります。竜児は大河の親友・櫛枝実乃梨(愛称みのりん)に恋心を抱き、大河は竜児の親友・北村祐作に恋心を抱いているというこれまた奇妙な関係の中、大河が北村に送るハズだったラブレターは、その天性のドジっぷりで中身が空の状態で竜児の手元に。その日大河は竜児の家に木刀持って夜襲をかけてくるものの、互いが互いの友人に恋していることや家が隣同士ということもあり、お互いそれぞれの恋を応援する仲になるという、一風どころか二風も三風も変わった展開です。というか、先に上げた木刀持っての夜襲もそうですが、大河の行動、言動がメチャクチャ過ぎで面白いです(笑)。竜児が想いを寄せているみのりんは可愛いには可愛いのですが高嶺の花というわけでもなく、大河に負けないくらい面白い子、ここまででも「盛るぜぇ~、超盛るぜぇ~♪」「勤労怪奇ファイルだよ」「偽乳・・・特戦隊!」などの思わず笑ってしまう名言を多数残しています。北村も今時珍しいと思えるほどのイイヤツですが、竜児と大河の全てを知ってか知らんでか、意味深なことも言ったりするあなどれないキャラ、バカチーこと川嶋亜美は外面と腹黒本性のギャップが面白く、大河とのやりとりはある意味この作品の名物です(笑)。大河を演じるはこの手のツンデレキャラを演じれば右に出る者はいない釘宮理恵さんで、新番組予告でいきなり「竜児!」って大声張り上げたもんだから、シャナが「悠二!」って言ってるように聞こえた罠(笑)。

・「ヒャッコ」
 「FlexComix ブラッド」というWebコミック(最近は本屋だけでなく、ネットでも雑誌が読める時代なんですね)で連載されてる学園コメディが原作です。巨大学園・上園学園を舞台に、上下山虎子、早乙女雀、伊井塚龍姫、能々村歩巳の4人を中心に、個性的なクラスメイトたちが織りなす波瀾万丈・・・というか破天荒極まりない学園生活を描いた作品です。お気づきかと思いますが、先に挙げた虎子ら4人の名は、四聖獣がモチーフになっており(虎子=白虎、雀=朱雀、龍姫=青龍、歩巳=玄武(玄武は亀と蛇が合わさったような獣だから))、その他のクラスメートたちも動物の名が名前に入っている者が多いです。というか、この虎子もまたやることなすこと、そして言うことがメチャクチャな子です(笑)。先の「とらドラ!」と少し時間が離れているものの、双方の番組に傍若無人な虎っ娘がいるという共通点があるので「スーパータイガータイム!」という愛称が一部でついています(笑)。あと、もう既に8話まで放映してるのにいまだにオープニングムービーが完成してません。一部ずつ変わってはいますが、やはり本編からの引用映像が多いです。完全版見たくばDVDを買えってことか(怒)!?

・「ロザリオとバンパイアCAPU2」
 今年1~3月に放映されていたお色気ファンタジーアニメの第二期です。妖怪だらけの陽海学園を舞台に、妖怪の女の子に好かれる体質の人間の少年・青野月音(あおのつくね)の周りにはヴァンパイアの少女・赤夜萌香(あかしやもか)、サキュバスの少女・黒乃胡夢(くろのくるむ)、ロリロリな魔女・仙童 紫、クールだけど恥ずかしがり屋な雪女・白雪みぞれ、紫とは逆に大人チックな魔女・橙条瑠妃など、個性的かつ可愛い女の子が集まっています。超ハーレムですね(笑)。この辺は前作と同じですが、今回は新レギュラーとして、萌香の腹違いの妹・朱染心愛(しゅぜんここあ)が登場しました。覚醒状態の萌香限定のシスコンキャラで、彼女はロザリオで力の封印等をしていません。表情がコロコロ変わる可愛らしいキャラで、斎藤千和さんが演じております。ちなみに今回もパンチラの嵐です(喜)!もう最高ですね(喜)!!あと、最近流行っているのかオープニングがダンサンブルなカンジで、ムービーもメインキャラがダンスを踊っていますが、内容はちょっとレトロなディスコダンスです(笑)。

・「夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~」
 月刊少年シリウスにて連載中の新感覚ハートフル・アクションが、近年の妖怪ブームに乗ってのアニメ化です。監督はこの春「紅」を担当した松尾 衡氏、そして「紅」同様本作も「プレスコ」技法で作られていますが、松尾監督曰く、今までのようにプレスコならではのメリットを前面に押し出した作りにはしないとのことです。舞台は人間と妖怪が共存する街・桜真町(東急田園都市線の駅に「桜新町」という駅があります。後述する町歌には「用賀インター」や「三軒茶屋」などの歌詞も聞き取れることから、作中の桜真町のモデルは実在の桜新町を中心に、田園都市線の一部分がかつて新玉川線と呼ばれた区間全体を示していると考えられます。鉄道鉄橋のある河川敷は二子玉川駅付近)。この街には七郷という枝も花もない大きな7本の桜の大木に囲まれており、その結界内で人間と妖怪が暮らしています。しかしそれ故に起きる奇怪な事件も多く、これら妖怪絡みの厄介事を引き受けるのが、比泉秋名が所長を務める比泉生活相談事務所。所員は妖怪少女・七海アオ(種類はサトリ)、半妖少女・五十音ことは(言葉を実体化させる言霊使い)、そして所長の秋名は、罪を犯した妖怪をあの世へ送り返す調律(チューニング:この世とあの世を繋げる術で代々比泉家の者が継いできた力)でお役目を果たす青年、彼ら3人に加え、正式メンバーではないものの桜真町の町長を務める妖怪少女・槍桜ヒメもよく彼らに関わるので、彼ら4人でのカルテットです。かなりアクションシーンの描写に力が入っていますが、なんと言ってもヒメが作詞・作曲した桜真町の町歌が最高です(笑)。「ツンツンデレツンデレツンツン♪」という一度聞いたら忘れられないフレーズです。焼きそばオニギリかぁ・・・、今度作って食べてみましょうかね(笑)。

・「CLANNAD~AFTER STORY~」
 今年3月まで放映された「CLANNAD」の続編です。前作と合わせれば1年シリーズになりますね。AIR、Kanonで培われたノウハウを生かし、是非とも名作にしてほしいものです。朋也と渚が恋人同士となり、古河家に居候するようになってからのスタートですが、初っ端の話はなんと草野球(笑)。朋也のコネの大半が美少女だというのも凄い羨ましいです(春原は相変わらずネタに困らないヤツでした(笑))。本作の二強たる杏と智代、一見運動音痴だけどコンピューターのごとく計算してバットを打とうとすることみちゃんなど、それぞれの持ち味を生かしたプレーを見せてくれましたが、なんと言っても「芳野劇場」ですな(笑)。そういえば、オープニングにも出てなかったけど今期は風子ちゃんは出て来ないのかな(前作でかなり優遇されてたからその反動か?)?風ちゃ~~ん、カムバ~~ック!!で、本格的な物語自体は第2話から、まずは春原兄妹の話。芽衣ちゃんが朋也に見せた「お兄ちゃん♪」は破壊力ありすぎです(笑)。ロリっ娘で下目遣いでしかもゆかりんボイスで「お兄ちゃん♪」だなんて・・・(照)。杏たちが逃げるのもわかりますな(しかも椋ちゃんは泣いてたし)。さて、物語は順調に進んでいますが渚は再留年、朋也が先に卒業してしまいました。渚ちゃん・・・、最後はどうか朋也くんと幸せになってよ・・・(涙)。

 今回はここまで。次回は近日中に!!