虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

新ライダー電王

2007-01-28 18:55:26 | ヒーロー

 またも1ヶ月半ぶりの更新です。もはやこれは月一更新になりかけています…。何とか更新頻度をあげるよう努力してみます。

 さて、本日「仮面ライダー電王」がスタートしました。「桃太郎って何よ?」「ライダーが電車に乗るなんて!!」「もはやこれはライダーじゃない!!!」と、前評判は酷なものが多く、始まる前から不安要素が多かった本作でしたが、第1話は意外と楽しめました。
 まず電王の変身から勝利までの流れ。最初に変身した時は、「プラットフォーム」という簡素な姿になりました。プラットフォームは、クウガのグローイングフォームや龍騎のブランク体と同じ不完全形態であり、グローイングクウガ同様、放送直前までその存在は各メディアで公開されませんでした。そのため、プラットフォームに変身した時はさすがに驚きました。さらに驚いたのは、その後のテンポの早さ。すぐさま基本形態・ソードフォームにチェンジ、そして怪人撃破までに至りました(まだ生きてはいますが)。クウガや龍騎では、第1話で不完全形態になって苦戦を強いられ、第2話で基本フォームとなって敵を撃破するという流れをとっていました。少しスタンスが異なりますが、カブトも第1話でマスクドフォームで戦って敵を撃破、第2話で基本形態たるライダーフォームに変身するなど、これまで基本形態にチェンジするのは第2話というのが定石だったため、第1話でいきなりプラットフォームからソードフォームとなって敵を撃破する流れは、これまでにない展開だったので斬新に見えました。平成ライダーはどちらかというと、スローテンポで物語が進むタイプだったので(ブレイドなど一部例外有り)、この展開の早さには驚きました。
 主人公・野上良太郎は、極端な運の悪さに加え、ヘタレな性格と、天道とは別ベクトルにヒーロー向きではない性格。しかし、彼に憑依したモモタロスが変身後、彼と性格が入れ変わり、気っ風のいい見栄切りと動きで戦うなど、モモタロス役の関 俊彦氏の熱演も相成って、見ていてスッキリする演出でした。
 電王が始まる前は、「電車」というキーワードが多く、さらにデンライナーがクローズアップされていたので、電王はバイクに乗らないという認識がファンの間に強く流れました。しかし、第2話より早速、専用バイク・マシンデンバードが登場!!しかもオフロード型なので、バイクアクションも期待出来ます。バイク描写をどの程度描くかも気になります。平成ライダーは近年方向性を模索し続けていますが、今回の電王で、ライダーの新たな可能性を切り開いてくれることを祈ります。