先日の「レインボーフレーバー7」にて、色々な方々から、来年出す予定の「プリキュア10周年記念本」をどのようなものにするか、という旨のご意見を多数頂きました。まぁ「仮面ライダーディケイド」の時も言われていたのですが、正確には「10周年」ではなく「10作目」なのですが、「10年目の作品」という意味合いでは同義なので「10周年」ってことにして下さい(汗)。 この「10周年記念本」の意見募集の件は、昨年このブログでも書きましたが、意見は集まりませんでした。なので、実際ファンたちが集うイベントで、色々な生の意見を聞こうということで、レイフレを利用しました。
「プリキュア10周年時に記念本を出してはどうか」という書き込みがあった頃から曖昧ではあるものの考えてはいた企画、それがとうとう来年、プリキュアは本当に栄光の10作目を果たそうとしています。前回のブログでも書いたように、その一貫であり試作品であった「プリキュア人物辞典」が大成功を収めたことから、人物辞典とは別に10周年記念本を作ることになりましたが、具体的にどのような内容、構成にするかが決められずにいました。今回のレイフレにて、我が「虹色はぁもにぃ」のブースに来て頂いた方々や、お世話になっているサークルさん等から、様々なご意見を頂きました。
まず最初に見つけたのが、あるサークルさんから頂いた本に乗っていた、スイートに登場したネガトーンの図鑑。そう、これまでのシリーズに登場したザケンナーやアカンベェなどの図鑑という意見です。僕としたことが、思わぬ見落としをしていました。自分の家には子供の頃から「ウルトラ怪獣大全集」を始め、怪獣図鑑などがあるのに、そして人物辞典というものを作ったのに、どうして僕ならこんな真っ先に思いつきそうなネタが思いつけなかったのか…。そこのサークルさんは絵師さんが別にいて、その人のこだわりで鉛筆のような手書きで中盤までのネガトーンが描かれ、説明文が乗っていましたが、人物辞典のようにキャプチャ画像でもいいではないかとご意見を頂きました。人物の画像スポイルにも結構な時間を要したのですが、これまで登場した怪物もまた時間がかかりそうですね。でもやりがいはありますね。僕なら思いつけそうだったにも関わらず思いつけなかっただけに。「プリキュア怪獣辞典」あるいは「プリキュア怪獣戯画」といったところでしょうか。記念本に組み込むか、別冊で出すかは製作の流れで決めます。
次にあった意見は、やはりこれまで登場したプリキュアたちのデータ。スーパー戦隊の超全集のように、見開きで変身前後の写真を載せて、キャラ特性、デザイン傾向等の分析や考察を簡潔に書くというもの。その流れであった意見では、各自の必殺技の写真を、やはり超全集のように何枚かのコマに分割してプロセスを説明するというものです。みんなが知っているような技だけでなく、ブラックとホワイトが初期に数回使用していた「プリキュア・レインボーセラピー」とか、ドリームとローズがヤドカーン、イソーギンを倒した際に使用した合体技(技の名称は特になし)みたいなものも載せてほしいというものでした。確かにレインボーセラピーを覚えている人は早々にいないかも知れませんなぁ…。それだけにこの意見は貴重でした。
あとはオーソドックスにはなるものの、歴代変身アイテムの変遷、変身プロセスの説明(これも複数のコマに分割)等、大体の意見を聞いてまわったところ、とりあえずスーパー戦隊の超全集みたいな形式でまとめあげていくのが一番理想的であるという結論に達しました。
形的にスーパー戦隊の超全集的なものにするという構想はまとまりましたが、あとはこれだけの意見をゴチャゴチャにならないように上手く構成していくという問題があります。その構成方法とかは、まず簡単に絵コンテやチャート図みたいなものを作って、計画を組んで行こうと思います。とはいえ、プリキュア人物辞典の改訂増補版と一緒に出すと、印刷代が莫大な額になってしまうので、両者が被らないように、発行時期をずらす必要があります。場合によっては来年秋のぷにケットになるかも知れませんが、その辺は予算を上手くやりくりして考えていきたいと思います。
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