虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

色々お知らせ

2008-09-26 20:18:03 | お知らせ

 9月も終わりに近づきました。そろそろ番組改編期に移りますね。10月に入る前にいくつかお知らせ事項があるので書こうと思います。

 まずサイトの方に、戦隊系ページを現在放映中の「炎神戦隊ゴーオンジャー」のみでプレ再開させました。ここからは、時代を遡る形で徐々に公開していこうと思っています。ゲキレンジャーのページは作ってなかったので現在それを作成中、ボウケンジャーも放映途中に当サイトを一時縮小させたこともあって途中までしか出来てないので、しばらくはこの2戦隊のページ作成で大変です・・・。マジレンジャー~タイムレンジャーは既にあるページの加筆、修正程度なのですぐ済むと思います。思えば戦隊はウルトラやライダーより歴史がやや短いにも関わらず、3作目からは毎年欠かさずやっているため、歴史年数と作品数がほぼ同じという、驚異的なシリーズ、そのため作るページの量も相当なものです。3ヶ月ほど前にゴレンジャーの敵・黒十字軍のデータページを完成させたのですが、ここから歴史通りに作っていくのがかなり酷な作業になると判断したため、アーカイブドキュメントが多くて作りやすい最近のものから時代を遡って作成していく方向にしました。よって次にオープンするのはゲキレンジャーのページです。80~90年代戦隊を期待している方には申し訳ありませんが、今しばらくお待ち下さい。

 次に「Project SUZUNE」の続報。前回通知した通り、最終話の公開は、すずね生誕6周年、そしてすずねフォルテ4周年となる10月頭の予定です。完成から2ヶ月弱過ぎた今もなお加筆、修正をしており、自分でも納得のいくラストにするつもりです。最終話公開後も、アイテムやキャラのイラスト関連で未完の部分を補完する形で、すずねに関与していくつもりです。そして現在、「Project SUZUNE」第三弾の用意を水面下で進めています。一応「誰もが驚くサプライズ」とは謳ってはいるものの、既に種を蒔いているため人によっては「ああ、やっぱりそういうことね」と思う方もいると思うので、「誰もが驚くサプライズ」から「多分多くの人が驚くかも知れない程度のサプライズ」に言い換えます(笑)。

 最後に、10月26日開催のぷにケットにサークル参加します。前回はプリキュアのコピー本を作りましたが、今回もプリキュア本を執筆中です。とはいえ、16ページ前後予定の漫画でまだ13ページ目の下書きが終わったところ、果たしてあと1ヶ月で間に合うのか・・・。おっと、弱気じゃいけませんね。なお、今回もコピー本(事情があって経済的に苦しいので)で、今回シナリオから作画まで僕一人で行っています。描いているのはプリキュアとゴーオンジャーのコラボ的なものです。


ウルトラ戦闘機の歴史 その4

2008-09-24 23:56:23 | ヒーロー

 この連載も4回目となりました。今回は「ウルトラマンネクサス」のナイトレイダーからです。

 リアル描写が最大限に発揮された「ウルトラマンネクサス」にはTLT(ティルト)という組織、その中にナイトレイダー(以下NR)というチームがあります。NRにはクロムチェスターα~γという3機の戦闘機が存在し、さらに合体するとストライクチェスターとなり、ウルトラマンが発生させたメタフィールドへの突入も可能になります。いわゆるディバイドシーケンスの部類に入りますが、他のディバイドシーケンス機との違いは、合体形態がデフォルトではないという点(実際発進の時は3機分離状態)、そしてもう一つの合体形態に、メガキャノンチェスターという地上戦車型になるという点です。ここから、あらゆるタイプのビーストに対抗するため、合体形態のカスタマイズが効くよう、分離形態をデフォルトにするという設計思想があったことが伺えます。実際中盤に、クロムチェスターΔが投入され、4機合体ハイパーストライクチェスターが誕生しました。

 原点回帰を謳った「ウルトラマンマックス」にはUDFに所属するDASHというチームが登場。まず、戦闘機ダッシュバードを搭載可能な中型空中母艦・ダッシュマザーがありますが、こちらはそれまで超大型母艦が続いた中で、久しぶりにさほど大きくない母艦となりました。機動性も重視しているので、タックファルコンやピースキャリーと同じ輸送型戦闘機の系統ですね。ダッシュバード射出時には機首を大きく左右に展開するのが特徴的です。ダッシュバードは1~3号が存在、赤いカラーの1号が主力戦闘機で、主翼をたたんだ格納モード、高速飛行を重視した通常モード、旋回性、静止性に優れた攻撃モードの3形態に変形する、可変型戦闘機としての機能性とバラエティに富んでいます。スピードに特化されているため扱いが難しく、エースパイロットであるミズキ隊員が乗ることが多いです。青いカラーの2号は1号の支援機的な役割を担います。こちらは1号よりスピードを抑え、安定性と機動性を重視した機体になっており、火器装備や装備追加などのカスタマイズも効く汎用性の高い機体です。黄色いカラーの3号は中盤より登場。この機体は空中だけでなく、なんと水中や地中での活動も可能な万能機体です。主に水中戦をメインに作られているそうですが、空だけでなく、地中、水中でも活動可能な戦闘機なんて、これまであったでしょうか。それだけに、この機体はシリーズ中最も珍しい存在と言えるでしょう。

 現在ラストナンバーであり、25年ぶりに光の国シリーズと世界観を繋げ、多くのファンを喜ばせた「ウルトラマンメビウス」。これまでの防衛組織のデータを持つGUYSという組織が登場、しかし25年も怪獣が出現しなかったことから実戦経験を持つ者も数える程度だったことが仇となり、第1話にして25年ぶりに宇宙より飛来した怪獣ディノゾールによってGUYSは隊員のほとんどを失い、主力戦闘機だったガンクルセイダーも全滅しました。ガンクルセイダーは平面的なデザインの機体で、装備も旧来のものが主体でしたが、先に述べたようにディノゾールによって全滅しました。これにより、GUYSはメンバー再編を行い、メンバーの3分の2が新入隊員という異色のチームになりましたが、ここで配備された最新型戦闘機・ガンフェニックスは凄いです。このガンフェニックスは、前部パーツがガンウインガー、後部パーツがガンローダーに分離するディバイドシーケンスを持つのですが、最大の特徴として、それまで地球に飛来した宇宙人たちの宇宙船の残骸や遺物を研究し搭載された超絶科学の結晶・メテオールを搭載しているという点です。メテオールを発動し、マニューバモードになれば、1分間機体に金色の粒子を纏い、通常の戦闘機には不可能な、UFOのようなトリッキーな動きが可能となり、さらにウルトラマンのスペシウム光線と同性質のスペシウム弾頭弾で敵を撃破するなど、歴代戦闘機の進化の頂点とも言うべき最強の戦闘機となっています。中盤にはガンブースターが登場、ガンフェニックスの後部に合体することで、ガンフェニックストライカーにパワーアップ、メテオールを発動させ、機体を金色の粒子に包んで不死鳥型のエネルギー波を放つインビンシブルフェニックスという超必殺技を持つなど、まさにウルトラ戦闘機の究極系です。究極なのはこの機体だけではありません。なんとGUYSジャパンの基地であるフェニックスネストは、フライトモードに変形する機能を持っています。これまで超大型母艦は多数存在しましたが、基地そのものが母艦に変形するものは、存在しませんでした。戦闘機のみならず基地も究極なGUYS、歴代防衛チームや宇宙人たちのデータがあればこそ成しえた、進化の極みと言えましょう。

 ウルトラシリーズの新たな挑戦として始まった「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」。この作品に登場するZAP SPACYというチームは、大型輸送宇宙船・スペースペンドラゴンを所有しており、この機体に小型戦闘機・ドラゴンスピーダーを2機搭載するという、一昔前のような構図に戻りました。やはりGUYSの戦闘機群が究極すぎた反動でしょうか。ちなみにドラゴンスピーダーは、ペンドラゴン機首部より発進する機体がα号、後部より発進する機体をβ号と呼称していますが、性能に特に違いはないようです。

 以上駆け足でウルトラ戦闘機の歴史を辿ってみましたが、こうして振り返ってみると、たくさんのタイプの戦闘機が登場したのですね。中でも変形合体機構ディバイドシーケンスを持つ機体が意外にも多いことに驚きました。今はマーチャンダイジングの展開上、こういったギミックを戦闘機に搭載することが要求されており、そういった中戦闘機をデザイン、設計するスタッフの方々の絶え間ない努力により、次々に新たな戦闘機が誕生しています。戦闘機の系譜、次なる進化はいかなるものか、ウルトラシリーズの更なる進化と発展を応援しています。


ウルトラ戦闘機の歴史 その3

2008-09-23 23:16:36 | ヒーロー

 前回、前々回に引き続き、ウルトラシリーズの戦闘機の歴史を辿ってみます。今回は16年ぶりのTVシリーズとして復活した「ウルトラマンティガ」のGUTSからです。なお、本作以降、リアリティ重視のためか、防衛チームは巨大組織の一小隊であるという設定が増えてきます。GUTSもTPCという巨大組織の極東本部に設置された、超常現象捜査チーム(後に対怪獣、宇宙人チームとなる)です。 まず主力戦闘機であるガッツウイング1号と2号、前者は2人乗りの小型戦闘機で、主翼を開いた飛行戦闘形態と主翼を機体後部にたたんだ基地待機モードの二形態への変形機構を持ち、宇宙飛行も可能な万能戦闘機です(最も変形機構はさほど役に立ってない気がします)。後者は4人乗りの中型戦闘機で、最大の特徴として機体前部を展開して放つ、デキサスビームという強力砲を装備している火力重視の機体です。また、1号をベースとしたブルートルネード、クリムゾンドラゴンという機体が、TPCアメリカ支部とヨーロッパ支部に配備されています。そして後期よりガッツウイングEX-Jという新型機が登場、この機体は機体後部がα機、前部がβ機に分離するという、シルバーガル以来となるディバイドシーケンスを搭載しています。通常4人乗りですが、分離するとα機に3人、β機に1人というパイロット配置になります。また、本作にも巨大宇宙戦艦・アートデッセイ号が登場。大気圏内外は勿論、水中すらも自在に航行する万能母艦で、最終決戦時には闇に飲み込まれた基地に変わり、現場本部として機能しました。

 ティガの完全なる続編として登場した「ウルトラマンダイナ」は、引き続きTPCが登場、GUTSもスーパーGUTSへとパワーアップしています。主力戦闘機であるガッツイーグルはディバイドシーケンスを搭載、合体形態は勿論のこと、α、β、γの3機に分離してのフォーメーション攻撃を劇中多く披露していたので、シリーズの中でもディバイドシーケンスによる連携を特に生かした設計と言えます。最前部となるα号は後に、αスペリオルという後継機が登場、これにより、合体時の名もガッツイーグルスペリオルとなり、機動性や攻撃性能も一回りアップしています。また、最後部であるγ号の替わりに、コネリー07という救助用ローター機が合体したこともあるため、飛行メカの合体ジョイントはほぼ同一規格で運用されていることが伺え、ある意味ディバイドシーケンスをシリーズ中最も生かしたと言えるでしょう。

 世界観が独立した作品となった「ウルトラマンガイア」には、G.U.A.R.D.内の特捜チームとして、XIGが登場。このXIGの飛行メカは面白い特徴を備えています。まず、現場での司令塔となる大型戦闘機ピースキャリーが存在しますが、この機体の下部にはXIGのメカを3機搭載可能なコンテナを持っています。このピースキャリーのコンテナに収まるため、XIGの戦闘用メカは陸、海、空問わず、六角柱型に変形するという規格統一が図られています(一応戦闘機のブログなので空のメカのみを紹介します)。空戦専門チームには、ライトニング、ファルコン、クロウの各3人ずつの三チームが存在、そのリーダー機としてXIGファイターSS、残り2名用にXIGファイターSGがあります。また、我夢専用機(元々は指揮官機)としてXIGファイターEXという機体もあり、これら3機は変形機構こそ違うものの、先に述べたように六角柱型に変形して、ピースキャリーのコンテナに収まることが可能です。終盤戦においては、SSとSGの後継機としてSTとGTが登場しています(色は違いますが変形機構は前世代機と同等、しかし性能は大幅アップ)。このシリーズの中でも異彩を放つコンテナ変形機構は、他シリーズでも例を見ない特殊ケースと言えるでしょう。

 ティガ再放送時のCM用作品として登場した「ウルトラマンナイス」には夢星一家で構成されるGOKAZOKU隊が登場、それまでのチームが、チーム英名の略称だったことに対して、「家族で構成されている」という、略称ではなく名前そのものに意味を持たせたチームです。名前そのものに意味を持たせたのはこのGOKAZOKU隊以外にはネクサスのナイトレイダー(闇に紛れて敵を殲滅する夜襲者という意味から)ぐらいしか見当たりません。で、このGOKAZOKU隊ですが、当初は徒歩でしか移動手段がなかったのですが、満を持してヘキサウイングという戦闘機が登場しました。名前の通り、何と6機に分離するという、シリーズ中のディバイドシーケンス搭載機体の中でも最多の分離合体数を持ち、分離した形態をヘキサジェットと呼びます。しかし残念なことに実際登場したのは語おじいちゃんの乗る6号機だけです。是非とも全機揃っての分離合体を見てみたかったものです。

 95年に登場しながらも、様々な事情で20世紀最後のウルトラマンという大役を担った「ウルトラマンネオス」、95年の企画段階から、HEARTというチームの存在が明示されています(映像作品においては、HEARTはDJという組織の一小隊という設定)。空の戦力としては、現場司令室を兼ねる4人乗り大型機ハートワーマーと、2人乗り小型戦闘機ハートウィナーが登場、ハートウィナーは戦闘のみならず、偵察や爆撃など多岐に渡り使用される多目的戦闘機で、シルドバンの遺体を輸送したことから小型ながらかなりの馬力を有していると思われます。本作は全12話の短期シリーズということもあって、ティガ、ダイナ、ガイアに見られた特殊な変形機構や合体機構を持つ戦闘機は存在せず、久しぶりにオーソドックスなタイプの機体となりました。

 「ウルトラマンコスモス」ではSRCという組織が登場、その中にEYESというチームが存在します。映画第一弾では創設間もないSRCのみが登場、そこで運用されていたのがトロイトータルという機体で、前部がトロイA、後部がトロイBという機体に分離するディバイドシーケンスを持ちます。やがて7年の歳月をかけ、SRCは組織規模を大きくし、戦闘機のシステムにも大きな変化が見られます。EYESのメカには、コアテックシステムという、コアモジュールという小型飛行メカの前部と後部に異なるパーツを組み合わせることで戦闘機が出来るという、ディバイドシーケンスの超変則的ケースが取られています。前パーツには、赤いラインでノーズの長いAパーツ、青いラインでノーズの小さいBパーツが存在、後部パーツには赤いラインで主翼が台形(?)っぽいA'パーツ、青いラインで主翼が円形のB'パーツが合体します。合体した戦闘機はテックサンダーと呼ばれ、A+A'で1号、B+B'で2号、A+B'で3号、B+A'で4号となります。1号は高速型で主力機的なポジションです。2号は怪獣保護やレスキューに特化した小型機、現場では主にこの1,2号が出撃することが多いです。3号はパワー出力が高いことがウリで、扱いにはそれなりの技量が要されます。4号は小型高速機でムサシ専用機とも言える機体、抜群の救援機能を有しています。後期には後部パーツを変えたテックスピナーが登場しています。このテックスピナー、後部パーツがリバーシブルになっており(ドイガキ隊員が将棋のコマをヒントに思いついた)、先述のAパーツと赤い面(SP-S)を組み合わせて1号、Bパーツと青い面(SP-R)を組み合わせて2号が完成します。1号は高速性能及び怪獣の捕獲、保護性能が格段にアップ、2号は1号の支援機で、カオス対抗ミサイルを装備するなど、攻撃力も大幅に強化されています。ちなみに映画版では宇宙航行も可能なテックスピナーKS-1が登場しています。映画第三弾のフブキが隊長となったEYESにはさらなる後継機・テックライガー1,2号が登場しており(未登場だが3,4号もある)、宇宙仕様にKS-1~4(但しKS-2は設計上欠陥があったらしく欠番)もあります。

 次回はCBC三部作の戦闘機を題材にします。


しゅごキャラ!まつり

2008-09-22 01:11:39 | アニメ・コミック・ゲーム

 日付が変わったので新たに書き込みますが、昨日「超ウルトラ8兄弟」を見に行きましたが、それは夕方頃の話で、午前~午後にかけてはお台場にいました。実は「アクアシティお台場」の3階のアクアアリーナにて、現在土曜朝9時半に放映されている「しゅごキャラ!」のイベント「しゅごキャラ!まつりin ODAIBA」が開催されていたので行って参りました。土曜と日曜の2日間のイベントだったのですが、僕は日曜の方に行きました。

 「しゅごキャラ!」は「ローゼンメイデン」でお馴染みPEACH-PIT先生原作で、現在「なかよし」で連載中の大人気コミック、昨年10月よりアニメ化され、いよいよ放送1年目が終了しますが、何と10月より2年目が放送されることとなりました。2年目決定の話は少し前よりあったのですが、その正式タイトルは土曜のこのイベントで明らかとなりました。2年目のタイトルは「しゅごキャラ!どきっ」。土曜は10月からの主題歌を歌う新ユニット「しゅごキャラエッグ」のお披露目と主題歌ライブが行われました。さて、僕が日曜の方を選んだ理由は、声優さん方によるラジオの公開録音がこの会場で行われるためです。現在「しゅごキャラ!」のスペシャルサイトにて配信中のWebラジオ「きけばいーじゃん!しゅごキャラ!じお」、その公開録音のため、あむちゃん役の伊藤かな恵さん、ラン役の阿澄佳奈さん、ミキ役の加藤奈々絵さん、スゥ役の豊崎愛生が現地にやってきてくれました!!

 伊藤かな恵さんは4人の中では一番背が低く(150㎝未満!)、一応成人しているらしいのですが、イベント中にバツゲームでランドセルと水筒を身につけた時の姿が、すっごく似合うくらいに可愛らしかったです(笑)。阿澄佳奈さんは「ひだまりスケッチ」のゆのや「ギャラクシーエンジェルⅡ」のメルバなどで声を知っている方も多いと思いますが、伊藤さんとは逆に意外に背が高くて驚きました。加藤奈々絵さんはスマートな方で、いよいよ涼しくなってきている今日この頃にも関わらず、かなり涼しげな服を着ていたのが特徴的でした。豊崎愛生さんは、スゥ同様可愛らしい方で、ことにスゥになりきった時の表情がとてもラブリーでした。バツゲームで「バラバラ~ンス♪」を披露してくれたのには大爆笑!!この場にりまちゃんがいたら絶対突っ込んでいますね(笑)。ラジオのコーナーだけでなく、11月6日に発売されるDSソフト「しゅごキャラ!あむのにじいろキャラチェンジ」の主題歌「にじいろキャラチェンジ」を初披露してくれました。このCDはゲーム発売の前日である11月5日に発売となります。

 このイベントブース以外は小規模な物販ブースや展示ブース、さらに先に述べたDSソフトの体験コーナーなどが設けられており、入場無料のイベントとしてはまぁまぁ上出来なカンジのイベントでした。ちなみに物販コーナーでは、トートバックと特製マイクロファイバータオルがこの会場限定だったのですが、タオルの方は僕の前のおじさんが最後の一枚をゲットしてしまったようで、仕方なくトートバックと、まだ購入してなかった4代目EDのCDを購入しました。

 2年目に突入する「しゅごキャラ!」。果たしてどんな物語になるのか…。1年目、特に後期はあむちゃんと歌唄ちゃんの激突と和解に力が注がれていたので、今度はイクトをイースターから救い出すための活躍になるのでしょうか…。そしてまた再びダイヤが目覚め、あむちゃんとキャラなりする時は来るのでしょうか(ランたちはダイヤの真の姿に会っておらず、名前も知らない)。ダイヤと言えば、あの子の名前も気になるところですね。あむちゃんにだけは聞こえたっぽいですが、声があむちゃんと同じ伊藤さんであることや、あむちゃんの心の輝きを司るタマゴなだけに、もしかしてあの子の本当の名前は…!?

 そんな楽しみ満載な「しゅごキャラ!」2年目「しゅごキャラ!どきっ」は10月4日土曜の朝9時30分よりテレビ東京系他で放送開始、また、10月1日水曜より、「みればいーじゃん!しゅごキャラ!ナイト」というタイトルで再放送が開始されますので、詳しくはスペシャルサイトをご覧下さい。我がサイトは「しゅごキャラ!」を応援しております。


超ウルトラ8兄弟 レポ

2008-09-21 21:32:49 | ヒーロー

 本日、大好評上映中の最新ウルトラ映画「大決戦!超ウルトラ8兄弟」を見てきました。まず最初に言いますと、この映画はマジで凄い!!以下はネタバレを含めた感想レポになるので、まだ見に行ってない方は読まないことをお勧めします。

 今回の作品舞台は、今我々が住んでいるこの現実世界と同じような世界、即ち、「ウルトラマン」や「怪獣」が空想のものであり、その昔「ウルトラマン」がテレビで放映されていたという、我々の世界の生き写しのような世界です。少年時代のダイゴ、アスカ、我夢が共に「ウルトラマン」の第1話を楽しむという出だしからもそれは伺えます。やがて彼らは大人になり、ウルトラマンの憧れなどを忘れた大人になります。舞台は横浜、ここには自転車屋を営むハヤタや、ハワイアンレストランを経営するダン、そして昭和時代の設定に基づいて自動車整備工場で働く郷やパン屋を営む北斗など、皆ウルトラの正伝とは異なる生活を送っている、極々ありふれた世界です。そんなありふれた日常劇の中で、ダイゴは世界の滅びや怪獣キングゲスラと戦うメビウスなど、異世界の光景を目の当たりにしていき、物語はそこまで描いたありふれた日常から、怪獣やウルトラマンが出現する非日常へと一変します。
 この開始しばらく、我々の世界と何ら変わらぬ日常を描くことで、観客たちに感情移入させることが出来ているわけです。そんな中、突然怪獣出現という非日常への急転直下なわけですよ。この描写は素晴らしいです。本格的に怪獣災害が始まるのはキングパンドンの出現からなわけですが、この時の破壊描写もさることながら、逃げ惑う人々の姿がこれまでのウルトラシリーズとは比較にならないくらいリアルなのです。そりゃあそうでしょう。何せ「ウルトラマン」も「怪獣」も空想上の存在で実在しない世界で、科特隊やGUYSのような怪獣専門の防衛チームもないわけです。公開前はどうなるだろうと懸念されていたこの世界設定は、この描写に大きく生かされました。怪獣の破壊に為す術もなく逃げ惑う人々、これは「ウルトラQ」や「ウルトラマン」など、初期のウルトラシリーズが持っていた、純粋に「人類の脅威」としての怪獣の存在感をアピールするのに十二分に機能していたと言えます。ありふれた日常の中に、「巨大生物による破壊」という非日常が現れた時、我々人類はどうするのか。ウルトラシリーズ長年の共通テーマがここに大きく結実しています。「怪獣」がウルトラシリーズもう一つの主役と言われる所以ですね。今回の世界設定が怪獣を「人類の脅威的存在」として、その存在感を強く出しています。
 また、GUYSなどの防衛チームが存在しないという設定も功を奏しました。全ウルトラシリーズ共通の最大テーマとして、「ウルトラマンと人類がどういう関係を築いていくか」というものがあり、このテーマを描くため長年ウルトラマンと防衛チームは切っても切れない縁とされてきました。しかし、皮肉にもこの防衛チームの存在という設定のため歴代作品では深く描ききれなかったものがあります。それは、怪獣災害の被災者側のドラマ。怪獣に破壊された横浜の街、多くの人々が大怪我を負い、病院が、避難所が、被災者で溢れかえってしまいます。今回の映画では、防衛チームの設定を切り捨てたことで、今まで深く切り込めなかった、こういった被災者側視点の描写が作れました。「ゴジラ」などに代表される怪獣映画によくあった描写ですが、怪獣に為す術もなく逃げ惑う人々というシーンは、ウルトラマンの存在を抜きにしても、「怪獣映画」としての体裁が大きく取れていました。我々と同じ世界観にしたことで、怪獣の存在感のアピールと被災者側視点のドラマが描けたこと、この二点はこの映画最大の功績と言えます。
 この世界では、ダイゴたちは普通の一般市民として生活しているわけですが、「自分たちは別世界ではウルトラマンだったかも知れない」という、この映画の核心をダイゴが口にするわけです。これはギャラクシーエンジェルシリーズやゴーオンジャーでも採用されている「平行世界論=ブレーンワールド」であり、過去のウルトラシリーズは世界観を共有するものや独立した世界観を持つものなど、様々な作品が登場しました。それら全てがブレーンワールドだったとしたら・・・という面白いアイディアです。この平行世界設定こそ、世界観が異なる全てのウルトラシリーズを繋げられる素晴らしい設定と言えます。この設定に基づけば、もしかして僕も、そしてこれを読んでいるあなたも、別世界ではウルトラマンなのかも知れません。ダイゴはキングゲスラ出現時、メビウスが活躍する世界、いわゆる「光の国シリーズ」の世界に迷い込み、そこでメビウスとキングゲスラの戦いを目の当たりにし、その直後、メビウス=ミライがダイゴの世界に迷い込みます。GUYSの制服を着ていて「調査中」と言っていたことから、彼がまだ地球で戦っていた頃に起きたことでしょう。
 やがてダイゴは別世界で「ウルトラマンティガ」として戦っていたことを思いだし、満を持してティガに変身、その戦いを見たアスカと我夢もダイナ、ガイアに変身します。平成ウルトラの礎を築いた3戦士が、10年の時を越えて再び同じ画面に集結したこのシーンは凄く感動ものです!!ティガ、ダイナ、ガイアの3戦士の活躍で、キングシルバゴン、キングゴルドラス、そしてスーパーヒッポリト星人は倒されますが、謎の存在・邪心王によって怪獣たちの霊魂は集結し、ギガキマイラという超巨大怪獣に。これがラスボスとなるわけです。ギガキマイラは、往年のジャンボキングやタイラントのように、既存怪獣パーツの合成怪獣という位置づけですが、まさに「キマイラ」の名前をそのまま体現するように、おぞましくもまとまりのあるデザインになっています。姿は非人間型なのでCG表現ですが、さすがTYOの傘下に入った円谷プロ、CG技術が2年前のメビウス&ウルトラ兄弟の時より格段に進化しています。まぁ確かに、前もってチャチャゼロさんが掲示板で書いてたように、空中戦のインパクトは「ULTRAMAN」やメビ&ウルトラ兄弟ほどではなかったように思えますが、それでもこの最後の空中戦は凄かったです。最終戦ではハヤタたち昭和のウルトラ4兄弟も登場し(まぁこの4人の場合は2年前の映画で再結集を見ているので、ティガら3人の再会に比べると感動はやや低めだったかな、というのが正直な感想です(汗))、8戦士揃ってのギガキマイラとの空中戦です。CG技術の進歩で、それまで描けなかったものが描けるようになった現代、ウルトラシリーズはこれからもCGをふんだんに活用して欲しいですね。

 以上、駆け足ではありましたが映画の感想を書いてみました。はっきり言えば、今回の映画は前作「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を越えた!!と断言出来ます。世界設定、怪獣の存在感、被災者側視点のドラマ、平成初期3戦士10年ぶりの邂逅、最終空中決戦、どれをとっても、前作を遥かに凌駕したと思います。これだけの作品が作れるのであれば、新たなウルトラマンがTVで見られる日も、そう遠くないかと思います。明日のウルトラマンは、もしかして僕の、そしてあなたのすぐ側にいるのかも知れません・・・。


GA2最終作の幕が開く!!

2008-09-17 20:08:34 | ギャラクシーエンジェル

 ギャラクシーエンジェルⅡ三部作の第三弾にしてシリーズ最終作となる「ギャラクシーエンジェルⅡ永劫回帰の刻」が、先日ついにその情報の一部が解禁となりました。まず、僕は行けなかったものの5月18日のルーンエンジェル隊コンサートではそのタイトルと2008年発売であることが公表され、その後数ヶ月に渡り、次なる情報が流れませんでしたが、これまた行けなかったものの、ゲーマーズ本店にて8月31日に行われた納涼GAイベントにおいて続報が発表されました。

 まず誰もが驚いたのが発売日。当初2008年内に発売と思われていたその発売日が、2009年1月29日となりました。どうやらボリュームが凄まじいらしく、年内発売ではスケジュール的に不可能っぽいです。何が凄まじいかってテキスト量です。通常の恋愛ゲームやRPGだと2万台詞程度が平均的なテキスト量らしいのですが、前作「無限回廊の鍵」では4万という膨大なテキスト量がファンを驚かせました。そして今回、テキスト量はさらに増え、有に5万を軽く越えています。この恐るべきテキスト量により、台本の厚さがなんと40~50cmもあるとのことです(これは広辞苑2冊から2冊半に該当)。リコ役の稲村優奈さんは、これまで演じてきた台本をカラーボックスに保存しているとのことですが、何と今回の台本だけでカラーボックスが一段埋まってしまったそうです。8月下旬あたりに声優さん一人一人の台詞収録が大方終わったそうですが、何と連日収録を行っても3ヶ月もかかったらしく、複数の声優で行うムービーシーンの声収録はこれから行うそうです。こりゃ制作スタッフ、休めませんね・・・。イベントレポート内での稲村優奈さんの話によると、制作現場からは「もう限界です!!明日休ませて下さい!!」という声もあったとか・・・。僕も仕事上色々あったため、制作現場がいかに地獄の忙しさになっているかが手に取るように想像出来ます。

 登場キャラの総数はメインキャラ、サブキャラ、敵キャラ、脇役など含め、総勢70キャラを越え、参加声優もなんと57名という大所帯、ちなみに今回、主題歌の片方を担当した佐藤ひろ美さんも声優として参加されているそうです(役所はまだ不明ですがムーンエンジェル隊に深く関わりのあるキャラらしいです)。そして新サブキャラの中に、ナツメの妹・ユズが登場し、声を藤田 咲さんが演じます。既にネット上でビジュアルが公開されていますが、なんか見たカンジが「らき☆すた」のつかさにそっくりです(笑)。しかし、これだけのキャラや声優が参加したため、現在スタッフが頭を抱えているのは、エンディングのスタッフロールです。収まりきらないでしょう(汗)。「Eternal Lovers」のPS2版EDもフルコーラスでも6分強ですが、今回いかにして収めるかが問題です。クレジットを二列にするか、はたまた最近洋画などである2曲目をかけるか、その選択を迫られているスタッフ。結構大変です。大変と言えば、収録で最も大変だったのはカズヤ役の小田久史さんでしょう。何せ同じ台詞でもヒロインの名前ごとに言い換えなくてはならないわけですし、ルートごとに異なるシナリオにもなるわけだから、彼がこなした台詞数は他の声優さんの比ではないハズです・・・。

 そんなこんなで、現在かなり地獄の修羅場状態であろう制作状況の「ギャラクシーエンジェルⅡ永劫回帰の刻」、予約が9月21日よりスタートです。仕様はデラックスパック、通常版、そしてGA2シリーズ3作品全てを収めたコンプリートセットの3種類が登場。デラックスパックには、豪華上製本「エンサイクロペディアGA」、エンジェル隊公式ネクタイ(男性用)、そして描き下ろしイラスト使用の収納BOXが同梱されるとのことで、買うなら絶対コレでしょう!!ちなみに、現在GA公式HPにて、「エンサイクロペディアGA」に収録する用語の募集を行っており、これまでGAシリーズに登場したキャラ名や必殺技、はたまた記憶から抜け落ちているかも知れないマニアックな用語などを多数募集しているので、興味のある方は是非応募してみましょう。

 そして皆さんお待ちかね、今回の作品ではついに、ナツメ・イザヨイが攻略対象に入ります!!前作で登場していながら攻略対象には入ってなかったナツメですが、GA2最終作で満を持しての攻略対象に。果たしてカズヤとどんな恋愛関係を結ぶのか、今から凄く楽しみです。なお、前作では前々作を持っているとプレイ出来るEXシナリオディスクが同梱されていましたが、今回も前作を持っているとプレイ出来るEXシナリオディスクが同梱されます。前作の同梱ディスクは、ナツメシナリオのプレシナリオとして存在しました。今回の同梱ディスクは、前作のメインシナリオでカズヤがナツメとあまり仲が進展しなかったため、今回ナツメシナリオをスムーズに行うための補完シナリオとして登場します。無限回廊の鍵、プレイし終わったからと言って中古屋に売り飛ばしていませんか?早まることのないよう注意しましょう。

 なお今回の作品も、GA2シリーズ恒例のダブルオープニング制を採用しています。一作目「絶対領域の扉」では富田麻帆さんの「Wing of Destiny」と影山ヒロノブさんの「Eternal Love2006」、二作目「無限回廊の鍵」では富田麻帆さんの「Wing of Destiny~Angel harp arr.~」と新谷良子さんの「Eternal Love2007」と、GA2の主題歌である「Wing of Destiny」とGA1からの伝統曲「Eternal Love」の双璧でしたが、今回は2曲とも完全新曲です。今回「永劫回帰の刻」のW主題歌となるのは、佐藤ひろ美さんが歌う「太陽の紅響曲(アリア)」と、榊原ゆいさんが歌う「月聖の蒼炎曲(カノン)」の2曲。佐藤さんは「Eternal Lovers」の主題歌「Angelic Symphony」やPS2版ED「終わりなきPrelude」、さらに「絶対領域の扉」のED「Cause your love~白いmelody~」など、シリーズの歌を何度も手がけてきましたが、榊原ゆいさんは今回シリーズ初参加です。佐藤さんが歌う「太陽の紅響曲」は現在発売中ですが、榊原ゆいさんが歌う「月聖の蒼炎曲」は、8月31日のイベントで初披露されたようです(行けばよかった!!)。レポを読む限りだと、かなり迫力のあるダンサブルな曲らしく、発売が待ち遠しいです(「月聖の蒼炎曲」のCDは初冬発売予定)。

 いよいよギャラクシーエンジェルⅡシリーズもラスト、これでGAシリーズ全てが完結するのか、はたまたGA3に繋げられる力を得られるかは、ファンの応援次第だと思います。でもまぁ、このままキレイに終わってくれるのであれば、GAシリーズをキレイに完結でも悔いはないです。発売は来年の1月29日!!その時をじっくり待ちましょう。


ウルトラ戦闘機の歴史 その2

2008-09-15 22:57:03 | ヒーロー

 前回に引き続き、ウルトラシリーズの戦闘機の歴史を辿ってみます。今回は「ウルトラマンレオ」のMACからです。

 MACは宇宙空間に基地を持ち、基地上部にマッキー1号という巨大母艦がドッキングしています。この1号は限りなく光速に近い最高速度を持ち、2号、3号など他の機体を搭載させることも可能な、タックファルコンより始まった輸送型大型戦闘機の一機です。そして主力戦闘機となるのはマッキー2、3号。2号は4人乗りの機体で、本体部のA号機と翼部のB号機に分離するディバイドシーケンスを持ち、連携攻撃を行えます。3号は2人乗りの小型多目的機体で、ダン隊長がよく乗ります。球体状の後部パーツが特徴的なデザインで、バイブ星人に特攻したことでも有名な機体です。なお、MACの戦闘機は、基地が宇宙空間にある都合上、全て大気圏内外航空が可能かつVTOL機能を搭載しています。MACは大型母艦、中型ディバイドシーケンス機、小型多目的機と、空の戦力としては十分申し分ないほどバランスの取れた戦闘機群を保有したチームでしたが、シリーズ後半で全滅するというウルトラシリーズ中かなりショッキングな展開がありました(そのためMAC全滅後現れた円盤生物は全て、メビウスにおいては「アウトオブドキュメント」に登録されています)。

 続いてアニメシリーズである「ザ・ウルトラマン」。この作品には科学警備隊という組織が登場、輸送型大型戦闘機・スーパーマードック、小型主力戦闘機・バーディーとベータミーが登場。バーディーは1人乗りの赤い機体でオーソドックスなデザイン、ベータミーは2人乗りの橙色の機体で両翼ノズルを回転させることでVTOL機能も持つ優れた機体です。いずれもオーソドックスな機体に思われますが、本作にはシリーズ初となる、超巨大戦艦・ウルトリアが登場します。古代ウルトラ人が残した機体で、アミアによって科学警備隊に譲渡されました。ウルトラの星U40の技術で作られているため、無補給、無点検で100年間もの航行が可能、しかも中央部(α号)と後部両翼部(β号)に分離するディバイドシーケンスも備えているという、まさにアニメならではのド迫力に優れた、超巨大宇宙戦艦です。

 5年ぶりの実写シリーズとなった「ウルトラマン80」に登場するUGM。この時期になるとリアリティとSFの理想的融合への挑戦が見られるようになり、UGMの基地もこれまでのチームのように山の中に隠れていたり、町中にぽつんと建っていたりではなく、なんと滑走路まで整備された本格的なもので、整備員が戦闘機の発進を合図したり、管制塔からのシーンもあったりなど、かなりリアリティへの挑戦が見られます。そんなUGMの主力戦闘機は、スカイハイヤーとシルバーガルの2種類。スカイハイヤーは1人乗りの多目的VTOL戦闘機。オーソドックスなデザインではあるもののかなりの活躍を見せ、さらに設定のみではあるものの、戦車形態への可変機能を搭載しています。一方のシルバーガルは、2人乗りの多用途VTOL戦闘機で、機体前部(α号)と後部(β号)に分離するディバイドシーケンスを搭載、連携攻撃を得意とします。そして本作では前作の科学警備隊同様、そして実写版では初となる、超巨大宇宙戦闘母艦・スペースマミーが登場。無補給で半年近い航行が可能で、内部にスカイハイヤーとシルバーガルを搭載可能な巨大母艦です。また、正確にはUGMの機体ではありませんが、地球防衛軍の機体としてエースフライヤーという戦闘機が存在します。ここで光の国シリーズはメビウスまで一旦途絶え、これから25年はそれぞれ異なる世界観のウルトラ世界となります。

 次に再びアニメとなる「ウルトラマンUSA」のウルトラフォース。実働隊員3人全員がウルトラマンという異色のチームで、ウルトラジェットという1人乗り戦闘機を保有しています。3人が元々アクロバット飛行チームだったことから、かなり小回りのきく小型戦闘機で、デザイン自体はオーソドックスですが、キャノピーの色が各人によって異なるという特徴があります。また、この3機のウルトラジェットを搭載する母艦・マザーシップも有り、小規模なチームであることから、母艦と隊員3人分の戦闘機という必要最低限の配備となっています。

 10年ぶりの実写新シリーズとなった「ウルトラマングレート」にはUMAというチームが登場、隊員服もかなり実際の軍服に近いイメージになっています。そんなUMAが保有する戦闘機はハマー。2人乗りの超高性能小型戦闘機で、最大の特徴は、胴体下部にホバーを装備、空中で停止してもそのまま滞空することが可能という、ヘリの特性も兼ね備えた優れた機体です。

 「ウルトラマンパワード」のW.I.N.R.はストライクビートルという機体を所持。元々本作が初代ウルトラマンの海外版リメイクということもあって、ストライクビートルもジェットビートルのアメリカ版アレンジです。ジェットビートルと違い、大きく前に着きだしたノーズが特徴で、かなり格好いいデザインにアレンジされています。勿論ビートルの名前通り、可変二次元ノズルによるVTOL機能も搭載しています。そして本作にもビートルを格納する超巨大母艦・スカイハンターが登場しますが、その巨大さはさすがアメリカ、スケールがとんでもないです。何せ巨大さをこれでもかとアピールするように、ほとんど下から見た姿しか見せず、関連書籍にもスカイハンターは下から見た図がほとんどです。これだけ巨大なものが基地から発進して、事件現場では司令室となるわけですよ。もはや母艦という域を通り越して、移動要塞とも言えるスカイハンターは、全シリーズの巨大母艦の中でも特に異彩を放っていると言えます。

 16年ぶりの日本実写となった「ウルトラマンゼアス」にはMydoという組織が登場、普段はガソリンスタンドを経営し、事件が発生すると専用戦闘機スカイフィッシュを発進させるのですが、その発進シーケンスがこれまた他に例を見ない特殊なものです。何とガソリンスタンドの屋根看板がスカイフィッシュの模様に変わり、平面である看板からうにゅ~っと出てきて発進するという、一体どんな原理を使っているのか全くの謎なシステムです。そのスカイフィッシュ、映画第一弾に1号機、第二弾に模様を変えた2号機が登場しますが、1号機は黄色地に水色や橙色を熱帯魚の模様のように配色するという、ニュースキャスターに「品のねぇ色」と酷評されるほどの機体になっています。第二弾に登場した2号機は一般公募によって決定した、銀色に赤いラインというウルトラマンを連想させるような配色で、1、2号機とも色は違えど形も性能も同じで、大気圏内外問わず飛行出来ます。また、映画第二弾の方では巨大戦艦スカイシャークが登場、シャドーのカラータイマーを破壊すべく、ゼットンがウルトラマンのカラータイマーを破壊した光線と同威力のゼットン光線を発射することも可能ですが、シャドーのカラータイマーに防護シャッター機能があったため反射され、見事撃沈した不遇な戦艦です。ちなみに本作は初代ウルトラマンがゼットンに倒されたことや、カプセル怪獣の話など、初公開された1996年がウルトラマン30周年だったことから、歴代のシリーズに繋がっているように見えますが、後のネオスやマックス、メビウスなどのM78星雲ウルトラマンの作品の登場や、80までのシリーズと直接繋がるのがメビウスのみであることから、一種のパラレルワールド的な扱いになっています。ちなみにスカイシャークが放ったゼットン光線ですが、6000万アンペアの電流と2500万ガウスの電磁を交錯させる事で再現可能だと示されており、もしメビウスにおいてこの技術を用いれば強力なメテオールとして使用出来たと思われます。

 次回はウルトラマンティガ以降のシリーズを取り扱います。


ウルトラ戦闘機の歴史 その1

2008-09-13 23:57:21 | ヒーロー

 今日は先日ウルフェスのブログでも触れた、ウルトラ戦闘機の歴史について語りたいと思います。
 ウルトラシリーズの大半は、ウルトラ戦士と共に戦う防衛チームが存在し、彼らが保有するスーパーメカ、特に戦闘機は様々なデザイン、特徴があります。それらの主な特徴などを見ながら、歴史を辿ってみましょう。

 まずは「ウルトラマン」に登場したジェットビートル。科学特捜隊の主力戦闘機で、定員は5人のため、正規隊員5人全員がいっぺんに乗れる、後の戦闘機と比べてもかなり広めのコクピットです。銀色と赤というウルトラマンと同じシンプルなツートンカラーで、形も後の戦闘機と比べ、シンプル・イズ・ザ・ベストを表したかのようにキレイに整っています。なお、名前の「ビートル」はカブトムシの意味ではなく、垂直離着陸機を意味する「VTOL」です。ハイドロジェネレートサブロケットを後部にセットすることで、宇宙飛行も可能という、まさに全てのウルトラ戦闘機の元祖でありながらあらゆる局面に対応可能な万能戦闘機です。また、この機体の他に、2人乗りの小型ビートルも存在し(ハヤタ隊員がウルトラマンと衝突したのはこの機体)、こちらは主に偵察やジェットビートルの支援に使用されます。ちなみに「ビートル」と名乗っていますが、垂直離着陸は出来ず、科特隊基地側面から発進する短距離離着陸機・「STOL」です。

 続いて「ウルトラセブン」のウルトラ警備隊の戦闘機群。ウルトラ警備隊のメカは科特隊メカと異なり、かなりSF面が強化され、メカデザインも当時としてはかなり近未来的なものになっています。ウルトラ警備隊が保有するメイン戦闘機はウルトラホーク1~3号。1号が主力戦闘機で、後のシリーズでも多く見られる、分離合体機能・ディバイドシーケンス(この言葉は本来「ギャラクシーエンジェルⅡ」に登場する戦艦ルクシオールが持つ分離機能のことを指しますが、以後便宜上この言葉を使用します)を持ち、α、β、γ号の3機に分離、フォーメーション攻撃を行うという最大の特徴を持っています。しかもジェットビートルと違い、単機(合体状態)での大気圏突破も可能という優れものです。2号はシリーズでも数が少ない、サンダーバード3号のようなロケット型の機体で、宇宙での戦闘を念頭に置かれて作られており、宇宙ステーションとの連絡にも使用されます(それを考えるとイメージ的にまさにサンダーバード3号)。3号は1号の支援などを行う多用途戦闘機で、小型ながらもマグマライザーの輸送にも使用されるなど、かなりの活躍を見せています。

 「帰ってきたウルトラマン」に登場したMATには、マットアロー1、2号、マットジャイロの3種類の戦闘機が登場。主力戦闘機であるアロー1号はシャープなデザインが格好いい機体で、昭和の戦闘機の中でもハイスペックハイコンパクトを体現した見事な戦闘機です(VTOL機能も搭載)。同2号は半円形の翼が特徴的な機体で、速度は1号より劣るものの機動性に優れ、1号以上の高度飛行を誇るなど、1、2号それぞれの特性や長短が上手く生かされています。マットジャイロはその名の通り、両翼に一基ずつ、尾翼に一基プロペラを持つ、戦闘機の中でも一風変わったデザインですが、ちゃんと戦闘もこなせます(元々は輸送機らしいですが)。

 「ウルトラマンA」のTACでは、小型戦闘機を搭載する大型戦闘機・タックファルコンが登場。後の輸送型大型戦闘機の元祖ともなった機体で、小型戦闘機タックアローを2機搭載させることが出来ます。タックアローは1人乗りの小型戦闘機、マットアローと同じ「アロー」という名を持つ機体ですが、機首部が鳥のクチバシのように軽い曲線を描いているのが特徴的です。一応こちらが主力戦闘機っぽい扱いなのですが、撃墜されるシーンが結構多かったりします。他にもタックスペースという宇宙飛行も可能な2人乗りの高速戦闘機も保有、主翼の形が長方形で、この両翼にそれぞれ尾翼を持つという特徴的なデザインが魅力的です。

 「ウルトラマンタロウ」の協力組織・ZATは、戦闘機のみならずあらゆるメカが個性的かつド派手で奇抜なデザインが多いので、一度見たら忘れられない機体が多いです。まずは主力大型戦闘機であるスカイホエール。6人乗りのかなり大型の機体で、宇宙飛行も可能、戦闘現場では他の戦闘機に向けての司令塔的な存在にもなります(勿論歴代主力戦闘機同様VTOL機能搭載)。尾翼が二段になっているデザインも特徴的ですが、最大の特徴は、機内に化学分析室を持ち、スーパーアルカリ液などの薬品調合は勿論のこと、48話のベロン戦ではなんと白酒をも作れるという事実が判明、母艦ではないものの空の司令室的戦闘機です。ホエールとの連携を行うコンドル1号もZATの主力戦闘機の一つです。なんと薄い輪っか状の主翼が特徴的で、本当に飛べるのかと思いたくなるようなデザインですが、この輪っかは磁場コイルで磁力で浮遊するのではないかという説があります(真偽は不明)。2万mもの高々度飛行も披露しているため、偵察にも多用されていました。そしてもう一機、スーパースワローという1人乗りの機体が存在、こちらも鉄板をアーチ状にしたような奇抜なデザインで、やはり両翼中央に大きな穴が開いています。小回りがきく高性能戦闘機だそうですが、形が形なだけに操縦が難しいらしいです。ちなみにZATの戦闘機も、タックアロー同様よく撃墜され、脱出シーンが描かれました(町中に墜落して爆発した機体の回収も大変でしょう)が、実は意外にも倒した怪獣の数は全シリーズの中でもトップクラスの実力を持っています。

 次回はウルトラマンレオ以降の戦闘機を扱ってみようと思います。


Project SUZUNEについて その2

2008-09-11 23:21:32 | お知らせ

 我がサイトの看板とも言える「Project SUZUNE」、その中で現在公開中の「おジャ魔女すずねf(フォルテ)」が、いよいよ次回最終回となりました。ここまで本当に長かったです・・・。多くの方々の応援もあれば、悪質な妨害や嫌がらせも受けてきたすずねf、ここまで来ることが出来たのもやはり前者の通り、多くの方々の応援があったからこそです。
 先のブログでも書いたように、OCNのサーバーは既に限界に近づいているので、これまでの話や第1シリーズ含め、ファイルを別館に移す作業を現在行っており、第1シリーズの移行は既に完了、フォルテ関連のファイルも別館移動を確認後、近々OCNサーバーより削除する予定でいます。最終話は1ヶ月も前に執筆が完了していますが、今なお修正や加筆を行い、自分の納得のいく完結話にしようと思っています。また、これも前回書いたことですが、最終回公開後も、アイテムやキャラページ用のイラストで未完成部分の補完に努めていくつもりでいます。
 現在のところ最終話の公開は、すずね生誕6周年、そしてすずねフォルテ4周年となる10月頭を予定しており、この最終話公開を以て、「おジャ魔女すずね」シリーズ(さらに具体的に言えば「月村すずね」の物語)を完結とします。

 さて、またこれも前回書きましたが、最終話を以てすずねの物語は終わります。しかし、「Project SUZUNE」は終わりません。実は第3シリーズの種を既に蒔いています。そして今、この第3シリーズの準備に入りつつあります。これは「おジャ魔女」に見えるけど「おジャ魔女」ではない、「Suzune」だけど「すずね」ではない、そんな作品にします。第3シリーズの構想については水面下で進めている都合上、まだ公には出来ませんが、誰もが驚くサプライズを用意するつもりです。

 とはいえ、ぷにケットに申し込んだので、当分はイベント用漫画の執筆がメインとなるため、第3シリーズの準備は当分保留ですね。公に出来る段階になったら、改めて告知しようと思っています。


プリキュア5周年記念コンサート

2008-09-07 23:45:58 | プリキュア

 今日、中野サンプラザにてプリキュア5周年記念コンサート「プリキュア☆ミラクル☆マジカル☆コンサート」に行って来ました(行ったのは午後の部です)。行く前の週から、 先月購入した「5周年記念ボーカルBOX-1・光の章」を聴きながら、歌の復習をしました。特に、このコンサートで歌を披露する4人の方の歌を集中的に聴いていました。

 そんなわけで本日行ったコンサート、さすがに親子連れが多かったです。公式掲示板の方で聞いた話だと、今現在プリキュア5GoGo!を見ている子供たちは、「ふたりは」時代のプリキュアを知らない子の方が多いとのことでしたが、会場外ロビーで流されていたプリキュアシリーズの主題歌ムービー集(光の章に付属しているDVD)を見ながら、全シリーズの歌を歌っていた女の子もいました。レンタル店でもちゃんと置いてあるから、「ふたりは」時代のプリキュアも知っているのでしょう。そして始まると同時に、歴代主題歌を歌った4人が登場しました。初代と2年目「Max Heart」の主題歌を始め、現在の「プリキュア5GoGo!」の挿入歌も歌っている五條真由美さん、3年目「Splash Star☆」のOP主題歌や挿入歌を歌ったうちやえゆかさん、4年目「プリキュア5」と5年目「プリキュア5GoGo!」のOPや挿入歌を歌った工藤真由さん、そして同じく4年目と5年目のEDや挿入歌を歌った宮本佳那子さん。彼女ら4人は、この度「キュア・カルテット」というユニットを組み、「プリキュア5GoGo!」本日の放送より流れた後期ED「ガンバランスdeダンス~希望のリレー~」とそのカップリング曲「プリキュアモードにSWITCH ON!」を歌いました(コンサートのラストでこの2曲を披露、特に後者はCD発売に先駆けて聞くことが出来てラッキーな上、5年分のエッセンスをふんだんに盛り込んだ名曲に仕上がっています)。
 コンサートでは、各シリーズのOPやEDは勿論のこと、4人の方それぞれが特に気に入っている挿入歌を披露してくれました(それぞれバックダンサーに歴代プリキュアが登場しました)。五條さんは「プリキュアテンションBING BING BANG BANG!」、うちやえさんは「my growing days」、工藤さんは「プリキュアfly」、宮本さんは「グルグル・マジ?カル・パスポート」をそれぞれ披露してくれました。ちなみに全シリーズ中の歌の中でも僕が特にお気に入りなのは、「Splash Star☆」の挿入歌「blessing」(五條さんとうちやえさんのデュエット)です。この歌は聴いててとても癒されるカンジで、今でも大好きな名曲です(披露されなくてちょっと残念)。5シリーズ だと「プリキュアfly」が元気が湧いてくるカンジで好きなので、今回生で聞けてラッキーでした。

 とにかく大盛り上がりだった今回のコンサート、行ってよかったです。ちなみに現地にて映画の前売券が販売されていたので購入、物販コーナーでは、ボーカルCDのうち手に入れ損ねていたものを5枚購入しました。

 プリキュアも5周年、セーラームーン以来、おジャ魔女や他の女の子向けアニメですら達成出来てないシリーズ5年目を見事達成し、今回のコンサート、映画の同時上映で歴代プリキュアが総登場する超短編(5分程度)ムービー、そして秋に発売されるDSソフトでも歴代プリキュアが総登場です。これでもかと言うくらいプリキュアで盛り上がっている今日この頃、この勢いが6年目に繋げられるか否かは、我々ファンの応援にかかっていると思います(仮に6年目が実現すれば、セーラームーンの5年の壁すら突破出来ます)。

 我がサイトはプリキュアシリーズを応援しています。