虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

春の新番組3&旅行レポ

2007-05-05 20:25:56 | アニメ・コミック・ゲーム

 春の新番組レポも大詰め。あとは5月12日に「電脳コイル」が控えていますので、それが放映されたら、レポをラストにしたいと思います。とはいえ、次回が電脳コイルのレポだけだとつまらないので、今回は3本だけ。

・「アイドルマスターXENOGLOSSIA」
 今ゲーム業界で話題のアイマスがついにアニメ化。しかし、アイドル育成ものではなく、「アイドル」という名の巨大ロボを操る少女たちを総じて「アイドルマスター」と呼ぶそうです。なんかもの凄い路線変更だな・・・。コンセプト自体も、アイマスキャラを使っての「舞-HiME」らしいです(確かに見たカンジは舞-HiMEプロジェクト第3弾っぽい)。ゲーム版とは声優も総入れ替えで、しかも世界観も設定も大幅に異なるため、当初はゲームファンからの批判等、かなり悪い前評判でしたが、いざ始まるとそれらはどこへやら、きめ細かなストーリー描写やロボの迫力など、かなり評判高い作品に化けました。まぁ最初のなのはが始まった頃も似たような騒ぎはあったようですが、なのはと同じように、原作とアニメ、それぞれで楽しむという棲み分けが出来たようで、いらぬ論争には発展しなくて何よりです。これもまた、アイマスという作品の可能性の一つですね。で、このアニメの個人的に凄いところは、微妙なカメラワークや言い回しで、パンチラや胸チラなどのお色気シーンを上手くごまかしているところ。この手のアニメでは珍しいです。キャラ的には着ぐるみ少女・やよいちゃんが真っ先に印象に残りました。現在は光るおでこが眩しい伊織ちゃんがお気に入りです。

・「この青空に約束を―~ようこそつぐみ寮へ~」
 ゲームからのアニメ化。ヒロインごとに出会いとそれにまつわる物語を描く形式ですが、オムニバス形式ではなく、一本の時間軸で視点を変えるという面白い描き方です(見ようによってはオムニバスにも見えますし、断言は出来ませんが)。それぞれのヒロインごとに前後編形式がとられており、ヒロインはちょうど6人なので、それを前後編でやれば丁度12話、1クール分です。各前編冒頭は寮が閉鎖となるらしき日で、主人公・航が各ヒロインとの出会いとそれ以降のことを思い出すという形で話は進行、しかしそれを思うと、本当に切なく悲しい話に思います。いずれ来る仲間たちとの別れ、それを知ってからOPやEDを聞くと、涙が出そうです。OPもEDもこの作品にぴったりな歌詞です。こりゃ最終話は泣くかも・・・?5月末にPS2版が発売とのことで、もっとこの作品の奥に触れてみたいので、是非とも購入しようと思います。

・「sola」
 これは珍しくゲーム原作ではありません。でもメディアミックス企画なので、いずれゲーム化もされることでしょう。キャラ原案は「D.C.~ダ・カーポ」シリーズのキャラ原案でお馴染み、七尾奈留氏。七尾氏キャラ原案の作品は昨年「Gift」がありましたが、あれはキャラの見た目、配置、設定などが「D.C.~ダ・カーポ」に似すぎていたこともあって、そんな深くはのめり込めなかったのですが、今回はキャラ配置も見た目も大きく違ってます。メインヒロイン・四方茉莉は、夜禍人(やかびと)と呼ばれる、350年近く生きる存在。太陽の光を浴びると消滅してしまうため、空に憧れるという設定。決して見ることの出来ない本当の空への憧れ、これも切ない話ですね。そして茉莉と出会った主人公・森宮依人、彼女を狙う謎の男・辻堂。事態は萌えアニメにありがちなのほほん学園ライフでは済まされない展開に。これは、先の展開が楽しみな一品です。茉莉を演じるは、ウィスパーボイスで右に出る者はいない能登麻美子さん。近年は気の強い少女や少年役もこなしている能登さんですが、やはりこの手の役はハマリ役ですね。

 さて、今回新番レポはこれだけにしておいて、ちょっとした日記を。去る4月30日~5月1日に、鳥取県に旅行に行って参りました(旅行拠点は米子)。鬼太郎がまたもブームになっているので、一度行きたいと思っていた水木しげるロード、そして位置的には少し離れているものの、名探偵コナンの町・コナンロードにも行って参りました。まぁ鳥取といえば鳥取砂丘なので、そちらの方も初日に行きましたが、そこで転んでデジカメを砂に落とすという失態を!一時的に機能不全に陥ったものの何とか復調、でも2日目の水木しげるロードを去る時には完全にイカレました(泣)。コナンロードは東伯郡北栄町の由良駅から少し歩いたところにあります。コナン大橋やコナン探偵社(グッズ店)、青山剛昌ふるさと館など、まだ町おこし途中のためスポットは少ないものの、ふるさと館は青山氏の足跡や初期作品の紹介など、展示も充実しており、一見の価値有りです。
 水木しげるロードは米子より境線で終点・境港駅まで行くとある、まさに妖怪の町。商店街のほとんどが妖怪絡みの店で、あちこちに妖怪のブロンズ像が大小様々にあります。まさにアニメに出てくる「妖怪横町」がまんま当てはまる、夢の道です。またいずれ機会があれば、寄ってみたいですね。