虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

冬の新番組2

2008-02-09 15:44:38 | アニメ・コミック・ゲーム

 またも半月ぶりとなりました。その間、「デ・ジ・キャラット」新声優発表、ぷちこ&うさだ新声優決定などのイベント、「仮面ライダーキバ」並びに「yes!プリキュア5 GOGO」が放送開始などの出来事がめまぐるしく過ぎました。新でじこの声優はやはりナノナノの声でお馴染み、明坂聡美さんでした。オーディションイベントにて新ぷちこ役は坂元菜緒さん、新うさだ役は矢澤りえかさんが選ばれました。これからの新DUPの活躍に期待です。ルーンエンジェル隊との合同コンサートもあり得るかも知れませんね。
 さて本題、冬の新番組のレポの続きです。

・「君が主で執事が俺で」
 ゲームからのアニメ化ですが、これはマジで面白いです。「ハヤテのごとく!」とは別ベクトルの謎ジャンル執事コメディといったところでしょうが、こちらの方が常識はずれなキャラが遥かに多いです(笑)。なんと言っても極めつけはデニーロ!!リニューアル前の「ドラえもん」でジャイアンの声を担当していたたてかべ和也氏が演じており、錬がその声からジャイアンらしき者を思い浮かべていた(当然モザイク入り)時はマジ爆笑です。はと姉こと美鳩は全身各所から々なものを取り出す、いわば全身四次元ポケットだったりと、ドラえもん的パロが2つもあることにビックリ。大佐は東方不敗的なイメージが強いし、とにかくこの作品のパロディぶりはハヤテにひけをとりません。TVKでは深夜ですが、東京MXでは月曜夜11時半と、深夜にはまだ早い時間で放送されています。MXでは元々夜6時半枠でやる予定だったそうです。こんな面白い内容なら夕方枠でも十分楽しめそうです。あと森羅様は素敵過ぎだ(笑)。

・「H2O~FOOTPRINTS IN THE SAND~」
 これもゲームからのアニメ化です。ゲーマーズが「true tears」を応援するのに対して、こちらはアニメイト各店で放送前から宣伝ポスターが多く貼られており、各雑誌やネットにおいても取り上げられていた所が多く、この冬最大の話題作として知られています。この作品の注目すべき点は主人公の少年・弘瀬琢磨の設定や声優です。まず琢磨は目が不自由というハンディを背負っています。原作ゲームにおいてはこれを表現するため、背景やキャラが白黒になるという効果が実装されているなど、彼の設定は他のアニメの主人公に類を見ないと言っていいでしょう。もう一つは琢磨の声を演じているのが小清水亜美さんだということ。通常ゲーム原作のいわゆる萌えアニメの主人公の少年は、いずれも男性声優が声を当てており、その中で女性声優が主人公少年の声を担当するこの作品は、他のゲーム原作アニメとは全く異なる試みと言えます。小清水さんの演技は素晴らしく、琢磨の優しいイメージにピッタリです。勿論女の子たちも可愛いですよ(笑)。でもはまじちゃん、あんなに可愛いのに実は・・・なんて・・・、神様はヒドイ・・・(涙)。しかし単なる学園ライフを描くのではなく、何やら人間同士の確執が絡み合う重厚な人間ドラマが展開されています。ことにメインヒロインである小日向はやみは、いわゆるツンデレ系ですが、何とクラスメートたちからヒドイいじめを受けています。第1話にしてそのいじめの描写は半端ではなく、学級委員であり側で見ていながら関わろうとしない神楽ひなたの姿も、いじめを側で見ながら助けようとしない傍観者的子供の姿そのものです(最もひなたには深い事情があるわけですが)。また、キーパーソンとなる謎の少女・音羽の秘密も、いよいよ明かされていきます。この作品は今年のベスト10に入りそうな予感がします。あと、この本編が重厚な人間ドラマを展開しているのに対して、この作品のスピンオフとして「魔法少女マジカル音羽」という作品が企画進行中とのことです。こちらは純粋に萌えアニメでしょうか(笑)。

・「みなみけ~おかわり~」
 みなみけ終了間もなく第二弾です。まぁ言うなれば第2クールなわけですが、前半1クールと後半1クールとで声優、音楽、音響などはそのままで監督やキャラデザなどのスタッフがほとんど入れ替わるという、他のアニメにはまず例を見ない制作体制です。ネギま!でわかるように、通常制作スタッフが異なる場合間を空けるものですが、これは全く間を空けずスタッフの大半を変えています。昨年12月までが「苺ましまろ」で知られる「童夢」制作、今回が「SHUFFLE!」で知られる「アスリード」制作となっています。前作が大晦日で終了し、今作は正月からスタートしているため、扱い的には新番組ですが実質上一本の作品みたいに描かれています。オリジナル要素が増えると言われていましたが、意外に原作ベースの話になっています(ただしアレンジがあり、そこら辺がオリジナル要素なのかも知れません)。しかしながら、三姉妹の学校のレイアウトや教室風景が前作と全く異なることに驚きです。また、メインキャラ意外のモブキャラが黒子っぽくなっているのも驚きです。内容は前作の「みなみけ」と何ら変わらず、ありそうでない、だけどありそう、そんな日常劇ですね。主題歌がカッコ良すぎで作品のイメージに合ってないと意見が多いですが、僕はこれはこれでアリだと思っています。

・「ARIA The ORIGINATION」
 心温まるARIAシリーズ最新作がついに登場。登場キャラたちも作風も何ら変わらずで一安心です。前作「ARIA THE NATURAL」は不思議系な話が多くて賛否両論がありましたが、今回は一番最初の「ARIA THE ANIMATION」っぽくキャラたちの成長劇を中心に戻すとのことです。でもNATURALの不思議系な話の数々も僕は大好きなのですが・・・。原作の方ではアリシアさんが結婚して引退しそうな展開でいよいよ連載も大詰めっぽいので、ARIAのアニメも今回で一区切りするのでしょうか。見習いウンディーネたちの成長物語、こういった作品こそ、今の子供たちに見てもらいたいですね。

 今回はここまでにします。次回はまた近いうちに。