虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

今年1年もありがとうございました

2008-12-31 21:48:05 | ブログ

 いよいよ2008年最後の日です。現在年賀イラストを急ピッチで制作中です。今年は本当に色々ありました。とりあえず今年最初に掲げたサイトの目標、「Project SUZUNE」において、「おジャ魔女すずねf」の年内完結、未完成状態になっていた「プリキュア」ページのオープン(「ギャラクシーエンジェル」のページは永劫回帰の刻発売までを目途に作成しようと思ってます)、そして戦隊項目もゴーオンジャーのみではあるものの再出発させ、何とか今年の目標は6~8割方達成出来たのではないかと自分では思っています。

 それでは年賀イラストを制作中ですので、今年のブログはこれにて終了とさせて頂きます。皆様、良いお年を・・・。


コミケ2日目、3日目

2008-12-30 22:25:19 | イベント

 昨日書きそびれたので、冬コミ2日目と3日目をまとめてレポします。

 まず昨日、コミケ2日目。前日同様夜中3時半に起床、蒲田の始発、大崎の始発電車に乗ることに成功しました。しかしやはり国際展示場駅に到着したと同時に、周囲の人間の波に飲まれ流され、苦しい目にあいました。コミケともなると、みんな我先にと自分のことしか頭にないので大変なものです。昨日とほぼ同じくらいの6時15分前後には列に並び、それから数時間、列移動まで暇つぶしのため持っていったMP3プレイヤーの戦隊OP、ED主題歌フォルダのゴレンジャーからゴーオンジャーまでをぶっ通しで聴いて待っていました(会場内に入るまで、ゴーオンジャーまで本当に余裕で全部聴けるほど待ち時間が長いです・・・)。
 会場内に入り、今日の目的は西地区の東方アニメプロジェクトのサークル一カ所のみです。東方については話が長くなる上、僕自身も全て把握しているわけでもないので、今後気が向いたらブログに書きたいと思います(アニメの感想も踏まえて)。友人の分も頼まれていたので、2つ下さいと言ったところ、一元様お一つまでと言われ、自分の分を購入した後、友人の分も確保すべく再び列に並びましたが、途中まで来て完売してしまったようです。友人には申し訳ないことをしてしまいました。今日の目的はこれ一つだけだったので、明日に備えてそそくさと帰りました。

 そして本日3日目、コミケ最終日です。またも起床は3時半、弟と共に暗いうちに出発、蒲田始発と大崎始発に乗るという、前2日と同じことが出来ました。しかし、大変だったのはやはり国際展示場駅を降りた後。ことに今日は弟もおり、しかも彼は前2日の人波の凄まじさを知らないわけなので、かなり苦しそうでした。東方面の列に行くだけでも弟はへばっていました。僕は前2日で慣れていたのでどうにか対処出来たものの、弟にとってはここまで恐ろしい列移動は初めてだったことでしょう。
 何とか6時半前後に東方面への列に並ぶことが出来て、あとは列移動を待つだけ。会場内に入るといつも最初に立ち寄るとある大手サークルの列に並び、何とか購入、その後、今回は壁際サークルのまわる順序を予め決めていたので完売してしまった壁サークルは一カ所程度まで軽減することに成功しました。
 計画を立てたことやサークル側の捌き方も夏に比べ早かったので、13時過ぎ程度に目当ての壁側はクリアしました。あとは他のサークルに順番に向かうだけです。今回は特に財政が厳しいこともあり、余計な買い物は極力避け、当初の予定サークルだけを集中的にまわるやり方にしました(まぁ途中何カ所か予定外の買い物はしましたが)。その成果あって、15時には全ての買い物が完了するという久しぶりの快挙を成し遂げました。その後は16時の終了まで、一昨日一通りまわった企業ブースに行き、特に買い物はなかったものの、各ブースで流れているプロモーションムービーなどを見て時間を潰しました。特にブロッコリーのブースでは、来年3月発売の「ギャラクシーエンジェルⅡ永劫回帰の刻」(1月末発売が3月に延期)のプロモーションムービーが流れており、既に店頭等で流れていた「太陽の紅響曲(アリア)」バージョンの他に、今回おそらく初見となる「月聖の蒼炎曲(カノン)」バージョンのプロモーションムービーが流れていました。このムービーでは皆の私服らしき服装が見ることが出来ました(ナツメの服が可愛い♪)。発売がますます待ち遠しいですなぁ。

 やがて16時にコミケ終了の放送が流れ、重い荷物を持ちながら帰宅しました。


コミケ1日目

2008-12-28 21:39:10 | リリカルなのは、DOG DAYS

 今日は冬のコミケ1日目です。夏同様1日目は企業ブースです。夏コミ初日同様、今回も夜中の3時半に起床、4時には蒲田駅を目指し、家を出ました。蒲田までは多少時間がかかるものの、そんなに遠くはないのでまだ暗い道を進みながら、蒲田の始発電車に乗ることに成功しました。りんかい線の始発が1時間先になることは夏コミの時にわかっていること、そして現段階でこれ以上の手だてが思いつかないことを考慮し、今回は毎度乗っている大井町駅ではなく、品川経由で大崎まで行きました。無論始発は1時間先の5時40分です。何故ここまで来たかというと、まだ人も少ないこの時間、大崎始発の列車なら確実に座れるからです。夏コミ時の大井町駅に到着した始発列車が既にすし詰め状態だったことから、下手をすると始発を見送るハメになるし、よしんば乗れたとしてもすし詰め状態に苦しむことになります。なので少しでも余裕のある方法を取ろうと思い、大崎から乗る方法を選びました。最もこれをやったところで既に国際展示場に到着している車組や徹夜組、さらには豊洲や新木場から来る組には叶わないのですがね。駅についてからはもはや歩いているというより、周りの人間たちに流されているような状態で動き、6時10分前後には列に並ぶに至りました。やがて9時40分を越えた辺りからようやく僕らの列が動き始め、夏同様何度か足止めを食らい、10時45分にようやく目当てであるなのはProjectの列最後尾に並びました。夏コミ時は2時間45分経っても、微動だにしなかったヒドさだったのですが、今回は嘘のようにスイスイ進みました。そして売り場に到着したのは何と歴代最短の2時間後、12時45分でした。毎度毎度列がまるでもって動かないことで悪評の高いなのはブース、並んでいた人数は明らかに前回を上回っています。何故今回はこんなにスムーズに行けたのか。その理由は、売り場付近で渡された購入希望のチェックリスト。これに予め欲しい品のチェックを入れることで、売り場でスムーズに販売員が手渡して会計を行うことが出来ていたのです。毎度毎度人数が増え続けるにも関わらず客の捌き方が悪化していたなのはブース、ここにきてようやく大改善されました。以後もこの調子で客を捌いてほしいものです。

 なのはの人気は未だ衰えずヒートアップを続けており、なのはに魅了されたファンの数が爆発的に増え、来年には映画化も決定しています。いつ頃の公開かは現時点ではまだ不明ですが、仮に夏コミに重なる時期に公開するとなると、来年の夏コミのなのはブースは恐ろしい程の人数(新規ファンも出てくるでしょう)で今まで以上のカオス化が予想されます。否、もはやそれはカオス(混沌)どころではありませんな。イプスの言葉を借りるのなら、地獄や深淵を意味する「アビス」化することは目に見えています。来年は、果たして生き残れるか・・・。

 なのはの列をクリアし、企業ブースをまわれました。今回も本当に欲しいものかどうかとしっかりと吟味しつつ、こみあげる欲望を押さえつつ、何とか出費を可能な限り抑えようとしたのですが、ちょっと使いすぎたかなぁ・・・。明日は一般ブースを数カ所程度まわります(ことに目当てなのは東方のアニメDVDを販売するサークルです)。


平成の10号ライダーディケイド!!

2008-12-12 22:06:43 | ヒーロー

 さて、前回のブログでも触れたように、今回は来年のライダー「仮面ライダーディケイド」について語ろうと思います。

 ご存じのように、2000年の「仮面ライダークウガ」から始まり、現在放映中の「仮面ライダーキバ」が9作目、来年の1月25日より放送開始の「仮面ライダーディケイド」が10作目になります。先にも書いたように「ディケイド(DECADE)」とは英語で「10年紀」を意味する言葉です。平成の10号ライダーであるディケイドは、昭和の10号ライダーZXを意識してか、左右非対称ながらも非常にスタイリッシュなデザインで、一見しても格好いいデザインです。このディケイドと平行して、平成ライダー10周年記念企画として、ムシキングや大怪獣バトルのように、ライダーのデータカードダスゲーム「ガンバライド」が近日稼働予定となっており、ガンバライドのカードがそのままディケイドのベルト・ディケイドライバーと連動する形となっています。ディケイドライバーはカードリーダーになっていて、ブレイド時代にラウザーメインでベルトをおざなりにしてしまった反省点が生かされています。ベルトの左腰にマウントしているライドブッカーがカードホルダー、銃モードや剣モードにもなる、まさに商品展開の段取りも十分です。

 そして何と本作最大の特徴は、全ての平成ライダーを繋げるということ。知っての通り、クウガ~キバのライダーは作品それぞれが独立した世界観を持っていて昭和時代のような作品同士の繋がりはありません。ディケイドでは、ゴーオンジャーやギャラクシーエンジェルシリーズ、そして超ウルトラ8兄弟でも採用されたブレーンワールド(多次元)概念が取り入れられています。既に出来ている公式ページのあらすじを読むと、ディケイドこと門矢 士(かどやつかさ)の世界と平行するクウガ~キバの9世界との境界線が崩れ始め、それぞれの世界の敵(グロンギやオルフェノク、イマジンやファンガイア等)も一同に集まり、このまま世界の境界線が崩れたら全ての世界が崩壊してしまうため、士は9世界を渡り様々なライダーと出会うという、平成10作目記念にふさわしい壮大なディメンショナルジャーニーになるらしいです。但し、ガンバライドとのタイアップの関係上、各世界のライダーとのバトルは十分予測出来るので、その辺は覚悟しておいた方がいいです。最も、戦う理由に「世界の崩壊を防ぐため」という大前提があるため、ライダーバトルの理由としては龍騎同様絶対かつこの上ないものなので十分納得はいきます。とにかく、今までバラバラの世界で共演など電キバでの電王とキバ以外あり得なかった平成ライダーの大共演劇、それを考えるとワクワクが止まりません!!

 なお、一部のキャストと主題歌手も決定しています。まず主題歌を担当するのは、映画「機動戦士Zガンダム 星を継ぐ者」の主題歌を歌ったGackt氏、ディケイドに変身する門矢 士を演じるはミュージカル「テニスの王子様」で跡部景吾を演じた井上正大氏です。また、歴代ライダーの役者ですが、既に有名になられた方々も多数おられ、例え本人が承諾しても事務所が特撮出演をOKしないというケースもあるというご時世で、特にクウガこと五代雄介を演じたオダギリジョー氏は最早日本を代表する名俳優の一人でもあるわけです。そんな様々な理由から歴代役者で出演可能な方は非常に限られると思います。事実、ディケイドにおいてクウガは登場しますが、変身するのは村井良大氏が演じる小野寺ユウスケという人物です。平行世界概念を取り入れた設定なので、五代雄介以外のクウガがいる世界もある可能性がある、という方法を取っています。なるほど考えましたな。ある意味凄い逃げ道ではありますが(笑)、さすが段取りに抜かりはないわけですか。さて、問題となるのがシリーズ構成と脚本など、物語全体の段取りです。この段取りを大きく間違えると作品が思わぬ方向に迷走してしまうので(その辺の検証は次回のブログで)、しっかりと段取りしてもらいたいものです(パワーアップのタイミング、どのライダーをどの時期に出すのか等)。

 ところで昨年、戦隊においてもゲキレンジャーが魅力的な要素を多分に持ちながらも様々な問題を残す残念な結果になるという事態を引き起こしているため、今年のゴーオンジャーはその反省点から例年よりかなり早い段階から宣伝を始めました。まず昨年末のクレヨンしんちゃんスペシャルにて、初めて素顔のゴーオンジャー5人と予告ムービーを披露、そして例年放送2週前程度に行っていたプレミアム発表会を放送1ヶ月前の1月中旬に行うなど、かなり早い段階から宣伝を開始しています。これと同じように、今年の仮面ライダーキバも盛り上がりと面白みが出てきたのが終盤付近とかなり遅めという問題点を残しているため、平成10作目記念となるディケイドは例年より早い、11月下旬あたりから各メディアで宣伝を始めています。平成ライダー大集合という一大イベントを用意している「仮面ライダーディケイド」、今からワクワクが止まりません。


6年目のプリキュア!

2008-12-11 02:02:01 | プリキュア

 今年もあと僅か、そろそろ来年の戦隊、ライダー、プリキュアが気になり始める頃だと思います。2009年の戦隊は「侍戦隊シンケンジャー」、これまで忍者をモチーフにした戦隊は二つありましたが、侍そのものをモチーフにした戦隊は初めてです。時代劇を数多く手がけてきた東映が放つ本格的な侍ヒーロー、チャンバラアクションに期待したいところです。新ライダーは「仮面ライダーディケイド」、「ディケイド(DECADE)」とは英語で10年紀を意味する言葉で、2000年の「仮面ライダークウガ」から数え丁度10番目の作品、即ち平成の10号ライダーです。同じ10号であるZXを意識してか左右非対称のデザインですが、もの凄くスタイリッシュで格好いいデザインです(毎年この時期デザインで驚かせるとされる平成ライダーですが、キバやディケイドは初見で素直に格好いいと思えたので腰抜かすほど驚くことはありませんでした)。平成10作目、まぁ平たく言えば10周年にも該当しますが、その辺は次回書くとして、今回のお題は新プリキュアです(前フリ長いなぁ・・・)。

 2004年に「ふたりはプリキュア」が放送開始され、今年でシリーズ5作目、この日曜朝8時半枠で放映されてきた中でそれまで最長寿を誇った「おジャ魔女どれみ」シリーズの4年を抜き、そして来年、シリーズ6年目を迎えます。これはおジャ魔女やミルモなど、近年の女の子向けアニメが越えることすら出来なかったセーラームーンの壁、即ち5年を越えることが出来たことになります。そう、プリキュアは年数的に「ポストセーラームーン」を越えたのです。そんなセーラームーンすら越えた2009年のシリーズ6作目のタイトルは「フレッシュプリキュア!」。現在のプリキュア5とは異なる、四代目プリキュアが誕生します。タイトルロゴ自体は11月初旬の段階から確認し、「!」の点が四つ葉のクローバーを象り、四色に分かれていたことから、4人チームだと思っていましたが、先日確認したメインキャラの画像を見ると、3人チームのようです。後からもう一人増やすのでしょうか?初期のプリキュアはタイトル通り2人で、二作目「ふたりはプリキュアMax Heart」ではプリキュアをバックアップする新メンバー・シャイニールミナスが加わり2人+1人という3人体制に、三作目「ふたりはプリキュアSplash Star☆」では花鳥風月をモチーフにしたことで、メイン2人が花と鳥モチーフの姿と月と風モチーフの姿、二形態を使い分けていたわけですが、最終決戦のみ満と薫に月と風の力を与えたことで、結果的に4人体制で最終決戦に挑む形に、四作目「Yes!プリキュア5」では文字通りプリキュアが5人チームに、そして現在放映中の五作目「Yes!プリキュア5 GoGo!」ではプリキュア5とは別に新戦士・ミルキィローズが加わり、5人+1人の6人体制と、見ての通り毎年人数が一人ずつ増えてきています。そのため四代目は7人になるのでは?という予想が飛び交った中、現行チームの半分である3人体制になったのは驚きです。

 5人体制は戦隊でも多く取られているほど、日本人になじみ深く、性格分けも戦術も多彩に出来るので最も望ましい人数ですが、昔から「三人寄れば文殊の知恵」ということわざもあるくらい、日本人にとって「5」の他に「3」という数もなじみ深いものです。実際戦隊にも初期3人体制の戦隊もいくつか見られ(最後まで3人で戦ったのはサンバルカンのみ)、メタルヒーローシリーズ後期も3人チームが多かったわけです。この3人体制、5人体制より個性分けを明確にしなければならないという高難易度を伴いますが、ハリケンジャーやアバレンジャー、ゲキレンジャーなどの3人戦隊を見てわかるように、アクションをよりスピーディな演出に、そしてチーム結束をより強固に出来るという利点があります。

 この四代目プリキュアですが、来年春公開される映画「プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!」にも出演が決定しています。しかし懸念しているのは、掲示板にも書いたように歴代プリキュアがスパークルブレスやスパイラルリング、キュアフルーレなどの強化装備を持っている中、四代目だけは初期装備で戦わないといけないという戦力差が出てしまうこと。どういった扱いで登場するのか気になります。でも現時点ではまだ彼女らの名前も、戦う敵も、どんな物語なのかもわからない状態なので早く続報が知りたいところです。


秋の新番組3

2008-12-10 23:19:07 | アニメ・コミック・ゲーム

 気付けばもう12月も10日。最終話寸前のアニメも多いですが、とにかくまだレポを書いてない秋新番の残り全てを一気に書き上げます。

・「ケメコデラックス!」
 月刊コミック電撃大王で連載されている超スラップスティックラブコメのアニメ化です。オープニングからしてお祭り騒ぎでやりたい放題のこのアニメ、内容もとにかくぶっ飛んでいます(笑)。ある日主人公・小林三平太の前に現れたのは、ケメコという超ブサイクな少女。その寸胴な体型に似合わず高い戦闘能力を誇る彼女は、自らを三平太の嫁と自称、そして彼を狙う謎のロボットたちをその超絶戦闘能力で蹴散らします。戦いだけでなく、日常においてもケメコのハチャメチャぶりが凄まじくて笑いが止まりません。逢坂大河にしろ、上下山虎子にしろ、片桐優姫にしろ、ナギにしろ、そしてこのケメコにしろ、今期は性格がハチャメチャなヒロインが多すぎて大変なことになっています(笑)。でも実はケメコの正体はロボット(というよりパワードスーツ)、その中身はエムエムという引っ込み思案な超絶美少女が入っています。何でこんな内気で可愛い少女がケメコに乗った途端に性格が豹変してやりたい放題なのでしょう・・・(笑)。最近よく見かける「仮面付けると性格変わる」タイプでしょうな。エムエムの声は絶チルの紫穂やかんなぎのナギでお馴染み戸松 遥さんですが、ケメコの声は斎藤千和さんで、これまで演じたことのないような超絶暴走演技を披露してくれています。なお、5話ではケメコが40年くらい前にヒットした名曲「ケメコの歌」を披露しています。僕の父もこの歌が好きだったらしいのですが、レコードやテープが家に残っていないとのこと、今後サントラで斎藤千和さんのカバーフルバージョンが入ることを密かに期待しています。

・「とある魔術の禁書目録(インデックス)」
 電撃文庫にて刊行中の大人気ライトノベルが原作で、既に17巻もシリーズが続いている、「灼眼のシャナ」と並ぶ電撃文庫の看板作品がついに満を持してのアニメ化!!コミック版は月刊少年ガンガンにて連載されている原作小説のコミカライズ版と、月刊コミック電撃大王にて連載されている、本作の人気キャラ・御坂美琴を主人公にした外伝「とある科学の超電磁砲(レールガン)」がダブル連載中です。アニメ製作はJ.C.STAFF、音楽はI'veと、大ヒット作シャナで培われたノウハウをフルに生かしています。本作はありとあらゆるSF概念を取り入れており、主人公・上条当麻が住む、超能力を代表に先端科学で満たされた学園都市と、インデックスが逃げてきた、聖書や錬金術など魔術で満たされたオカルトな世界という、従来の作品ならば決して交わることのない世界観をあえてミックスしたハイブリッド作品で、超科学側の世界にいた当麻が、オカルト側の世界を知ったことで様々な事件に巻き込まれていくというのが、おおまかな内容です。魔術バトルシーンは迫力のある描写も多く、さすがはシャナのノウハウを応用しただけあります。当麻は学園都市内ではレベル0の烙印を押されるほどの劣等生ですが、その理由は彼の右腕に宿った、それが異能の力であれば神様の奇跡や幸運すら消してしまう幻想殺し(イマジンブレイカー)によるものです。方やインデックスは特に魔法を使えるわけではないのですが、一度読んだ書物の一字一句を絶対忘れない完全記憶能力を持つため、その脳内に10万3千冊分の魔術書の内容が蓄積されており、そのため彼女を狙う者も多いです。しかし、この能力故彼女は悲しい宿命を背負っています。そんなインデックスと出会った当麻、異能の力を消す少年と異能の知識を詰め込んだ少女、二人の今後の関係にも注目したいところです。

・「機動戦士ガンダム00」
 今年3月に前半25話を終えたガンダム00の後半、即ち続編です。話数ナンバーは#01から始まるもののタイトル等は特に変えていません。物語は前半最終話より4年後、多くの思惑や犠牲を伴いながらのソレスタルビーイングと国連軍との最終決戦を経て、世界は一つになり、平和に見えていましたが、その平和の裏で、独立治安維持部隊・アロウズの、「治安維持」の名を借りた「弾圧」という暴虐がありました。あの戦い以降、一つにまとまり再生しつつある世界の平和は、彼らの暴力によって支えられています。それはソレスタルビーイングが目指した世界とは大きくかけ離れた歪んだ世界、この再び歪み始めた世界を正すべく、新たな4機のガンダムを伴って、刹那を始め、4人のガンダムマイスターが再び結集しました。このセカンドシーズンが各メディアで情報解禁された時、刹那は勿論、死んだハズのロックオンや生死不明となったアレルヤなどの成長した姿が掲載されていましたが、ことにロックオンは一体何をどうやって生きていたのか凄く気になっていました。しかし実際今回のロックオンはかつてのロックオンではなく、二代目です。以前のロックオンの本名は「ニール・ディランディ」ですが、今回は彼の双子の弟「ライル・ディランディ」がロックオン・ストラトスの名を受け継ぎました。実際ファーストシーズンを見直して見るとロックオンが墓参りをしているシーンで彼と瓜二つの青年が離れた場所にいたりと、彼が双子だったという伏線は実はあったのですね。さて、肝心の新たなガンダムたちですが、基本的に前回使用していた機体デザインをよりスタイリッシュかつ機能的になったデザインになっていますが、中でもエクシアの後継機であり、番組タイトルにもなっているダブルオーガンダムは、それまで背面に搭載されていたGNドライブを両肩に装備したことで、よりスマートで格好いいデザインとなっています。再び歪んだ世界、複雑に絡み合う人間関係、いよいよこの戦いの終盤へと向かっていく物語は、どんな終末を迎えるのでしょうか・・・。

・「今日の5の2」
 「みなみけ」でお馴染み桜場コハル先生が、みなみけより前に連載、OVAにもなった作品で、スタッフとキャストを変えて今回TVアニメ化となりました。主人公・佐藤リョータとクラスメートの男の子や女の子との小学校生活を描いた、「みなみけ」同様ほのぼの日常劇です。リョータは何故か毎度毎度エッチなアクシデントに巻き込まれるという、これまた超羨ましい少年です。しかし声優変更は別にいいとして、何でお色気シーンの規制が厳しいテレビ東京系にしますか・・・(悲)。OVA版は原作のコンセプトを忠実に再現して、パンチラなどの小学生のお色気シーンも満載で大好評だったので、今回のテレビ版は賛否両論を巻き起こしています。みなみけでも採用されている時折見せるリアル顔、今回はOVA版より通常の表情がかなりソフトなカンジになっているため、リアル顔とのギャップが結構凄くて、ある意味こわいです(笑)。なお、この作品の後番組には、「みなみけ」の第三シリーズが控えています。

・「まかでみ・WAっしょい!」
 ファミ通文庫で人気のライトノベルが原作(原作のタイトルは「まじしゃんず・あかでみぃ」)のアニメ化で、9月まで放映された「狂乱家族日記」に続く、ファミ通文庫10周年企画第二弾です。主人公・羽瀬川拓人は従姉妹の鈴穂と共に、異世界にある魔法使いたちの学園・マジシャンズ・アカデミィに通っています。この学園、オタク中のオタク・榮太郎やよく首が取れる寒河江教授、ケモノ耳に熱烈な思いを持ち熱く語るシュタイン教授など、とにかく奇人変人ばかり。「あかね色に染まる坂」の項でも述べましたが、こういう奇人変人が集まる学園コメディは大好きです。しかもギャグのテンションが異常過ぎ(笑)。拓人は召喚試験の最中、何をどうやったのか、魔力値10万以上、神格値5千、そして神か魔か属性も不明と言うケモノ耳美少女を召喚してしまいました。まるで仔猫のように無邪気な少女を見て、拓人はかつて飼っていた猫・タナロットの名前を口にしたことで、それが契約の儀になってしまい、少女はタナロットという名を得て拓人に懐き、学園側は彼女の身元確認が取れるまで召喚主である拓人と同居するように命じます。このタナロットちゃん、とにかくすっごく可愛いです!!その無邪気さと明るさ、そしてエンディングのラストで見せる満面の笑顔に、もう胸がきゅぅ♪ってなってしまいます♪そんなタナロットちゃんを演じるは、プリキュア5で春日野うららを演じている伊瀬茉莉也さんです。しかもタナロットちゃんが拓人と同居することになって気が気でなくなった鈴穂も同居。鈴穂は普段は内気で喋ることが出来ず筆談を用いていますが、リボンを外すと「鈴果」という攻撃的な別人格になり(髪色も栗色から水色に変化)、周囲の魔力すら吸い取ることからアカデミィでは「ミッドナイトブルー・ヴァンパイア」と恐れられています。そしてこの二人の拓人争奪戦に杖が神格化した美少女・ファルチェも加わり、もうどこまで羨ましいんだ拓人!!今期は突然少女と同棲することになる少年が多すぎて、羨ましさ大爆発です(苦笑)。

・「カオス;ヘッド」
 「デモンベイン」や「ブラスレイター」などで有名なニトロプラスのゲームが原作のアニメ。今や人々の生活に欠かせないものとなっているインターネット、そこに潜む「恐怖」をクローズアップした、少々ホラー色の強い作品です。主人公は「三次元に興味はない」と言い切る引きこもり寸前の高校生・西條拓巳で、舞台は渋谷です。そこで起きている「ニュージェネレーションの狂気」と呼ばれる不可解かつ猟奇的な連続事件に巻き込まれたことで、妄想と現実が複雑に絡み合う、「ひぐらしのなく頃に」とは別ベクトルのサスペンスホラーです。監督は「サクラ大戦」や「おとぎ銃士赤ずきん」でお馴染みの石山タカ明氏、キャラデザは「ハッピー☆レッスン」や「双恋」でお馴染みのささきむつみ氏、そして脚本とシリーズ構成には、「仮面ライダーキバ」を始め、電王を除く平成ライダーシリーズの脚本を数多く手がけた井上敏樹氏と、豪勢なスタッフが揃っています。ことに癖の強いキャラを得意とする井上氏の脚本が、拓巳の妄想癖などの陰の部分を描く上で凄く生きています。

 以上、駆け足で2008年秋の新番組をレポしてきました。気付けばもう12月、今年もあと僅かですね。


秋の新番組2

2008-12-06 23:47:48 | アニメ・コミック・ゲーム

 もう12月で、いくつかのアニメは終盤に向けクライマックスを迎える頃ですね。なので今回と次回に分けて超特急でレポっていきます。

・「テイルズ・オブ・ジ・アビス」
 大人気を誇るロングセラーRPGゲーム・テイルズシリーズの一作品がTVアニメ化。テイルズシリーズはよく耳にしていたのですが、シリーズが多いこともあって、どれから手をつければいいのかわからず、ゲームの方には手を出していなかったので、今回のアニメをきっかけにテイルズに触れてみようと思って見ました。その後テイルズシリーズの歴史を調べると、1995年にシリーズ第一弾がスーパーファミコンで出ていたのですね(「テイルズオブファンタジア」、98年にPS版で、2003年にGBA版でリメイク、そして2006年にPSPでフルボイス版が出ています)。今回アニメ化されたこの「テイルズ・オブ・アビス」は2005年にPS2で発売されたテイルズシリーズ10周年記念作だとのことです。テイルズシリーズ全体を大まかに見通して見ると、剣と魔法の世界を基調とした世界観で、主人公が様々な仲間たちと出会い、世界を巻き込む大事件へと首を突っ込んでいくというのが基本フォーマットのようです。本作の主人公・ルークも、とある事情で少年時代の記憶を失っているという生い立ちを持ち、ヒロインである女剣士・ティアと出会ったことで突如見知らぬ土地へと飛ばされてしまい、その途中で導師イオンやミュウ、ジェイドやアニスといった仲間達と出会い、戦いに巻き込まれるという、上記の基本フォーマットに乗っ取った出だしでした。どうやらアニメ版は原作ゲームとは違った視点で描いているとのことなので、これを機にテイルズシリーズのゲームの方にも触れてみたいと思います。各作品の詳細はこれから調べていきますが、作品同士の世界観が繋がっていないのであれば、最新作のDS版から触れて見るのもいいかも知れません。

・「あかね色に染まる坂」
 feng原作の恋愛アドベンチャーゲームのTVアニメ化です。なんと、アニメ業界に数々の伝説を残した超怪作「School Days」のスタッフが再結集しているとのことで、またも悲劇が起きないかちょっと心配な作品です(笑)。物語は主人公・長瀬準一が街で男たちに絡まれていた少女を助けたところから始まります。ちなみにこの準一、とある事情でかつて「ジェノキラー」と呼ばれ恐れられていたため、少女に絡んだ男たちは逃げていきました。翌日登校してみると、なんとその助けた少女・片桐優姫が転校してきます。彼女は最初こそおしとやかで清楚なイメージのお嬢様だったのですが、とある経緯で準一が彼女にキスをしたことにより(経緯は説明が長くなるので公式ページ等で確認を)短気な本性を現し、しかも彼女は準一の許嫁として彼の家に嫌々ながら同居するという、何とも羨ましいくらいにベタな展開を見せてくれます。優姫はとにかくツンデレのテンプレートを地で行く、まさにツンデレ萌え♪の方は悶絶しそうなくらい可愛い子です。そんな優姫を演じるは、「とらドラ!」の大河同様、ツンデレキャラを演じれば右に出る者無しの釘宮理恵さん!!なお優姫の他にもヒロインは数名出てきますが、彼女と双璧を為すもう一人のメインヒロインが、準一の妹である長瀬 湊です。この子も良く出来た子で、お嫁さんに欲しい度ナンバー1を地で行く可愛い子ですが、少々兄に対して兄妹愛を越えた感情を抱いている素振りも見せてくれます。こんな可愛い少女2人と同居とは、準一羨ましい!!ちなみにその他の学園側のヒロインの中でも一押しはやっぱり白石なごみです。左目が髪の毛で隠れる鬼太郎ヘアの子で、いわゆる電波系な不思議ちゃんですがその存在感は他のヒロインを圧倒するほどで、ファンの間では彼女が一番人気が高いようです。うん、いいですね♪こういう奇人変人が集まる学園ラブコメは大好きです。

・「鉄のラインバレル」
チャンピオンREDにて好評連載中、あの「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」の安彦良和先生や「ファイブスター物語」の永野 護先生から推薦を貰ったことでも話題になったリアル系バトルアクションロボットマンガのTVアニメ化です。いじめられっ子だった中学生の少年・早瀬浩一がある日突然、巨大ロボットという「力」を手にしてしまったことで性格が一変してしまいます。それ以前にも浩一は、自分にはいつか隠された力が目覚めると思っていた節があり、悪く言えば中二病的なカンジだったのですが、ここで「力」を手にしてしまったからさぁ大変、手にした巨大ロボ・ラインバレルに乗り、襲い来る謎の敵ロボット軍と戦うのですが、その戦い方はあまりに独善的かつ周囲の被害を考えない乱暴そのもの。勝利したらしたらで「今日の正義完了!」と、一体幼い頃何を見てどんな正義を学んだのかが凄く気になる電波っぷりを見せてくれます。しかしやがて、多くの人との出会いを通して「力」の使い方や「正義」の意味などで葛藤していくことになります。ラインバレルと一緒にやってきた少女・城崎絵美がメインヒロインですが、この作品は勿論ヒロインたちも充実しています。でもそれ以上に次回予告の度に発せられる「あなた、最低です!」がこの作品の名文句になっている気がします。

・「しゅごキャラ!どきっ」
 大人気の「しゅごキャラ!」が何と2年目に突入決定!!基本的な内容は同じですが、スタッフの一部が一新されているとのことです。新番組扱いですが、話数はそのまま前作からの通し番号になっているため、単にタイトルが変わっただけの印象も強いですね。最初の2話はこれまでの総集編的なカンジで(52話があむちゃんたちガーディアン視点から、53話がイクトや歌唄ちゃんなどイースター関係者たちの視点からの回想でした)、物語自体は3話目(54話)からスタート。今回は新キャラとしてイースター側にルル・ド・モルセールというアニメオリジナルキャラが登場。ルルはフランス貴族出身の有名シェフの父と、日本人で女優の母を持つハーフで、その高貴な出で立ちと高飛車な性格とは裏腹に感情が高ぶると名古屋弁が出る面白さを持つ少女で、しゅごキャラのナナもそのゴージャスな女性貴族っぽい姿とは裏腹にコテコテの名古屋弁を話す面白キャラです(笑)。今回は彼女らが暗躍し、自分の夢に迷いを持つ子供にジュエリーを渡してこころのたまごを抜き出し、「謎たま」という不思議なたまごに変貌させ、さらにその子供をキャラ持ちでないにも関わらずキャラなりさせ、その夢を歪んだ形で叶えさせます。それをあむちゃんたちガーディアンが阻止するのが今回の基本フォーマットとなっていますが、歌唄ちゃんのライブ活動のためにあむちゃんたちが奮闘したり、持ち主が行方不明になってしまったしゅごキャラを、しゅごキャラ総出で探したりなどのエピソードもあるため、この辺はプリキュアなどのバトルヒロインものとの棲み分けが出来てると言っていいでしょう。今後気になるのはバイオリンをイースターに奪われてしまったイクトの動向ですね・・・。

・「かんなぎ」
 コミックREXにて連載中のほのぼの伝奇コミックが原作です。あの名作「らき☆すた」の第1~4話を監督したものの、「その域に達してない」という理由で降板させられた山本 寛氏が「その域に達した」のかついに監督として復帰、「初監督作品」と言ってたらしいので「らき☆すた」初期4話は黒歴史?脚本は「かみちゅ!」でお馴染み倉田英之氏、まさに神様ネタをやるにふさわしい、この秋最大の話題作です。主人公・御厨 仁が御神木から作った木彫りの精霊像が、突如自らを神様だと言う女の子・ナギになってしまうのが導入部ですが、よくありそうな「空から女の子が降ってくる」「モニターから女の子が出てくる」を通り越した、「御神木で作った木彫り像が女の子になった」という素敵ネタ、全国からナギ様目当てで御神木が斬り倒される事件とかがあったら大変なことに(笑)!?ナギはケガレ退治の使命を持っているものの、元となった御神木が既に斬り倒されているため(彼女はこれを「バラバラ殺神事件」と称して怒ってました)、仁の力を借りなければケガレを祓うことが出来ません。そんな形で仁とナギは同居することに。くぅ~!こんな可愛い神様の女の子と同居だなんて羨ましい!!ナギは仁の前ではもの凄い傍若無人ぶりを見せますが、仁以外には猫を被ったような態度で接するという、面白い二面性を持っています。この二人のやりとりだけでも面白いのですが、仁の友人たちも一癖、二癖のある連中ばかり、さらにナギと仲の悪い妹・ざんげちゃんとのやりとりなど、とにかく同じ倉田氏が手がける神様日常劇「かみちゅ!」とは別ベクトルな面白さがある作品です。ちなみにオープニングは最近流行っているダンスムービーです。山本監督が得意とする分野で、「涼宮ハルヒ」や「らき☆すた」で確立されたとも言われています。オープニングは本編とは関係のない、ナギのアイドルサクセスストーリー的なムービーになっていて面白い上、主題歌がとてもノリがいいカンジです。

 今回はこれまで!!予想以上に長くなってしまったので、残りは次回簡潔に!!