虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

「魔法つかいプリキュア!」公式サイトオープン

2015-12-27 12:49:03 | プリキュア
 2016年放送開始のプリキュアシリーズ第13弾「魔法つかいプリキュア!」。タイトルロゴの魔の字に並ぶピンクと黒の帽子から2人チームなのか、それともホウキが描く虹色のライン等からスマイルのような5人チームなのかと様々な憶測を呼びましたが、先日プレオープンしていた公式サイトが正式オープンとなり、詳細が各媒体にて発表されました。どうやら帽子予想の2人チームが正しかったようです。しかも色はピンクと紫という2人開始チームでは初となる組み合わせです。
 ピンク色の主役となるのは「キュアミラクル」、変身者は「朝日奈みらい」、彼女は人間世界(作中では「ナシマホウ界」と呼称されます)の住人で、中学2年生。もう一方の紫の相棒プリキュアは「キュアマジカル」、変身者は「リコ」、彼女は作中で魔法世界となる「魔法界」の住人で、魔法学校の2年生。プレオープン時のキャッチコピーや2つの帽子が示した通り、人間世界と魔法世界、2つの世界の住人によるコンビでした。そして妖精の名は「モフルン」、なんとみらいちゃんが小さい頃から大切にしていた熊のぬいぐるみが妖精化したものです。魔法少女モノでお約束のマスコットにも該当するモフルンですが、設定的にも魔法に憧れる少女が夢見る素敵さを感じます。この3名が現在判明しているキャラクターです。詳細は公式サイトで是非お確かめ下さい。
戦う敵は悪の魔法使いドクロクシー率いる軍団とのことですが、毎年この時期はまだ敵側の詳細は立ち姿を含む詳細はわかっていないため、敵の全容はまだ不明です。

あとは声優発表を待つのみですね。前々回と前回は旧年中に発表がありましたが、それ以前の例年から考えると年明け後に声優が発表されると考えた方がいいでしょう。

いよいよ本格的に情報が公開され始めた「魔法つかいプリキュア!」。放送開始は来年の2月7日。奇しくもこの放送枠でかつて放映されていた「おジャ魔女どれみ」シリーズの1年目の放映開始日と同じ日付だったりします。なんとも運命的ですね。とにかく、今から放送開始が楽しみです。

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「魔法つかいプリキュア!」全貌公開前予測

2015-12-05 23:28:12 | プリキュア
 先日、2016年放映開始のプリキュアシリーズ第13弾のタイトルが発表されました。その名は「魔法つかいプリキュア」。現在放映中の「Go!プリンセスプリキュア」同様、モチーフが直接タイトルに入っている、魔法使いモチーフと思しきもの。安直過ぎるとかネタ切れか等、不安になっている声も相次いでいますが、その一方で深いタイトルという意見もあったりします。というのも、来年はスーパー戦隊40作目記念、仮面ライダー45周年記念、そしてウルトラマンは50周年記念と、色々とアニバーサリーイヤーだったりする年。プリキュアは一昨年に10作目、昨年10周年、今年は10代目という三度に渡る大台を繰り返し、一息ついたかに見えます。しかし実は、製作元である東映アニメーションが来年設立60周年を迎えます。東映アニメーションは1998年以前は東映動画という社名で、1956年に設立しました。その10年後に作られた元祖女児向けアニメが、今も多くの人の記憶に残る「魔法使いサリー」です。そう、設立60周年でありサリー50周年である来年にあたり、黎明期の元祖女児アニメのモチーフたる「魔法使い」がプリキュアのモチーフとして採用されたのです。プリキュア放映枠である日曜朝8時半のアニメでは、1999年~2003年に放映された「おジャ魔女どれみ」シリーズが魔法モノとしてファンの記憶に新しいところです。そのことからどれみを意識したプリキュアになるのではないかという声もあります(どれみスタッフが再結集したものとしては「ハートキャッチプリキュア!」がありました)。「魔法の言葉『キュアップ・ラパパ!』で二つの世界が今つながる」というキャッチコピーのもと、公式サイトが12月1日現在タイトルロゴだけでプレオープンしています。果たしてどんなプリキュアなのでしょうか。

 ここで色々と推察してみましょう。気になるのは人数と色です。フレッシュ以降の所謂梅澤組プリキュアを例に考えてみましょう。梅澤組は追加メンバーを含み4人で構成されるチームが大半を占めています。2人からスタートし、メンバー追加を2度行って4人になるチーム、3人からスタートし夏頃にメンバー追加を行い4人になるチームに大別されます(前者はハートキャッチ、スイート、ハピネスチャージの3組、後者はフレッシュ、プリンセスの2組)。例外的にスマイルは初期から最後まで5人のまま、ドキドキは4人でスタートし、メンバー追加を行い5人になったケースでした。そして色の構成は、2人スタートの場合、スイートを除き桃と青、3人スタートの場合は桃、青、黄がスタンダード色となっています。スイートは桃と白という異色の組み合わせで開始したことにより、追加メンバーが他作の基本色である青と黄になりました。2人開始、3人開始を問わず、ほぼ桃、青、黄の3色はスーパー戦隊同様固定になっているので、気になるのは4色目。フレッシュ、ドキドキ、プリンセスは追加色が赤で、その他は紫が追加色になってます。紫は「Yes!プリキュア5GoGo!」のミルキィローズ人気で確立されたことで有名ですが、おジャ魔女どれみシリーズの瀬川おんぷも紫色でした。となると、魔法つかいプリキュアにも紫が必然的に組み込まれるのでは?しかしその予想を妨げるのがタイトルロゴです。
 「魔法つかいプリキュア」のタイトルロゴはスマイルとドキドキを組み合わせたかのような形状、魔法つかいの部分に桃と黒の魔法帽子の意匠、「魔法つかい」の文字色が桃で「プリキュア」の色が虹のようなグラデーションという特徴を持っています。仮に2人スタートと仮定した場合、魔法つかいの文字に配されている桃と黒の帽子から、シリーズ初ともいえる桃と黒の組み合わせになるのではないかという第一の予想。魔法つかいの文字が桃、プリキュアの文字のグラデーションが橙、黄、緑、青と変わっていっていることから、プリキュア5やスマイルのように、桃、橙、黄、緑、青という5人構成になるのではないかという第二の予想。そして第二の予想の場合桃と黒の帽子が何を意味するのかという点では、黒衣時のミューズのように第三勢力として、あるいはライバル的な位置づけとして黒い魔法つかいプリキュアがいるのではないかという第三の予想、以上3点が考えられています。予想のポイントとしては第二予想がかなりの有力株だと僕は考えています。以前の二度の5人開始チーム、プリキュア5からスマイルまでの期間もおよそ3~4年。スマイルからそろそろ4年経とうとしている現在、三度5人開始チームがきても、おかしくはないと思います。何よりタイトルロゴに緑色があります。緑キュアは過去に2度の5人開始チームにしかいません。緑色は女児にはあまり受けがよくないというジンクスがあるのかも知れませんが、ロゴ色に緑色があることから通算3人目の緑キュアが来る可能性が大いにあると言えます。 ちなみに4人開始だった場合。近年のアニメでは「ビビッドレッドオペレーション」「幻影ヲ駆ケル太陽」等で、基本3色と緑で4人チームを組んだ例があります。なので人数構成が4人でも5人でも、緑が組み込まれる可能性は高いです。
 では第一と第三の可能性にある、2つの帽子の意味は何か?「2つの世界がつながる」ということから、おジャ魔女どれみシリーズの人間界と魔女界のような、二世界物語が連想されます(そもそも多くのプリキュアの世界観は人間世界と異世界の二世界物語が土台にあります)。黒い帽の方は魔法世界のプリキュアであると考えるのが妥当でしょう。問題はそのスタンスです。2人チームなら世界を違える者同士が力を合わせるという王道路線が確立しますが、第三予想のライバル的な位置づけ可能性が高いです。というのも、昔の魔女っ子アニメの定番の1つに、主人公のライバル的な立ち位置のもう1人の魔女っ子がありました。これは「魔女っ子メグちゃん」のメグに対するノンが元祖で最も有名ですね。その後の系譜で誕生した高年齢向け魔法少女の中にも「魔法少女プリティサミー」のサミーに対するミサ、「魔法少女リリカルなのはシリーズ」のなのはに対するフェイト(後に最高の親友となる展開あり)という例が生まれています。これらのことから、主人公側のプリキュアとはスタンスを違えるライバルプリキュアがシリーズ初登場するのではないかと考えられています。

 いよいよ情報が解禁されてきた「魔法つかいプリキュア!」。果たしてその人数、色、そして桃と黒の帽子の事実は何なのか!?新たな情報が待ち遠しいです。

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プリキュアイベント行ってきました

2015-08-30 20:00:00 | プリキュア
 プリキュア映画作品のBD販売は、記録媒体がDVDからBDへと切り替わる過渡期たる2010年から開始されました。そのため、初期プリキュア映画は「フレッシュプリキュア!」まで長らくDVDのみでしたが、今年になり「ふたりはプリキュアMax Heart」から「フレッシュプリキュア!おもちゃの国はひみつがいっぱい」までの初期プリキュア映画6作品がBDソフトとしてリリースすることになりました。そのBDの応募券で当たるプリキュアイベントに抽選で当たり、8月30日土曜に行くことになりました。

 場所はポニーキャニオン社屋1階にあるイベント用スペース(当選者のみに場所が通知されました)、このイベントの登壇者はMax HeratやS☆Sから各主題歌を唄った五條真由美さんとうちやえゆかさん、プリキュア5シリーズより夢原のぞみ役三瓶由布子さん、フレッシュから桃園ラブ役沖 佳苗さん、現在放映中のプリンセスプリキュアより主題歌担当の磯部花凛さん、そしてプロデューサーの鷲尾 天さんと神木 優さん。出だしは五條さんとうちやえさんによるミニライブと、初期プリキュアの思い出トークから始まりました。続けて三瓶さんと沖さんが登場。それぞれが出演した作品から、特に一押しのシーンを選び、そのシーンが上映されました。三瓶さんが選んだのは、鏡の国の大冒険での、キュアドリーム対ダークドリームのシーン。昨日よりも、一秒前よりも、新しい自分になっていると言いながら戦う部分です。三瓶さん自身、初期と後期でのぞみちゃんの声の演じ方が明らかに違ってきているので手さぐりながら演じてきて、夢原のぞみというキャラを自分と共に成長させてきたわけです。ドリームの成長を表現したそのシーンを選んだのも納得の一言です。沖さんが選んだのはフレッシュの映画での、うさぴょんがトイマジンに取り込まれて動揺しているキュアピーチを、キュアベリーがひっぱたくシーンです。その時ベリーのことを「ベリー」でも「ミキタン」でもなく「美希」と呼んでいるのが印象的です。ラブちゃんは歴代主役プリキュアの中でもアニキ分なイメージが強いわけですが、それとは逆に最もメンタル的に弱い部分もあります。イースの件もこのうさぴょんの件もそうで、そういうメンタル的に落ち込んだ時、いつも叱咤激励をするのがミキタンことベリー、彼女はラブちゃんのメンタルをいつも強くもたせるためなくてはならない存在です。沖さんはそういうスポ根モノなところからこのシーンを選んだそうです。
 そしてプリンセスプリキュアから磯部さん、神木P、鷲尾Pの登場です。磯部さんはOPと新EDの歌唱を披露してくれましたが、少し緊張気味な様子でした。彼女は最初のプリキュアが放送されていた時は小学校中学年ぐらいで、クラスでプリキュアがブームだったそうです。でもニチアサ的にはおジャ魔女どれみシリーズが好きだったと語ってました(間にナージャがあったことを観客から指摘されるまで気づいてませんでした)。沖さんも先ほど語っていましたが、自分が子供の頃に好きだった番組が大人になっても続いていて、さらに自分がそれに関わる仕事につけるというのは、とても感慨深いものがあると思います(沖さんは子供の頃からスーパー戦隊が好きで、近年の戦隊に出演もされており、それと同じようにプリキュアが10年強も続いていることをすごいと語っていました)。神木Pは現在放映中のプリンセスプリキュアのメインプロデューサー(序盤は前2作の柴田Pと連名)、プリキュアシリーズでは初となる女性プロデューサーで、過去のシリーズでもサブPとして作品に携わってきました。鷲尾Pは言わずと知れたプリキュアの生みの親とされる方、初期5作品のメインプロデューサーとして活躍、プリンセスプリキュアには企画という形で参加されています。二大プロデューサーは現在放映中のプリンセスプリキュアについて語ってくれました。さらに10月31日公開の「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華三本立て!!!」についてもアナウンス。映画版は鷲尾Pが担当、5分の短編「キュアフローラといたずらかがみ」、50分の長編「パンプキン王国のたからもの」、15分の中編「レフィのワンダーナイト」の順に上映される三本構成になっていることや、小さく可愛いフローラ、親から見た子、子から見た親といったテーマが用意されていること等を語ってくれました。公開日が丁度ハロウィンということもあり、三本ともハロウィンをモチーフにしているとのことです。さらに今日このイベント終了後に物販コーナーで買い物をするとサイン入りポスターが貰えるということもアナウンスしてくれました。
 物販コーナーは建物から少し出る程度の列を作りました。僕は最前列に座っていたのですが、退場は後ろの列からとなったため、僕が並んだのは列のかなり後ろ側。商品の数も限られているだろうから大丈夫だろうかと思いましたが、やはり大丈夫ではなかったです。僕の4~5人手前の人で商品は完売になってしまいました。ポスターはそれより前に配布終了となっていたのですが、買ってくれた方全員に行き渡らせるため何人かは後日郵送という形になりました。でも商品が完売した以上はもうポスターも貰えません…。僕の前に並んでいた人はスタッフに文句を言っていましたが、僕はこのイベントに当選しただけでも十分だと思って、ポスターは諦めました。

 こういったプリキュアイベントは幾度となく開催されていますが、行動力の鈍ってきた中、そういったイベントに行くのがなかなか難しくなっていました。なので今回当選して参加できたのはとても嬉しかったです。またこういったイベントがあって、都合が合ったら参加したいと考えています。

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Go!プリンセスプリキュア、声優けってー!!

2014-12-29 20:06:38 | プリキュア
 毎年、年越しから年明けにかけ、各所において予想議論が立てられるプリキュア声優。初代シリーズより、アニメファンや声優ファンが予測出来ないキャスティングが心がけられており、それは毎年のことです。「ドキドキ!プリキュア」までの第一10年期は年明けに声優が発表されてましたが、現在放映中の「ハピネスチャージプリキュア!」は年明け前、即ち昨年のうちに、公式サイトオープン等の情報解禁の少し後に発表されました。そして先日、2015年より放映のシリーズ第12作目「Go!プリンセスプリキュア」の情報解禁とその僅か数日後に東映アニメーション、朝日放送のホームページで、キャストの情報が解禁されました!!今回はプリキュア3人と妖精2人、そしてプリキュアに力を与える王子の計6人で、全くもって予想出来なかった驚きのキャスティングとなっています。特にプリキュア3人はまさかこの三連単で来るとは…というもの。

 まず主人公、春野はるか=キュアフローラを演じるは嶋村 侑さん。現在ガンダム最新作「ガンダム Gのレコンギスタ」でヒロイン、アイーダ・スルガンを熱演中の方です。過去にも、プリキュアの前後にガンダムヒロインを演じた方は多数いましたが、今回は最新ガンダムヒロインが主役プリキュアになりました。Gレコの監督である富野由悠季氏が2005年に手がけた「リーンの翼」でヒロイン、リュクス・サコミズ役に抜擢されたことで声優デビューされた方で、あの富野監督が絶賛したという話もあるため、演技力は十分過ぎるかと思われます。事実、少女役は勿論、大人の女性、少年等幅広い芸域を持っており、2011年放映の「機動戦士ガンダムAGE」ではミレース・アロイ(第一世代目より登場、第二世代目では艦長)と、最初の主人公フリット・アスノの少年時代を見事に演じわけてます。実は2011年の「スイートプリキュア♪」にモブキャラとして出演したこともあるので、モブから主役に大昇格を遂げた方です。昨日放映された新番組予告で早速はるかちゃんの声を披露してくれました。これから新たなプリキュアの筆頭として、チームを引っ張っていく方として期待しています。

 続いて学園のプリンセスである生徒会長・海道みなみ=キュアマーメイドを演じるは浅野真澄さん。21世紀初頭より活躍されている、今回のチームでは最も芸歴のある方です。僕が初めてその声を聞いたのは2001年の「ちっちゃな雪使いシュガー」のヒロイン、サガ・ベルイマンですね。そこからあらゆるアニメの様々な役を演じ、ラジオパーソナリティとしても活発な活動をされてきました。アニメファンには「一騎当千」シリーズの孫策伯符が一番有名かと思います。今回最も予想がつけられなかったキャスティングでしたが、最近では「アイカツ!」の羽柴サキ、「テンカイナイト」のヴェネッタことベニ等、深夜枠以外にも少しずつ進出されているので、そこからの想像もある意味出来たかも知れません。ちなみに、役が決まってからプリキュア全シリーズを数ヶ月かけて全話見たと語った凄い方です(毎年新プリキュアの声優発表は年末年始ですが、オーディション自体はおよそ9月頃に行われています)。その意気込みと芸歴を胸に、プリキュアの青歴史に色々な新伝説を刻んでくれることを期待してます(青プリキュアは大半は優秀ですが、それを問わず総じてネタキャラになるので)。

 ロゼッタ以降単なる可愛い枠だけではなく、達観したチームの大黒柱枠になりつつある黄色枠のルーキー・天ノ川きらら=キュアトゥインクルを演じるは山村 響さん。発表後に知ったのですが、下の名は「ひびく」と読み、声優の他にも「hibiku」として音楽アーティストとしても活動されている方です。今年のアニメだけでも、「ロボットガールズZ」のベルガスV5、「エスカとロジーのアトリエ」のクローネ、「蒼き鋼のアルペジオ」のハルナ等、活動開始からまだ6年で実に幅広い芸域を持っている方です。ドキドキのありすちゃんもハピネスのゆうゆうも、大きく目立つよりもその慈愛に満ちた達観さでチームを影から支える、チームには欠かすことの出来ない大黒柱として機能していました。きららちゃんもまた、前2人に負けず劣らずのマイペースな性格の娘らしいので、どんな演技を見せてくれるのか楽しみです。

 次はここ2作でプリキュアに力を与える青年がいましたが、今作でもカナタ王子というイケメンが登場。演じるは立花慎之介さん。10年近いキャリアを持っている方で、「いつか天魔の黒ウサギ」の鉄 大兎、「神様はじめました」の巴衛など、様々なアニメのメインヒーローを演じてきました。キッズアニメファンには「ジュエルペットてぃんくる」の神内拓馬が有名でしょうか。ドキドキのジョナサンはチューリップハットを被った露天商姿で初登場、ハピネスのブルーはダサくてラフい格好の神様らしい青年と、2作連続で不審な格好の青年がプリキュアに変身アイテムや力を与えてましたが、今回はきちんとした王子様スタイルです。果たして今回もヘタレイケメンなのか、それともその伝統を覆すのか…、不安寄りな期待感で新たなイケメンキャラを我々が迎えますw。

 パートナー妖精の番。今回妖精は2体存在します。まずは犬の妖精・パフ、演じるは東山奈央さん。2011年の「異国迷路のクロワーゼ」で主人公・湯音ちゃんを可愛らしく演じた方で、その可愛い声で可愛いキャラに命を吹き込んでいます。彼女が演じたキャラの中では、「きんいろモザイク」の九条カレンが最も人気があります(今年のアンケートで見事一位)。きららちゃん役の山村さんも出演している「ロボットガールズZ」ではダブラスちゃんを演じてるので、RGZ声優2名、それも地下帝国同士揃っての出演です。パフはとにかく可愛いので可愛らしい声に期待です♪

 もう1体の鳥の妖精にして、パフの姉であるアロマを演じるは古城門志帆さん。珍しい苗字は「こきど」と読みます。一昨年から活動されている今回最もフレッシュな方で、プリキュアの妖精役という大役をゲットしました。まだ名のあるキャラは数える程度なので、アロマをどんな演技で披露するかは、放送までの楽しみですね。

 以上6名が、現段階で判明した声優陣です。敵の名前や声優などはまだ不明です。これも例年通りですね。ビジュアルは例年通り1月中旬以降公式で発表されると思います。

 ついに声優公表きましたー!!例年以上に想像がつかなかったキャスティング、絶妙バランスを取った配役等、新シリーズに早くも期待です。早く会いたい!!

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ハピネスチャージプリキュア!おひろめカーニバル

2014-02-01 21:47:47 | プリキュア

 本日、池袋サンシャインシティ文化会館にて開催された、明日2月2日より放映開始のプリキュアシリーズ第11作目にして、プリキュア10周年記念作「ハピネスチャージプリキュア!」のおひろめカーニバルに行って参りました。プリキュアシリーズのおひろめカーニバルは、2009年の「フレッシュプリキュア!」からスタートし、2011年の「スイートプリキュア♪」と昨年2013年の「ドキドキ!プリキュア」を除き、放送前日に同イベントが同所で開催されていました。昨年はついに10作目という大台に乗ったというのに、開催されませんでしたが、今回は、念願の10周年に到達し、11作目即ち第二10年期の1作目という記念もあり、例年以上に広報活動が活発で、声優発表も例年より早めに行われていました。実は本日2月1日は、10年前の2004年、シリーズ第一弾である「ふたりはプリキュア」の放送開始日でもあるわけです。あの頃はまさかプリキュアが10年も続くなんて、僕は愚か誰が予想したでしょうか。前年の「明日のナージャ」みたく、またすぐ消えるかも知れないとも思ってた方も多いのではないでしょうか。しかしいざ始まってみると、それまでの女児向けアクションアニメにはないガチな肉弾戦を始め、ヒロインを2人という少数人数に絞ったこと、あくまで2人の友情を主軸に持ってきたテーマ性等、斬新かつストレートな設定等が年齢問わず受け入れられ、2年目に繋ぎ、3年目は女児向けではほぼ初めてとなるまさかのキャラと世界観一新と、その後は時代のニーズに合わせる形で進化していきましたが、主人公たちが力を合わせて理不尽な悪から人々の希望や笑顔を守るという一貫したフォーマットを持ちながら、10年も走り抜けていったわけです。10年、思えば遠くにきたものです…。そんなわけで本日、満を持しての開催です。

 今回は午前中予定が入っていたため、12時過ぎまで出発が出来ませんでしたが、一昨年のスマイルおひろめの時みたいに、今回もきちんと整然されているという根拠のない確証があったので、そんなに慌てることはしませんでした。むしろハートキャッチおひろめの時が異常なほど恐ろしかったわけでしたし。到着したのは13時半ぐらい、しかし、スマイルの時と違い、3F展示ホールA1は別のイベントに使用されており、行列整理用のスペースはA2ホール丸々でした。ステージに使用されるのはウルトラマンフェスティバルで使用されるお馴染みのBホール、では物販コーナーや展示コーナー、体験コーナーはどこでやっているのかと、同じくカーニバルに行っているフォロワーさんにツイッターで確認してみると、Bの真下3FにあるCホールが、丸々それに使用されてるとのこと。ああ、なるほど…、Cホールは行ったことないから知らないわけですな…。Cホールでのことは後述するとして、今回もA2→B→Cと、完全に一方通行になっています。Bホールに近づくに連れ人が増えていき、Bホール前に立つと既に前の回のステージが開催されていました(当然入り口からは見えない)。また1年ブランクが空いているので知らない人のため説明すると、ウルトラマンフェスティバルではこのBホールを丸々使って様々な展示、物販、体験コーナー等があるのですが、過去3回と今回のおひろめカーニバルでは、このBホールは奥の方にステージがぽつんとあるだけのさっぱりした作りになっています。

 そしてステージ開始、キュアハートが1年間「ドキドキ!プリキュア」を見てくれたみんなに感謝のメッセージを送りました。そして新たなプリキュアの紹介の前に、明日放送される第1話のダイジェストが流れました。オープニングの歌の一部はこのイベントの告知CMで流れ、ネットでは1番のみのデモが聞けたところ(主にニコニコ)もあるので、周知の人もいたかも知れません。今回歌唱しているのは、元AKB48の仲谷明香(なかやあすか)さん。アニメを趣味としていて、AKB加入前は僅かな期間とはいえ声優養成所に通っていた経歴の持ち主で、各アニメで脇役をいくつか演じています。名のある役としては、2011年に話題となった「もしドラ」の北条文乃(主人公みなみの後輩マネージャー)、2012年の「ちとせげっちゅ!!」の主人公・桜庭ちとせ、「超次元ゲイム ネプティーム」の西沢ミナ(ルウィーの教祖)等です。今回の唄い方も初代プリキュアの主題歌を担当した五條真由美さんを意識したような声と歌唱法ですが、作曲者も初代と同じ小杉保夫氏なためか、もの凄くプリキュアらしい活き活きしたメロディラインとリズム感を持った、おそらくここ近年の主題歌を聞き慣れていると少し懐かしさすら感じる曲です。聞きどころは、合いの手のレベルを遥かに超越した、プリキュアたちのかけ声や台詞です。覚えたらこちらも思わずかけ声を合わせたくなるほど随所に盛り込まれています。
 元AKBと聞いて身構えてたファンもいるかと思いますが、あのグループは一握りの才能が埋没してることが時たまにあったりします(映画「ねらわれた学園」のヒロインの声と主題歌を担当した渡辺麻友さんもその1人)。
 OPムービーでは既に本作でメインとなる4人のプリキュアが全員登場しており、先述したかけ声や台詞等も相まって、本編への関心と興味を一気に惹きつける演出が見事です。冒頭は初発2人組の片方、青い戦士キュアプリンセスのバトルシーン。ブループリキュアの中では珍しい明るくはきはきしたタイプの娘で、キュアマリンのアホ因子を受け継いだかのようなコロコロ変わる表情が魅力的です。しかし覚醒以来一度も敵に勝利したことがなく、連戦連敗を強いられている、所謂「最弱プリキュア」のレッテルを貼られてもおかしくない状態です。事実彼女は「ブルースカイ王国」(今回は異世界ではなく地球上に存在するという設定)の王女で、連敗を重ねたがために国は今回の敵である「幻影帝国」に侵略されてしまってます。幻影帝国は「サイアーク」という怪物を操って襲ってきます(デザトリアンやジコチューみたく、どうやらサイアークにも素材となる人間がいる模様。どういう基準で素材にされるのかは今日の時点では不明)。結果的に紫の戦士・キュアフォーチュンが敵を倒すわけですが、このフォーチュン、孤高の戦士という設定もあり、とにかく強い上格好いいです。浄化技たる「プリキュア・スターダストシュート」もインパクトがある上、浄化する際のかけ声「星よ!天にかえれ!!」がドエラく格好いい!!さらに不甲斐ないプリンセスに対して厳しい言葉、「あなたを絶対許さない」という言葉からしても、彼女が仲間になるにはプリンセスは相当成長が必要な様子…。まぁ怒るも無理はないでしょうな…。連敗した分だけ敵の侵略を許し、自分の国一つ滅亡寸前状態にしたわけですし…。なお、先立って報じられているように、本作では世界各地で何人ものプリキュアが幻影帝国の放つサイアークと戦っており、その活躍が日夜報道されているという設定なので、先週終わった「ドキドキ!プリキュア」がそんな終わり方だったので、あの最終回は今回のこの設定に繋ぐための布石だったのかも知れないという説もあったりします(まぁ偶然でしょうがw)。
 一方主人公たる愛乃めぐみちゃんが暮らす街も、幻影帝国の侵略の爪痕が至るところに出ている状態です。敵が侵略すると、カビのようなものが繁殖していくので(例えレベルではなく、マジでカビです…)、侵略の爪痕はカビのようなもので表現されています。プリンセスは共に戦う仲間を探そうとするものの、人見知りが激しいらしく、いきなり誰かを友達にするのが苦手な様子。そこで王国を出る際、地球の神たる青年・ブルーから貰った「愛の結晶」をぶん投げて、それが当たった子が友達と、なんともいい加減な方法で相棒探し…、まさにマリンに匹敵するアホぶりww。当たったのはめぐみちゃん、場面は一気に変わってサイアーク登場シーン、ここでキュアプリンセスの変身シーンです。予告CMではキュアラブリーとのダブル変身がありますが、単体変身も可能なようです(ハートキャッチを思い出しますな)。変身時もその表情の多彩さを見せるプリンセス、決め台詞の際、両手でピストルを作ってバキューン!フゥ…!!な動きがまたキュート♪だがやはりサイアークには叶わない様子。そこで歴代主役のように勇気を出して庇おうとするめぐみちゃん。それに反応する愛の結晶は変身アイテム・プリチェンミラーとプリカードに変化、ここで変身シーンかと思いきや、続きは明日の放送でという形で終わりました。ダイジェストが終わると初発2人組である、キュアラブリーとキュアプリンセスの着ぐるみキャラが登場し、それぞれの自己紹介を行ってくれました。
 自己紹介後は、敵キャラであるサイアークと幻影帝国の戦闘員・チョイアーク2人が登場、バトルショーに移ります。今回ショーに出たサイアークは、オルゴールのような形で、背面にネガトーンのように骨格が存在、チョイアーク共々目立つ悪そうな赤いツリ目サングラス型の目が特徴でした。チョイアークは黒タイツだったのでまさにショッカーを連想させるような典型的な戦闘員ww。最後は勝利して大歓声、キュアハートも登場して、会場のみんなに、これからのハピネスチャージプリキュアの応援と、今日開催されている各種コーナーで楽しんでいってほしい旨の台詞で、ステージは幕を閉じました。

 ショーが終わったら直通ルートで3Fに降りて、初めて見ることとなるCホールへ。そこに写真撮影コーナー、商品展示コーナー、体験コーナー、物販コーナー等があります。ちなみにスマイルの時同様、直接ここに入ることは出来ないみたいです。このフロアも一昨年同様、人でごった返しです。写真撮影コーナーは、キュアラブリー、キュアプリンセス、そしてもう1人・キュアハニーも入れた3人の立ち人形から始まり、歴代10作品の戦士たちのパネル展示コーナーへと続きます(ここも撮影の列でごった返しです)。
 そこを抜けるとバンダイブース。今回の変身アイテムはプリチェンミラー。鏡型のアイテムですが、上にカードを入れるケースが存在、このケースに「キャラクター」「ボトムス」「トップス」の3枚を重ねてセットし、さらにミラー本体にセット、「プリキュア・くるりんミラーチェンジ!!」のかけ声で、鏡の下にあるミラーボールを回すことで起動、変身するという仕組みです。今後出るプリカード全種が認識可能な模様。バーコード認識型カードは初代プリキュアでも使用されてますが、今回最大の特徴は、3枚を重ねることで衣装を完成させる方式の、いわばセル画のようなカンジのカードです。「キャラクター」カードには、ハートキャッチの変身時における透過光ドレスのような、体のラインにぴったりの薄色のアンダースーツを着たキャラの立ち絵が描かれており、「ボトムス」カードにはスカートやブーツ類、「トップス」カードにはジャケットや髪飾り等が描かれています。本作のプリキュア最大の特徴は、カードの組み合わせで各種ダンスをイメージした別フォームにフォームチェンジ出来ることです。キュアラブリーは「チェリーフラメンコ」「ヒップホップロリポップ」、キュアプリンセスは「シャーベットバレエ」「マカデミアフラダンス」にそれぞれフォームチェンジ、それぞれのダンスの特色に合わせた戦闘スタイルが取れます。スーパー戦隊の最初期作「バトルフィーバーJ」もダンスの特色を取り入れた戦法がポイントだったわけですが、随分と時を経てプリキュアにも取り入れられたわけです。プリカードは変身用やフォームチェンジ用だけでなく、変身前における変装に使用する様々な衣装用もあるので、その種類は多彩、今後1年間における重要なキーアイテムです。
 このプリチェンミラーとは別に、浄化技等を使う際使用するのが、左腕に装着するラブプリブレス。ハート型のクリスタル以上に、上部にあるダイヤルが大きな特徴で、ダイヤルを操作することで浄化技発動、さらに振ることでダンスアクションも楽しめます。この2つが主要アイテムで、両者共にオープン価格。さらに両者をセットにしたDXセットも販売されます(勿論オープン価格)。
 そして毎度お馴染みお世話系のアイテムは、キュアプリンセスのパートナー妖精であるリボンの人形「プリカードであそぼう! なかよしリボン」です。キャラクターカード以外の2種類、トップスとボトムスを全種認識し、組み合わせによって腹部の「幸せのマーク」が変わる他、鼻を押すと背面の甲羅(?)から、プリカードが生まれるという仕組み付きです。
 もう1つ重要なのは、昨年まで定番だった「キュアドール」シリーズに代わり、「プリコーデドール」という新たな小型ドールが登場するという点。キュアドールは文字通り第一10年期を括って締めました。プリコーデドールは、キュアドールシリーズより一回り小さいサイズで、髪型と衣装パーツを変えて、劇中のフォームチェンジを再現する形になります。キュアドールに代わるシリーズなので、第一10年期の歴代プリキュアたちも今後発売されます。

 2年ぶりのおひろめカーニバル、思いっきり明日の放送への期待度が大いに上がりました。さらに小学生以下の子供限定になりますが、明日の第1話限定で流れるキーワードを、玩具販売店で話すと、ここだけの特製プリカードが貰えるキャンペーンを実施します。いよいよ第二10年期の幕開けとなる第11作目の第1話放送の明日、楽しみです。通算9代目のプリキュアのこれからの活躍に、大きく期待しています。

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ドキドキ!プリキュア ラブリーカーニバル

2013-08-29 23:53:40 | プリキュア

 1週間弱間をあけてしまいましたが、8月24日、ウルトラマンフェスティバルと同じ池袋サンシャインシティ文化会館で、25日まで行われていた「ドキドキ!プリキュア ラブリーカーニバル」に、ウルフェスの直後に行って参りました。

 ハートキャッチ以降、春に大阪、夏に東京で開催されるこのイベント、ウルフェスと同じ文化会館で開催されているということもあり、今回もなるべく同日2箇所まわれるように計画、前回はウルフェスに時間を少しかけ過ぎて、会場に入ったが15時半前後だったのですが、たまたま好評につき、16時からの追加ステージがあったので助かりました。今年は去年の反省を活かし、ウルフェスには早めに行き、前回のブログでも書いた通り12時のライブステージをゲット、13時半過ぎにはウルフェスを後に出来たので、昼飯を食べた後、14時前には、プリキュア会場に入ることが出来ました。

 ゲートをくぐると、キュアエースを含めた5人のプリキュアの等身大人形が展示されていました。その近くにはデッカいアイちゃんぬいぐるみが鎮座していました。そこからは落ち物ゲームや重さ比べ、絵合わせ等の各ゲームのコーナーがありました。この付近に会場内スタンプラリーの1番目のスタンプ、キュアハートが設置されていました(昨年までは一部のスタンプが会場外に設置されていましたが、今回は5つ全てのスタンプが会場内にありました)。ステージショーは14時の回を見るにはあまりに人が多すぎる状態で、舞台が全く見えません(汗)。なので15時のステージを見ることとし、握手会に必要なサイン色紙を購入後、スタンプ回収を先に済ますことにしました。小学生以下限定のカラオケコーナーの横に、2番目のスタンプ、キュアダイヤモンドが設置されていました。他、なりきりスタジオ付近にキュアロゼッタ、映画情報コーナーにキュアソード、出口付近にキュアエースのスタンプが設置されていました。

 スタンプを回収し終えたら、15時には少し時間があったものの、既に人が集まり始めていたので、舞台が見える丁度いい真ん中の位置を確保(前の方は親子連れや子供に譲るのが大人のファンとしてのマナー)、しばしの待機の後、いよいよステージ開始です。「プリキュアになるために必要な3つのこと」と題して、第一弾は「知識力」として、簡単なクイズが出題されました。プリキュアがお世話している子は誰?戦っている敵は何?というクイズでしたが、昨年同様最初に言った方が正解の二者択一でした。ちなみに間違いの答えが、前者は「セバスチャン」、後者は「アカンベェ」と言ってました。セバスチャンを世話って…、老人ホームに入ればあり得なくはないですが、ちょっとセバスチャンに失礼ですよ、司会のお姉さん…。第二弾は「体力」ということで、毎回恒例、EDダンスをみんなで踊るというもの。「この空の向こう」の後、8月より導入された「ラブリンク」のサビの部分を、プリキュアたちがお手本を見せてくれました。ダイヤモンドとロゼッタは後ろの子供たちのために、ステージを降りて、横に去年の「満開*スマイル」は「イェイ!イェイ!イェイ!」同様振り付けが複雑で全く覚えられなかったのですが、今回は結構覚えやすく、丁寧な指導のおかげで「あれ?これいけるんじゃない?」と思いました。実際、家に帰った後に試しにやってみたところ、腕の振り付けだけはほぼ完璧に覚えられていました(しかし体全体ともなると、腰が痛くてついていけない…。そこは鍛え直して再挑戦ですね)。ダンスの後は第三弾、それは友達を大切に思う気持ち、やはりプリキュアは子供たち、そして現代を生きる大人たちの心のオアシスですな…。ステージ終了後はプリキュアとの握手会、エースからダイヤモンド、ハート、ソード、ロゼッタと、並び順で握手しました。全員握手した後にハイタッチしてくれたのが嬉しかったです。

 ステージ終了後は展示スペースや物販コーナーに行きました。今回も映画の前売券は取り扱っていませんでした。クラフトコーナーでは、オリジナルのトートバッグが作れるということで、挑戦しました。5人のスタンプを押した後、その周囲にそれぞれの決め台詞をクレヨンで描いて仕上スタッフに渡しました。まだ時間があって、最後の16時のステージもそんなに混んで
なかったので、もう一度ステージを見ました。ダンスを携帯のムービーに撮影して、後で振り付けを再確認するためでした。実は15時のステージで、後ろに来たダイヤモンドとロゼッタのダンス振り付けをムービーに収めたのですが、「この空の向こう」は1回しか披露されないから、出来ればもう一度ステージを見たいと思っていたところでした。「ラブリンク」は最初に1回、サビの手本、そしてみんなで最後にもう1回と3回のチャンスがあったので、先の回では最後の1回を撮影、今回は出だしの1回目を撮影しました。手本として後ろの子供たちのもとに来てくれたのは、ソードとエースでした。腕だけの振り付けをもう一度挑戦、うむ…、これは出来るかも知れない。そう思いました。再び握手会に参加(また全員握手の後にハイタッチしてくれました)、やはりプリキュアとの握手は勇気を貰うようで素敵です。
 ステージ終了後、トートバッグは完成していました。物販コーナーで買ったのは、限定TシャツとプレミアムコンサートのDVDぐらいでした。ここでたくさん買ってしまうと、9月初頭に控えている、「ラブリンク」のCD並びにプリキュアボーカルベストBOXに支障をきたしてしまうので、節制しました。しかし、ウルフェスの方で結構使ってしまったので、この会場では8千円強でしたが、この日全体だとかなりの額を使ったのではないかと…。最後は出口でスタンプラリーの景品であるステッカーを頂きました。

 9月明けにはプリキュアボーカルベストBOXも控えているので、暫くはプリキュア基金だけでなく、ウルフェスで使った分も踏まえ、色々節制しないといけませんね…。

 我がサイトではプリキュアを応援しています。


くぎゅうなキュアエース、本格参上!!

2013-07-14 23:22:08 | プリキュア

 「ドキドキ!プリキュア」22話のラストで鮮烈な登場を飾り、23話で、レジーナちゃんが連れていかれたことに嘆き悲しむマナちゃんに試練を与えると同時に変身シーンも披露、そして本日24話では、変身前の名前が「円亜久里(まどか あぐり)」であることと、4年生であることを明かしました。アコちゃんに続いての小学生プリキュアに多くのファンが歓喜しているわけですが、彼女の変身、プリキュアシリーズでは珍しい「成長変身」を採用しています。変身のプロセスもシステムも、妖精が変形したラブリーコミューンを使い、「プリキュア・ラブリンク!!」と叫ぶ既存4人と異なり、アイちゃんが放ったエネルギーで実体化したラブアイズパレットを使い、「プリキュア・ドレスアップ!!」のかけ声で変身するというもの。変身後のその姿も、キュアハートたちより1~2つ程度年上のお姉さん的な姿、声色も変身前の可愛らしさから一変、凛々しい大人っぽい声に変わります。
 ドキプリのメンバーは、苗字にそれぞれトランプスートに関する音や文字を含んでいます。「相田=愛=ハート」「菱川=菱型=ダイヤ」「四葉=クローバー」「剣崎=剣=スペード」、ならばキュアエースは「一」に関する苗字「一文字」等が候補として予想もされましたが、いざ出たその苗字は「円(まどか)」。ウルトラマンティガことマドカ・ダイゴと同じ苗字です(笑)。前作のウルトラプリキュアの変身シーンに今回の5つの誓い等、最近のプリキュアはウルトラ推しになってきているのでしょうか?それはともかく、「円」で連想されるトランプ関連のものは「ワイルド」。これは「切り札=ジョーカー」を混ぜた「ワイルドポーカー」というゲーム内における「ジョーカー」の別名であり、どんなカードの代わりにもなれる特別な存在、まさに切り札です。これがあると「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」より強い「ファイブカード」という役を作ることも出来ます。

 さて、この「円亜久里」は、これまで追加プリキュアのルールでもあった、「物語当初から主人公の周囲にいる人物」という法則性から大きく逸脱しています(少なくとも現段階の情報の上では)。では彼女が登場する前後に、何があったかを列挙していきましょう。まずは変身アイテムである「ラブアイズパレット」。13話から順次集めていたロイヤルクリスタルがボタンのように配置されています。ロイヤルクリスタルはありすちゃんに始まり、各プリキュアが手に入れた、王女様が好きだったものやそれに類似したものから出現してきたわけですが、赤のクリスタルだけは、何故かレジーナちゃん自身から出現しています。キングジコチューの娘として登場し、2クールを大きく盛り上げたレジーナちゃんが、パッションやビートのようにエースに覚醒するのではないかという説が濃厚でしたが、その期待はファンにとって、そしてマナちゃんにとって最も残酷な形で裏切られたわけです。ここで謎なのは、王女様に関係するものから出現していたロイヤルクリスタルが何故レジーナちゃん自身から出現したのか。完全な悪に染められたレジーナちゃんはキュアエースを見てるだけで、胸の奥がムカムカすると言ってました。この両者の関係は一体何なのか…。クリスタルが揃った直後、雪深い高山の奥深く、氷の洞窟の中に、王女様が発見されました。保護された王女様は婚約者であるジョーさんが、ある場所に匿うと言ってましたが、その場所はマナちゃんたちにもナイショとのこと。そしてジョーさんと王女様が姿を消してから入れ替わるように、キュアエースこと亜久里ちゃんがマナちゃんたちの前に出現、そしてそれまでジョーさんが育てていた、今もって正体がはっきりしないアイちゃんは、相田家の人々の記憶改ざんにより、マナちゃんの妹ということにされ、以後マナちゃんがお世話することに。しかもそのアイちゃん自身が放ったパワーで記憶改ざんが行われ、しかもいきなり互いの名前をカタコトとはいえ喋れるようになりました。それだけでに留まらず、アイちゃんはラブアイズパレットを亜久里ちゃんに与えるという重要なキーパーソンに進化しました。
 ここまでのことを整理すると、
1.ジョーさんがアン王女をどこかに匿い、互いにフェードアウトしたのと入れ違いに亜久里ちゃんが出現した。
2.同、今など正体不明のアイちゃんが相田家の人々の記憶改ざん、多少喋れるようになるという異常なレベルアップを遂げ、マナちゃんの妹という枠に収まる。
3.同、アイちゃんは亜久里ちゃんと面識があるかのようにすぐ懐き、しかも彼女の変身を司っている。
4.キュアエースの登場と同時に一時退場したレジーナちゃんは、彼女の姿を見るだけでムカムカすると言っていた。
 色々なことが入れ違いに起こっています。ただでさえアイちゃんの正体がわからない状態で、本当にキングジコチューの娘かどうかが怪しいレジーナちゃん、それら以上の謎をひっさげていきなり登場した亜久里ちゃん。謎だらけのキャラが多すぎる中、現在プリキュアはキュアエースが掲げる「プリキュア5つの誓い」にまつわる試練を1人1人与えられています。キュアエースが本当に仲間になるのは、5つの誓いにまつわる試練をマナちゃんたち4人全員が突破した時でしょう。

 ところで、ブログタイトルにもあるように、キュアエースこと円亜久里ちゃんの声は、釘宮理恵さんです。「灼眼のシャナ」のシャナを始めとするツンデレキャラを演じる一方、「鋼の錬金術師」でアルを、プリキュアの競合作の1つである「たまごっち!」のまめっち等、単なる少女役に留まらず、大人の女性や少年役も幅広くこなせる、若手女性声優の中では沢城みゆきさんに並ぶ実力派声優で、かつて「Yes!プリキュア5」の映画でダークレモネードの声を担当していました。同映画でダークドリームを演じた西村ちなみさんは昨年「スマイルプリキュア!」で青木れいか役に昇格しました。釘宮さんもそろそろ昇格するだろうと、ファンの間で新シリーズが始まる度に予想されていましたが、やはり予想の斜め上を行くドキプリ、まさかの追加戦士枠に釘宮さんを起用したことに驚きました。毎年恒例のキャラソンの情報が遅かったのは、釘宮さんの情報をギリギリまで隠しておくためだったのではないかという意見もあります。

 謎が多すぎるキャラが多すぎる中、さらに謎が多いキャラとして登場した愛の切り札・キュアエースこと円亜久里ちゃんを、我がサイトは応援していきます。


プリキュアの追加戦士ついて

2013-06-26 01:58:37 | プリキュア

 いよいよ次回の「ドキドキ!プリキュア」で、5人目の戦士・キュアエースが登場します。始め、今期のプリキュアはトランプスートがモチーフであるということから、4人で固定され、スマイルみたいに追加戦士はないと思っていました。しかし、王女様の手がかりであるロイヤルクリスタルが全部で5つあり、その内一色が現プリキュアの色ではない「赤」であることから、「赤い5人目」が登場するという説が確定しました。奇しくもロイヤルクリスタルが登場した前後に、ジコチュー側にはキングジコチューの娘であるレジーナちゃんが登場しました。初めて彼女の服装を見た時、何となく引っかかっていたのです。スカートの模様の描き方や、両肩の羽を模した袖など、現プリキュアと酷似した服の構造だったので、もしかして…と思っていました。しかし、予告編で見ると、王女様が変身したようにも見える…、でも前回までの熱い展開から、レジーナちゃんがプリキュアにならない展開はちょっとなぁ…と思ってしまうのですよ…。

 フレッシュ以降、スマイルを除き追加プリキュアが定番となりました(スマイルのコンプリートファンブックによれば、追加戦士はテーマ性に合わせて登場させているとのことで、スマイルではテーマ上追加戦士は必要なかったそうです)。加えて追加プリキュアは、「初期段階から主人公の近くに登場している人物」という法則性があります。せっちゃんやエレンちゃんは第1話から敵役として登場してますし、いつきちゃんは一般生徒(というより会長)として3話から(正確にはOPから)登場、ゆりさんも7話で人間態を披露、えりかちゃんのお姉ちゃんであるももかさんの親友という立ち位置でした。アコちゃんは6話から登場。さて、今回の候補であるアン王女様とレジーナちゃんですが、アン王女様は7話でまこぴーの回想シーンに登場していますが、それ以降20話で発見されるまで行方不明だった上、まこぴーとしか面識がなく、先人たちと異なり主人公側とほとんど接触していません。一方レジーナちゃんは、登場が12話、マナちゃんたちとファーストコンタクトが13話と、やや遅めではあるものの、ギリギリ1クール内、物語初期のうちに登場することに成功。その後は皆さんご存じのように、悪意なき悪戯でプリキュアたちを翻弄、特にマナちゃんと多く接触し、ついにその心に「愛」「友情」が芽生えました。僕としては、行方不明で何も音沙汰のなかったアン王女よりも、プリキュアに大切なこと、誰かを、何かを守りたいという強い思い、例えば愛、勇気、希望を持って覚醒した先人たちのように、マナちゃんのおかげで「心」に大きな変化を得たレジーナちゃんがプリキュアになった方が、ずっとしっくりくるのですよ。
 スーパー戦隊の追加戦士だと、初登場と初変身が同じ話内で、しかもその人物は戦隊側もしくはその関係者と何らかのパイプを持っていたりする人物が大半でした。この法則性に唯一該当しないのはボウケンシルバーこと高丘映士のみです。彼の登場は17話、ボウケンジャーの所属組織であるサージェスとも何の関係もなく、初変身はその2話後の19話という、極めて珍しいパターンでした。このようにボウケンシルバーの例外を除き、スーパー戦隊の追加戦士も、例えデビュー話でぽっと出の新キャラであっても、戦隊側と能力的、人間関係的に繋がりのある者が変身しています。プリキュアの場合はそれをさらに推し進め、「かなり早い段階で主人公側と接触していた一般人か敵キャラ」が追加プリキュアに覚醒しています。鷲尾組であるルミナスとローズは、正確にはプリキュアとは異なる力を授かった「プリキュアではない戦士」として初代と3代目の2年目より登場してますが、ルーツを辿ればルミナスは無印時代よりいた光の園のクイーンがジャアクキングの最後の攻撃で分裂した「命」の部分を司る少女、ローズは5シリーズでココたちより遅れてやってきた妖精ミルクが、青い薔薇の力で人間化の力を得た少女、つまり広義で捉えると、2人とも「早い段階から主人公側と関わっていた人物」が元なのです(まぁ鷲尾さんはあくまで「普通の女の子」=「プリキュア」という法則を徹底させ、異世界ルーツの2人は「キュア」の名を持たない戦士という風に定義づけてましたが)。

 では次に、フレッシュ以降の追加戦士が明らかになっていった経緯を振り返ってみましょう。まずは「フレッシュプリキュア!」のキュアパッション。3人編成で始まったものの、プリキュアのシンボルマークが四葉のクローバーであること、1話で長老が祠から解き放ったピックルンがきちんと4体いたこと、この時既に4人目がいることがファンの間で予想され、さらに劇中でも13話後半でカタコトで喋れるようになったシフォンが、14話でピックルンの名前を次々に言っていくわけですが、その中で「アカルン」という、ラブちゃんたちの知らないピックルンの名前が出たことで、劇中早くも4人目の存在が明かされました。その候補としてあがっていたのがミユキさん。ラブちゃんたちの名前には苗字や名前に、モチーフとなる色や果物、各人が司るものが入っていました。「ミユキ」だから「幸せ」の戦士だろうと思われ、丁度彼女の色も、やや赤みがかったピンクだったので、かなり有力でした。ところが、玩具として販売されたキュアスティックがこの説に思わぬダウトをかけました。キュアスティックは3人の共通強化武器、玩具では劇中で各人異なる先端部パーツを交換することで、それぞれの必殺技音声を引き出すわけですが、ここに隠しスイッチがあり、それを押すことで「真っ赤なハートは幸せの証!うれたてフレッシュ!キュアパッション!!」という台詞が、何と敵キャラであるイースの声で流れるのです(後から発売されたパッションハープのハートパーツをコネクトさせるとこの音声がきちんと聞ける)。このギミック解析により、4人目の名前が「キュアパッション」であり、そしてイースが敵からプリキュアに転じるということがわかったファンが多かったようです。なお、追加プリキュアになるキャラは、番組開始時の段階で、スタッフより「君が演じてるキャラ、後からプリキュアになるから」と説明されているという証言が多くあり、事実イースがプリキュアになることは初期段階から決まっていたそうです。イースの偽名であり、覚醒後は本名として使った「東せつな」ですが、他の3人とは違った形でモチーフを名前に盛り込んでいたのです。それはパッションのモチーフである「パッションフルーツ」の日本名「果物時計草」から、「時」を連想させる「刹那=せつな」と名付けられていたとのこと。以後追加戦士はスマイルを除き恒例化していきます。

 「ハートキャッチプリキュア!」の追加戦士はキュアサンシャイン。キュアムーンライトは第1話で力を失い、33話で力を取り戻す流れになるので、ここではサンシャインについて語りましょう。サンシャインの情報が最初にリークされたのは、デビューの23話(7月)より2ヶ月も早い、5~6月のことでした。流れた画像の前髪、顔立ちなどから、明らかにいつきちゃんが変身することが明白でした。この類を見ない大きな流出には3つの説を聞いています。1つ目はスタッフがKYなことにうっかり流出させてしまったこと(モザイク入りだったそうですが、モザイクの意味がまるでなかった。その後はっきり映ったイラストも漏れて、大塚さんも結構苦言をもらしていたらしいです)、2つ目はつぼみ役の水樹さんが、桑島さんや久川さん含め、4人セットで撮った写真をブログにアップしてしまったこと、これでは「いつきちゃんがプリキュアになる」と出演者の方からバラしてしまったようなもの(どうやら箝口令は布かれてなかった模様)、トドメの3つ目、これは言い逃れ出来ない真実で、サンシャイン登場直前に、マクドナルドのハッピーセット・プリキュアのラインナップに、「いつき/新キャラクター」と書かれたものを並べたこと。「つぼみ/キュアブロッサム」「えりか/キュアマリン」のラインナップの法則性から考えて、いつきちゃんが変身することがもはや確定しました。そんなこんなでファンをヤキモキさせたサンシャインのデビューである23話は、総作画数(仕上げ数とも)5千枚にも及ぶ手の込んだ変身バンクで、ファンの期待に大きく応えてくれました。

 「スイートプリキュア♪」は、パッション、サンシャインのネタバレ速度を反省してか、厳しいまでの箝口令が布かれました。特に仮面プリキュアであるキュアミューズの正体を、後半まで隠し通し、シリーズの牽引役にするためにも、絶対バレてはいけない状態でした。初期2人が「北条 響」「南野 奏」という名前から、「苗字に方角、名前に音に関するもの」がある人物が着目され、第1話から登場している人物として「西島和音」「東山聖歌」がいましたが、彼女らは所謂ミスリードキャラでした。さらに、例年パッションやサンシャインの情報が流れた時期に、「キュアビート=西尾 唄」「キュアシンフォニー=東堂 琴」と、これまたモザイクの入った画像がネットに流出しました。しかしそれは、内部資料等ではなく、ファンの悪戯によって精巧に作られた偽画像でした。そもそも「追加プリキュアが物語初期からいる人物」という条件がある以上、和音ちゃんや聖歌先輩とも違う「西尾 唄」「東堂 琴」はミューズ登場段階(11話以降)にも登場しなかったことから、早々にファンの興味は「ミューズの正体は誰か?」という作品本来の謎解き路線にシフトしていきました。実際「キュアビート」自体は覚醒しました。但し、和音ちゃんでもなく、ましてや偽画像の西尾 唄等でもなく、敵側であるセイレーン=エレンちゃんが。実はスイートの設定資料集1の段階で既に、エレンちゃんが変身した「キュアビート」が掲載されていたのです(おそらく偽画像の名前はここから拝借された)。つまりパッション同様、エレンちゃんがプリキュアになることは第1話の段階で決まっていたのです。この偽画像を巡って、ネットでは様々な論議が重ねられており、スタッフがお遊びで使用に混ぜたのではないかとも言われていますが、謎解きを重要な縦糸にするスイートで、そのような現場を混乱させる資料をスタッフが混ぜるとは到底考えにくい上、第一キャラデザの高橋 晃氏自身に覚えがなければそれまでです。一方で当初新キャラでいくつもりがエレンちゃんに変更になったというトンデモ説もありますが、それだとエレンちゃん役の豊口さんが玩具等に準備する期間が極端に短くなる、既に玩具に準備を施した本来の声優さんに多大な迷惑が生じる等の問題が浮き彫りになってくるわけです。トドメとして偽画像が公式ではない「偽物」と決定づけたのが、ミューズの正体が明かされた直後の、アコちゃん役の大久保さんのインタビュー。大久保さんはスタッフから「ミューズの正体はアコちゃん」であること「時期が来るまで絶対他の出演者にも話さないこと」を厳重に言われ、黙っているのが結構大変だったと語っています。大久保さんにこんな厳重に秘密を守らせておきながら全く別の人物を出すのは大久保さんにとっても失礼ですし、これほどまでにミューズの正体をギリギリまで隠すのに神経を尖らせていたスタッフが、そんな偽物を流して現場を混乱させたりするとは絶対考えられません。つまり、最初からエレン=ビート、アコ=ミューズは決まっていたことで、あえてフェイクとすれば、キュアモジューレの宝玉の4つ目の色を、ミューズ本来の黄色ではなく、ドドリーの紫にしたことでしょう。最もこれも、仮面をつけてた黒ミューズのイメージに近かったので、あながちフェイクとも言い切れませんが。

 とまぁ、駆け足ではありますが、フレッシュ~スイートの追加戦士の情報が出るまでの経緯を、現存する資料をもとに考察してみました。果たしてキュアエースは本当にアン王女様なのか、それとも王道的にレジーナちゃんなのか…。全ての謎は次回明らかに!!


プリキュアボーカルベストBOX、9月に発売!!

2013-06-08 02:23:11 | プリキュア

 皆さんも既にご存じだと思いますが、プリキュア10作目記念の一貫として、9月4日にマーベラスAQLより、「プリキュアボーカルベストBOX」が発売されます。その価格何と2万1千円!!10月以降は消費税増税があるのでもっと高くなります。プリキュア5周年時にハーフBOXとして発売されたプリキュアボーカルBOXは、片方5枚+ノンクレジットOP+EDを収録したDVDの6枚組で、当時9千円ずつしました。今回はCDのみで10枚組、188ページに及ぶ豪華ブックレットも付属してボーカルBOX2つ分の2倍以上の価格となっています。10枚組でありますが、1~9枚目が「ふたりはプリキュア」~「スマイルプリキュア!」のボーカルCD、10枚目は現在放送中の「ドキドキ!プリキュア」も含めた歴代10作のOP、EDがTVサイズで収録予定。残念ながら「ドキドキ!プリキュア」のキャラソン等は現在進行作品な上、6月8日現在まだ1枚目のボーカルアルバムすら出ていない状況、2枚目のボーカルアルバムが出るのも例年から考えて11~12月頃、このベストBOXが出た後ですし、曲選び出来るハズもないから仕方なかったのでしょう。そのラインナップは、マーベラスAQLさんの特設サイトでも公開されているので、気になる方は確認してみましょう。ここで簡単に説明すると、鷲尾組5作品は、MH組は3曲ずつ、SS以降は2曲ずつ各プリキュアのソロが収録され(ココとナッツの歌は1曲のみ)、梅澤組以降はキャラソン激増に伴い、2曲唄ったキャラは1曲ずつ、2人ずつのソロアルバムも出したハートキャッチはソロアルバム分を含めた2曲ずつ選ばれて収録されています。個人的にエレンちゃんの歌は「Beat Love」、れいかちゃんの歌は「あなたの鏡」がよかったのですが、もう片方ずつが選ばれたようです。また、今のところ詳細は不明ですが、ボーナストラックの追加予定もあるので、今後の情報も特設サイトで随時チェックです。

 現在プリキュアシリーズにゾッコンな僕ですが、その二手前のおジャ魔女どれみシリーズにも異常なまでの愛を持っていました。そもそもサイトを立ち上げた2001年は、どれみシリーズ3年目、丁度最も盛り上がっていた時期でもあります。あの時代は、おジャ魔女関連のムックにも可能な限り手を出し、CDも全シリーズ分をリアルタイムでサントラ含め全て揃えました。プリキュアシリーズになってからもCD類は勿論買い続けてはいるものの、プリキュアシリーズが始まった2004年に社会人になった僕は、稼いだ金のうち3万円を家賃として、他光熱費の一部も定額で親に支払うというシステムを背負うことになり、全てのお金を自由に使えなくなりました(当然の話ですが…)。「ふたりはプリキュア」もサントラやドラマCDを含め、一通り揃えたものの、同時期に「おジャ魔女どれみナイショ」のDVDリリースが平行しており(スカパーが見られなかったためDVD待ち、僕にとっては事実上OVA感覚でした)、まだプリキュアよりおジャ魔女の方を優先していました。さらに他のアニメのCDや商品にも若干手を出していたので、そんなに給料を貰えない社会人1年目はかなり厳しい切り詰め生活をしていました。
 そんなことも相まって、2年目の「ふたりはプリキュアMax Heart」以降は、サントラは極力控え、ボーカル関連CDのみを確実に手に入れるという方針に切り替えました。事実、僕のCD棚のプリキュアの集落には、ボーカルアルバムこそ全て揃っていますが、サントラは数える程度、ことに映画のサントラはハートキャッチの分しかありません。節約のためだったとはいえ、9年経った今、サントラを全て揃えなかった自分に後悔しています。かつておジャ魔女のCDを全て揃えることが出来た(メモリアルCD-BOXも4作全てある)のに、かつてのおジャ魔女以上に今、こんなにプリキュアを愛しているのに、金の節約のためとか言い訳をしてサントラを買い揃えなかったのが実に悔しくて、腹立たしく感じています。だって、浮いた金を別のアニメとかに費やしてきたわけですよ。大学時代の「おジャ魔女を何より優先させる」という考えと同じこと「プリキュアを何より優先させる」という思考が出来なかったことが、本当に悔しいです。
 今後、手に入れ損ねたサントラとかは、中古店等を中心に探して、段階的に揃えて補完していこうと思っています。

 ところで、昨年「スマイルプリキュア!」のボーカルアルバム1が出る前後、「歴代プリキュアキャラソンを振り返る」という企画を、このブログで行っていました。結局「5」までしか書けなかったわけですが、このボーカルベストBOX発売を記念して、「5GoGo」以降のキャラソンのレビューを、1年ぶりに再会しようと考えています。これでしばらくはレビュー書くための復習として、プリキュアソング漬けの日々が過ごせそうですな。

 サントラを全部揃えられなかった後悔、これから順次探して補完していく今更感、ファンとしてあるまじき行為の数々を犯した僕ですが、それでもプリキュアシリーズが大好きで、我がサイトはプリキュアシリーズを応援しています。


ドキドキ!プリキュア放送開始から1ヶ月

2013-02-25 23:35:51 | プリキュア

 2月3日、突如発症したインフルエンザで頭がフラフラの状態で朝のTVを見ている中、プリキュアシリーズ栄光の第10作目「ドキドキ!プリキュア」が放送開始されました。残念ながら昨年のように、おひろめカーニバルは開催されませんでしたが、その分この新シリーズに期待を寄せた方々も多いのではないでしょうか。昨年の「スマイルプリキュア!」は、スーパー戦隊シリーズで例えるならば、「激走戦隊カーレンジャー(96年)」「炎神戦隊ゴーオンジャー(08年)」のような位置づけで、盛り込めるネタは徹底して盛り込み、伝えるべきことは声を張り上げて叫ぶ、ファンや子供たちに向けたメッセージ性が特に強く、また例年以上に大量のグッズが発売され、それまでプリキュアに縁のなかったファン層を取り込み、アニメージュではシリーズ9年目にして初の表紙を飾る等、数々の功績を残しました。

 本作は「フレッシュプリキュア!(09年)」~「スマイルプリキュア!(12年)」まで、4作を担当してきた梅澤淳稔プロデューサーに代わり、「ワンピース」の映画等を手がけた柴田宏明プロデューサーにバトンタッチ、音楽も梅澤Pと歩んできた高梨康治氏に代わり、「侍戦隊シンケンジャー」等の音楽を手がけた高木 洋氏、演出も「金色のガッシュベル!!」を担当した古賀 豪氏、そしてメインライターとシリーズ構成には、古くは「セーラースターズ」や「発明BOYカニパン」、近年では「青のエクソシスト」等のシリーズを手がけた山口亮太氏と、主に男児向けアニメで活躍されている方々がメインに来られており、10作目という大きな節目の本作で、一気に作風を刷新しようという試みが見られます(キャラクターデザインは「スイートプリキュア♪」の作画を担当した高橋 晃氏)。前作のスマイルが、それまでのプリキュアの集大成的な内容が多かったことは、これを狙ってか、はたまた偶然か。いずれにせよ、新たなプリキュア伝説は幕を開けました。今回もスマイル同様、アバンタイトルは必要程度に短く、トランプ王国滅亡を食い止められなかった、王国最後のプリキュア・キュアソードが立ちすくむシーン。これだけでも、本作が抱える世界観の暗部が一気に見えたと言えます。

 1話は当然、主人公・相田マナちゃんを中心に動きますが、登場するプリキュアはトランプ王国の生き残りたるキュアソード、そしてラストでマナちゃんが覚醒するキュアハートです。本作では敵が倒された後、破壊された箇所とかは謎の光(グリッドマンのフィクサービーム!?)で修復されるので、思う存分暴れられます。2話のAパートだけでも本格的な戦闘が見られるのですよ。ソードがカニジコチューを投げ飛ばそうとする際に、乗っていた柵がその重さでひしゃげたり、落下していくソードの手を掴んだハートが、スピードを落とすためワイヤーを掴んだ際に出る煙(イタタタタ…!!!)等、演出面が凝っています。
 演出面と言えば、各キャラの細かい仕草や行動等にも注目です。2話放送後に脚本の山口氏がツイートしていたように、立花ちゃんが、マナちゃんが隠し事をしているのを見抜いた根拠として、マナちゃんは隠し事や嘘をする時、髪の毛をいじる癖があるのです。他にも「ニャー♪」という挨拶で六花ちゃんに通じたり、六花ちゃんがAパートでも「幸福な王子」の話でマナちゃんのことを指摘していた流れで、信号ジコチューに立ち向かおうとするマナちゃんに向かって放つ「私はあなたのツバメにはなれない!?」という台詞。これがもう小粋でジーンときてしまうほど、2人の絆の深さを物語っていると感じました。

 3話目で六花ちゃんがキュアダイヤモンドに覚醒。2人目が第1話から登場しながら、3話で覚醒するパターンは、「ハートキャッチプリキュア!」のキュアマリン以来となります。この話のポイントは「手紙」。六花ちゃんのお母さんは医者で普段家におらず、お父さんは世界を回る写真家で、六花ちゃんが手紙に記すお父さんへの気持ち。やがて登場する手紙を食べるヤギジコチューから、六花ちゃんの手紙を守ろうとするキュアハート。手紙という要素だけで戦闘まで話を連鎖させる芸当は見事でした。ちなみに六花ちゃん、学校の理科室でキュアラビーズ調べてましたが、うちのツイッターのフォロワーさんによれば、X線透過光検査とかしないと地球上の物質かどうかわからないから、理科室レベルでは無理だそうです(笑)。そこはまぁアニメですし(笑)。でもこの話で笑ってしまったのは、Aパート冒頭で放置されたランスが終幕まで忘れ去られていたことですな…。

 4話で今回の黄色枠として期待されているありすちゃんがメインにきました。1話でちょい出、2話には全く登場せず、3話ではラストのみの登場と、控え気味だった彼女がついに満を持しての登板。家が無駄にハイテク過ぎて笑ってしまいました。しかもセバスチャンがこの上ないほど優秀な執事さんです。前情報では、ありすちゃんが変身するキュアロゼッタは「優しすぎる故に敵でも攻撃出来ない、そのかわり防御のエキスパート」という前情報がありました。実際ありすちゃんは、ランスがどれだけ説得してもプリキュアにはならないと言ってました。これは前情報のみではわからなかったありすちゃんの過去、武道も含む習い事を多くたしなんでいたため、幼い頃自分を守ってくれたマナちゃんが逆にいじめられる立場になった際、怒りに我を忘れて返り討ちにしたこと…。前作のあかねちゃんのように、友達や友情をバカにする者には激しい怒りをぶつけるというプリキュアは過去にもたくさんいましたが、ありすちゃんの場合、その怒りで我を忘れ凄まじい報復を行うという、何とも斬新な描写に驚きました。この戦闘狂な面を恐れ、武道を全てやめ、今またプリキュアになることもためらうという、幼い頃からの心情の流れが非常に丁寧に描かれてました。そして「力は守るためのもの」と再認識し、キュアロゼッタに覚醒(これまたあざとい!可愛い!!)、合気道技で敵をぶん投げ、敵の攻撃を防御技で防ぐばかりか、瞬時に攻撃にも転用するという、防御技を備えたプリキュアの中では間違いなく最強スペックでした。
 いよいよ次回は第1話より登場しているキュアソードとの再接触。王国を守れなかった自責に苦しむ彼女の頑なな心を、3人は癒やせるでしょうか…。

 今回の敵・ジコチュートリオ(今のところイーラだけ)が放つ敵は、人間の心・プシュケーが、自己中心的な考えに染まった時に、それを倍増して抜き取り、それに準じた怪物「ジコチュー」に変えてしまいます。今までと異なり、素材に特定物体を取り付けるのではなく、黒く染まったプシュケーそのものがジコチューになり、どんな考えを持って誕生したかによって姿形が異なりますが、信号ジコチューの背面に「押して下さい」のボタンがあったり、音漏れジコチューがバッテリー切れになったり等、わかりやすい弱点や特徴があって面白いです。

 主題歌は、現在「アイカツ!」でおとめちゃんの声を担当している黒沢ともよさんが歌唱、オープニングテーマは「Happy Go Lucky! ドキドキ!プリキュア」。テンポのいい出だしとAメロが特徴で、胸にグッとくるのが、Cメロの「トモダチだったら…力になりたい…」の部分、しかも雨の中のまこぴーに3人が語りかけるシーンも相乗してまさにGJ!!
 EDは前回に引き続き吉田仁美さん、元気溢れる唄い方は勿論ですが、テクノポップを連想させる歌になっており、フレッシュ以降の伝統となった、モーションキャプチャーを使ったダンスムービーとそれに合わせたダンスソングになっています。もはやCG技術がフレッシュの時とは比べものにならないほど進歩しており、おそらく今CGでダンスシーン等を描いているアニメの中でもプリキュアのEDが最も高水準と断言出来るほどです。なお、振り付けは梅澤組4作のED振り付けを担当した前田 健氏に代わり、Perfumeの振り付け、アニメではシンフォギア等でも担当をしたMIKIKOさんで、今までとは異なるイメージのポップなダンスに仕上がっています。主題歌CDの発売は昨年とほぼ同じ時期である3月7日、DVD付限定版と通常版が同時発売(やはりジャケットイラストが異なる)です。

 スタッフがガラリと変わったこと、それに伴ってか、今まで以上にキャラ1人1人の描写が細かく描かれていること等、「ドキドキ!プリキュア」はまさに10作目にふさわしい好調な出だしを切りました。六花ちゃんがマナちゃんを心底信頼していることや、ありすちゃんが力を恐れる過去があったこと等、前情報だけではわからなかったことが、エピソードが進む度にわかっていくのがとても素晴らしいです。この調子なら、彼女らをメインにした同人誌を描くのは、もう少し彼女らのことを知ってからでも遅くはありませんね。

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