虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

ウルトラマンギンガ、正式発表!!

2013-04-13 22:55:51 | ヒーロー

 つい昨日行ってきた円谷プロ創立50周年記念イベント「ウルトラマンフィルムフェスティバル」。昨日は前夜祭ということで、主に古いファンの方向けに、ウルトラ以外の円谷作品の上映会やトークショーが行われました。今日を含めた土日がウルトラシリーズの上映会、そして新ウルトラマンのお披露目です。午後には映画行く予定があったので、昼の部に行きました。会場である「アイアシアタートーキョー」は昨日行ったばかりなので、既に行き方も把握済み。今日がウルトラ本番ということもあり、昨日に比べて子供の数が当然のごとく多かったです。今度こそ入れないことも覚悟してましたが、何とか入ることが出来ました。

 本日昼の部の上映スケジュールは昨日も書いた通り先日のブログ参照、最初は「ウルトラマン」より第18話「悪魔はふたたび」のHDリマスター版が上映です。ウルトラマン列伝で数ヶ月前に放映されたばかりですので、記憶に新しい方も多いと思いますが、アボラスとバニラが登場する話です。続いて上映されたのは、ウルトラマン列伝の今年一発目に放送された、ウルトラマンゼロのこれまでの活躍を振り返る特別版。正月放映ということもあっていつもと放映時間が異なり、見逃した方も何人かいるのではないかと思います(僕はこの前の年に失敗しているので今年はきちんと時間を調べ録画しました)。

 上映予定ではこの後、「ウルトラゼロファイト」の連続上映ですが、その前に、舞台上にウルトラマンゼロが応援に駆け付け、子供たちから大喝采。しかし驚いたのはその直後。なんとサプライズゲストとして、昨年公開された映画「ウルトラマンサーガ」でゼロと一体化した主人公・タイガ・ノゾム役DAIGO氏がやってきました!!これは事前に情報が出ていなかった(出ていたとしても確認していなかった)ため、本当に嬉しいサプライズでした!!きちんとS-GUTSの隊員服にサーガブレスもつけてくれていたので、当然会場内は子供から大人まで大拍手と大喝采です。DAIGO氏も交えて流れた映像は、今ネットでも公開されているサーガのメイキング映像の一部。タイガがタケルの手を引いてグビラから逃げ走るというあのシーンの撮影風景です。映像の中でも、映像流れた後のトークでも語っていましたが、DAIGO氏にとってあのシーンの撮影が一番キツかったそうです。「人間30を越えると衰えていくので…」と映像内では息切れ状態でコメントしていました(笑)。自分にも当てはまることなので笑いごとじゃありませんね(汗)。会場には円谷のスタッフ関係の方々も来ていたようで、DAIGO氏はいずれウルトラシリーズの主題歌を唄いたいとさりげなくアピールしていました。DAIGO氏、次なる夢が叶うといいですね。我々ファンも心待ちにしてますよ。

 DAIGO氏とゼロが去った後、ウルトラゼロファイトの上映が始まりました。なお、ウルトラゼロファイトはレンタル版が全3巻、セル版は1本にまとめて、リリース予定ですので、未放映地区や見逃してしまった方等はそちらでチェック可能です。 また、本日以降上映された「ウルトラマン」は、全39話を3BOXに分けて、今年HDリマスター2.0ver.としてBD化されます。これまでウルトラシリーズはDVD化される際に、過去のフィルムの映像、音声のノイズを取り除き、自然な色合い、疑似ステレオ化等を行うデジタルリマスター、そしてハイビジョン放送時代のニーズに合わせたHDリマスターを行ってきましたが、今回のHDリマスター2.0とは、それらを遥かに凌駕したリマスタリングです。PVでも紹介されてましたが、従来のHDリマスターでは映像から除去しきれなかった糸くずや埃、シミのようなノイズも完全除去し、輪郭線や色合いもより鮮明にブラッシュアップされた、HDリマスタリングの進化版です。また、年内には「ウルトラマンタロウ」「ウルトラマンレオ」「ウルトラマン80」のDVD-BOXが、ロープライスで再販されていきます。
 さらに、昨日は書きそびれてしまいましたが、かつて稼働していたもののガンバライドやダイスオーにノウハウと客を取られて稼働を停止してしまったDCDゲーム・大怪獣バトルに代わる新たなDCDゲーム・大怪獣ラッシュが今年より稼働予定です。バルタン、ガッツ、マグマの3人が、ややヒーロー寄りのデザインに大幅アレンジされ、謎のエネルギーで凶暴化した怪獣たちと戦うという内容で、最大4人までのプレイが可能です。会場にはゲーム筐体の展示とPV映像もあり、筐体はガンダムトライエイジ等に代表される、テーブル型のDCDゲームとなっています。

 そしてイベントラストには待ちに待った新ウルトラマンの紹介!!ゼロ以来4年ぶりとなる新戦士の名は「ウルトラマンギンガ」!!赤と青を複雑に配置したゼロとは打って変わり、銀色ベースに赤い模様という、斬新さよりも安定感を重視したデザインですが、最大の特徴は頭部、胸部、両肩、両脛に配置された空色のクリスタル。舞台に登場したギンガも、眼やカラータイマーの他に、頭部と胸部のクリスタルが発光していました。闇の中ではそれがより映えてカッコよく見えます。
 ギンガは、7月より「新ウルトラマン列伝」の枠内にて放送されます。列伝の30分枠丸々使ってのエピソードを11話、さらにイベント上映用のエピソードを2話の、計13話の予定です。さすがに1年シリーズは予算面でもキツいから事実上の1クールではありますが、新ウルトラマンがTVで活躍出来るのは実に嬉しい限りです。
 ゼロはスペースアドベンチャーシリーズでしたが、ギンガは地球を舞台にするようです。物語は、謎の闇の力によって、全てのウルトラ戦士、ウルトラ怪獣が人形にされて全宇宙に散らばってしまい、その遥か未来の地球で起こります。そこで主人公・礼堂ヒカルがギンガスパークというアイテムを手に入れ、地球を襲う敵たちと戦うため、人形となったウルトラ戦士や怪獣をギンガスパークにウルトライブ(セットアップ)して、その姿に変身して戦います(そこ、カメンライドとかゴーカイチェンジとか言わない!!)。そこに現れる全く新しいウルトラマンがギンガです。今回ヒカル役の根岸拓哉くんは「ウルトラマンティガ」が放送された1996年生まれの高校生。彼の他のレギュラー陣もほとんどが高校生と、フレッシュな配役になっています。
 近年苦戦しているウルトラの玩具展開も抜かりはないようです。主要アイテムであるギンガスパークにはめ込む人形は、これまでのロングセラーであるウルトラ戦士や怪獣のソフビ。但し、ギンガスパークに合わせて若干小さいサイズとなる「ウルトラ500」という新規格ソフビです。最大の特徴として、戦士や怪獣の足裏部に、個体ごとに異なる「ライブサイン」というマークが刻印されており(バーコードでもQRコードでもない独特のマークです)、これでギンガスパークが認識を行うというもので、近年のスーパー戦隊や仮面ライダーが取っているコレクションアイテム制を、それまでのロングセラーであるソフビを新規格にして連動させるというアイディアを取り入れました。メビウスではマケット怪獣、ギャラクシーでは怪獣カード等がコレクションアイテムに該当してましたが、マケット怪獣は劇中正式運用されたのがミクラスとウィンダム、そしてプロトタイプとして暴走したゼットンのみ、ギャラクシーでもレイが使役したのはゴモラ、リトラの2体を主軸にエレキングとミクラスのみで、せっかくのコレクションアイテムを劇中ふんだんに活用出来ないという制約がありました。しかし、物語の説明を読む限りでは、ヒカルは様々な姿に変身するらしいので、玩具と物語が今度こそ上手く連動してくれることを祈ります。また、ゼロが活躍したこの4年の間、スペースアドベンチャー中心とはいえ、映像技術が格段に進化しました。舞台が地球でも予算的な都合もあるから、毎回ドカドカビルを壊すわけにもいかない、でも進化した映像技術でそこを上手く補ってくれると信じています。

 ゼロが4年もの間、ギリギリの状態ではあるものの守ってきてくれたウルトラの星の輝き、それを今度はギンガが受け継ぎ、7月以降活躍するわけです。今後ウルトラマンフェスティバル等でもギンガは活躍していく予定なので、我々ウルトラファンも、全力で応援していこうと思います。

 我がサイトはウルトラシリーズ、円谷プロ、そしてウルトラマンギンガを応援しています。



コメントを投稿