虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

映画行ってきました

2012-04-15 20:18:10 | 映画

 本日、昨日より公開されている「クレヨンしんちゃん」と「名探偵コナン」の映画を見てきました。今回の映画、しんちゃんは昨年「屁」を縦糸におバカさを丸出しにした内容から一転、「家族の絆」をメインテーマに置いたものになりました。コナンの方は毎度ながら終始画面に釘付け状態、昨年同様ハラハラドキドキのスリルと、読みやすかった動機に反して意外な犯人が…!?というサスペンス!!そしてJリーグ監修のもと、Jリーガーたちが本人役で出演しています。演技面はまぁ本職ではないから見逃してやって下さい(笑)というカンジですが、物語のキーワードとなる重要な台詞、そしてある方は事件の真相にも関わっているという意外な役所もあります。未見の方は是非とも映画館でその意外さを味わって下さい。

 昨年もそうでしたが、しんちゃんの映画上映時は周りの子供がそわついていたり、今回僕の2つ隣の席の親御さんなんか、子供がしっかり座らないもんだから、どうにもイライラしていたのが席越しでもわかりました(その子供、よく泣かなかったもんですなぁ)。
 そしてコナンの映画の時はやはりうってかわり、誰一人上映中喋ることなく、みんな画面に釘付け状態です。僕も画面に釘付け状態だったわけですが、左右の限界視野角に入る観客(前の席に9歳前後の子供数人、上映前に確認出来ただけで後ろの方にも子供が何人かいました)全員がスクリーンに見入っている状態でした。凄いもんですなぁ…。昨年同様、爆弾が犯行に使用されたのもハラハラ要素の一つでしたが、やっぱコナンくんがスケボー(昨年はスノボータイプ)で常人では行けない場所を疾走していく様が、仮面ライダーとは違った意味での格好いい疾走感を演出してくれるので大好きです。

 来週からは「仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦」が公開されます。全ライダーと全戦隊が戦い合うという、前代未聞、批判必至、二度と無いであろう超お祭り映画として話題を集めていますが、それでもたんまり稼ぐんでしょうね。雑誌でディケイドこと門矢 士役の井上くんと、ディエンドこと海東大樹役の戸谷くんがインタビューで「全ライダーと全戦隊が戦う、これ以上の映画はもう作れないよね」「作るとしたら全プリキュアと戦うしかないね」という会話をしていました。これにプリキュアが混ざったらもうそれこそ大変なことに…(汗)。でも、同じ実写ならウルトラマンとの共演が見たいですが、実写とアニメの混同を見てみたいところですね(かつて「爆竜戦隊アバレンジャー」で同時期放送だったアニメ「釣りバカ日誌」の浜ちゃんと夢の共演がありました)。

 プリキュアNSの映画も遅くとも来週までみたいです。前売り券があと2枚残っているので、リピートラストチャンスは来週の土日ですね。


「マジック・ツリーハウス」レビュー

2012-01-09 15:17:27 | 映画

 つい昨日、大好評上映中の映画「マジック・ツリーハウス」を見てきました。幼い少年少女の兄妹が、絵本の中を大冒険するということで、昨年からこの映画を楽しみにしていました。なので、いつもみたいに駆け足気味ですがレビューです。

 パンプレット解説によると、本作はアメリカの作家・メアリー・ポープ・オズボーンによって、今から20年前である1992年より展開している児童文学で、日本には10年前の2002年から入り始め、現在31巻まで、累計380万部も発売されている大ベストセラーです。基本的に原作は、1冊の本の世界を1話形式で展開しており、今回の映画化において、特に人気のある4つの世界、「恐竜時代」「中世の城」「ポンペイ最後の日」「海賊の船」が選ばれ、4枚のメダルを巡る冒険ものになっています。

 主人公は本が大好きだけど気が弱く決断力に欠ける兄・ジャックと、元気いっぱいで少々危なっかしい行動派の妹・アニー、正反対だけどとても仲良しな2人の兄妹です。そして2人が冒険に出かけるきっかけとなる、魔法を失い、ネズミの姿になった魔法使い・モーガンの存在も欠かせません。モーガンはネズミになってからはアニーに「ピーナッツ」と名付けられ、以後行動を共にしていきます。言葉は喋れないので身振り手振りで意思表現をするその姿はとても可愛らしいです。冒険は2人が、本がいっぱいあるツリーハウスを森の中で見つけたことから始まります。ツリーハウス内にある本のページを指さし、「ここに行きたい」と言えば、本に書かれたその時代、その世界に行くことが可能です。その中で謎のメダルを拾い、それが4枚集まると奇跡が起きることを2人は知ります。1番目と2番目の世界では、やはりジャックよりアニーの方が活躍、特に中世の城において、兵士に囲まれても身軽な体で切り抜けたり、懐中電灯を魔法の杖に見立てる咄嗟の判断力、アニー凄すぎです。しかしジャックも城から逃げ出す隠し扉を危機一髪開いたことで、それまでなかった自信を身につけます。そのため3番目のポンペイの街では、ジャックがリード気味になり、高いところにあるメダルも自分で取りに行くと言います。「自分にも出来る」というそれまでにない思いが芽生えたものの、そこはポンペイ最後の日の時代、火山噴火で逃げ惑う人々の中、一時的にアニーを見失ってしまいます。何とかアニーを連れて戻ることが出来たものの、ここでジャックは冒険の危険性、いわゆる恐れを感じ、4枚目のメダルの回収を諦めようとします。それでも行くと言うアニーは、海賊の宝箱に紛れたメダルを発見するも、とうとうその行動力の高さが裏目に出たか、運悪く捕まってしまいます。ピーナッツの報せでアニーの危機を知るジャックは、それまで持っていた恐れから、それを越えた勇気を振り絞ります。アニーというたった1人のかけがえのない妹を救うために走り出すその姿は、小さいけれど勇敢な冒険者です。既に沖まで出てしまった海賊船ですが、アニーに救われたイルカの助けもあり、見事追いつくことが出来ました。そこから先はスリルの連続です。迫る船長の魔手から逃げる2人、もう息つく暇もありません。アニーが撃たれた時はハラハラしましたが、メダルがアニーを守ってくれました。やがて火薬の爆発で船は木っ端微塵、見事4枚のメダルは揃いました。これにより魔法を取り戻し、ピーナッツの姿から元に戻れたモーガンは、2人のうちどちらか1人だけだったら、この冒険は成し遂げられなかったと語ります。ジャックとアニーも、兄の知識と知恵、妹の行動力と勇気、この2つがあったから達成出来たと認識します。2人は互いの足りない部分を補い合って冒険を達成したのです。

 以上、駆け足ではありましたが映画の感想を書いてみました。夢とスリルのある、子供にもわかりやすい冒険モノというカンジで凄く好感が持てました。何よりジャックの冒険に対する、躊躇、自信、恐れ、それを越えた勇気という、順を追った心境の変化がとても印象的でした。アニーもとても可愛いだけでなく、ちょっと向こう見ずな動きを見せてくれて、物語の牽引に大きく貢献してくれました。つーかアニーを演じてる芦田愛菜ちゃん凄いですね。まだ6歳なのにあっちこっちで引っ張りだこなのに、今回の映画でこれだけ優れた演技力を見せるとは…。将来有望株過ぎます。まだ見に行っていない人は是非見に行くことをお勧めします。僕も時間があったらまた見に行きたいと思ってます。


映画行ってきました

2011-04-24 23:55:16 | 映画

 本日、先週より公開されている「クレヨンしんちゃん」と「名探偵コナン」の映画を見てきました。毎年この両作品は同日公開されているので、同じ日に見に行っています。しかも決まって先にしんちゃん、後にコナンを見るというスタンスを取っています。で、今回の映画、しんちゃんは例年通りおバカさを丸出し、でもここぞの時はきちんと見せるという手法、凄いと思ったのは屁が終始縦糸として機能していたところですね。コナンの方は毎度ながら画面に釘付け状態、15周年にふさわしいスリル満点なところもありますが、最も意外だったのは、毎度映画で何かしらの厄災に見舞われるのが蘭なのに対して今回は・・・!!というまさかのラスト15分の展開。予告やCMにある蘭の「助けて・・・新一!!」の意味、未見の方は是非とも映画館でその意外さを味わって下さい。

 ところで、僕は見に行く映画の好み上、周りの客層が子供連れであることが多いのですが、毎年この両作品を見ていると、そして今日の上映中の状況を判断すると、色々と面白い状況が見られます。午前中、しんちゃんの映画を見ている時は、上映中にトイレに行きたいのか、途中で出入りする人が大勢いて、しかも今日座った席がたまたま端の席だったこともあり、スクリーンの前を通る人影が何人もいた上、EDを最後まで見ないで退室する人も結構いたりします(まぁ大抵の人は本編が終わったら用はないのでしょう)。しかし午後にコナンの映画を見ている時は午前中とはまるで逆の状況だったので興味深かったです。座ったのは丁度真ん中の席で右隣には10歳前後の少年、前には同じく10歳前後の少女3人が座っていたわけですが、誰一人最後まで立つことなく、そして映画館で子供がやりがちな声をあげることもなく、映画に見入っていたのです。まさに画面に釘付けの状態で。これで両者の人気を計るなどという愚考はしませんが、今日はこの2作品の、映画の世界に引き込む力の差を感じざるを得ませんでした。しんちゃんは対象年齢の振れ幅が広い上に、物語の骨組みたる縦糸部は緩く、キャラ同士のギャグやシリアスなやりとりという横糸が濃いイメージがあります。それはTV版のしんちゃんが日常劇で映画版は非日常を取り扱った特別編という違いがあることに起因すると思います。一方のコナンは対象年齢がしんちゃんよりやや高めに広いというべきでしょうか、推理ものである都合上物語の骨組みたる縦糸は当然重要、そしてラブコメ作品の側面も持つのでキャラ同士の恋愛、友情、愛憎などの人間関係という横糸も重視されています。そして通常のTV版も推理ものとラブコメものの混同作品、縦糸と横糸が程よく交差して物語が展開しており、映画版はTV版のスケールアップ版。つまりしんちゃんはTVと映画のコンセプトが異なり、コナンはそれが同じという点に集約されます。
 確かにTV版のしんちゃんは夕飯時に家族揃ってまったりほっこりして見られる、途中トイレに行っても大体筋がわかる(しんちゃんが何かしらやって騒動が起きる)、などがあげられるわけですが、コナンは話の流れや人物関係をしっかり見ないと事件の内容がわからないから、途中でトイレとかで抜けることは出来る限り避けたいと思うところです。この普段のTV放映での視聴者のおおよそ予測出来る行動パターンが今回の2つの映画の客層の動きに如実に表れていたのではないでしょうか?あくまで僕の予想ですが・・・。

 ちなみに僕の左隣には弟が座り、そのすぐ隣には高校生くらいのカップルがいたのですが、上映中携帯のバックライトが左の外視野に入って少し気になりました。上映前に弟はパーカーが相手のカップに当たって、危うく一悶着ありそうだったので(こっちが謝ってしかも年上なのに「気ぃ付けろ」と言われたことに、血の気の多い弟は腹を立てた様子)、少し不安でしたが上映終了まで何事もなく済んで助かったです。バックライトも上映中は迷惑になるのを知らなかったのでしょうか?弟が最近の若者を嫌う理由が少々解る気がします。最も僕もバックライトに多少イラッときましたが、弟と違って人と騒動を起こすのは好きではないのでスルーしました(弟もしくは相手が突っかかってきたら可能な限り平和的に解決に導く努力はしますが)。

 乱太郎、プリキュア、レッツゴー仮面ライダーは2回ずつ見に行きました。コナンも時間があればもう1回見に行きたいところです。プリキュアとライダーもまだやっているから時間のある時に。