日付がギリギリのところで変わってもう昨日のことになってしまいましたが、4月28日、蒲田にある大田区産業プラザPIOにで、プリキュアオンリーイベント「レインボーフレーバー8」が開催されました。前回の浅草でのレイフレ7にはサークル参加しましたが、前回までバカ売れした「プリキュア人物辞典」がサンプル含め、4冊しかない状態になってしまったので、目玉商品がない状態では見劣りする上、改訂増補版を増刷するにも、現状その印刷代がありません。前回は初代~スマイル12話までで186ページ近く使い、印刷代も早期納入で7万8千円ぐらいしました。今度はスマイル13話以降とドキドキの人物も入れていくので、確実に200ページ以上、印刷代も8~9万円はいくことはほぼ間違いありません。そんな経済状況下で増刷は出来ない上、新作漫画も描いていません。なので今回春のイベント参加は見送ることにするのは、新年初頭より決めていました。
しかし今日行ったのは、前回のレイフレで意見収集した「プリキュア10周年記念本」の更なる意見収集のためです。前回のレイフレで「虹色はぁもにぃ」のブースに来て頂いた方々や、お世話になっているサークルさん等から様々なご意見を頂き、結果的にスーパー戦隊の超全集的なものにするという結論にまとまりました。直後にアンソロジー本という意見もあったのですが、アンソロジーを出すには少し時間とコネが必要なので、それはまた別の機会ですね。情報収集をメインにしていること、サークル参加でない以上自由に動けて大量に衝動買いをしてしまうかも知れないということを踏まえ、意図的に開始から大幅に遅れた2時間後に会場に到着しました。会話等にも時間を割くので、時間的制限を自分にかけ、これで金が急激に減るのを防ぐつもりでした(しかし結果的に1万2千円は消えた…)。
そんな中、今回最も凄いと思った本は、「セーラームーン全史」という本です。本放送時の画像キャプチャ、TV欄、果ては劇場前売り券の画像やポスターの画像まで掲載されていて、凄いの一言がもれました…。同じブースで「プリキュアシアターヒストリーズ」という本も売っていて、こちらも割引券、プレスシート、新聞記事の画像まで網羅していて、この2冊を見た直後、正直自分がこれから作ろうとしているものの小ささ、自分の無力さを痛感しました…。正直、僕の手元にはここまでの資料が現存してない、どこにしまったのかもわからないかも知れません(プリキュア関連のチラシは一通り取るよう、この10年間つとめてきたのですが、管理がずさん過ぎた…)。一応そのサークルさんの方ともお話をしました。そして現在出来ているレジメの一部を見せたり、この後編集予定の部分をどうするか等も話しました。しかしその人は、今のままの路線で行っても特に問題があるわけではないと言ってくれました。確かに僕の作ろうとしているものは、超全集を参考にしている都合上、一つ一つの項目は浅いかも知れませんが、みんなが見やすくてわかりやすいものでもいいじゃないかと、励ましてくれました。
話を戻しましょう。スーパー戦隊超全集と言えば、近年はVシネマのおまけに同梱されるというヒドイあのね商法で売られていますが、開いてすぐに「戦士たちよ集え」みたいなカンジで集合写真があるわけです。それにならって、開いてすぐの1ページ目の但し書きの次のページの見開きに、「集まれ!プリキュア」という項目で、ドキドキまでの歴代プリキュアが集合している写真(NS2のポスターイラスト、ローソンのキャンペーンイラストを使用)を載せて、右ページに10年間に対する僕の思いを簡潔に書いた前書き、左側に超全集っぽく、格好いい文章を載せました。次のページは見開きでプリキュア年表、この10年間に起きた出来事のうち、その年の特に印象に残る出来事等を抜粋して載せました(これは時事ネタ探しも結構大変でした)。その次のページからやっと「ふたりはプリキュア」に入るわけです。限られたスペースを使い、スタッフ、キャスト、あらすじ、作品傾向、全体デザイン傾向(各自デザイン傾向は各キャラのページで解説)、玩具展開(数点選んだ写真を掲載)、音楽関連(数点選んだジャケットイラストを掲載)、現在出来ているのはここまでですが、それが済んでやっとなぎさ、ブラック、ほのか、ホワイトを紹介していくわけです。それぞれのキャラ傾向やデザイン傾向を簡潔に解説したカンジにしていくつもりです。プリキュアたちのデータは超全集のように見開きで変身前後の写真を載せて、キャラ特性、デザイン傾向等の分析や考察を簡潔に書いていきます。そして前回意見があったように、必殺技プロセスの写真を何枚かのカットで説明する(単独技はワンカットでOK)というもので、試しに作っておいた「プリキュア・ピンクフォルテ・ウェイブ」のプロセスカットを色んな方に見て貰いました。10カット拾ったのですが、やはり多いという意見が多かったので、6カットまで減らしましょう。この他、昨年の意見にあった、ブラックとホワイトが初期に数回使用していた「プリキュア・レインボーセラピー」、ドリームとローズがヤドカーン、イソーギンを倒した際に使用した合体技等、1度しか使われなかった技とかも網羅する予定です。変身アイテムやそのプロセス説明は超全集なら当然のもの、そして敵怪物のデータですが、昨年ネガトーン全集を見せてくれた方は、素材、音符の種類、決め技まできめ細かに書いていましたが、それだとページがかさばるので、これも超全集にならい、写真の真下に名前と特徴数行程度のシンプルなものにして1ページに4体くらい紹介出来るように構成する予定です。
今日新たに貰った意見としては、作画監督別、脚本家別の特徴を解説して欲しいという意見でした。確かに、プリキュアの画像掲示板に行くと、作画監督別に分けた表を見受けることが出来ますが、これをやるとなるとかなり時間を要しますな…。脚本家解説は、長く携わっている方やメインライター等は、執筆傾向等が個人的に分析しやすいのですぐに出来ますが、作画監督はその解説前に画像を拾わないといけない…。これは当初の予定項目が片付いて余裕があったら行うこととします。
みなさんのご期待に沿えるものが作れるか不安でもあります。場合によっては、「お前本当に10年見てきたのか?」と言われるかも知れません。しかし、何とかこの10年分の愛を、可能な限り、貧相な感性をフルに活かして構成していこうと思っています。もし何かご意見等がありましたら、ご連絡下さい。参考にします。
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