虹色雑談

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ウルトラマンフェスティバル'12

2012-08-25 23:26:49 | ヒーロー

 本日8月25日、毎年の恒例として、池袋サンシャインシティ文化会館で行われているウルトラマンフェスティバル'12に行って参りました。仕事を探している中行った昨年、一昨年と違って、今年は昨年無事仕事に就いたこともあって落ち着いて参加、しかし金不足で給料日過ぎまで行くことが出来ず、結局今日まで待つことになりました。今年も大盛況です。ウルトラシリーズのTV新作がない現状、こうやって人気を繋いでいっているのがまさに「希望」のバトンですね。昨年同様、同じ文化会館で行われている「スマイルプリキュア!ウルトラハッピーカーニバル」にも行ってきましたが、そちらは明日のレビューで(しかし偶然にも「ウルトラ」コンボ!!)。
 昨年は「ウルトラマン生誕45周年」で、初代ウルトラマン全39話がテーマでしたが、今年は「ウルトラセブン生誕45周年」ということで、セブンの戦いをセブン及び息子のゼロが振り返っていくという展示内容でした。入ってすぐに、セブンとゼロの親子がお出迎え、シャドー星人が新聞を書いているジオラマの側で、今回の公式パンフレットと、45周年のスポーツ新聞が売ってました。そこからは各主要エピソードを再現したジオラマなどが展示されていると共に、そのエピソードの映像がモニターに流れ、セブンとゼロが解説しています。パネルにはエピソードの解説、何がテーマになったか等が書かれており、エピソードによっては新聞の見出し記事のようになってました。第1話のクール星人の円盤、第3話のエレキングVSミクラスのジオラマやピット星人のジオラマなどが続いていく中、目を惹いたのが、神戸港でのキングジョー戦を再現したプール。水がポンプで水面から僅かに吹き出していて、結構上手く再現していました。前述の新聞の見出し記事っぽく描かれたパネルは、やはりSF的価値も高く評価されている、ギエロン星獣、マゼラン星人マヤ、ノンマルト、第四惑星等です。中央のエリアの直前には、ウルトラ警備隊の秘密基地のジオラマもあり、ホーク1~3号のドックが精巧に再現されています。セブン現役時代のエリアを抜ければ、ジャックVSベムスターのジオラマがお出迎え。そこのモニターでは、その後のウルトラ戦士の主立った客演ムービーを流していました。しかしA編では不覚を取られたヒッポリト星人の映像が流されていました。80には客演というより、「妄想ウルトラセブン」という人形が実体化した偽物が登場しましたが、それも客演に含めるのであれば、その後のジャック、A、タロウ、レオ、80、メビウス、光の国シリーズの全てに客演したセブンはやはり凄いです(映像の最後はメビウスとの共同戦線による対グローザム戦)。客演エリアのすぐ側には、ウルトラアイや怪獣ボール等の、セブン関連アイテムがガラスケース内に保管されていました。そのうち大半は近年作ったものでしょうが、レオの撮影当時に実際使用されたダンの杖が展示されてました(よく残ってたもんですなぁ…)。それぞれがどんなジオラマで表現されているかは、残り1週間開催されているので、未見の方は行くことをオススメします。

 模型展示コーナーを抜けると毎度お馴染みプレイエリアとふれあい広場、丁度ウルトラPが上演直前だったので見ました。ミクラスがセブンから預かった宝箱を守るため奮闘する人形劇です。
 毎度の目玉であるライブステージ、今回は演出が神がかりです。舞台右袖上部に、白いマスクのようなオブジェがあり、ここに映像を投影することによって、「ジョーカー」なる不気味な怪人の表情が、まるで本当に生きているかのように立体的かつ滑らかに動くという、凄い映像演出です。他にも、シースルーカーテンを利用して、ゼロのミラクルナが本当に飛んでいるように見せたり、ストロングコロナで本当に怪獣を空遠くにぶっ飛ばしたかに見せたりなど、先日のクレーンアクションを多用していた仮面ライダープレミアステージのショーは全く別ベクトルの、ヒーローショーの頂点を見た感覚でした。こういう点で今後ライダーとの差別化を図っていけば、ウルトラの未来は切り開けるかも知れませんね。今回一般公募で採用されたのは、ウィンダムの追加装備。ウィンダムは元々メカメカしい外見なので、メビウスのファイヤーウィンダムのように、腕をカスタマイズする自由度を活かしての公募だったみたいです。右腕にはテレビマガジン賞で選ばれた「光のパワーシールド」、右腕にはてれびくん賞で選ばれた「トゥインクルスター」を装備。前者は敵の攻撃を吸収する赤い盾で、緑色のトゲやアイスラッガー型のカッターも取り付けられています。後者は青いドリル型の槍で、攻撃のみならず、みんなの願いを叶えてくれるという設定もあります(公式パンフより)。ジョーカーが奪った光の国の秘宝が1つ・ウルトラブレード。それを振るうはダークザギ。ザギをショーで見るのも久しぶりですね。マニアックなところでノーバも出演してました。ラスボスであるジョーカーの正体は、超巨大なタイラント。しかも着ぐるみではなく、舞台天井まで届くだろうデカさ!!それでも中にアクターが入っているかのような動き。一体どういう構造で動いているんだ、このデカブツは!?倒れるゼロに、映像での出演ですがダイナとコスモスの声が。これまで出会った者たちの思いがさらなる力を生み出します。それは仲間たちだけでなく、敵との出会いも(ベリアルが映像で登場)。仲間や敵との出会いを繰り返して前へと進んでいくのが生きていくこと、それを解放すると共にウルトラマンサーガが出現。シースルーカーテン越しで、舞台手前にいるゼロや他のウルトラ戦士たちと動きをシンクロさせながら戦います。今回は去年以上に演出が神がかりでした。やはり超能力駆使はウルトラ戦士の特権ですね。

 販売コーナーでは、「ウルトラマン列伝」の主題歌と、指人形数種(栄光のブラザーズマントを装着したウルトラ兄弟やゼロの新形態など)、そして話題のウルトラエッグから、父へのプレゼントとしてゴモラを選び、購入しました。さらに今年から、メタルチャーム販売が始まったようです。科学特捜隊とウルトラ警備隊のマークの2種類があり、ボールチェーンかストラップが選べます。最大の売りとして、裏面に12文字以内に好きな言葉を掘ってくれるそうです。とりあえず今回は初回ということで科学特捜隊マークでストラップ、裏面のメッセージは、昨年まで1年3ヶ月続いた職探しの中にゼロから貰った言葉の要約「どんな時も希望はある☆」にしました。あ、でも「煌めく未来は君の瞳の中」も11文字だから収まりましたね。来年もやってたら次はその言葉を入れて貰いましょう。掘るのに5分近くかかったので、既に15時を越えてましたが、大急ぎでプリキュア方面へと向かいました。
 世間ではウルトラは既に風前の灯火という不届きな言葉を言う輩もいますが、この大盛況かつ、子供たちへの絶え間ない人気を見て、まだまだウルトラの星は輝き続け、次のバトンのチャンスを伺っていることを知りました。我がサイトはウルトラシリーズを応援しています。



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