「ドキドキ!プリキュア」22話のラストで鮮烈な登場を飾り、23話で、レジーナちゃんが連れていかれたことに嘆き悲しむマナちゃんに試練を与えると同時に変身シーンも披露、そして本日24話では、変身前の名前が「円亜久里(まどか あぐり)」であることと、4年生であることを明かしました。アコちゃんに続いての小学生プリキュアに多くのファンが歓喜しているわけですが、彼女の変身、プリキュアシリーズでは珍しい「成長変身」を採用しています。変身のプロセスもシステムも、妖精が変形したラブリーコミューンを使い、「プリキュア・ラブリンク!!」と叫ぶ既存4人と異なり、アイちゃんが放ったエネルギーで実体化したラブアイズパレットを使い、「プリキュア・ドレスアップ!!」のかけ声で変身するというもの。変身後のその姿も、キュアハートたちより1~2つ程度年上のお姉さん的な姿、声色も変身前の可愛らしさから一変、凛々しい大人っぽい声に変わります。
ドキプリのメンバーは、苗字にそれぞれトランプスートに関する音や文字を含んでいます。「相田=愛=ハート」「菱川=菱型=ダイヤ」「四葉=クローバー」「剣崎=剣=スペード」、ならばキュアエースは「一」に関する苗字「一文字」等が候補として予想もされましたが、いざ出たその苗字は「円(まどか)」。ウルトラマンティガことマドカ・ダイゴと同じ苗字です(笑)。前作のウルトラプリキュアの変身シーンに今回の5つの誓い等、最近のプリキュアはウルトラ推しになってきているのでしょうか?それはともかく、「円」で連想されるトランプ関連のものは「ワイルド」。これは「切り札=ジョーカー」を混ぜた「ワイルドポーカー」というゲーム内における「ジョーカー」の別名であり、どんなカードの代わりにもなれる特別な存在、まさに切り札です。これがあると「ロイヤル・ストレート・フラッシュ」より強い「ファイブカード」という役を作ることも出来ます。
さて、この「円亜久里」は、これまで追加プリキュアのルールでもあった、「物語当初から主人公の周囲にいる人物」という法則性から大きく逸脱しています(少なくとも現段階の情報の上では)。では彼女が登場する前後に、何があったかを列挙していきましょう。まずは変身アイテムである「ラブアイズパレット」。13話から順次集めていたロイヤルクリスタルがボタンのように配置されています。ロイヤルクリスタルはありすちゃんに始まり、各プリキュアが手に入れた、王女様が好きだったものやそれに類似したものから出現してきたわけですが、赤のクリスタルだけは、何故かレジーナちゃん自身から出現しています。キングジコチューの娘として登場し、2クールを大きく盛り上げたレジーナちゃんが、パッションやビートのようにエースに覚醒するのではないかという説が濃厚でしたが、その期待はファンにとって、そしてマナちゃんにとって最も残酷な形で裏切られたわけです。ここで謎なのは、王女様に関係するものから出現していたロイヤルクリスタルが何故レジーナちゃん自身から出現したのか。完全な悪に染められたレジーナちゃんはキュアエースを見てるだけで、胸の奥がムカムカすると言ってました。この両者の関係は一体何なのか…。クリスタルが揃った直後、雪深い高山の奥深く、氷の洞窟の中に、王女様が発見されました。保護された王女様は婚約者であるジョーさんが、ある場所に匿うと言ってましたが、その場所はマナちゃんたちにもナイショとのこと。そしてジョーさんと王女様が姿を消してから入れ替わるように、キュアエースこと亜久里ちゃんがマナちゃんたちの前に出現、そしてそれまでジョーさんが育てていた、今もって正体がはっきりしないアイちゃんは、相田家の人々の記憶改ざんにより、マナちゃんの妹ということにされ、以後マナちゃんがお世話することに。しかもそのアイちゃん自身が放ったパワーで記憶改ざんが行われ、しかもいきなり互いの名前をカタコトとはいえ喋れるようになりました。それだけでに留まらず、アイちゃんはラブアイズパレットを亜久里ちゃんに与えるという重要なキーパーソンに進化しました。
ここまでのことを整理すると、
1.ジョーさんがアン王女をどこかに匿い、互いにフェードアウトしたのと入れ違いに亜久里ちゃんが出現した。
2.同、今など正体不明のアイちゃんが相田家の人々の記憶改ざん、多少喋れるようになるという異常なレベルアップを遂げ、マナちゃんの妹という枠に収まる。
3.同、アイちゃんは亜久里ちゃんと面識があるかのようにすぐ懐き、しかも彼女の変身を司っている。
4.キュアエースの登場と同時に一時退場したレジーナちゃんは、彼女の姿を見るだけでムカムカすると言っていた。
色々なことが入れ違いに起こっています。ただでさえアイちゃんの正体がわからない状態で、本当にキングジコチューの娘かどうかが怪しいレジーナちゃん、それら以上の謎をひっさげていきなり登場した亜久里ちゃん。謎だらけのキャラが多すぎる中、現在プリキュアはキュアエースが掲げる「プリキュア5つの誓い」にまつわる試練を1人1人与えられています。キュアエースが本当に仲間になるのは、5つの誓いにまつわる試練をマナちゃんたち4人全員が突破した時でしょう。
ところで、ブログタイトルにもあるように、キュアエースこと円亜久里ちゃんの声は、釘宮理恵さんです。「灼眼のシャナ」のシャナを始めとするツンデレキャラを演じる一方、「鋼の錬金術師」でアルを、プリキュアの競合作の1つである「たまごっち!」のまめっち等、単なる少女役に留まらず、大人の女性や少年役も幅広くこなせる、若手女性声優の中では沢城みゆきさんに並ぶ実力派声優で、かつて「Yes!プリキュア5」の映画でダークレモネードの声を担当していました。同映画でダークドリームを演じた西村ちなみさんは昨年「スマイルプリキュア!」で青木れいか役に昇格しました。釘宮さんもそろそろ昇格するだろうと、ファンの間で新シリーズが始まる度に予想されていましたが、やはり予想の斜め上を行くドキプリ、まさかの追加戦士枠に釘宮さんを起用したことに驚きました。毎年恒例のキャラソンの情報が遅かったのは、釘宮さんの情報をギリギリまで隠しておくためだったのではないかという意見もあります。
謎が多すぎるキャラが多すぎる中、さらに謎が多いキャラとして登場した愛の切り札・キュアエースこと円亜久里ちゃんを、我がサイトは応援していきます。
もし仮に前者なら元は中高生、後者なら終盤以降はミューズ似のちびエースとして戦うかもしれないですね(戦闘能力はそのままで)。
亜久里の小学校生活や家族なども見てみたいです。来週はありす回ですが、四葉家は家族はもちろん学校生活も謎ですね(れいかの父についても最後まで謎のままでしたが)。
ところで、現在の時点でドキプリの世界は夏休みシーズンですよね?いつから夏休みに入ったんだろう。
とにかく小学生といえども小学生プリキュアがただ者じゃないことは確かです。侮るなかれ。
最後に、現在までのコメント返信がまだなので早めに返信お願いしますね。
プロデューサー交代と節目の年が一度に来るというWプレッシャー作品となったドキプリですが、07年に公開された「劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド・パール ディアルガVSパルキアVSダークライ」もアニメ新シリーズ&節目という点でWプレッシャー作品に該当しますね。
来年の作品ではゆりさんに続く高校生プリキュアに登場してもらいたいです。次はハートキャッチに似たメンバー構成かも。
亜久里がプリキュアの誓いのことを知っている・・・ということは、ひょっとして亜久里は王女様の妹なのでは?(いつ地球にやってきたのかも気になります)
ラスボスはキングジコチュー・・・ではなく、ピーちゃん/ノイズみたいに別の新キャラになると僕は予想していますが。
そういえば、まだプリキュアメンバーの苗字に使われていない漢字が山ほどありますね。
例えば色の漢字は「赤」、「白」、「紫」、「橙」、「藍」等がありますし、「西」や「冬」もまだ未使用です(「西」は隼人や和音の苗字に入っていましたが)。
アコちゃんも当初は色苗字(「白辺」)になるはずだったような。
プリキュア人物辞典にドキプリ25話までに出てきたゲストやら新レギュラー等を全員追加してほしいです。
あと、「音楽の集う美空市四ツ葉町」というサイトはご存知でしょうか。「おジャ魔女どれみ&プリキュアシリーズファンに贈るデータベース美術館。」と言っているそうで、ニチアサ系アニメのファンサイトです。シリーズの作品紹介はストーリーがばっちりわかって、TVで見たことがない、DVD欲しいけどお金が・・・という人でも楽しめますよ。
パープルセイント・ジュンさんも一度閲覧してみてくださいね。
最後に、返事は早めにレスしてほしいです。
人物辞典は今、整理しているところです。それとスマイル44話に登場した、みゆきちゃんの幼少期に田舎で会った3人の少女、名前はわかっていても誰が誰なのかがわかりませんでしたが、此度スマイルの設定資料集3巻が手に入り、コンプリートファンブックにすら掲載されてなかった、誰がどの子であるかの情報が判明したので、その整理も行っています。夏休み期間中に何とか出来るよう対処するつもりです。
22話から姿を見せていないジョーと王女様ですが、5人目のプリキュアであるエースのことも知らないというとは、再登場したときどんな反応するかが楽しみですが。
それと何度も言いますが、コメント返信は早めにお願いしますね。
プロデューサー交代の件については、まぁフレッシュで色々とそれまでと変わった要素等があったように、今回は追加戦士が既存のキャラではないという新要素があったわけですね。思わせぶりなレジーナちゃんを登場させておいての、予想の斜め上をいく展開の連続に驚きを隠せない、そんなドキドキがあるからこそ、「ドキドキ!プリキュア」ではないかと。
苗字の文字についても、メンバー内に一定法則があるのなら、使われるであろう文字、あるいは「円亜久里」のように容易に想像が出来ないもの等もあるわけです。今後どの文字が使われるかとかは、そのメンバー内での法則性によるでしょう。ちなみにアコちゃんの「調辺」が「白辺」になるハズという話は初耳ですが、どこから出たのでしょう?音楽ならばスイート組の名乗りにも入っている「調べ」から取られるのは自然な流れであると思いますよ。むしろエレンちゃんの「黒川」という苗字がどういう経緯でつけられたのかが謎ですが…。
それとあまり返事を急かさないで頂けますか?返せる時間とそうでない時間もあるので、そういう風に言われると、慌てて逆にどういう返事をすればいいのかわからなくなりますし。