虹色雑談

気ままにダラダラと書き綴るブログ

天下御免!シンケンジャー、参る!!

2009-02-01 23:15:01 | ヒーロー

 本日東京ドームシティのプリズムホールにて開催された、2月15日より放映開始のスーパー戦隊シリーズ第33作目「侍戦隊シンケンジャー」のプレミアム発表会に行って参りました。毎年戦隊交代の時期が近づくと行われるプレミアム発表会、昨年のゴーオンジャーは放送1ヶ月前の1月中旬という早い時期に開催されましたが、今年は例年同様、放送2週前である2月上旬付近(つまり昨日と今日)に開催されました。

 会場内にはゴーオンジャーの立ち人形、ボンパー、そしてギンジロー号が展示されており、昨年アバレンジャーからゲキレンジャーの戦隊人形がズラ~っと展示されていた光景に比べるとかなり淋しくなりました。バンダイの物販コーナーではシンケンジャーのソフビが先行販売されており、さらに近日発売のシンケンオーや秘伝ディスク、ショドウフォンなども展示されていました。

 さて、本日の目玉イベントであるプレミアム発表会ですが、昨年整理券が900番台の中盤だったのが今回は700番台序盤でした。しかし到着時既に800番台の人の入場が開始されていました。どうやら少し出遅れたようです。入場もかなり後ろになり、席も後ろの方になりましたが、何とかモニターが見える位置、そしてステージもそれなりに見える位置に座りました。そしていよいよスタート。開始早々、やはり外道衆の襲来です。敵出現→素顔の役者登場→変身→バトルという流れは毎年同じようです。出てきたのは外道衆の首領・血祭ドウコクと戦闘員に該当するアヤカシ・ナナシ連中、そしてアヤカシ(毎度登場する怪人)・カゲカムロが登場しました。外道衆はこの世とあの世の境目である三途の川より「隙間」と呼ばれるところを通って現世に現れ、人々を襲うようです。外道衆の暴虐を阻止するために颯爽と素顔のシンケンジャーが登場、侍のような名乗り上げが凄くよかったです(「シンケンレッド・志葉丈瑠!!」「同じくブルー・池波流ノ介!!」以下ピンク、グリーン、イエローと続き、「天下御免の侍戦隊!シンケンジャー!参る!!」というカンジです)。刀・シンケン丸を手にナナシ連中やカゲカムロをバッタバッタと斬り倒し、見事に打ち倒しました。ショートショー終了後はモニターに見所予告ムービーが流れました。ナレーションはダイレンジャーやハリケンジャーでもナレーションを務めた宮田浩徳氏です。シンケンジャーは遥か数百年も昔から外道衆を戦い、その首領であるドウコクを封印した後も受け継がれてきた、殿とそれに仕える4人の家臣で構成されるチームで、現代に外道衆が復活したことから代々シンケンジャーの「殿」の血筋である志葉家の現当主たる丈瑠を中心に4人の家臣が招集されるようです。すごいのは丈瑠を育ててきたジィこと日下部彦馬役に、何と名優・伊吹吾郎氏がいることです。伊吹氏は水戸黄門シリーズ(格さんを演じたこともあります)を始め、多くの東映作品に出演されている方です。こんな大御所がシンケンジャーを導く人なのだから、劇中のシンケンジャーのみならず、5人の役者の成長にも大きく貢献してくれそうで楽しみです。ムービー後はシンケンジャーメンバーの自己紹介、さらにはゴーオンジャーの役者たちも駆けつけ(大翔役の徳山さんが女性たちから凄い声援を受けていました)、昨年同様新戦隊への激励、そして旧戦隊への花束贈呈などが行われました。ゴーオンレッド・江角走輔は切り込み隊長型のリーダーでしたが、シンケンレッド・志葉丈瑠は殿として厳しい教育を受けてきたため、自分にも他人にも厳しいというボウケンレッド的印象のリーダーで、全くタイプの異なる新旧二大レッドのバトンタッチはなかなか感慨深いものがありました。
 そして最後は番組の顔とも言うべき主題歌ライブ。歌うはデカレンジャーのOPやボウケンジャーのエンディングも担当したサイキック・ラバーです。今回もまた「チャンチャンバラ チャンバラバラ!」とか「侍戦隊シンケンジャー あっぱれ!!」というという耳に残る歌詞が印象的で、例年に負けないこれまたソウルフルな歌になっています。主題歌CDの発売は去年のゴーオンジャー主題歌同様3月18日とやや遅め、完全生産限定の初回版には秘伝動画からくり箱がついてきます。秘伝動画からくり箱とは、箱を組み立てて円盤を回しながら窓から覗くと、円盤の絵が動いて見える動画遊びが出来る代物です。これはシンケンジャーの玩具展開で主力アイテムとなる秘伝ディスクシリーズと同じ原理です。また、この初回版は通常版より2曲多く収録されており(OP、EDの他に挿入歌が2曲)、かなりのお買い得品となっています。全国3万枚限定の代物なので、手に入れたい方は早めに予約しましょう。

 忍者はあっても侍そのものがモチーフになったのは初めての戦隊、そして時代劇を数多く送り出してきた東映にとってもこの上ないモチーフである侍戦隊シンケンジャー(そう言えば、頭の「XX戦隊」が漢字三文字になるのも1987年の「光戦隊マスクマン」以来ですな)。ショーでも見事だったそのチャンバラアクション、本編ではさらにすごい剣劇を見せてくれることを凄く楽しみにしています。現在放映中のゴーオンジャーは、いよいよ来週最終話、そしてその翌週からいよいよシンケンジャーがスタートです。まさに待ち遠しいの一言です。


コメントを投稿