虹色雑談

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映画レスキューフォース レポ

2009-01-14 01:20:43 | ヒーロー

 おっと、うっかり日付をまたいでしまいました(汗)。1月12日、昨年11月から上映されていた映画「Yes!プリキュア5 GoGo!お菓子の国のハッピーバースディ」が最終上映だったので、二度目の鑑賞に行きましたが、同日の午後、現在土曜朝8時に大人気放送中の「トミカヒーロー レスキューフォース」の映画「トミカヒーロー レスキューフォース THE MOVIE マッハトレインをレスキューせよ!」を見て来ました。実はその前日である1月11日にも映画館に足を運んだのですが、僕が行った時には既に満席状態だったためその日は諦め、12日に改めて出直して見に行きました。チケットは朝のうちにプリキュアの映画と同時に購入しましたが、早めに買っておいて正解でしたね。プリキュアを見終えてしばし時間をつぶした後、上映前に再び映画館に戻ってみると、何とレスキューフォースの席が前日に引き続き満席状態になっていたのです。館内に入るともう本当に満席状態!!レスキューフォースがここまで人気になるとは思いもよりませんでした。以下はネタバレを含めた感想レポになるので、まだ見に行ってない方は読まないことをお勧めします。

 まず最初に、同時上映である短編映画「爆走!トミカヒーローグランプリ」が始まりました。これはレスキューフォースのメンバーが各自の愛車を駆り、下町や山道、サーキット等様々なコースを激走する、レースムービーです。冒頭でそれぞれ自分のビークルのメンテ、チューンナップしているシーンが凄く印象的です。R1は総排気量、最大出力やトルクなど、あらゆる面で最高レベルのコアストライカーMAX、R2はシリンダー内混合気の圧縮比を上げることでスピードを強化したコアセイバー、R3はパワーを犠牲にしたかわりに安定性と排気量アップに重点を置いたコアサーチ、R4はコアストライカーMAXと同等のスペックを持たせつつ、加速性を強化したコアエイダーと、4人それぞれの愛車を異なるチューンナップでレースに挑みます。そして何と、隊長ことR5も、隊長のみに乗ることを許されたスーパーハイスペック車・コアストライカーキャプテンで参戦(コアストライカーキャプテンの車体は、コアストライカーMAXが改造される前のコアストライカーと同型ですが色は黒です)。途中ネオテーラのマシンもレースに乱入し、おまけ映画とは思えないほどの大迫力でした。この短編映画が終わると間髪入れずに本編「マッハトレインをレスキューせよ!」がスタート。

 物語は光たちが前期OPのアレンジミュージックに合わせてダンス練習をしているところから始まりますが、何とこのダンスの振り付けを担当したのは、R2こと陣雷響助役の野口征吾氏です。このダンスに、今回のヒロイン・ミユキ(演じるは舞島美有紀さん)が参加、ダンサーになる夢を持ちながらも、それに反対する両親に対して勇気を持てないという役柄ですが、彼女のこのパーソナリティがこの映画全体の縦糸となります。
 一方今回ネオテーラと手を組み、騒動を起こすのは悪の科学者ドクトルマドゥ。本名は機械工学の権威・真殿麻太郎博士で、今回のサブタイトルにも登場する、ヌーベルトーキョウ駅からアメリカ、ヨーロッパ、アジア等を通り、ヌーベルギンザ駅まで世界一周する夢の超特急・マッハトレインに恨みを抱く男です。元々は彼の開発したメタルトレインが採用されるハズが、最終的に採用されたのがマッハトレインだったための逆恨みです。マッハトレインは発車してしばらくすると、ドクトルマドゥの操るメタルトレインが先頭車輌にドッキング、恐怖の暴走特急へと変貌します。しかも列車の中にはレイ(R3)と寿里(R4)、そしてミユキも乗っており、乗客たちは大パニック。こういった乗り物などの災害で恐ろしいパニックを見事に描いています。ちなみにドクトルマドゥを演じているのは、南海キャンディーズの山ちゃんこと山里亮太氏です。TV版でもよゐこの濱口 優氏やますだおかだなどのお笑い芸人がゲスト出演したことがあり、そもそもネオテーラ3幹部の声も安田大サーカスの3人が演じているので、その流れで起用されたのでしょうが、とても初めての本格映画出演とは思えないほど、狂気の天才科学者ぶりを熱演してくれました。
 マッハトレインのレスキューに出場するレスキューフォース、しかし当然ネオテーラの妨害が入ります。R1とR2の大ピンチを救ったのは謎の男・刑部零次。彼はゼロファイヤーなるトレーラー型大型ビークルを呼び(コンテナ部はマイトガインのマイトカイザーのコンテナを連想させる形)、中型ビークルを発進させて障害物を除去、さらにコアストライカーファイヤーを呼び、それに搭載されているシステムを使いその場でR0なるレスキュー戦士に着装します。通常基地(レスキューフェニックス)内でしか着装出来ないレスキューフォースですが、R0はコアストライカーファイヤーを使うことで、外でも着装が出来る特殊仕様のようです。ちなみにこの刑部零次の正体はラストで判明しますが、演じたのは何と仮面ライダー1号こと本郷 猛を演じた藤岡 弘、氏です!!素顔のアクションもいまだに衰えを見せず、元祖ヒーローここにありという貫禄を見せてくれました。R0から新ツール・レスキューザンバーを受け取り、マッハトレインの救助に向かうR1たち。そこからのレスキューシーンは口では言い表し切れないほどの超ド迫力の連続です!!そして最近TVでも登場したばかりの空飛ぶ新ビークル・レスキューダイバーもこの映画で出場と、とにかく見所満載、迫力最高と、近年の特撮ヒーロー映画の中でもトップクラスの出来だったと思います。なお、ラストシーンでドクトルマドゥを逮捕するため出てきた警察の中に、何と「魔弾戦記リュウケンドー」の鳴神剣二を演じた山口翔悟氏と不動銃四郎を演じた源氏がいます。さらに二人の後ろを自転車で通りかかった一般人は白波鋼一を演じた黒田耕平氏!!最後の最後で夢のコラボです。

 以上駆け足かつかなり端折りつつレポしましたが、この映画、マジで凄いの一言です。二日連続で満席になる理由もわかる気がします。見ている子供たちもド迫力のレスキューシーンに釘付けだったようです。まだ見ていない方は公開終了日も近いので、大急ぎで見に行くことをオススメします。

 先にも述べたように、レスキューフォースがここまで人気になるとは思ってもみませんでした。トミカという長年のブランドの力、そして松竹がリュウケンドーで培った特撮のノウハウ、そして近年進歩を続けるCG技術など、様々な好要素が重なり、ここまでの人気を得たのでしょう。そして今年4月からは、トミカヒーロー2(仮)が放送開始されます。なんとシリーズ化です。ウワサだと次回作は警察がモチーフとのことですが、今からワクワクが止まりませんね。


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