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超ビギナー夫婦が小径車に乗り、わずか数年でポタリストとなった(と思われる)奇跡の記録。

トラブル発生!?(FRETTA-T)

2005年11月15日 | トラブル
鴨川沿いを走っていた時の話。
FRETTAの前輪側からカラカラという音がする。
そういえば軽く転倒したし、普通ミニベロでは走らないであろう砂利道を走った。
この異音は気のせいだ、気のせいに違いない、気のせいであってくれ・・・

「何か、カラカラ聞こえるで~」
後ろを走るオットにも聞こえていたらしい・・・気のせいではありませんでした。

点検したところ、タイヤやスポーク、ブレーキの辺りにも特に異常は見当たらず、
走行そのものには支障はなさそうだったので、様子を見ながら家まで帰ることに。

現象は以下のとおり。
  ・舗装が悪い道や舗装がされていない道を走行するとカラカラと音がする
  ・凹凸が少ない舗装された道だと音はしない
  ・ブレーキの効きは良好

FRETTAをサイクルショップカンザキ吹田店へ持っていくぽたQ夫婦。
店員さんはいつものように入り口付近で黙々と自転車の組み立て中。
現象を説明したところ、テキパキと確認作業に入ります。

まずはネジの緩みや車体の軋みをチェック⇒異常なし
次に自転車に乗って現象の再現にチャレンジ⇒再現できず

BD-1の作りは繊細で、音が出やすい構造とのこと。
前部分だとハンドルの折りたたみ部分が特に出やすいのでオイルを塗布して
もらいましたが、原因はそこではなさそうです。

ネジの微調整やバランスの確認、試乗を繰り返し、20分近く経った頃。
「その音は段差を乗り越えるときにしませんか?」
  ---そうですね、段差を乗り越えるときもすると思います。
「結構大きな音ですか?」
  ---うーん、後ろを走るオットに聞こえた位なので大きいかもしれません。
「旦那さん(BD-1Z)からはしませんよね。」
  ---ええ、オットのは静かです。
「うーん、きっとコンポのせいですね。」
  ---え?コンポ!?

FRETTA-T2005モデルはSHIMANO ALTUSというコンポを搭載しています。
ちなみにBD-1Z2005モデルはSHIMANO ACEREです。
このSHIMANO ALTUS、段差のある道を走行すると前輪ブレーキからカラカラと音がする特性が
あるらしいのです。
ちなみにSHIMANO CAPREOでも同じ現象が起きるとか。

「音が気になる人は違うものに乗せかえますけど、走行に支障はありません。大丈夫ですよ。」

支障がないということでひと安心です。
しかし、粘り強く自転車と向き合う店員さんの姿勢には感服しました。
そんな店員さんのいるお店で購入できて良かったです。

これがもし自動車だったらリコールになると思いますが、自転車なら特性で済んじゃうんですね。
初心者にはちょっと信じがたい一幕でした。
(ツマ)