ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

たけのこに ふるさとの土 残りけり

2007年04月13日 | Weblog
寒暖の繰り返しで、身体がどうにかなりそうでしたが、ようやく「春」満開の
季節を迎えました。
義母が、普通のおばあちゃんになって早や3週間、やっと元の元気なおばあちゃんに、戻ってきました。
昨日は、気分転換に3人で桑名の「七里の渡し」までドライブにでかけました。

いつのまにか桜は、花びらを散らし、はやくも葉桜にかわりつつあります。
そうそう、今は、「花」といえば「桜」ですが、昔は花というと「梅」だったようですね。
和裁一筋でどこにも出かけなかった義母は、「七里の渡し」は勿論、初めてで、
結構旅行気分で、喜んでいるようでした。

柿安本店の駐車場に車を止め、3人でぶらぶらと散策、でも渡し場まで行くまでに
義母は、もう疲れ始め、つれあいが車を取りに行ってくれて、一安心、色々と
不安材料もふえてきました。

「おばあちゃん!これから、心がけ一つで、楽しく過ごせるのです。
「がんばるぞー!」っていう意気込みだけはなくさないでね。」
そんな応援を心の中で、自分は叫んでいました。

今朝は、つれあいがはじめた小さな畑に出て、雑草取りを手伝ってくれました。
昔、農家でしたから、さすが手際もよく、太陽の下で少し汗もかき、これはまた楽しかったようです。

おばあちゃんのお部屋に、これもつれあいが、明るい電気を設置して、お裁縫のコーナーも作ってあげ、これもとっても、満足していました。

そんなこんなで3週間たって、とまどいながら、3人の新たな生活のスタートです。何とか楽しくやっています。

何より大切なこと、それは常に自分はつれあいのことを思い、連れ合いも私の方
を見ていてくれれば、何とかがんばれます。
何でもないことだけど、これが一番わすれがちなのです。


3 コメント

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こんにちは。 (ことこ)
2007-04-13 15:46:13
太陽の下、草むしりをしている義母さんは、とても生き生きしていらっしゃったような気がします。

私は定年を迎えたら「私の好きなことを思う存分しよう!夫のことはあまり気にせずに。1日1回くらい一緒に食事ができればいいかな」なんて思っていたので、ぽっぽさんの‘お互いのことを見て、お互いを思いやる’という思いに、ハッとさせられました。
もう少し年をとったら、私もそう思うのかな。
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正解です (ぽっぽ)
2007-04-13 23:45:15
ことこさん、本当に年のせいですよ。
つれあいのこと、本当にいやになれば、正直、義母だって
好きになれないと思います。
「思いやる」って気持ちの中には、「私だけに何もかも
押し付けないでね、二人でやっていこうね」って思いが
いっぱいつまっています。
でももし二人きりの生活だったら、私もことこさんと同じ気持ち
でいるかもしれません。
それだけ、お幸せなんですよ。
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 (satoshi-k)
2007-04-13 23:57:18
もうちょっと年を重ねたら、やろうとしてることがありますが、カミサンに言わせると「勝手にやって」ということらしいです。80歳を迎えた母は、カミサン以上に元気なのですが、いつ何時非常事態になるかわかりません。そのとき、どう振舞ってよいのか・・カミサンと母の間でうろたえる自分が見えるようです。
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