ぽっぽ

日々の俳句を綴っていきます、ぽっぽのページです。

まな板に刻む蓬のいろ残し

2015年03月14日 | Weblog
先日、朝の便で瑞々しい土筆が届いた。
東京にいるころ、まだ小さい孫たちから「春の便りをとどけます」と娘Sのメッセージを添えて雑草も混じる土筆を送ってくれて、つれあいと手を灰汁で真っ黒に染め乍ら、袴取りをして、楽しんで味わったものだが、孫も大きくなり、自分も花粉症で辛くたべられなくなっていた。

この量は時間も大変だったろうと電話したら、「パパも一緒に採ったのよ」とのこと、うれしいなあ。
そしてSも、少し自宅用に採って煮てみたといっている。こんな箸休めが好きになったのかと笑えた。
今回は、「茅乃舎のだし」とお酒、シュガレデイのお醤油でにてみたら、それは美味しく出来上がりつれあいも大喜びである。
やはり季節を食すのは最高の贅沢である。