まだ20代のころ、車で10分足らずのお客さんのところへ納品をするために行った
そこは車が2台すれ違えるかどうかくらいの幅の道で、もうすでに一方通行になったところにあった
ちょうど着いた時にそのお客の2,3軒手前の家で葬儀があってしかもちょうど出棺の時に重なったようだ
道路いっぱいに人が溢れ、と言って一台の車を通すことくらいはできるそんな密度
いつもはそのお客の家の前、道路の右側にちょっとだけ車を停めて品物を降ろす
その日はそれが無理だったので少し先のところで停車して荷物を降ろした
そこは兄弟3人で仕事をしてて、長男が社長、次男が工場長、三男がただの工員だが、その家の跡取り
そんな同業者だった
その他に使ってる人は一人か二人なのだがその割には結構でかい仕事をしていた
うちもそこから月に50万から100万を超えるくらいの仕事を毎月もらっていたわけだ
実は恩あるお客様である
社長は親父より5歳若い その下の弟たちはそれなりに下で詳しく知らない
社長もお茶に誘ってくれるけど、たまには工場長が誘ってくれることもあった
最近は納品くらいで喫茶店にいくことはあまりないけど、当時はしっかり仕事してしっかり休んでいた
そういうお客でその状況、うっわと思いながら段ボールを持って工場の中に入った
その瞬間次男の工場長が怒鳴った
「こんな時に来るやつがあるか、バカ!」と
普段は結構優しくあれこれ教えてくれてた人の言葉で、正直固まってしまった
例えば前日に行ったときに 明日は葬式があるから時間ずらせて来いよ とか言われてたんならいざ知らず
何にも予備知識のない状態で行って、どう考えても他人に迷惑を掛けてはいないはず
工場長自身も普通に仕事着だし、なんで怒られるのか意味わからん状態
別に泣きはしないけど(笑)不信感に囚われたままその場を後にした
帰ってからも納得できずに、それからしばらくの間工場長が嫌いになった
この人は40代くらいで亡くなってしまった
別に僕の怨念のせいじゃないよ
最近あんまり後を引くストレスがないなぁ と思ったら思い出した
僕の仕事ストレスはそんな程度だ
まだ少しないわけじゃないが、苦労が多い人ほど充実した老後を送ってるわけでもないんだろうな
申し訳ないような気になる
まぁ細かい嫌なことはすぐ忘れる質なんだろうね
これはありがたいことだ
そこは車が2台すれ違えるかどうかくらいの幅の道で、もうすでに一方通行になったところにあった
ちょうど着いた時にそのお客の2,3軒手前の家で葬儀があってしかもちょうど出棺の時に重なったようだ
道路いっぱいに人が溢れ、と言って一台の車を通すことくらいはできるそんな密度
いつもはそのお客の家の前、道路の右側にちょっとだけ車を停めて品物を降ろす
その日はそれが無理だったので少し先のところで停車して荷物を降ろした
そこは兄弟3人で仕事をしてて、長男が社長、次男が工場長、三男がただの工員だが、その家の跡取り
そんな同業者だった
その他に使ってる人は一人か二人なのだがその割には結構でかい仕事をしていた
うちもそこから月に50万から100万を超えるくらいの仕事を毎月もらっていたわけだ
実は恩あるお客様である
社長は親父より5歳若い その下の弟たちはそれなりに下で詳しく知らない
社長もお茶に誘ってくれるけど、たまには工場長が誘ってくれることもあった
最近は納品くらいで喫茶店にいくことはあまりないけど、当時はしっかり仕事してしっかり休んでいた
そういうお客でその状況、うっわと思いながら段ボールを持って工場の中に入った
その瞬間次男の工場長が怒鳴った
「こんな時に来るやつがあるか、バカ!」と
普段は結構優しくあれこれ教えてくれてた人の言葉で、正直固まってしまった
例えば前日に行ったときに 明日は葬式があるから時間ずらせて来いよ とか言われてたんならいざ知らず
何にも予備知識のない状態で行って、どう考えても他人に迷惑を掛けてはいないはず
工場長自身も普通に仕事着だし、なんで怒られるのか意味わからん状態
別に泣きはしないけど(笑)不信感に囚われたままその場を後にした
帰ってからも納得できずに、それからしばらくの間工場長が嫌いになった
この人は40代くらいで亡くなってしまった
別に僕の怨念のせいじゃないよ
最近あんまり後を引くストレスがないなぁ と思ったら思い出した
僕の仕事ストレスはそんな程度だ
まだ少しないわけじゃないが、苦労が多い人ほど充実した老後を送ってるわけでもないんだろうな
申し訳ないような気になる
まぁ細かい嫌なことはすぐ忘れる質なんだろうね
これはありがたいことだ
>「こんな時に来るやつがあるか、バカ!」と
普段は結構優しくあれこれ教えてくれてた人の言葉で、正直固まってしまった
なんででしょうね?
考えられるのはご近所さんの方がお葬式の出棺時でお見送りをしようとされているのに、自分の家は仕事をしている、それがご近所の手前気まずかったのでは?
よく分かりません?
どちらにしても、かっつんは悪くないと思います。
理不尽なことで怒られる、これはありますね。(苦笑)
かっつんとしては、忘れられない苦い思い出かもしれませんが。
ってか、私の20代の頃だったらお伺いをたてたと思う。
「材料を持って来たんですが、どうしましょ?」
近所で葬儀が行われているのに仕事をするのは申し訳ないって気持ちもあるでしょうから「出棺が済むまで待ってて」とか指示してくれたはずです。
昨年、会社の斜め前のお宅で自宅葬が行われた時も通夜には行きましたが、普通に仕事をしてたので出棺の時だけは会社の前で作業着のまま見送りだけさせてもらいましたよ。
真相はどうなんでしょうね
時間は多分13:00頃だったと思います
仕事してても気まずくはないはずですが、そうだったんでしょうか
なんかこの時だけ工場長がおかしくなってしまったように感じてました
世間では日常茶飯事かもしれませんね
実際に出棺してたらそれは僕も一拍置きます(笑)
しゃちくんの言う「どうしましょう?」と顔を見せた瞬間に怒鳴られた感じです
僕の手には小さな箱一つでしたから
会社前でみおくるってそういう機会は減りましたね
今はほとんど葬儀会館での儀式になりました
時代は変わりましたねぇ