木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

新しい波

2020-12-06 01:06:10 | 仕事
https://www.mercari.com/jp/u/601175598/

10月に一度木製鏡餅の報告をしましたが、ネット販売してる富田木工所さんに木(餅)の部分だけ納品したのが順調に販売されて
今シーズンの出荷数は450個くらいになるんではないでしょうか。
あと100個くらい未納ですが
ここは楽天の他にYahooやAmazonでも販売しているそうでお客さんに待っていただいてるようです。
その集客力は凄いですね。
ここだけの話ですが、サイトによって販売価格が違うようです。
お客さんにとっては楽天でのお買い物が一番お値打ちのようです。
この鏡餅に関してだけの話ですが。
実は僕の工賃に対して販売価格はそれほど高くはありません。
僕が作った餅部分にこのお店では橙やその他敷台や裏白、四方紅紙? そんなものが付いた5点セット
10日までに100セットほど作る約束をしていましたが金曜日に70セットほどできてると言いましたら早速取りに来てくれました。
「実は2つの業者さんからうちでも売らせてくれませんか?という依頼はありましたが、供給不足でお断りしました。
 ただ今年はダメですが来年からはできるかもしれません。と返事しときましたがやれそうですか?」
などとありがたいお話。
このお店は元々神具関係であるから最初にリンクした僕のメルカリのところに出てるお札立てや雛人形も扱わせていただければ売る自信はあります。
と言ってくれてます。
倒れずにやってくださいね と言われたのですが、なるほど販売業者から見たら僕の身体の状態が心配なんだと改めて感じました。
66歳だもんなぁ・・・(笑)

ここの若旦那は入婿。
社長の長女の旦那さんで彼が斜陽だった会社を完全に立ち直らせました。 ネットを使ってです。
で、この会社の社員であるまま、今度は自分独自のやり方で別の通販会社を始めたいと
こうやって職人さんのところを回っていると引退したと言いながらその家にはまだ機械があって仕事をしようと思えばやれる人が何人かいる。
その人たちの力を結集すればまだまだ様々な製品ができる。
それをプロデュースしたい
それで工賃もできるだけ高く、職人さん達の言い値でやりたい と言ってました。
まだまだ世の中捨てたもんじゃない
立派な若者がいるものです。
コメント (6)
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