木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ガットギター

2017-10-19 23:33:32 | 音楽
長い間付き合ってくれてたギターとお別れしました


思えば中学2年の時、
なぜかギターが欲しくなって父親に告げたら
暫くして
「ついてこい」
車に乗せられて同じ学区でも100m道路の向こうのある木工所らしきところに
何やらそこの大将と話してた親父
話しは通じていたのだろうか
大将が片手でそのギターのネックを掴んで僕に手渡した
「2500円でいいわ」 と言われた言葉は今も憶えている
一番初めにビリーバンバンの「恋の花うらない」を練習したっけなぁ

大人になって50000円のフォークギターを手に入れるまで一番の友達だった


そのまま燃えるゴミ? いや金属部分があるから燃えないゴミ?
大きすぎるから半分にして・・
ちょっとウルっと来たよ
仕事場でフレットの間をめがけて丸鋸の刃を入れたら火花が散った
そうだ真ん中に金属の棒が入ってたんだ
棹の部分は不燃ゴミ ボディは焼却炉で燃やした

でも僕だからそういう思いを込めて処分できたんだと思う
もし僕の遺品だったら誰にも見向きもされなかっただろうから

ありがとう


コメント (6)
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