中学生棋士藤井聡太君4段がプロデビューをした
史上最年少14歳二か月
その彼が最年長プロ加藤一二三九段とプロ初対戦をした
朝の眠たい7時のニュースが終わった半ころから先日放送されたドキュメンタリーの再放送を見た
その中で彼はおやっと思わせる一手2五歩を打った
ここで何故そんな手を打つのか
インターネットでその対戦を見ていた羽生名人も首をかしげて「なぜ、ここでそういう手を打ったのか後で聞いてみたい」と言った
ともかく無駄じゃないかと思われるその一手のせいで加藤九段の猛攻が始まった
一つのミスで形勢は逆転する
散々攻められ続けた後の一手が緩んだ時に聡太君はあの無駄だと思われた「歩」の先に「桂馬」を打った
そこから彼の反撃が始まる
そしてそのまま最年少棋士は最年長棋士を破る
その2五歩は60手先に有効になる一手だったという
14歳が60手先を読んで行動を起こす
そしてその行動によって勝利を掴む
果たして本当にそこまで読んでの一手だったのか
本当のところはわからない
僕は38歳の時に決断をして40歳の時に木工所をやってるところを壊してマンションにした
そして車で15分ほど離れたところに作業場を借りて仕事もしながらマンション経営を続けた
本当のところはそんな決断というほどの強い意志をもって始めたわけじゃない
最初は木工所を壊して二世帯住宅と木工所の三階建てを目論んでいた
で工事中に一時的に作業場を借りれないかと今の貸工場を尋ねたら
「ずっと借りてくれるならいいけど・・・」
知り合いの廃業を決めた同業者の言葉だった
そこで実は二本立てだった二世帯住宅とマンション経営のうち後者への決断となったわけだ
逆転だった
最初は何のためにマンション経営などと言うめんどくさいことを始めちゃったんだろうの後悔も多かった
バブルの終わりだったから礼金3か月もらえた最初の募集から礼金なしが普通になり
家賃も金利と同じように毎年下がり続けた
近所の知り合いが建てた7階建てのマンションを手放すという話が聞こえてくる
それでも家賃の下がり方より金利の下がり方が優った
保険会社で借入した金利は2年も経つと1%以上の下がり方を見せた
その1%は月々の返済にすると20万ほどの差になった
家賃が下がれば金利が下がる うまく出来ているものだと思った
結局下がりに下がって返済金は最初に比べると45%も下がったことになる
今からでも頑張ればもう少し下がる可能性もある
38歳の一手がこんな転がり方をするなんて夢にも思わなかった
木工所経営だけの方がどんなに楽なことか と思っていたけれど
今になってみればその自らの決断に感謝せざるを得ない
木工所だけのこれからでは自信がない
自分の体験を振り返ってみるとやはり聡太君の60手先を見た決断には疑問符が付く
それでも彼は確信をもってそうしたのか
そこが僕のような凡人との差かもしれない
僕の幻の孫と同名の聡太君のこれからに期待したい
史上最年少14歳二か月
その彼が最年長プロ加藤一二三九段とプロ初対戦をした
朝の眠たい7時のニュースが終わった半ころから先日放送されたドキュメンタリーの再放送を見た
その中で彼はおやっと思わせる一手2五歩を打った
ここで何故そんな手を打つのか
インターネットでその対戦を見ていた羽生名人も首をかしげて「なぜ、ここでそういう手を打ったのか後で聞いてみたい」と言った
ともかく無駄じゃないかと思われるその一手のせいで加藤九段の猛攻が始まった
一つのミスで形勢は逆転する
散々攻められ続けた後の一手が緩んだ時に聡太君はあの無駄だと思われた「歩」の先に「桂馬」を打った
そこから彼の反撃が始まる
そしてそのまま最年少棋士は最年長棋士を破る
その2五歩は60手先に有効になる一手だったという
14歳が60手先を読んで行動を起こす
そしてその行動によって勝利を掴む
果たして本当にそこまで読んでの一手だったのか
本当のところはわからない
僕は38歳の時に決断をして40歳の時に木工所をやってるところを壊してマンションにした
そして車で15分ほど離れたところに作業場を借りて仕事もしながらマンション経営を続けた
本当のところはそんな決断というほどの強い意志をもって始めたわけじゃない
最初は木工所を壊して二世帯住宅と木工所の三階建てを目論んでいた
で工事中に一時的に作業場を借りれないかと今の貸工場を尋ねたら
「ずっと借りてくれるならいいけど・・・」
知り合いの廃業を決めた同業者の言葉だった
そこで実は二本立てだった二世帯住宅とマンション経営のうち後者への決断となったわけだ
逆転だった
最初は何のためにマンション経営などと言うめんどくさいことを始めちゃったんだろうの後悔も多かった
バブルの終わりだったから礼金3か月もらえた最初の募集から礼金なしが普通になり
家賃も金利と同じように毎年下がり続けた
近所の知り合いが建てた7階建てのマンションを手放すという話が聞こえてくる
それでも家賃の下がり方より金利の下がり方が優った
保険会社で借入した金利は2年も経つと1%以上の下がり方を見せた
その1%は月々の返済にすると20万ほどの差になった
家賃が下がれば金利が下がる うまく出来ているものだと思った
結局下がりに下がって返済金は最初に比べると45%も下がったことになる
今からでも頑張ればもう少し下がる可能性もある
38歳の一手がこんな転がり方をするなんて夢にも思わなかった
木工所経営だけの方がどんなに楽なことか と思っていたけれど
今になってみればその自らの決断に感謝せざるを得ない
木工所だけのこれからでは自信がない
自分の体験を振り返ってみるとやはり聡太君の60手先を見た決断には疑問符が付く
それでも彼は確信をもってそうしたのか
そこが僕のような凡人との差かもしれない
僕の幻の孫と同名の聡太君のこれからに期待したい