木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

ネットの力、はたして暴力?

2017-01-27 23:46:23 | ネット
一昨日、いつもなら立ってやる仕事なのだが立ってるのがつらいので
仕事場にあった高さ調節の出来る椅子を一番高くしてその上に座布団二つ折りにして
どうにかいつもの位置に刃物台を置いて太鼓の締めバチを削っていた
14時過ぎ誰か訪問者
逆光の入り口には見慣れぬシルエットがあった
頭を下げて「お仕事中済みません」


僕の記事の中には衰えぬアクスセスがあるのが一つある
いつも最新の記事が一番だが二番か三番に位置しているのはこれ
二年半ほど前に書いたものだが昨年の7月に加筆している
それはこの記事を読んで当の会社の取締役の方がお詫びに来てくれたからだ

実は記事を書いた時は被害者にまではならなかったけれど騙されそうになった
その営業方法に憤りを感じて、敢えてタイトルに会社名を入れた
検索の下の方にでも入ったら僕と同じ思いというか、後悔する人を少しでも少なくできるかもしれないと思ったから
本当にそう思った
どうも僕の意が通ったようで会社の名前を入れると最初のページでヒットするようになった
それだけじゃなくてそれをみて乗り気だった人が辞める事案もあったようだ
昨年訪問を受けたのはそういう理由だったと思う

いつも皆さんからいただくコメントは削除して順番に他の人のも削除しようとしたのだが
読み直すと実際にこの会社に接した人の言葉で果たしてそれは正しい行為なのかどうかわからなくなってしまった
訪問してくれた人は物腰も丁寧で誠実そうな人でした
今はそういう詐欺まがいの営業はしておりません
という言葉でしたがコメントはそれとは違うものばかりが入ってきます
それはある意味当たり前のことで僕の記事に添った経験の人しか書き込む気持ちにならないからでしょう

シルエットの主はその取締役さんでした 二回目の訪問でした
さて昨年の訪問はお詫びという意味だったようですが、お詫びの品を受け取らなかった僕に対して
次に言いたいことを想像しながら事務所に案内しました
今回も誠実に今まであったことなどの他にこの件とは別の僕の記事の印象に残ったものなどの話をしてくれました
今日私がお話しすることはすべて記事にしてもらっても構いません といいながらひとつだけ秘密のお話もしてくれました それは多分僕を信頼してくださったからに違いありません
セールスの方が何人みえるだとか 月に何台売れるのだとか 僕の聞きたかったことに答えてくださいました
あまり人には言いたくないことだと思います
そういう人の邪魔をしてるんだなぁ と一瞬思いました

さて最後に聞きました
今日ご来訪の意味は? と
「出来ればでいいのですが、わが社の名前の一文字だけ○にしていただけませんか?」
ということは新しい検索には掛からないという事で検索者にとっては削除と同じ意味です
その言葉はより一層この記事の影響を改めて感じずにはおれなかったわけです

考えさせてください と僕は言いました
社長さん(ではなくただの個人事業主)には無駄な言葉かもしれませんが何かお力になれることがあれば考えさせてください と彼は言いました


お見送りをして仕事に就いたらスマホが鳴った
また新しいコメントが入った
かっつんさんのおかげで助かりました ありがとうございます  

さてさて僕はどうしたらいいんでしょうか







コメント (4)
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