木工挽物という仕事

基本的には時代遅れの仕事
正反対の位置にいるブログから発信してみます
でもブログも先端じゃなくなりましたね

☆ 二人のアカボシ   

2011-05-06 22:15:18 | Weblog

夜の郊外をドライブしよう

街路灯が描くカーブに身を任せて

夜中を超えた産業道路は僕ら以外に誰もいない


助手席のきみの指を僕の指で包んで唇に運ぶ

きみが微笑んでいるのかその顔をこわばらせているのか 僕にはわからない


もう一つアクセルを踏み込むときみは小さく声を上げた

後戻りはできない、しない

滑るように朝に向かう二人の車は光になる



助手席の, きみの髪が 僕の肩に重なった





【キンモクセイ】 ☆ 二人のアカボシ  
コメント (8)
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