スウェーデン生活+その後

2010-2013年スウェーデンに在住し帰国。雑記、鳥・植物の写真
*海外情報はその当時のもの。
*禁無断転載

勉強法と英語と

2013-01-23 23:29:54 | 語学のこと
職場に一人新しく来た中国人がいるのだが、その子の話す英語がちょっと聞き取りが難しいのである。同僚のスウェーデン人の言を借りれば「彼女は時々とんでもなく難しい英単語を知っている。しかしその一方でごく単純な会話でも理解していない時がある。あれはどうしてなんだろう?」。これは自分自身にも覚えのある事なので即答できた。
「恐らくだけど、彼女は筆記から英語を覚えていたんじゃないかと思うんだよ。そうなるとちょうど知識が「欠けたナイフ」の様に突然切れる部分が出てきたり、その反面全然知らない部分が出てきたりするんだよ。多分重要な部分は紙に書いてコミュニケーションすると、上手く行くんじゃないかな」
しかし、こればかりは不思議なものだが、自分の場合は段々「こちらの意思を相手に伝えられる確率」は確実に上がって行っているのである。それは自分の英語が素晴らしくなっている訳では決してなく(喋りながら自分が文法的ミスを犯している事をはっきり気付いたりする)、何となく慣れたと言うか、喋っているうちに相手の喋る英語に「何となく似せた様な」英文が口をついて出て来るようになったのだと思う。あと会話の相手方が自分の滅茶苦茶英語に慣れて来たというのもあるかも知れない。
英語教育@中国
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子供は学ぶ

2013-01-23 22:44:19 | 語学のこと
中国人の同僚から聞いた話。その人の子供の同級生はインターナショナルスクールに通い、ほぼ完全に英語のみで授業を受けているそうだ。家でもその子が喋るのは英語ばかり、スウェーデン語は家では一言たりとも発せず、親もこの子は全くスウェーデン語を喋りも理解も出来ないと思っていたそうだ。
ある日学校で催し物があり、そこで子供達が親達と共同で小さな模擬店を出す事になった。その子も参加して道行く人に呼び込みを行う事になった。そして何とスウェーデン人の通行人に対し、その子はスウェーデン語で売り込みを始めたのである。親は仰天。何時のまにかクラスメート等からスウェーデン語を学びとっていたのである。子供の吸収は早い。
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