ストックホルムアパート入居待ち年数

再三問題になりつつも依然として全く解決の兆しの見えない問題。スウェーデンの住宅事情である。再びThe localより。
http://www.thelocal.se/45596/20130114/
ストックホルムでアパートを借りる時、待つ年数が平均で8.5年であるという話である。ちなみにストックホルム郊外の町に行くとその待ち時間が6年程度まで「短縮」されるのだそうである。素晴らしい短縮ぶりで誠に有難い事である。しかも統計によれば入居待ちをしている人は年々ますます増えている(対2006年で倍増)そうで、一刻も早い解決が望まれる。筆者はスウェーデン渡航前に1990年頃に書かれた本に「スウェーデンの住宅事情は非常に悪い」と書かれているのを見たのであるが、こうなるともう20年以上この問題は何一つ解決していないという事になる。一体どうなっているのであろうか？
アパート40年待ち？
アパート詐欺の話

ヘルシンボリ多重衝突事故

朝から凄まじい大雪である。気温もここのところ零下10℃を突破する日もあり、まだまだスウェーデンの冬は続く。写真は本日夜の光景。大分雪が降り積もった。
そんな中、南部のヘルシンボリ(Helsingborg)で発生した事故。スウェーデン英語誌、The localより。
http://www.thelocal.se/45626/20130115/
滑りやすい道路と更に霧が出ていたのも災いしたらしい。橋の上で多重玉突き事故が発生したのである。事故に巻き込まれた総台数、何と100台。恐るべき台数である。「過去30年間で最も酷い事故」と記事。元々ヘルシンボリは対岸わずか4kmのところがデンマークという土地柄で、トラックなどの交通量が多い場所らしい。しかし100台である。日本で玉突き事故と言えば多くても大体10台から20台程度であろう。
Wikipedia「ヘルシンボリ」
しかしスウェーデン、雪とくれば交通が乱れるのが年中行事である。スウェーデン国鉄(SJ)も遅延と運休のオンパレードであった様で。どうにかならないものか。