鍋

とまあ、ブログを書きつつぼんやり料理してたら、鍋を焦がしてしまった。しまった。実は知人からの借り物の鍋なのだ。まずい。爪とブラシでこすって、懸命に洗ったら、1時間半後の現在、ほとんど元と見分けのつかないレベルまで回復できた。にしてもスウェーデンの鍋は頑丈である。同じことを日本でやったことがあるのだが、最後は鍋底がひっかき傷だらけになったのを覚えているからだ。変なところで感心してしまった。
力をだいぶ使った。タイプを打ちつつ手がわなわな震えている。夕食は焦がしてしまったし、何を食ったものか。

go, go, India!

夜11時過ぎの帰り道。酒に酔ったと思しき4人組の男女が道で騒いでいた。お世辞にもこぎれいとは言い難いいでたちである。歩いていて自分が近くを通りかかると、そのうち一人がこっちを向いて、歌の様に節回しをつけながら「go、go、india! go、go、India!」と叫んできた。少し急いでその場から離れたが、見ると離れた場所で、奇妙な格好のダンスを踊りつつ「go、go、India!」をみんなで繰り返している。
何の意味だろう？「インド人よ、進め、進め」と訳せば良いのだろうか。この辺の流行歌なのだろうか？あるいは。。考えたくないが、人種差別的な意味を含んでいるのだろうか。どちらだとしても気分は良くない。

夜11時

仕事で遅くなった。帰ったのは夜11時。今から夕食である。
スウェーデン人は時間以内以外は働かない、休みはきっちり取る！と日本ではまことしやかに言い伝えられているが、僕と一緒に帰った人もいた(ただし一回夕食を取りに外出していたが)。毎日、片道1時間以上の遠距離通勤をする人もいるし、休日出勤をする人もいる。日本での話などあてにならぬものである。
帰り、夜の11時でも空はわずかに青みを帯びていて、下にある雲の形がはっきり浮き出して見えた。日本でいえば午後6時半か7時くらいの空に当たるだろうか。