久しぶりに野球を見た！（ただし５回裏以後）

ふむ・・・

ロッテ５－８巨人

今日もダメダメではありましたが，後半は随分持ち直しましたね。

まずはスタメンで脱力し，ラミレスの２本目で（敵ながらあのパフォーマンスは秀逸だ。見習うんだ運河様！），こりゃ今日は１５－０くらいか？と思いましたが，なんだかんだと粘りました。特に南君。肩だけかと思っていたら，いつの間にか立派な男になってたんやね・・・。

サブローなき今，テレンコ外野陣を救う救世主，とまではいかないまでも，少し我がチームに落ち着きをもたらしてくれればと思います。

しかし，やっぱりいろいろ言っても西岡，今江やな・・・。この２人がきちんと１日１回でも仕事をすれば，十分試合をする形になることが分かりました。

そして，ようやく中継陣がいい働きを。

まずは
根本２三振＆無四球！
いつもの思い切りのいい姿勢が今日はいい形で出ました。風貌といい，藤田を継ぐのは実はこの男？

伊藤１四球だけど，２三振！
２軍に落ちた成果か，マウンド捌きが別人のように落ち着いていました。そして，懸案のシュートが，完璧とは言わないまでも，これはぶつけないだろうという程度にいいところで使えていました。おかげでそれまで踏み込んできていた巨人打線も腰が引けること引けること。
調子に乗って金澤君もようやく内角や高目を使うわと，久々に投手陣にいいリズムをもたらしていました。

ブライアン（１点は取られたけど），内野ゴロの山！
しょっぱなにヒットこそ打たれたものの，その後は，出るバッター出るバッター見事に内野ゴロの山。何度ゲッツー！と思ったことか！（実際は野選があったり，もたもた送球があったりでなぜか１失点）
まさにランナーがいる状況でのこういう投球を待ち望んでいたわけです。

そういえばブライアン久しぶりやなーと思ってみると，実は投手崩壊の引き金を彼が引いていたことに気づきました。それはこの試合。
５連勝の後，ホークスに１つ星を献上して割と余裕で迎えたこの１戦。ベニタンの同点タイムリーの後，ブライアンが先頭にヒットを許して，その後の打者のバント処理をしようとした瞬間！

足がつりました・・・。

それからの結果は怒涛の連敗につぐ連敗。実はしっかり裏キーマンになっていたようです。

やはりリードが期待できない今，とりあえず球威で押せるブライアンの存在は貴重です！（そういう意味では伊藤も）

何か後半はしっかりと野球らしい野球を見せてもらった今日の試合（前半は聞かないように）。
これだけの試合運びができるのであれば，きっと上がり目はあります。

こんなスタメンでもちゃっかり２桁安打している打線にも一縷の望みを託しつつ，週末から反攻の機会を待ちたいと思います！

それではおやすみなさい

あ，ボビー，せっかく優秀な２塁手が２人もいるので，堀様だけは勘弁してください！



PS：久しぶりの藤田投手。年末年始のゴタゴタで未練はなくなっていましたが，どうもマッチカードプログラムの榎元投手のコラムによれば，実はシャイで，本当にロッテファンの前で日本記録を達成したかったとのこと。
またネタやろーと思っていましたが，きっちりとブーイングくらい，金澤君にぶつけるわ，サインが決まらないわ，本当に投げにくそうでしたね・・・。何かとてもふてぶてしかった同一人物とは思えませんでした。最後はアッキーラとの脱力不良中年対決でしたが，単純に興味深かったです。

しかし，そんなにいたかったら，「年俸いくらでもいいから，投げさせて！」って素直に言えばよかったのに！（ＦＡ年棒交渉でもめるのを球団が嫌がったのが戦力外の原因の１つだと思っていますので）



押していただければ励みになります

はらほれひれほれ・・・

・・・

ロッテ１１－１２巨人

まずは，現地に応援に行かれていた方，どうもお疲れ様でした。

私Yahoo!動画で観戦し，８点ゲットするところを見届けてそのままご飯に。唐川が結局６点取られて降板しても，ま，１８歳だからねと思って余裕かましていましたが，まさかまさかの展開。オギーの花火も見てしまいましたが，ま，あれだけはっきりと外を狙われていたらしゃあないなあ・・・。

ま，これでオーティズ，ズレータ（ついでにアッキーラも）使うな！という人はいなくなるでしょう。ズレータは足が心配ですが，ちょうど怪我したその人のところで満塁となるというのもめぐり合わせというほかありません。少なくとも打者に関してはボビーの戦略は間違っていなかったことが分かり，ほっとしました。

そして，中継ぎとか先発がとか言われていましたが，大きな問題点は１つだとはっきりと分かりました。

そう，それは


サトの不在。


金澤君のリードがどうかという意見はいろいろあるようで，それはそれでそのとおりなのでしょうが，彼を責めるつもりはありません。

だって第４捕手ですよ，第４捕手！普通，チームにとっては少なくともその年は存在しないも同様です。それがいきなりぐいぐいリードできるようなら苦労しません。少なくとも，打席に立つだけで楽しみな予感をさせ，しかも結果を出している彼を誰が責められましょうか。

やはり問題は怪我した人たち。サトとタスクとなるんでしょうね。

弱い時代のロッテを知るものとして，いつも問題の中心だと痛感させられていたのは，袴田さん以後の捕手の不在。清水将，五十嵐，福澤，吉鶴，果てはディアス（これはネタだ）といろいろな捕手はいましたが，どれも帯に短し襷に長し。それが併用制を経て，ようやく正捕手が確立したと思えばこの事態。しかも，マッチが怪我で抹消した日にタスクが怪我って。もう呪われてます。このチームに必要なのは喝！ではありません。お祓いです！

で，やっぱり責任は第１捕手で怪我をしたサトにあるんでしょうが，やはり２００５年後半以来，WBC，ぼろぼろ２００６年も孤独な戦い，２００７年も最後まで奮闘，しかも五輪まであったりと，いつ怪我をしてもおかしくない状態にあったように思います。

練習自体は１軍と合流しているとのことですから，今日も目の前で試合を見ていたのでしょう。後輩がパニックに陥り，投手陣も次々と炎上していく姿を彼はどのような気持ちで見ていたのでしょうか。ひょっとしたらまだ怪我が完全ではないかもしれません。しかし，今こそ彼が必要な時なんです。明日にでも帰ってきてほしい！

サトー！カムバーック！（シェーン風に）。

まだまだ俺たちの孤独な戦いは続く・・・。

PS:ま，最後でなんですが，何か，こう久しぶりなんですよね，この俺がついてなきゃダメだな感（自意識過剰とも言う）。変な話ですが，応援しなきゃ！という気が猛然と湧き起こっています。（かつての）定位置とともに懐かしいロッテが帰ってきたというノスタルジーに浸りつつ，再生の時を静かに待ちたいと思います。



押していただければ励みになります

シュ，シュールだ・・・

薫友さん経由のネタですが，今日はこれです。


交流戦ポスターグッズ発売開始！！


すごすぎます，これ・・・。全く挑発になっていません。巨人ギガントには明らかに怯えてるし・・・。そもそも流星Xって相手チームと何の関係もありません(ホッシーが言いたかったのか？）


いやー，これ，月曜日の朝の憂鬱な気分で仕事中に開いたんですよね。どうも今一気合が入らず，普段愛読している薫友さんのブログを開いたのが間違いでした。

開いた瞬間から笑いが止まりません。とりあえず下を向いて口を抑え，何とかごまかそうとすること数秒。いったん，収まりかけたものの，「任侠！鯉物語」とのキャッチコピーが目に入り，再びこみ上げます。仕方が無いので，横を向いてなんか気合が乗らないなあ，だるそうなだなあというそぶりを見せてだんまりを決め込みます。おかげで何とか笑いの方は収まりましたが，きっと同僚にはさぞかしやる気の無い男と見えたことと思います。

私の仕事の評価まで下げるとは，恐るべし，千葉ロッテマリーンズ・・・。


ま，そんなことはさておき，薫友さんもおっしゃってますが，このおバカっぷりはいいですね。きっとチームが調子のいいうちに作ったものと思いますが，もし連敗し出してからこのネタを考えた人がいるとしたらただものではありません。

また，こんな企画を通すロッテという球団の姿勢を疑う，ではなく，懐の広さを感じてしまいます。

もう，このポスターは見に行くだけで価値がありますよ！
これがあれば，負けてもあきらめがつく！？（そんなことはない）


さてさて，いよいよ交流戦。交流戦のデータだけを見ると，ジャイアンツには１３勝３敗だとか，コバヒロは５戦５勝だとか景気がいい数字が並びます。

しかし，大体取らぬ狸の皮算用をしたときは手痛いしっぺ返しに合うのが我がチームの宿命。
色気を出すことなく，１戦１戦を大事に戦ってほしいと思います

やっぱり主戦場はパ・リーグですからね！（といいつつ，今だとパ・リーグはどこのチームにも負けそうなのでほっとしている自分がいる）

明日は，早くも末っ子としての役割（連敗ストッパー。あ，今は連敗じゃなかった)を自覚しつつあるカラカー君のピッチングを楽しみにしたいと思います！（でも，雨だ）


それでは

明日こそ，ファイティン！


押していただければ励みになります

はー，よく日焼けしたなあ・・・

ま，高い金払って公園に行ってビールを飲んだと思うかな・・・。

ロッテ３－１１オリックス

清水投手は，開始当初から肩を回したりしっくり来ない様子で，不調ながら何とかしのいでましたが，７回につかまりました。ま，坂口のフルカウントからの内角への球がボールと判定された不運もありましたが，最後は打った村松がうまかったです。

あれは鬼だわ・・・。

打線は，今日もいろいろ言われることでしょうが，根元→オーティズ，早川→大塚というところ以外は基本的に変わりなし（打順は聞かないで・・・）。

根元は左右構わず使われるところまで，あと一歩というところでしょうか。対抗馬が守備ができるオーティズでなければ（今日もいい守備を見せました）とっくに勝負ありというところでしょうが，悩ましいところです。ただシコースキー昇格に伴い，ベニーとどちらが落ちるかで一つの結果は出るでしょう。

あと，やっぱり７回無死１，２塁の竹原かな・・・。彼には悪いんですが，素振りの段階から明らかに大きいのを狙ってる様子が見えました。そういいながらも粘って最後は見送り三振（あれを取るなら清水のもストライクにしてくれないと割があわん）。

ボビーの理屈から言えば，上げてる以上は使わざるを得ないのですが，現状を見ると厳しいといわざるを得ません。彼には大松を見習って，一見ダウングレードとも見えるシュアなバッティングを心掛けるか，守備のスペシャリストと呼ばれるくらい守備を磨くほかないように思います。あの応援歌が秀逸なだけにどうしても本人も大きいのを狙ってしまうのかもしれませんが（罪な歌だ・・・），このままではチームも本人もつぶしかねません。本当に一から出直してがんばってほしいです。

予想通り（？）中山は打てませんでしたが，打線はもう一歩。ただ軒並み左の軟投派にやられるのは，この手に強いサトの不在が大きいところ。誰か孝行息子が一人出てきてほしいところです。

あとはズーリー。第１打席は良かったけど，第３打席から途端に元に戻ったな・・・。みなさん，満塁でも何でも「ホームラン，ホームラン」コールはやめましょう！


さてさて，ま，結果の出たものは仕方がありません。幸か不幸か，来週からは交流戦。

心機一転，がんばってほしいと思います。

負けるな，マリーンズ！



押していただければ励みになります。

実り多き試合

全てはズレータの四球から始まりました。

ロッテ１２－７オリックス

今日は最初からテレビにかじりついて見るぞ！と思っていたら，開始10分で2失点，三凡の後，20分で4点。30分で終了か・・・，ちょっと走ってくるかと思ってズレータの打席。

ま，1打席くらい見るかと思って見ていると，あっさり追い込まれながらも粘り，最後は外のスライダーを見送って四球。
へー，運河様が外のスライダーをバット動かさずに見送ったの久しぶりやなー，もうちょっと見ていくかと思ったら，あれよあれよと無死満塁。そして打席はベニー。

ここで2点くらい取ったら少しは違うかな・・・，でもゲッツーかなーと見ていると，これまた追い込まれながら，フルカウントからの打球はショートの頭をぎりぎり超えるヒット。普通の外国人なら０－６で無死満塁。大体ホームランでも狙ってゲッツーとなるところ，我らがベニーちゃんはチームバッティングというのをよくご存知です。

そして次は初球打ち王ゴリの2塁打，金澤の2塁打と来て，ネモティの好走塁もあり，福浦様の内野ゴロでついに同点。

迎えるは再び運河様。しかし，ここは明らかに力みまくって内野フライ。ま，同点にしただけでよしかと思うと，なかなかボールが落ちてきません。

そして出ました。

北川の超絶テレンコ守備

なんと，ただの内野フライを落球します。どうも解説ジョニーによれば，強烈なスピンが打球にかかっていたらしいとのこと。

そうか，あれは



通天閣打法だったのか！？（by坂田三吉inドカベン）



まさかの逆転です。その後神田が同点被弾を食らうも，早川の劇走チャンスメイクから4連打。ゴリがまたもやタイムリャーです。金澤もいい仕事したな・・・。先ほどの福浦様といい，内野ゴロで2点とは渋い！

さらには，当初蚊帳の外感のあった西岡の必死の内野安打からネモティの伸びのある三塁打，福浦様のレフト前タイムリャーで追加点。

最後は，運河様の

幕張ファイヤー（withエドはるみ。なんじゃそりゃ・・・）

でとどめとなりました。先発全員安打のおまけつきの大逆転勝利でした。


ま，はっきり言って，2回までは，単なる棚からぼた餅，さすが最下位決定戦！という趣満載でしたが，3回以降は要所を抑えつつ，効果的な追加点が取れとなかなか理想的な展開でした。

いいところを順に並べると（また長くなりそうだ・・・）


①ようやく普通のオーダー
　昨日も書きましたが，左打線が好調とはいえ，右投手の時は極端に左打線を並べる傾向がありました。しかし，今日は珍しく（？）そのまま左投手にも出せそうなバランスの取れた打線。
しかも，その期待に久しぶりに右打線が応えました。ズレータ，ベニーという長打力もある二人の調子が出てくれば，どんな投手でもそこそこ対応できるのではないかと思います（やっぱり暖かい方がいいのか？）。


②ネモティの好調
　今日は，キーマン根元が攻守にわたりいい活躍を見せました。6回の当たりなんてただのセンターフライかと思いましたが，なぜかあの方向の打球が伸びるんですよね。彼の活躍は左右のアンバランスを矯正する為に重要ですのでぜひとも頑張ってください（オーティズも好きなので悩ましいところですが）。明日の左腕中山に対し出れるかは一つのポイントですね。大松とともに左右関係なく使われる立派なバッターになってほしいと思います。

　そうそう，彼を2番におけることにより，やや行き詰まり感があった早川の復活という効果ももたらしつつあるようです。早川はどちらかというとチームバッティングというよりは，「俺についてこい！」と好きにやって周りを引っ張っていくタイプ。下位打線で自由に打席に入ることにより相手にとってもいやなバッターという印象を与えることが出来ると思います。今日も2死球（ご愁傷様です）に劇走2塁打と見事なチャンスメイクでした。


③久しぶりの勝ちパターン継投
　2試合連続で先発が炎上し，昨日も好きに投げた怪我の功名か，ようやく中継陣に復調気配が見えてきました。

　特に素晴らしいのが，7回以降はアブさん→川崎→荻野と無失点どころかパーフェクトに抑え，久々の（というか初めてかも・・・）勝ちパターンリレーでした。

　アブさんは，2軍調整して，明らかにコントロールに落ち着きが出てきましたし，川崎もボビーの千尋の谷講座4連投のおかげか，今日は上から目線のピッチング。
　特に，北川に対し，今日はストライクゾーンせませま秋村主審がベストコースを三振に取らなかったのが気に食わなかったのか，「どうだ！」とばかりに針の穴を通すように全く同じコースに同じボール（やっぱりボールでしたが。ジョニーの「審判も人の子ですから。コール前にマウンドを降りるべきではありません。」という人格者発言がすばらしかったです）。結局，北川を討ち取りマウンドを降りる姿は一昨日までの彼とは違いました。ま，プレッシャーのかかる場面では分かりませんが，今後を十分期待させるものでした。

　そして，最後は，ようやく回の頭から荻野。今日は伸びのあるストレートとカットボールでローズを追い込み三振，ついでにローズを暴言で退場に追い込みました（サッカーのように，レッドカードの次の試合は出場停止にしてほしい・・・）。

　結局，最後の打者後藤も三振に討ち取り，見事に復活を遂げました。

　左腕根本も四球王ぶりはあいかわらずでしたが，見ていて気持ちのいいくらい躍動感のあるピッチング。これにシコースキーが帰ってくれば，十分勝ちパターン継投も可能であると予感させてくれる内容でした。


④運河様復活？
　通天閣打法の後もぶんぶん振り回してましたが，４打席目は人が変わったような素直なセンター前ヒット。迎える５打席目，ジョニーが「バッターってあるきっかけで全く変わったりするんですよね」と予言めいたことを言っていると，甘い球とはいえ，全く無駄のないスイングでレフトスタンドへ。

　当たった瞬間行ったとは思いましたが，あまりにやわらかいスイングだったので，レフト最前列くらいかと思えば，なんと打球はぐんぐん伸び，噂の最上段スタンドデッキへ。ジョニーも「いや，本当に力が抜けてましたもんね」と絶賛。運河様の復活は，福浦様の復調傾向とともに頼もしい限りです。

　しかし，お笑い分かるくらい日本語に詳しいのか・・・。



ま，人によっては単なるグダグダな試合と見るかもしれませんが，根元・ズレータ・ベニー，そして中継陣とポイントとなるべき人物がきちんと仕事をしたという意味で，かなり大きな価値があった試合ではないかと思います。

さてさて，こうなるといよいよ楽しみなのは明日のオーダー。右打線でも好不調の選手が分かれてきた中で，どういう布陣で行くのか，明日は楽しみに見守りたいと思います（最初から脱力しておきますんで）。


それでは，明日は

エース様，よろしく！

それではおやすみなさい


押していただければ励みになります

俺たちに明日はある！・・・はず

２回表で終了・・・（１回表かも）

ロッテ３－１０オリックス

頑固者ボビーの対左用オーダーも１つ上のステージへ・・・。４番竹原，５番今江か・・・。もう，何も言うまい。



ただ，なぜにこの打線？去年とかはそこまでひどい左右病ではなかったような？と考えまくってようやく最近気づいたのですが，ボビーの起用法は，本来


・右でも左でもどんとこい！（核となる選手）－常時スタメン７名ほど
西岡
早川
福浦
サブロー
オーティズ・ズレータ（ここは本来２人で１人）
里崎
今江・青野（ここも同じく２人で１人）


・右or左だけならまかせとけ！（いいもの持ってるけど，一段階落ちる選手）
大松・竹原
ベニー・橋本
堀・根元
大塚


・その他大勢（ごめんね！）
ペイウチ・渡辺正・代田



といった完全に信頼を勝ち取った選手，ワンランク落ちる選手，休養or怪我要員をうまくミックスしたものであったものなんですよね。

で，選手の信頼を得る＆競争を促す意味から，一時的な調子の良し悪しにかかわらず，ワンランク落ちる選手は絶対にワンランク落ちる扱いしかしない，つまり左右に合わせた起用しかしないということになります。

今年の深刻な左右病及びフラストレーションをもたらす原因は，こんなところではと。

①全体のレベル低下
核となる選手７名のうち，早川・福浦（微妙ですが）・オーティズ（ズレータ）がランク落ち，サブロー・里崎（ついでに青野）が故障で圏外と実に常時スタメン５名分が消滅しています。
かろうじて大松が埋める立場に近づきつつも，好不調の波激し＆１名では焼け石に水（埋めかけたタスクも消滅）。


ランク落ちした人間は必然的に左右起用の対象となるため，大きく投手の左右によるブレが発生することになります。多分，ボビーとしては，基本的な戦略は維持している，選手のレベル低下が原因だという認識を持っているのではないかと思います。

②右打者の低下傾向，左打者の上昇傾向
もともとボビーの構想では，ダブルが狙える強打者は右が中心で，左はどちらかというとそれを埋める好打者というものではないかと思います。つまり，基本的には右打者を使いたい。

ところが，今年は，深刻な

右打者の不調

があります。

これに対し，

左打者は好調

なのですが，

ランクが上がるほどの信頼を勝ち得ていない，また長打力も微妙

という状況があるように思います。


そうすると，

左投手の時には，好調な左打者をさしおいて，不調な右打者を並べる

という，我々ファンを脱力のどん底に陥れる状況が生まれてしまうのではないかと。


選手自身がランクを上げる（特に大松・根元，それに本来の実力からズレータ・福浦），またはランク上位の打者であるサト・サブローが復帰すれば，この状況を打破することは可能なのですが，現実的にはすぐにはなかなか困難です。

本来は，

ランクを無視して調子のいい打者を使う

という，ある意味普通の監督であれば当然やる行為があるのですが，どうもランク中位の打者の競争は，ボビーの戦略の根幹に当たるので，修正は難しいようにも思います。


というわけで，一番現実的な方策は

中位の打者が，対左・対右できちんと結果を出す

ということなのだと思います。つまり，オーティズ・ベニー・竹原・大塚（結局，右か・・・）が大復活といわずとも，そこそこの活躍をし，左打者も好調を維持すれば，浮上の目は十分あると思います。（ズレータは最上位に行ってもらわなければ困ります）

おそらく，ボビーがかたくななまでに我々を絶望させ続けるのは，遠回りのようで，それが一番の近道だと信じているからなのかな・・・と感じます。

投手の踏ん張りも効かない現状では，結果が出るかは非常に苦しいといえます。
このまま沈んでいく可能性も大いにあると思います。


しかし，我々ファンがそれを信じずしてどうなる！

これからもネガでありつつも，できるだけポジに応援していきたいと思います。
何せ，これだけファンに頭を使わせる監督もいませんからね・・・。本当に興味の尽きないチームです。


まずは，何はともあれ，明日だ，マリーンズ！


それではおやすみなさい。



最近，寝不足です・・・

残念です・・・が！

いやー，やられてしまいました。

今日はスタメン発表に絶望し，川崎起用のボビーのどＳっぷりに改めて驚愕しましたが！



アブさんで負けたらしょうがないや！（ひいき）

いやー，サインもらい，かつ一昨日の投球を見て，すっかり再生！と思っていましたが，甘くはなかったようです。でもアブさんに関しては打たれて慌てて代えるわけでなく，これなら納得です（投手がいなかっただけともいう）。





とりあえずうつむくな，川崎！

這い上がれ，アブさん！

そして







恵まれない人には愛の手を，ボビー！


いやー，怖い人だわ・・・。



それではおやすみなさい






おまけ：今日のボビー語録


川崎は試合前に話をして自信を持って登板させた

って





何を話した，ボビー！



きっと説教部屋！ではなく，

「ユーの実力はこんなもんじゃないでーす。まだまだ行けますね！？」「・・・ウス」とかやられたんだろうなあ・・・。あわれ，川崎。


やっぱり怖ーい！

なんか，どこぞの教育ママみたいだ・・・（パパではない）。



しばらく，ゆるーく見守ることにします・・・。

うーん・・・

残念だ・・・

ロッテ３－４ｘ日本ハム

結論から言うと，選手は誰も悪くありません。

まさかの１５０球熱投のコバヒロ！
１５０球も投げたロッテの投手は近年記憶にありません。ピンチを何度か迎えつつも９回を１点に抑える魂のこもった投球をしてくれました。敬遠以外は無四球というのも素晴らしいというほかありません。このまま頑張ってください。

福浦様右中間への同点タイムリーツーベース！
久しぶりの右中間への素晴らしいツーベース。３四球を選ぶなど，相手投手に与える怖さが戻ってくれば鬼に金棒。まさかの（？）復活傾向です。


大松マイケルからの２ランホームラン！
あのマイケルからホームラン打つかね・・・。当たりが戻ってきた大松は頼もしい限りです。


全く嬉しい誤算が続いただけに欲が出てしまいましたね。

結論から言うと，中継ぎ・抑えが整備されていない状況では終盤の逆転負けは仕方がありません。去年の川崎・荻野が明らかに実力以上の素晴らしい力を出していただけに今年は責める気にはなりません（金澤君のエラーもドンマイ。やっぱりタスクと違うな・・・）。



ただ１点だけ残念だったのは，ボビーの采配。

なぜ川崎を出したのかということです。

ボビー流どS教育からすれば，今年は圧倒的に対左打率が悪い川崎（ちなみに荻野は右相手が悪い）にあえて行かせることで討ち取れば自信が戻る，２点差あれば大丈夫だろう，川崎はこれから欠かせない人材であるという思いがあったのだと思います。

しかし，この継投からは抑えを誰にするという強い意志が見られませんでした。とりあえず左だから川崎行かせとけ・・・みたいな感じでした。


何度も言いますが，現代野球において，セットアッパーから抑えに至る投手陣を整備せずして長期的な勝利はありえません。先発頼みでは行き詰まることは目に見えています。
ついでに役割分担を決めない状況で，いくら数をそろえたところで，調整の難しいリリーフ投手も最大限に働くことは出来ません（だから，わざわざ小宮山枠まで作ってるんですよね？）。

駒が少ないなりに，また，球威がないなりに，荻野を抑えと決めたのであれば，当然，頭から荻野で行くべきだったかと。２点勝ち越した裏で頭から出てこない抑え投手などありえません。

逆に，安定感を増した（？）アブレイユを抑えにするのであれば，続投のどちらかしかなかったのではと（ま，そこまでまだ信用が無かったのかもしれませんが）。

これでは，川崎・荻野という大事な人材をあたら非難の的にし，本人らの自信すら失わせかねません。いきなり１人出たから交代といっても，無茶な話です（ワンポイントというのもよく分からんしなあ・・・）。
どうも使われ方がはっきりしないところが，中継ぎ陣の乱調につながっているような気がするもので。

あれだけ雅にこだわった監督であれば，荻野をきちんと抑えに据えるか，はたまたアブさんかピカチュウを代わりに抑えにするといった確固たる方針を示してほしいと思います。

とにかく異常なプレッシャーのかかる抑えを「その日の調子のいいピッチャーに」などといっていては決してよい結果は出ないと思いますので・・・。


はー，負けた瞬間は，「どうせ負けると思ってたからいいや！」と思うようにしていたのですが，ついつい厳しくなってしまいました。荻野が好きなだけに残念だったんですよね・・・。

何はともあれ，明日も気楽に戦ってくださいな。


PS:輝かしい連勝を遂げた高卒新人にこんなことを考えさせるチームって・・・。下から３段落目ですが，何で勝った投手が「僕が流れを変えてしまったんですかね・・・」と悩まんといかんのじゃい！次は，カラカー君の後は，勝利厳命！


押していただければへこんでいる気持ちも少し癒されます・・・

東京ドームに天使が舞い降りた・・・

という感じですかね。

ロッテ８－２日本ハム

いやー，またまたやってくれました，カラカー君。明らかに調子悪そうな顔をして，高めに抜けながらも，４回までパーフェクト，４安打２失点，９奪三振そして

無四球

の好投です。

あのー，調子悪くて，高めにボールが抜けたりしているのに打たれない，フォアボール出さないというのは一体どういうことなんでしょう？本当にものが違うんでしょうか？もう，すごいとしか言いようがありません。
あまり無理はしてほしくないですが，このマイペースっぷり，そして１８歳にして「お客さんに楽しんでもらえる投球をしたいと思います」といえる大物ぶり。

こうなったらいけるところまでいってほしいと思います。



でも，しんどくなったら言うんだよ・・・（おっかさん風に）。


さてさて，打線の方も大爆発。

そもそも

２日連続同じオーダー
っていつ以来なんでしょう・・・。

個人的には，福浦様はもちろんですが，ホセの復調気配が嬉しいです。とにかくラテン系外国人とは思えないくらい，真面目にやっている様子なので。
４番を張れるくらいの活躍を今後も続けてほしいと思います。


しかし，ボビーのどS作戦が当たるとは珍しい・・・（絶不調の人間を４番で使い続けるとはやはり確信犯？）。



いろいろ言っても，一度落ちるところまで落ちただけに，やはり１勝１勝が嬉しいですね！ここまで来たら明日も行っちゃおう！


全く試合が始まるまで分からないうちのチーム状況からすれば，明日のダルビッシュ以上に，明後日先発が予想される吉川君のほうが怖いかも・・・。結局楽天吉崎，今日の歌藤といい，左腕は全く打ててないんですよね。

ボビーの左右病がいろいろ言われていましたが，どうもデータを見ると，結局

誰も左腕が打ててない！

ということのようです。

ま，とりあえずダルビッシュが左で投げることは無いので（当たり前だ・・・），気楽に臨んでほしいと思います（気休めとも言う）。


あ，あとアブ様，気のせいかもしれませんが，少し沈み気味のフォームに変えましたかね？西岡のテレンコ守備と併殺崩れにもめげず，落ち着いて零点にしめくくりました。サインをもらってすっかりひいきですので（我ながら現金だ），クローザーを任せられるくらい安定した投球を是非見せてほしいと思います。

以上，７回から１０００円で参戦でしたが，カラカー君を見られてすっかりご機嫌なレポートでした（まだ投げてて良かった・・・）。

それではおやすみなさい

PS:グリン昨年とは別人のようですね。うちにとっては天敵なので良いといえば良いのですが，ヒルマン退陣で一番割りを食ったのは彼でしょうね。いらいらしている時に吉井コーチが来たら余計にイライラしそう？
敵ながら哀れな・・・。
やはり野球とはメンタルなスポーツ（by里中君）。



押してもらえれば励みになります

エース復活の日！

清水投手が見事にやってくれました！

ロッテ６－１楽天

去年にこんな記事を書いたのですが，まさか半年そこそこで，こんな大復活を遂げてくれるとは！

連敗を止めてこそのエース。後輩をいたわてっこそエース。そして相手に「今日は打てない！」と思わせる投球をしてこそのエースです。

今日の清水投手は，まさにエースという言葉にふさわしい，輝いた投球，そして捕手を育てるピッチング内容でした。

いやー，普段はあまりそういうことはないのですが，今日は，清水投手の投球練習を見るのが一つの楽しみでした。力の抜けたフォームから，繰り出されるスライダー，ストレートが面白いように外角低めに決まっていきます。それを微動だにせず受ける若き金澤捕手。なんだか一つの絵を見ているようで，いつまでも練習してほしい・・・と思わせるような一幕でした。

その練習そのままに，初回から，びしびしと厳しいコースに伸びのある球が決まります。それを膝を突いたまま，しっかりと投げ返す金澤捕手。

そして，球を受け取ると，ワインドアップの姿勢のまま，じっと待ち続ける清水投手。本人もヒーインで明かしてましたが，明らかにサインが合うまで全く動きません（笑）。時にはあまりに時間がかかるので，審判がタイムをかけたり，バッターが外すことも。首を振るわけでなく，いらだつわけでもなく，若き後輩がどんな球を要求してくるのかを楽しみにするかのような仕草にはほれぼれしてしまいました。要所で併殺も取るなど，一時は打者２７人で終わるのでは？と思わせるような素晴らしい投球でした。

ま，最後はご愛嬌で１点を失いましたが（１３２球ですからね・・・），おかげで金澤のナイスブロックも引き出したりと，単なる投げ屋でない，チームの大黒柱としての姿をそこに見ました。いやー，最後は完封を逃した悔しさもあるでしょうに，なかなかいえませんよ。

ま，こんなもんでしょう。完封は難しいです。

自分がお立ち台に立つ時は，必ず機会の少ない後輩に見せ場を譲る，今日も金澤捕手を是非にとのことで，一緒にお立ち台に上げていました。この急場しのぎがいつまで続くのかは分かりませんが，下手すると一生捕手としての機会に恵まれなかったかもしれない若い選手を育てるという貴重な機会に立ち会うことができたのは幸せでした。

その期待に応えて，見事にセンター返しのタイムリーを打った金澤。打つほうでもなかなかただものではありません。今後も楽しみな人材です。

さてさて，やはり休みが効いたのか，今日は打って変わって出た走者を前に進める采配＆打撃。根元に続いて送りバントを今江が決めた時には，「おぉー，バントもできるのか・・・」と妙などよめきが沸いていたのが面白かったです。
そうです，どんな型にもこだわることなく，必要な場面で必要な動きが出来る。エンドランを捨てろというわけではなく，こういったオプションを増やす戦いをしていれば，きっと結果も出てくると思います。

しかし，よくもこれだけ魅力のある左バッターが並べられるものです。大松の復活タイムリー３本，根元のなんちゃって３塁打あり（あれはフェルのおかげ・・・。相手がやって初めてテレンコ守備の破壊力を認識しました），神戸のいい打球を飛ばしつつも，とても左は打てそうにないから送りバント→フィルダースチョイスと実に楽しめる打線でした。

ま，あえて難を言えば，変則左腕吉崎君に抑えられたことくらいですかね・・・。おお，こんなに左打線はいいのか，じゃあ左投手でも使おう！とボビーも思うくらいの打撃を今後も続けてほしいと思います。

何はともあれ

祝，連敗脱出！！

このままいい形でカラカー君がつないでほしいと思います（でも無理はしないでね）。

それではおやすみなさい


PS:今日はSS席だったのですが，少し前の席にオーティスのご家族（らしき人々）が来ていました。ちょうどオーティスの７回のボテボテ安打から見ておられたようですが，大松のタイムリーでホームに帰ってきて奥さんも子供も大喜びでした。
ホセの第１打席は，何やらつめたーい空気が球場に流れており，本人も何とかひどいあたりのファールを繰り返しつつ三振でしたが，その後レフト横ヒットを激走で２塁打にしたり（ちなみにその直前の山崎武はレフトオーバーシングルヒット（笑）），ボテボテのゴロでも必死に走って相手のエラーを誘うなど，大松のタイムリーを呼び込むひたむきさを見せていました。
絶不調＆グラブ投げもあり，風当たりも厳しいところですが，今年もきっと必要な人材だと信じていますので，今後もがんばってほしいと思います。

何せ，去年は，あのダイビングキャッチ＆スナップスローに何度も助けられ＆魅せられたのでね・・・。

何はともあれ，今年も走れ，オーティズ！



押していただければやる気が出ます。