うちの地区には20の隣組があり、毎年交代で世話係をする事になっている。
今年はうちの隣組の担当で、20年に一回という大きなイベントで
住職さんのお膳だとか地区民に渡すお護符の準備だとか
けっこう前日から忙しく…だが思いがけずに晴れの一日で良かった。
そもそも大般若とは六百巻を転読することにより
『般若経』の空の教えを体得し、すべての苦厄を消しさって
内外の怨敵を退散させ、五穀豊穣や国家安寧を祈念し
人びとを幸福な生活にみちびいてゆくことを目的とした大法要なのだ。
と、まぁ 調べた結果でのコピペなのだが…^^;
大般若とは ポチッと!!
前日の夕方6時に集まり、お護符として地区民に渡す菓子袋を作る。
なんせpochiko地区、200軒近く軒数があるのでけっこう時間がかかって
その他にも各自煮物だとか天ぷらなどの精進料理を準備しなければならなく
春の初めの一大イベントなのだ。
当日 8時集合で外注でお願いした赤飯6升を各家庭に渡るように
少しずつ分けて、前日に作っておいたお護符の菓子袋と一緒にドッキング!
そして住職さんと区長さんのお膳作り&お経をあげる場所に座布団を用意したり
仕事はいくらでもあるなか、申し訳ないが時々ばぁちゃんの世話に抜け出させてもらった。
午後一時ジャスト! 住職さんの大般若が始まる。
住職さんとお弟子さんの張りのある読経が響き渡る。
お葬式の時のお経はボソボソって感じのお経なのだが
大般若は願い事のお経なので、元気で大きな声で唱える。
大般若は分かる、途中の三蔵法師も分かった…般若心経も!
でも後は☆×◎□?★○※…状態で、それでもありがたいお経だって事は分かった。
大きな声で勢い良く、大般若経の六百巻を頭の上からパラパラと流すように
いくつもいくつも…それは見事な技とも言えた。
ひととおりお経が終わると、住職さんが一人一人の頭上にお経を当ててくれ
お経を唱えてくれるのだが、運が良かったのか私と隣の人は2回ずつ当ててもらえた♪
お互い顔を見合わせて…ニヤリ!
お経が終わって、恒例の住職さんの説法があり
いろいろ為になる話を聞いたのだが一杯あり過ぎて…^^;
ただ、お墓参りでお供えしたものをその場で食べると
脳病みしないと言われていたのだが、重大な間違いがある事が分かった!
脳病みとは脳を患う事と思っていたのだが、脳を悩めるという事で
正しくは脳悩み…悩みや苦しみ事をしない様に…という事が分かった。
…っても、そんなふうに脳病みと思っていたのは私だけかもしれないが^^;
お膳の正しい並べ方なんかも聞いて、こういう事がないと分からずじまいになってたんだろうな。
こういう行事は年々廃れていく傾向にあるが
代々廃れる事なく受け継がれていって欲しいものだと思った。
無事大般若も終わって、住職さんと地区の役員さんへご馳走をして
そして自分達の慰労会へと…ようやく終わりとなる。
長い一日だったが普段関わる事が少なくなりつつある
隣組さんや役員さんとの交流が持てた事は貴重な体験になった一日だった。
という事で、ようやく夕方には解放された。。。
pochikoさんの地区ではご近所が隣組の組織の中でしっかりお互いに協力しあってつながっているって感じがします。そのかわりいろいろお約束事も多く大変にかんじることもあるでしょうが・・・
昔からの伝統行事をつなげていくことも大切なことだと思います。わたしは結構住職さんのお話は好きです。ためになることが多いから。
ご馳走もいいですねぇ。
ど田舎度Cだなぁ。
隣組って、町内会の中の「班」みたいなものなのでしょう。
それが20個集まって、一つの町内会なんだな?
そんな町内会で、大般若なんて行事を毎年やるなんてのは、目的はなんでしょ?
色々と宗派もあることでしょう。
それ等れを乗り越えて、皆で般若心経というのは、やっぱり五穀豊穣ってことかな?
それにしても、底冷えしそうなお寺か会館で、正座しての行事。
地獄だなぁ。
いやはやご苦労様でした。
歴史ある行事が残っているんですね。厄介な事もあるかもしれませんが仏教の教えが浸透しているところなどうらやましいです。心が穏やかになるような気がします。
お世話役は大変だと思いますがいつまでも残ってほしい行事ですね。
二度もお坊様に。。。よかったですねー
これで一年間悩み事もないかもしれません。
悩み事もさることながら脳の病気にもかからないようにお願いしたいですよね(笑)
↓の雪の写真には目を奪われました。
厳しい北国の様子が分かります。
千葉県では想像も着かない世界でした。
それにしても勇気がありますね。
私だったら絶対にUターンしています。
お陰で素晴らしい写真を見ることが出来たのですから感謝!感謝!です。ありがとうございました。
脳は悩むとこ。
般若心経は偉そうな事を言ってますが、結局「ま、いっか。」って事だと私は思います。
このへんでは、そういうのはないですね~。
地域の方々との振興ですね。
ないな~このへんは・・・。
あまりかかわらない!!ってのが、このへんなんでしょうか??寂しいような、気楽なような・・。
女性は台所に大忙しかな!
こちらはいまだ町会長が決まらずもう何回目の召集がかかっているか(>_<)
ほんと嫌でーす!
地域の人達と、住職さん、お寺の関係者の方々の努力あってですね。
うちの実家の周りでは、田舎だけど行事はどんどん廃れていっています。
地域のことがあるから、家族もいないと困るし、家も受け継がれていくんですよね。
↓雪の写真すごい感動して何度も見に来ました。
やっぱりいちばんすごいのは、pochikoさんがこんなスゴイ場所へ行けるってこと!
凍った道は危ないよぉ~~ ホント命がけ・・・
地区の関わりも、若い年代には少々煙ったいところもあるようですが…まぁ 正直私も面倒だな~って思ったりするんですけど(笑)
でもそういう繋がりは大切なのかなぁ~って思うようになりました。
お年のせいでしょうか(笑)
そうそう、住職さんの説法って、なるほどって思う事がありますよね。
けっこううちの住職さん気さくな方なので、いろんな話を聞くのが楽しみなんですよ♪
隣組…とんとんとんからりんの隣組~とか昔の歌であったじゃないですか。
(お前はいくつだって!^^;)
その隣組が集まって、ひとつに集落になっています。
元々からの農家を生業とした地区と新しい住宅地と合わさった、なんとも不可思議な地区ですが。
大般若の目的なんて、五穀豊穣や子孫繁栄とか相場が決まってるようですよ。
いやいや…底冷えはしませんよ~(笑)
しっかりデカイストーブが何台か設置しておきましたからね^^
こら! 地獄だなぁ~とはバチ当りもんがぁ~!!
御仏の御前なりますぞ~~ったく、もう!
まぁ シンさんだから良しとしますが(^-^)