皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

不都合な真実③

2008-10-28 11:39:57 | 地球科学

さて「CO2を吸収する緑地が北半球に多いので季節によるCO2濃度が変化する」

ともっともらしいことが述べられているが、CO2の最大の貯蔵庫は陸地ではなく海洋である。
その割合はここに書くまでもない。

 

過去65万年の間、CO2の気体濃度比が300ppmを超えたことはなかった。

これを実証できる科学的根拠を明確に提示できる手法があれば是非教えて欲しい。
何処の地域のどういった研究で“全地球のCO2濃度過去65万年分のデータを仮説づけているのか”
観測史上最も高い値なのは『現在の観測システムと過去の仮説を摺り合わせて予測した結果に過ぎない』

ただ、局地的に見てCO2濃度が過去50年あまりで急激に上昇している地域があるのは事実だと思う。

単純に考えて欲しい。
北京オリンピックで目の当たりにした北京の光景を。
1960年代の日本を見ているようだと思う。
そこには明らかに大気汚染の臭いどころか目で見える光景があった。


気象現象による各地の被害は近年かなり敏感になっている。
「かつてない災害」
かつてないかは別として、災害は事実起こっている。
天災を抑止することなど出来ない。

災害を最小限に抑えることを考える必要があるのではないだろうか。


日本は天災大国である。
日々地震を、火山を、台風を、洪水を恐れて暮らしている。
なのにその様な分野の学問はマイナーな学問だというのが不思議で仕方がない。


ゴア氏は“地球温暖化”という安易な言葉を使い、人間が恐れる壊滅的近未来予想を振りかざして不安を煽る。

地球が温暖化して人為的に地球環境を破壊している可能性が高いのではない。


人為的行為によって人類生活に歪みを与えているのだ

世界最大の温室効果ガス排出国アメリカが温室効果ガス及び人体影響物質(環境影響物質)削減に進むことは非常に意義のあることだと思う。
その為に“地球温暖化”という言葉を使うのも何となく分かる。

しかし、京都議定書の削減案を世界各国が守ったからと言って、『ハリケーン・カトリーナ』の再来を防止できるのではないことを知らなければならない。

『地球温暖化は政治的問題である』

 

各国政府の利害関係が、世界各企業の利害関係が複雑に絡み合っている。

北極海の氷は確実に減少している。
これをメキシコ湾流の停止への布石と捉える人もいる。
なぜこのメキシコ湾流が問題となるかというと、

『アメリカ・ヨーロッパ』近海の海流であるからである。
メキシコ湾流が停止すると“北米・ヨーロッパ”で氷河期が起こるという仮説はあながち間違ってはいないと思う。
しかしそれはグリーンランド氷床の融解による表層水の淡水化とそれによる循環系統の緩慢である。

グリーンランドの氷床が解けたら(解け続けているとゴア氏は言っているが)世界の海水面は6m上がる。
理論的にはそうだと思う。
ここでもまたグリーンランド全体の氷床の層厚は“厚く”なっているとの見解が出ていることは述べない。

それでも、ニューヨーク、アムステルダム、ムンバイ、ダッカ、東京・・・
世界は水没するという。


様々なウイルス、伝染病なども温暖化が原因と言われてしまう。
媒介する“蚊”の生息域が広まることにより、ワクチンとウイルスの終わりのない戦いによりこれらの問題に終わりはないと思う。
仮に地球温暖化問題が終結しても。

ホッキョクグマは海氷がなくなると絶滅するか?否である。
沖縄の珊瑚が白化すると珊瑚は絶滅危惧種となるか?否である。


南極の氷床の融解により海水面が上昇し、太平洋の島々の住民はニュージーランドに避難しました。

南極の氷床は全体として厚くなっているのである。
そしてここで言われている太平洋の島々=ツバルは“労働者雇用推進目的”で年間75人をニュージーランドに受け入れてもらっている。
これが事実である。
お隣のキリバスでは海面上昇したからといって、国家が沈没するとは考えられていない。
フィジーにしてもそうである。

ツバルは全国土が海抜5m未満であり、気象現象で被害を受けやすい国である。
ただそれを“地球温暖化”と結びつけるのは難しい。

『CO2排出国及び排出企業を法的に提訴する』という大胆な案は頓挫している。


ゴア氏が言ったこの言葉は全くその通りだと思う。

事実とフィクションをはっきりと区別する事です。正確な情報と誤った意見を見極めることを学んで下さい。
もし科学的根拠に基づいた正しい警告が発せられたなら、その警告をしっかりと受け止めそれに立ち向かう道を探るべきなのです。


CO2をはじめとする温室効果ガスの排出規制をすることは良いことだと思う。
化石燃料に変わる高効率代替エネルギーの開発は多いに進んで欲しい。

人間は自然の前にはちっぽけな生き物である。
謙虚な姿勢を持ち続けたい。



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