皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

得た知識を忘却すること

2010-02-28 22:44:45 | 認知の歪み
ヒトは固定観念に縛られる。その固定観念を形成するのは、己の『思いこみ』という部分が強く作用している。大人になればなるほど、自分が身につけてきたモノに束縛される。ヒトにとって自分の意思は重要ではあるが、それに縛られるが故に見えないモノは多くある。そういうモノによって自分自身が苦悩することは随分勿体ないことである。知識をかなぐり捨てた先に、見えてくる世界があると思う。それはちょっとした角度の違いで . . . 本文を読む

信頼

2010-02-25 19:17:03 | 認知の歪み
ヒトの創る世界の中で、重要な所に位置しているモノの一つとして、『信用信頼』というものがあるらしい。らしい、というのは、現実世界で自分の意見や考えというモノを消去した状態で、半年間社会生活を営んでみた今、実体験しているコトであったりする。ヒトというイキモノは、完全に主体性を消去(『客観視』)は出来ないわけであるが、とりあえず関係のあるヒトの言葉に概ね随って行動してみると、ヒジョーに面白い結果が浮 . . . 本文を読む

自分がどうありたいか

2010-02-24 19:10:21 | 認知の歪み
そういう単純なところが重要なのだろう。 他人の気持ちを推し量るコトに重きを置くヒトは、そう思うように実行すればいい。 他人のコトをどうこう考えるより、自分自身がどうありたいか。 痛切に思い描く『ホンネ』にしたがって生きることと言うことが、意外と軽んじられているのも、不思議なコトである。 自分の人生である。本能に従うヒトがいたとしても、それはそのヒトの人生。 ややこしい関係性を構築しているのも、1 . . . 本文を読む

白いマウスと黒い鼠

2010-02-21 21:18:19 | 認知の歪み
ヒトには、年齢相応に身につけておくことというものがある。それを学習しなかったという事実は、どこに行くわけでもなく自分の身に降りかかる。どういう環境においても、適応するために必要な要素というものがいくつか存在する。それらをすっ飛ばして、なんとかなる程、世間というのは甘くない。それを知ることもまた学習である。そういう意味では幾つになっても学習できるが、自分自身の築き上げてきたモノを崩して、改めて学習し . . . 本文を読む

笑いで満たされる反省部屋

2010-02-21 18:21:38 | 雑記
ワタシは、現在もなお『セーシンカ』に通院している。まろやかな言葉の科に行くより、ワタシ個人は好きである。 p「・・・・・ですので、こうこうこういう理由でこのようになります。で、ここでこのようにしていくとこうなるじゃあないですか。」心「なるわね。で、どうするの?」p「でね、こう言ったらムカつかれるでしょ?」心「ムカつくー」p「なんでこう言うんですよー。すると超自虐的に凹むんです」 心「苦笑」まあ . . . 本文を読む

装飾を脱いでいく作業

2010-02-16 20:42:07 | 認知の歪み
ワタシは最近になって少しずつ『ワタシ』という個体の持つ特性というモノを知るようになってきた。本当に少しずつ、少しずつ、である。数年前までのワタシも、素晴らしく『ワタシらしい』ヒトだった訳だが、見る角度や見る場所を少しだけ変えてみると、意外なくらい見晴らしが良くなってきた。言ってしまえばズーッとズンドコ人生みたいなモノであるが、ことここ数年間はまるっきり生産性のない生活を送っていたコトが、ある種の転 . . . 本文を読む

継続

2010-02-15 15:45:23 | 認知の歪み
ワタシは自分の人生というモノに、なんら意味合いを持たせていない。何かに対して「理由付け」をすることは、それほど重要ではない、と思っている。こういうふうに書くと、「計画性がない」とか、「前を見て進んでいない」とか、「努力が足りない」とか、というふうな解釈も出来なくはないので、ヒト様にそのようなことを言われた場合は、ただ真摯に受け止めるように心がけている。 今のワタシにとっての重要事項は「継続するこ . . . 本文を読む

ただ自分自身であること

2010-02-13 22:19:38 | 檸檬語
何も施さない自分であること。何事にも左右されない根を持つこと。根には持たないこと。自分にとって参考になることは取り入れること。他者の思考や感情にはしなやかであること。自分は自分であり、自分が日々行うことをただ整然と執り行うこと。ワタシはワタシとして、今ここに存在すること。 . . . 本文を読む

すんごい単純なところが抜けていた

2010-02-12 23:27:59 | お勉強
報・連・相ってえ、ものすごーく聞き慣れた言葉を思い返してみて・・・ 報告。これは逐一はしてないけど、要所要所ではまずまずしている。連絡。これもまあ、逐一はしてないけど、まあぼちぼちしている。 で、相談。 そういや、相談ってえのをスポッと抜かしていることが多いワタシ。この相談ってのをこれでもか、ってくらいしまくるのもくどいけど、これで情報を共有したり、自分の中だけに溜めなかったり、ヒトの考え方 . . . 本文を読む

忘れないこと、忘れること

2010-02-10 01:20:08 | 認知の歪み
忘れないうちに記載。 ワタシ個人にとっては、忘れることを少し大袈裟に意識すること。 忘れないことを無意識に選択すること。 頭の中の通便を快適にすることは、少なくとも今のワタシにとっては大切なこと。 ものの順序も、ヒトの歩む道も、時間と空間のすれ違い。まずは己。 今現在のワタシにとって、何が大切か。少ない領域しか持たない自分の中身を、今生きることに費やすこと。 情報を棄てることで得られる空間もあると . . . 本文を読む

デクノボーであること

2010-02-08 16:35:35 | 認知の歪み
ワタシ、書いていることにとても矛盾が多い。書いている時点でも気付くし、昔書いたことを読み直してもその時々に気付くことがヒジョーに多い。まあ、それでいいのだと、このブログに持たせている『自分的意義』の中では勝手に思ったりなんかしている。ワタシ自身もそうだし、まあそれなりに生きてきて感じることの一つとして、『答えを求めすぎ』ていることが多いのでは?と思うことがある。『原因』があって『結果』がある、とい . . . 本文を読む

横綱をみて思うこと

2010-02-05 17:20:07 | 雑記
引退しましたね。引き際まで“らしい”態度だったのが印象的です。批評とかはセンモンカにお任せするとして、思ったことを記載。 朝青龍関、なにかモンダイがあったのでしょうか。まあモンダイといえばモンダイだらけではあるのだが・・・平たく言えば『子どもだった』、とも言えなくもない。自分自身の思ったことを口にし、行動し、表現する。『角界のシキタリ』との隔たりという観点からは、もう雲泥の差というか、論外という . . . 本文を読む

目的と過程

2010-02-03 22:40:15 | 認知の歪み
掘ることがそもそもの目的ではないので、ある意味『受容の過程』みたいなモノなんだろう。単純な話に落とすとしたら、『ワタシがどうしたいか』ということを今一度自分自身に問うてみること。それを実行するために、目をつぶることもトキには必要。逃避することも、結構必要。『思いこみ』というのも強力な原動力になる。ヒトというのは、意外と適当にできている。『アバウト』という意味でもあり、『的を射る』という意味でも。様 . . . 本文を読む

モンダイはだいたい大人の側に潜む

2010-02-03 19:52:08 | 認知の歪み
読みようによっては強烈な刺激となるので、自己責任で読んで下さい。 ということは、なんとなく繋がった。 だとしても、20歳を過ぎれば一応自己責任という形になるので、自分自身で修正をかけていくことになる。 その責任能力を持たなかった場合、25~40前後で軋みをとある名称で指摘される。 責任の一切をなすりつけると、○○。 自分自身にもモンダイがあると気付くと△△。 早めに顕在化したほうがいい、という . . . 本文を読む