皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

小説は現実より奇なり -小説はノンフィクションの集大成であったりする -

2009-04-29 23:28:31 | 映画・書籍・芸術作品
書こう書こうと思っているコトがあるのですが、どこから切っていこうか大いに悩みながら、毎日書籍をチマチマ読んで脳内データを蓄積しています。たぶん人生全てを費やしてようやく一つくらい書ける勢いなんだろうな、と自分の能力のなさにややブルー。 それはおいといて、今回の記事のネタは小説です。ワタシの小説に対する嗜好の範囲は非常に限定されています。でもって、図書館とか○ook o○f とかでビビビときた“も . . . 本文を読む

感受性

2009-04-28 14:06:26 | 檸檬語
春の風に潔く舞い散る櫻の花弁に込めるココロ野に咲く一輪の菫に感じるココロ夏の夜の田毎の月に願うココロ秋に鳴く蟲の音色に聞き惚れるココロ冬の朝に霜が降りる木々に見るココロ 社会という土壌に深く根を張ってしまったヒトにとっては、感じなくなったもの。ヒトはいつの間にか行動に対して意味を求めるようになってきている。「ちゅーりっぷ、きれいね」「わんちゃん、かわいいね」 ヒトは小さなトキには“ふつう”に言 . . . 本文を読む

論理と情緒

2009-04-26 14:19:42 | 認知の歪み
19世紀以降の欧米文化を吸収することに躍起になっていった歴史的背景から、日本でも論理的思考が幅を利かせるようになってきたのだと思います。 明治新政府が至上命題にしたのは、工業の欧米的近代化と神道(天皇制)を軸とした中央集権化。明治以前の士農工商、・はカーストのように認識されている面があるが、身分に対して職業的保証が存在し、人々は経済上わりあい安定した生活を営めるシステムであり、自分自身の . . . 本文を読む

もうちょっと濃密に狂いたかった

2009-04-13 20:28:08 | 雑記
自分自身の状態が、思いの外よろしくない方向に向かっていることを感じるので、暫くNETの世界から離れます。現実世界で、イカレタ頭を試す時期が来ましたので。 たまに読んで下さっていた方、ありがとうございます。 . . . 本文を読む

言語をどう捉えるかはヒト次第

2009-04-12 18:04:35 | 認知の歪み
春の日差しと共に、ワタシの送信する電磁波の周波数も少し安定しはじめてきていることを感じる。ワタシは何十年かこの身体で生活しているが、言語表現をしたときに巧く伝えられている感触を掴める確率が非常に低かったりする。「うんうん、わかるよー」の後に続くヒトの言葉にしっくりしないこの感覚は、「ティファニーで朝食を」の映画化冒頭シーンを観て、椅子からずり落ちたTruman Garcia Capote の抱いた . . . 本文を読む

情動を包含しない言語化能力

2009-04-11 16:43:01 | 檸檬語
実態を言語化しようと試みたトキ、事象は陳腐化する。視覚と聴覚を遮断してみたトキ、ヒトは世界の切り取り方を再確認するのかも知れない。潜在意識の顕在化を幻聴や幻覚と定義するなら、ヒトは幻の世界で生きている。閉じた系の中に開いた系が存在し、開いた系の中に閉じた系が存在する。世界は摩天楼に架かる一筋のロープを渡るヤジロベエ。一つの物質の中で均衡をとり、ヒトと交わり均衡をとり、コミュニティにおける均衡をとり . . . 本文を読む

白い花弁

2009-04-07 17:41:11 | 檸檬語
戦ぐ木々の合間を縫って、空を舞う白い鱗波と粒子で構成される世界で異彩を放つそれは光という名の放射線によって形成される一つの個性幾千万の波のスペクトル上に、その色は存在しない256^3 色素の色と物質の色は異なる差し込む放射線の周波数でも舞い散る龍の鱗は、年々白くなってゆく0:12:0:0 → 0:4:0:0シーリングライトのサーモスタッド気圏のパーティクル鱗のクロマ鮮新統のノウリッシュメントファ . . . 本文を読む

差別と偏見

2009-04-05 20:23:06 | 認知の歪み
【2009.04.05 22:45 加筆】:たまたま通りがかった方にしても、読んで下さる方の気持ちを害するであろう内容があまりにも多いのではと思いましたので、謝罪致します。間違いなくワタシ自身が書いた文章ですので、削除はせず掲載しておきます。 やだなあ、と思う面も多くあるのですが、ワタシはどちらも持っています。それも情報や知識が増える度に年々相対的に増えていると思います。差別…“大辞泉より引用” . . . 本文を読む

動き出した絡繰り時計

2009-04-02 17:01:15 | 檸檬語
ワタシの頭の中のジョウシキは、ワタシにだけ通用する秩序でしかなかったりする。それは、一部世間で言われている“定型”、“非定型”に関連するモノではなく、普遍的にワタシの世界を構築する核(core)であり、ワタシの世界を狭くするベルリンの壁(Berliner Mauer)でもある。メルセデス(Mercedes-Benz)を乗り回すヒトから見れば、トラバント(Trabant)で紫煙を吐き出す姿は滑稽に見 . . . 本文を読む