皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

自分に他意は無いように、相手にも他意はない

2010-04-28 19:01:26 | かえるの泳ぎ方
ここ一年くらい、特定の、仕事で絡む、極々小数のヒトとの絡みに専念してきた。

残念ながら、素晴らしく『息』が合わない。
そりゃあもう、びっくりするくらい合わなくて、笑ってしまう。
この『息の合わなさ』っていうのは、社会生活において結構死活モンダイで、狭い社内でチグハグしている上司と部下という設定は、お互いしんどい。

何が合わないのか、を吟味すると、『目的』、『視点』、『下準備方法』、『やり方』etc...
ものの見事にズレていたりする。
これ、どっちがどう、と言う前にズレていることをお互いが承認できると、それなりに修正していけたりする訳で、『寛容さ』を持ち合わせているヒト通しだと、結構楽しい。

今の世の中、何かと『効率主義』だの『成果主義』だのと言われて、゛メンドクセー相手にも合わせる゛って言うのが省略されがちではないのかな?
と、個人的に思う。

これに関しては、ガッコと言う舞台からすでに存在して、メンドクセーと思われると村八分もある。
ヒトが村八分にならない方法を自分なりに模索するコトも、一つの学びなのだろう。

まあ、ワタシの様に、初期に村八分を経験した者は、村の中での経験値も頗る低い訳で、隣村でも村八分になったりする。

おいおい、悪循環やん。
て思ってしまうが、『自分自身の非に気付く』というのは、大きな収穫だと思う。自分を変化させる準備が進むわけだから、結構大きな前進なわけで。


脇道それちったので、軌道修正すると、学校生活でも、社会生活でも、家庭生活でも、ワタシは『上下関係』と呼ばれるモノを学んでいるほうがいい、と思う。

ワタシはワタシの経験してきたコトしか知らないが、そういうものは言われなくても要求されるモノであり、自分の呼吸を助けるモノでもある。

職場なんて、言ってしまえば特定の力を握っているヒトの、やり方や考え方、感じ方に合わせることで成り立っている面が大きく、おい、浮いてるだろ、てヒトはそりゃあ浮く。

なんていうんだろうか、自分を殺すことなく、『その場に調和する能力』っていうのは、やっぱり持っていたい。


ワタシは社会では、ぺーぺーなので、あるいみヒトが気持ち良く職場生活を営めるように、自分の立場、相手の立場、相手の感情を鑑みて、自分の行動に反映することも、仕事の一部である。

ていうか、生活の一部であり、そういうことを居酒屋風に「喜んで」できればいいのだが、かなり意識しないとできない、というのが実状だろう。

ま、ま、それだけで成り立っているわけではないだろうが、ワタシの様なタイプは、そういうところを意識しているくらいが調度いい。


さて、そんなこんなのやり取りに置いて、自分がイラッときたり、カチンときたり、それ以前に噴火したりするのはヨロシクナイ。

なってしまうモノは仕方ないし、溜め込まないことだが、変換する回路を持つことは大事だと思う。

ある意味、考えないに越したことはない、というか、都合のいいほうに解釈すればいい、というか、単純な回路でありたいなぁ、と思う。

基本的にズレている、と言うことに、お互い他意はない。

なら自分が一歩踏み出せば、相手との距離は一歩分は近づいてるやん、と言うことで。


自分の態度とか姿勢とか、そういうものは自分に帰ってくる。


まあ、考えないことだな


【2010.04.28 21:50 追記】
あ、タイトルからはずれた。そうそう、他者に意図があるとして『自分の体調のいいほうに都合良く解釈しちゃう』でいいな。
今日はそんなおちです。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
泳ぎ方 (はるぼん)
2010-04-28 23:15:24
こんばんは。
かえるの泳ぎ方。またまたいいネーミングでうれしいです^^
記事も楽しいし素直にするりと読めちゃう!

plutoさんの文章って、美味しいお水みたいな感じだったけど、「カエルの泳ぎ方」はちょっぴりお砂糖の味がして、これまたいい感じです☆

「都合のいい解釈」じゃなくて「自分の体調に応じた解釈・・・・」ではダメかしら?
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現実的な記事も書きたいな、と (pluto)
2010-04-29 21:12:28
>はるぼんさん
こんばんは。
処世術とか書いちゃうとなんか感じが違うし、『かえるの泳ぎ方』くらいがいいかなー、と。

着色料駄菓子級、甘み成分:ワタシ的人生の甘さ、ってことろで(苦笑

「自分の体調に応じた解釈」
おおー、そっちのほうがいいですね。採用したい。
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