皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

非常に弱い一己のヒトである、ということ

2010-10-28 01:36:11 | 認知の歪み
日々生活を送ってきて、ここに居る今、ワタシはこの表題の意味をほんの少しだけ知ったような気がする。他人とか、他のなにかとかと比較するとかそういうモノではなく、ワタシという個人も、存在も、その生体も、非常に弱くて脆い、ということをここ数年で体感できたというより、体感できるように少しずつなれるようになってきたような気がする。生というモノを全うし続ける間、ワタシはワタシなりに学習しつづけ、良くも悪くも変化 . . . 本文を読む

歪んだ共振

2010-10-21 19:59:01 | 身体
は身体に悪いと、つくづく思った。心身を痛めるような日常というものは、得るモノが非常に少ない。ワタシが受けた感覚に対しては、素直に従おう。力が入っても、湾曲しても、周囲にとっても、ワタシにとっても、その結果はよろしくない方向に波及する。アウトプットの仕方に変化を加える余地は大いにある、と思う。己の「フツウ」の枠に固執するヒトとの関わりは、もううんざり。 . . . 本文を読む

適応と適応の狭間をすり抜ける

2010-10-16 23:37:11 | かえるの泳ぎ方
時代は変わる。社会は変化する。環境も、身の回りの生活空間も、刻々と変化する。ヒトの立場、思考、思惑、行動、感情etcも常に変化している。もちろんワタシ自身も。ヒトは様々な変化に対して、自分なりに対応する。それは適応とは異なる。特定の事象の変化に対して適応するということは、ワタシの中に枠を設けることになる。その適応と言われるモノは、その特定の事象に対して染まるというか、ある種の固定観念を芽生えさせる . . . 本文を読む

食堂

2010-10-09 22:05:06 | 認知の歪み
ワタシが現在通っているところには、昼食を食べるスペースが存在し、月に数度綺麗にラッピングされたお菓子が販売されている。何となく内容は理解しており、ワタシは人知れずクッキー一つを購入し、横に置かれた貯金箱に代金を入れていた。つい最近になって、とある社員のお姉さんから「plutoさん、食堂においてあるお菓子ってね、実は作業所で作ってるものなんですよー」という話を聞いた。お姉さん曰く「素朴な味のものなん . . . 本文を読む