皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

世の中とは斯くも面白い

2010-05-03 19:07:05 | アスペルガー症候群

このカテゴリで書くこともそうそうないかな?
と思っていたけど、書きたいと思ったことは書いておこうと思う。

随分と遠回りしたような感があるが、一応『治療』は終わった。
それもこれも、関係して下さった皆々様のおかげで、たぶん今後は『流れ』が変わるだろうと思う。

臨床心理士という職業は面白いものである。
数年前には「あなたが発達障害なんて心外です」、といったその口で、今「間違いなくアスペルガータイプだね」と言えるあたりが凄いな、と個人的に感心。

いや、そもそもワタシ、そーいう精神医学か臨床心理学かよくわかりませんが、専門的分類の範疇で泳ぐことが目的ではなくて、世の中とワタシという個体との融合に関して関心があった、ということは、どうもああいう密室ではどうでもいいことらしい。


恐ろしく生産性のない状況から、まあそれなりに生産性を向上させてこれた今、考えること、感じること、思うこと、等々一連の秩序みたいなものが芽生えてくると、なるほど面白い。


なるほど、なるほど。
世の中というものを肌で感じ、その理屈が自分なりに腑に落ちた時、ヒトは動くものなんだなあ、と思う。

『解釈』と『選択』と『接続』。

この世の中って、意外なくらい面白くて、果てしなく広い。
ワタシの描く世界が、ワタシにとっては全てであるように、ワタシが自らの世界を拡げると、酸素濃度は安定する。

理屈と感覚が合致する、ということは素晴らしく心地よい。



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