紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

兼高かおる世界の旅

2012-10-18 12:04:48 | 13・本・映画・演劇・音楽など
今週の日曜日は、母の施設に行った。
くもり空なので、天気予報を調べていった。
晴れマークなのでいいかと思い、雨雲持たずにいったが、雨が降り出した。
空が暗くて、なんだか眠たくなるような日。案の定、母はぐっすり眠っていた。

母が眼をさまさないかと待っている間に、本を1冊読んでしまった。

「私が旅から学んだこと」 兼高かおる・著
たまたま図書館にいって、目にとまったので、借りてきた。




今書きたいのは、この本のことではなくて、「兼高かおる世界の旅」というテレビ番組のことだ。
あの頃、あの旅のテレビを見たことがない人はいないのではないだろうか。

1959年から1990年まで、旅の番組は続いていたそうだ。
ということは、私が、8歳の時から、39歳の時までだ。

熱心に見ていたのは、おそらく中学生の頃だ。
本を読むと、すごいセレブの旅なのだけど、当時の私には、貧乏旅行もセレブの旅も、海外旅行など夢のまた夢。
いつかそんな旅に出ることがあるなど、思いもしなかった。

兼高かおる世界の旅は、当時のそんな子ども達にたくさんの夢を与えてくれた。
行けないなら、せめてテレビででも、知らない世界を見たかった。

それがいつしか海外に、自分でも行けようになった。それと前後して、この番組を見ることがなくなった。
自分で体験する方がずっとおもしろいからだろう。


話しはかわるが、今週は、風邪を引いて、調子がイマイチ。のどが痛い。
来週の家族会には参加するけど、母のところへは、風邪を引くと行けない。
それで、思い出した。11月に入ったら、インフルエンザの予防接種をうけなくては。

14 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
兼高かおるとオクトーバーフェスタ (eminiyon)
2012-10-18 13:39:23
部外者なのに・・ついつい反応してしまいました。読むうちに、あら!私と同じお年なのですね!!!兼高かおる番組のテーマ曲。あのメロディを聞くといまだに、あの時代にトリップします。夢は膨らむ一方の時代でした。懐かしいですね。 本物のオクトーバーフェスタをフランクフルトで楽しんできました。本場はミュンヘンですが、ドイツはどこでもビールが美味しいと夫があれこれ飲み比べしていました。(私は下戸)ほとんど1ユーロなのです。惜しむらくは冷えたのを飲みたいと。常温のビールは日本人の舌には物足りないようでした。次男夫婦がいるのでしばらくはフランク通いです。来春は初孫予定。心ちゃんへのお気持ちがしみじみ伝わるこの頃です。お邪魔しました。
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あの~ (マサ)
2012-10-18 13:56:56
あの~、私は、「あの旅のテレビをみたことがない人」の一人です(苦笑)
もちろん、兼高かおるさんは知ってたし、そんな番組があることも知っていたけど、テレビを見た記憶はないのよね。地方に住んでいたから放送されていなかったのかもしれないし、そもそも旅に興味がなかったのかもしれないわ。
それにしても、ずいぶん長く続いたのね。兼高さんは、今もお元気で活躍されているのでしょうか。

一月前は残暑に喘いでいたのに、あっという間に涼しくなりましたね。
早く風邪が回復されますように。心ちゃんを迎えるにあたっては、万全の体調でいなくちゃね。
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eminiyonさんへ (紅蓮)
2012-10-18 14:07:00
コメントありがとうございます。
部外者なんてことはないですよ。というか、最初は全員部外者だったというか・・。
やはり、私もあの番組を思い出すと、最初に音楽が思い浮かびます。夢の扉への入り口でしたね。
そうですか。本物のオクトーバーフェストにいらしたんですね。陽気なバンドで、こういうものなのかと思いました。
本場で味わってみたいですね。イギリスもそうだけど、常温でしたね。ビールが。最初は慣れないけど、そのうち慣れました。味は常温の方がわかるみたいな感じがしました。
日本の夏では、常温はありえないけど。
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マサさんへ (紅蓮)
2012-10-18 14:11:23
いやあ、31年間1度も見たことがないって人いたんですね。(笑)多分地方でもやっていたと思うので、きっと興味がなかったんでしょうね。
兼高かおるさんも、もう御年80代になられたので、仕事としての旅はしていないけど、個人では一生旅が好きなようです。
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見ていました! (としちゃん)
2012-10-18 14:26:11
はーい、私も毎週のように見ていましたよ!
あれは何曜日に放送されていたんでしたっけね?
兼高さんは秘境にもいらっしゃいましたが、世界のトップクラスの人たちともお会いしていましたよね。

先日、何かの番組で現在の兼高さんも拝見しましたがほとんどお変わりがありませんでしたね。

あのころは海外に行くというと本当に大変なことでしたね。あの番組はJALが提供していたのかしら?
すごく懐かしいですね。
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としちゃんへ (紅蓮)
2012-10-18 15:51:09
としちゃんは、その後早々と海外に渡ったのですよね。
あの番組が放映されていたのは、私が知っているのは、日曜日です。
大統領だとかかなり要人にもお会いになっているけど、どちらかと海にもぐったり、秘境での食べ物を紹介したり、そういうふつうの旅の方が私は好きでしたね。
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なつかしい (愛ちゃん)
2012-10-18 19:00:51
日曜の朝、クリームスープとカツサンドを食べながら、毎週楽しみに見ていました。「これからはアメリカよ」の母の言葉で、ベッド、ソファー、スリッパ、ネグリジェと欧米化が母の夢で、「英語を身につけて海外に出なさい。」三井物産に内定したにもかかわらず、怖気づいて入社しなかったんです。30年も続いていたのですか。子供のときに受けた影響ってインパクト強いですよね。「パパ大好き」や、黒柳徹子の魔法のじゅうたん、、、、、古き良き時代の思い出いっぱいです。
PCが動かなくなって主人に任せたら、中身を全部、空にしてしまい、バックアップしてなかったからアチャーです。それでも使いづらくて、息子から自作のPCが届いてWindows 7 を使えるようになりました。
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それは、遠い、遠い、夢の話、、、 (久我山散人)
2012-10-18 19:56:48
それは、遠い、遠い、夢の話、、、
 だけど、あの番組のおかげで
  外国に行くのは
   そんなに難しい話では
    ないな
     ということがわかった
      それはとっても、良かったと思います
       ムカシは
        航空券は、正規運賃しかなかったから
         ヨーロッパまで100万円とかだった!
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旅番組 (さと)
2012-10-18 20:45:17
これはまさに旅番組としては最高のテレビだったのではないでしょうか?
今やどこのチャンネルでもたくさん旅番組ありますけどね。
先日お元気そうなお顔をテレビで拝見しましたよ、としちゃんも見てたのですね♪

私も海外にはあこがれましたねぇ~
今はいい時代だとほんとに思いますね。
本を読んでみたいわ。
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愛ちゃんへ (紅蓮)
2012-10-18 20:55:52
クリームスープとカツサンド。当時も、愛ちゃんの生活はモダンでしたね!
お母様は、ちゃんと先のことを見ていましたね。私も、あのアメリカンの夢のような生活は、パパは・・で知りました。冷蔵庫などなど。
黒柳徹子の魔法のじゅうたんは、知りません。
パソコン動くようになって、よかったですね。
私はまだカナディアンロッキー病から抜け出せません。(汗)
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