Something to Feel

"I'm basically happy person."

ソプラノさんとお茶をする

2011年01月11日 | 音楽
(12月中旬ごろの記録)


初練習のあと、サテンでお茶をしたのですが

音楽やってる人とお話するときたま~にあるんだけど、
初めてとか、2,3回目とかの顔合わせなのに
すっごい楽しくなっちゃってヘンにテンションあがってヘラヘラしちゃうことが。
今回もたぶんそうだったと思う。
なにがそんなにおもしろかったのかわからないけど
とにかくお喋りが楽しくてガーっとイケイケな精神状態だった、、、、

そして
今回のクリスマスコンサートでは二重唱以外には
ソプラノさんはソロを1曲しか歌わない予定で、
基本ほかのヒトタチは2曲ソロをやるので、
ソプラノさんももう1曲できればなぁ~、と、内心、思ってたのね。
(実際練習の都合とかで無理だったというカンジなのだけど)

私はソプラノの歌のレパートリーは全然ないのですが
プッチーニ、ボエムの「ムゼッタのワルツ」だけは、曲が頭に入っていて
おそらくすっと入れるであろう唯一の曲
レナータ・スコットが歌っている動画が大好きで何度もみてるし・・・

それ以前に、この曲を知ったのは「ムゼッタのワルツ」としてではなくて
同じメロディ、構成で、でも歌じゃなくピアノソロのピースとして
「イタリアピアノ名作選集」に載っていた「小さなワルツ」だったんだ。
借り物の楽譜だったけどこの曲は気に入ってしばらく練習してた。
自分の中ではちょっとした思い入れのある曲。

だから、もし、もし、やるとしたら「ムゼッタのワルツ」やりたいな~
やってみたいな~ホワワワワン←妄想
と、密かに思ってたのだ。

そしたら
お茶しながら色々話しているときに、ソプラノさんが不意に
「今日時間が余れば遊びでこれやってみようかと思ったんだけどね~
と、「ムゼッタのワルツ」の楽譜を取り出したんだよ

ななななな
まじかよーーーーー
なんか通じ合っちゃってないうっけっけ

と、
なんかね~久々に出会ってしまったなぁと、思ったの

いや、きっとメジャーな曲だしありがちな選択なのかもしれないけど
でもソプラノのアリアなんて星の数ほど(そんなにないか)あるじゃん。
そんな中で唯一私が曲としても、自分が演奏するにしても、愛着を感じている曲の譜面を持ってきているだなんて。
そういうことに「うぉお」って思っちゃうタイプなのよね自分、単純だけど。

結局、ずーっと気持ちが浮ついたまま、バイバイとなったのだった。
本番への不安はゼロとはいえないけれど、きっとこの人となら大丈夫だろうなという
根拠のない自信のようなものはゲットできた。

こうやって短期間にガガッと盛り上がるのは
時としてキケンなので冷静にならないとなんだけど
(ってなんか恋みたいだな!)
でもいい出会いだったんだと思う。
これからもきっと会える機会がけっこうあるだろうな





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