ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

幕山ハイキング

2008-01-17 16:16:15 | 登山(伊豆・箱根・富士山周辺)

【1月16日(水)】
鍛冶屋バス停→幕山公園→幕山山頂→自鑑水→南郷山→五郎神社
→ゆとろ嵯峨沢の湯→湯河原駅




果敢にも岩に取り付き、グイグイと力強く高度を上げる…
のは私ではない
私はこっち

口、あんぐりである


ここは、湯河原の幕山。
我が家からは、早朝の湘南新宿ラインに乗車し大船駅で東海道線に乗り換えると
9時過ぎには湯河原駅に到着。

源頼朝の重臣であった土肥実平と妻の像がお出迎え。
鍛冶屋行きのバスで12分ほどの終点にある、五郎神社が起点となる。

ここから30分、ミカン畑の多い道を歩いていくと、幕山公園に着く。
幕山公園は斜面一面に梅が植えられており
ちらほら咲いているものもあったが、まだまだ梅見には程遠い状態だった。
そんな中、幕山の南面にある幕岩という岩壁にはクライマーの花が咲いていた。

さて、何人いるでしょう?
冬季に凍結しない岩壁ということで
この幕山には多くのクライマーが来ていると聞いていたが
スイスイと登る人から悲鳴をあげている人まで
とにかくたくさんの人が岩にへばりついていた。

そこを後にし、程よく整備された道を登り詰めれば
50分ほどで幕山の山頂である。
眼下には真鶴半島が見える。
霞がかかっていたため、あまり遠くまで見渡せなかったが
肉眼では伊東沖の地震で隆起した岩礁や伊豆半島、初島が見える。

暖かく風もない絶好のハイキング日和である。
お腹も空いたのでお昼にしようと、カヤトの枯れ草の上に腰を下ろし昼食。
風のない陽だまりでも、真冬に同じところに留まると寒さが身に沁みる。
幕山山頂を後にし、南郷山へ向かう。
カヤトの草原を過ぎると、道はハコネダケのトンネルへと続く。

林間に入って暫く行くと、源頼朝ゆかりの「自鑑水」とよばれる池に出る。
この池は、源頼朝が以仁王の令旨を掲げて伊豆で挙兵した後
石橋山の合戦で敗れて伊豆の山中に落ち延びたとき
水に映ったあまりにも悲惨な自分の姿を見て
自害しようとした場所であるとされている。
そのため、「自害水」ともいうらしい。
池の水は枯れることはないといわれているようだが、実際は一滴の水もなかった。

800年前を偲ばせるいわれのある場所ということで
ちょっと期待して行ったのだが、残念。
自鑑水を過ぎ、いったん林道に出て標識のある道を登れば
あっという間に南郷山の頂上である。

幕山の頂上ほど広くはないが、静かなよい場所だ。
南郷山の頂上を後にし、駿河湾を眺めながら下山。

起点の五郎神社に戻り、そこから街外れの「ゆとろ嵯峨沢の湯」へ。
http://www.yutoro.co.jp/
一汗流して気分爽快。
ただ、ちょっと難をいえば、脱衣所がやたら狭くそのうえロッカーも小さい。
ハイカー向けではないかも。

ブラブラと湯河原の駅まで歩きながら、湯河原駅前の「ふたば」で買物。
http://www.kamaboko.com/club/omiyageya/hutaba/
量り売りでお得なおいしいわさび漬けと
相方が試食をしまくったかまぼこを買って、帰途に就いた。








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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おおーっ (あさお)
2008-01-18 05:19:36
偶然ですが、私たちも今日マイカーで湯河原へ行くんですよ!
うちの奥さんの実家が湯河原なんです~
梅も咲き始めているんですね。

浄土平の情報誌送りましたのでよろしくお願いします!
返信する
お気をつけて (ぴすけ)
2008-01-18 08:45:04
といっても、もうお出掛けになってしまわれたのでしょうね。
梅は、幕山公園では紅梅が1、2本咲いていました。街中ではちらほら。まだほんの咲き始めといった感じでした。
湯河原、良いところですね~
福島とはまた違った良さですよね~

情報誌、ありがとうございます。楽しみにしております。
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