ウィトゲンシュタイン的日々

日常生活での出来事、登山・本などについての雑感。

『ヒトラーへの285枚の葉書』 

2017-07-31 22:05:33 | 映画
7月11日(火)、『ヒトラーへの285枚の葉書』を観た。原作は、ハンス=ファラダの『ベルリンに一人死す』でゲシュタポの記録文書を基に、わずか4週間で書き上げたと言われる小説。ヒトラーやナチスに対する不信や抗議を、ペンと葉書だけで命懸けで訴えたハンペル夫妻(オットーとエリーゼ)という実在の人物をモデルにしている。映画では、ハンペル夫妻はクヴェンゲル夫妻(オットーとアンナ)になっている。あらすじは&h . . . 本文を読む

ジャングルぐるぐる探検隊 ♪わくわく鍵盤対決♪

2017-07-28 23:57:32 | 音楽
恩師であり、私が惚れ惚れしてしまう数少ない方の一人である山内房子先生から7月7日(金)19時に、代々木上原駅近くのMUSICASA(ムジカーザ)で「ジャングルぐるぐる探検隊」と題した演奏会を行うと、ご案内を頂戴した。しかも聴きどころは ♪わくわく鍵盤対決♪ のサブタイトルにもあるようにチェンバロは桒形亜樹子(くわがたあきこ)さんがピアノは寺嶋陸也(てらしまりくや)さんが全く同じ構成の楽譜(声のパー . . . 本文を読む

『花戦さ』 ~持ち味が生かされない配役と演出~

2017-07-27 13:42:10 | 映画
6月4日(日)、私の好きな人・野村萬斎主演の映画『花戦さ』を観に行った。第一の目的は野村萬斎を観ることなので、観た時点で目的は果たしているのだがなんとも、こう、消化不良なのである一つは、野村萬斎を起用したからには、彼の持ち味を思う存分引き出してほしいというのがファンというか、彼の芸を楽しみにしている者にとっての希望であって「この役、べつに野村萬斎でなくても、良かったんじゃないの~?」と感じてしまう . . . 本文を読む

『メッセージ』 ~スタートレックはすごい!~

2017-07-26 23:56:38 | 映画
ドゥニ=ビルヌーブ監督『メッセージ』を観た。猛烈に忙しかった最中だったようで、珍しく手帳にも記入していない。いつ観たのか、思い出そうにも思い出せず、鑑賞した日付けは忘却の彼方に…この『メッセージ』、知ったのはドゥニ=ビルヌーブのインタビューを聞いたからだ。彼は幼い頃、世界の為政者たちは英知と勇気で世界を治めていると思っていたそうだ。ところが、長じるにつれ、実際はそうではないことに気づ . . . 本文を読む

旧舘岩村前沢曲家集落

2017-07-20 07:39:25 | 旅・おでかけ
高清水自然公園を後にして、旧舘岩村にある前沢集落に向かった。前沢集落は、1907(明治40)年に全戸が焼失する大火に見舞われ同一大工によって、同じようなL字型のの住まいが建てられたことにより現在のような家並みが形成されているそうだ。L字型の住まいは、母屋と馬屋が一体化している「曲家(まがりや)」といい前沢集落には13戸が現存している。2011年には国選定の重要伝統的建物群保存地区に選定された。前沢 . . . 本文を読む

高清水自然公園ひめさゆり群生地

2017-07-19 09:55:18 | 旅・おでかけ
梨の袋かけのご褒美なのか?宿泊のお客様がいない日に、高橋さんがヒメサユリを見に会津に連れて行ってくれた。場所は、福島県会津郡南会津町の高清水自然公園。自然公園内の群生地には、7ヘクタールに約100万本のヒメサユリが自生している。ヒメサユリの開花中は大人1人につき300円の入園料が必要で両側を小高い山に挟まれた谷状の底を中心に、遊歩道が四方八方に伸びている。群生地の整備をしている方のお話では、今年は . . . 本文を読む

梨の袋かけに挑戦

2017-07-16 23:56:36 | 日常
吾妻小舎滞在中、ぴすけの役目はいくつかあったがなぜかそのうちの一つに、梨の袋かけがあった。管理人・高橋さんが新潟市に所有する梨の木の手入れのため、ぴすけは否応なく連行された。早朝に吾妻小舎を出発し、会津坂下町まで来た時、車に異常音が生じた。ブレーキを踏むと「グガガガガガガーッ」「ンゴゴゴゴオーーーーッ」と、音が鳴る慌てて高橋さんが知り合いの自動車営業マンに電話をすると喜多方市内の自動車修理工場を紹 . . . 本文を読む

ラクダ山から一切経山へ ~復活したオールドルートを歩く~

2017-07-13 23:58:35 | 登山(東北南部)
このコースは、吾妻小舎オフィシャルブログ『吾妻山便り』で概略をご紹介したのだが、こちらはその饒舌版6月25日(日)に、2013年にお世話になったAさんがいらしてラクダ山コースのことで盛り上がり、26日(月)はお客様もいないので管理人の高橋さんの許しが出てAさんがラクダ山コースを案内してくれることになったところが、高橋さん、「じゃあ、俺は家に帰るから」と言って15時過ぎに私を一人留守番に残して、自宅 . . . 本文を読む